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ビリジアン伯爵領テスロスへ
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私たちは、ベルトラン国境付近のビリジアン伯爵領のテスロスへ向かう。
あれ?なんか忘れてる気がするけど
まあいいか。
ベルトラン国境付近は、
ポルカの依頼で、
私たちが、テンナウ山でデイジー様と出会ってからすぐに、
土の精霊王玄さんとそのお友達が向かっている。
ふと思う。
あれ?テラー君達は、
語学学習に何語勉強するって言ってた?
ベルトラン語じゃなかったか?
私は、親に振り向いて貰おうと幼い時から虐待じみた教育をこなした為、各国の主な言葉は不便はしない程度に身についたてた。
バイオレットちゃんは、皇后様の熱血お妃教育で頑張った為、各国の文化と共に交渉など出来るくらい語学が堪能な為、
私とバイオレットちゃんの2名は既に習得していることから、合宿の基準から外れ、参加できなかったのだ。
しかも、テラー君は
「俺が行くと国境線の真ん中で、俺の取り合いが起こるだろう!なんたって、この天才がいくのだからなー!!ハッハッハ!
求められる人間はつらいなー。国同士で俺の取り合いはやめてくれ!」
と初めての合宿に浮かれて、かわけわからん事を抜かしてたわ。
国境付近だから、これから私たちが向かうところだ。
あの後、ジェフ君が
「お前なんか、誰も取りあうわけないだろ!お前といるとバカがうつる!黙ってくれ!」
「何だと!」
とアホな言い争いの応酬が続いて、
最後はあまりにも煩く、下らない内容なので、ライちゃんが怒って、雷が校庭に落ちたんだった。
ライちゃん雷魔法が使えるけど、まだ上手く使いこなせないんだよね。
皆んなは大丈夫だろうか?
ビリジアン伯爵領の付近に来ると、
空は澱んでおり、
海が街を覆っていた。
海の中の街は、崩れたり、踏み潰されぐちゃぐちゃになっていた。
絶望的な光景に私たちはショックを受ける。
暫く飛ぶと白い大きな象が空に向かい、
「グァオーン」と泣きながら、鼻を振り回していた。
ドンファン様のようだ。
彼が泣くと、大地は揺れ、既に踏みつけられた街に波が襲いかかった。
ドンファンの白い皮膚からは、赤い血があちらこちらから流れている。
よく見ると、沢山の槍が突き刺さっていた。
その周りを他の象達が守るように取り囲んでいる。
人間と戦ったのだろうか?
私とポルカは、
緑魔法で蔦を巻き付けてドンファン様の動きを封じた。
身動きが取れなくなった、ドンファン様は鼻で水を吹きつけてきた。
それを、ポルカは魔法で大きな葉っぱをだして防ぐ。
「マリーベル大丈夫か?!」
「うん!大丈夫!」
デイジー様は、テロメールちゃんを背中に乗せて、器用にドンファンの鼻の攻撃をかわし、大きなドンファンの額にある、青いマリンブルーの宝石にキスをした。
「ドンファン。少し休みましょ。ね。貴方は、よく頑張った。
本来なら危険な物質を浄化するには、ゆっくり休みながらするのに、
貴方は、毎日、毎日何100年もその日のうちに浄化した。
ずっと、何かに追われるように頑張り続けた。
人間から忘れられても、仕事量が増えても、貴方は同じように常に頑張ったわね。
その内、だんだん感情のコントロールが激しくなっていったわね。
判断も段々と短絡的で、怒りや、負の感情が強いものになったわね。
辛かったわよね。
毎日、寝る時間、休む時間を削って。
大丈夫。貴方が眠っても、湖の精霊達は、協力して頑張れるって言ってくれてる。
他の精霊王達も、水の精霊達を助けてくれるそうよ。
テロメールも、協力してくれる。
だから、休みましょ。ねっ。」
ドンファン様の目から大粒の涙が落ちる。
デイジー様にキスをされると、静かに目を閉じた。
そして、山のような巨体は大きな音を立てて倒れた。
その周りを象達が労るように囲んだ。
デイジー様は
「我友よ、貴方達の住処にお帰りなさい。」
すると、象達は頷くように帰っていった。
白い大きな象のドンファン様の体は横たわっている。
お腹や、背中が動いているので、寝ているようだった。
辺りの水は引いていった。
水が引くと、
高台から人々が降りてきた。
あれ?なんか忘れてる気がするけど
まあいいか。
ベルトラン国境付近は、
ポルカの依頼で、
私たちが、テンナウ山でデイジー様と出会ってからすぐに、
土の精霊王玄さんとそのお友達が向かっている。
ふと思う。
あれ?テラー君達は、
語学学習に何語勉強するって言ってた?
ベルトラン語じゃなかったか?
私は、親に振り向いて貰おうと幼い時から虐待じみた教育をこなした為、各国の主な言葉は不便はしない程度に身についたてた。
バイオレットちゃんは、皇后様の熱血お妃教育で頑張った為、各国の文化と共に交渉など出来るくらい語学が堪能な為、
私とバイオレットちゃんの2名は既に習得していることから、合宿の基準から外れ、参加できなかったのだ。
しかも、テラー君は
「俺が行くと国境線の真ん中で、俺の取り合いが起こるだろう!なんたって、この天才がいくのだからなー!!ハッハッハ!
求められる人間はつらいなー。国同士で俺の取り合いはやめてくれ!」
と初めての合宿に浮かれて、かわけわからん事を抜かしてたわ。
国境付近だから、これから私たちが向かうところだ。
あの後、ジェフ君が
「お前なんか、誰も取りあうわけないだろ!お前といるとバカがうつる!黙ってくれ!」
「何だと!」
とアホな言い争いの応酬が続いて、
最後はあまりにも煩く、下らない内容なので、ライちゃんが怒って、雷が校庭に落ちたんだった。
ライちゃん雷魔法が使えるけど、まだ上手く使いこなせないんだよね。
皆んなは大丈夫だろうか?
ビリジアン伯爵領の付近に来ると、
空は澱んでおり、
海が街を覆っていた。
海の中の街は、崩れたり、踏み潰されぐちゃぐちゃになっていた。
絶望的な光景に私たちはショックを受ける。
暫く飛ぶと白い大きな象が空に向かい、
「グァオーン」と泣きながら、鼻を振り回していた。
ドンファン様のようだ。
彼が泣くと、大地は揺れ、既に踏みつけられた街に波が襲いかかった。
ドンファンの白い皮膚からは、赤い血があちらこちらから流れている。
よく見ると、沢山の槍が突き刺さっていた。
その周りを他の象達が守るように取り囲んでいる。
人間と戦ったのだろうか?
私とポルカは、
緑魔法で蔦を巻き付けてドンファン様の動きを封じた。
身動きが取れなくなった、ドンファン様は鼻で水を吹きつけてきた。
それを、ポルカは魔法で大きな葉っぱをだして防ぐ。
「マリーベル大丈夫か?!」
「うん!大丈夫!」
デイジー様は、テロメールちゃんを背中に乗せて、器用にドンファンの鼻の攻撃をかわし、大きなドンファンの額にある、青いマリンブルーの宝石にキスをした。
「ドンファン。少し休みましょ。ね。貴方は、よく頑張った。
本来なら危険な物質を浄化するには、ゆっくり休みながらするのに、
貴方は、毎日、毎日何100年もその日のうちに浄化した。
ずっと、何かに追われるように頑張り続けた。
人間から忘れられても、仕事量が増えても、貴方は同じように常に頑張ったわね。
その内、だんだん感情のコントロールが激しくなっていったわね。
判断も段々と短絡的で、怒りや、負の感情が強いものになったわね。
辛かったわよね。
毎日、寝る時間、休む時間を削って。
大丈夫。貴方が眠っても、湖の精霊達は、協力して頑張れるって言ってくれてる。
他の精霊王達も、水の精霊達を助けてくれるそうよ。
テロメールも、協力してくれる。
だから、休みましょ。ねっ。」
ドンファン様の目から大粒の涙が落ちる。
デイジー様にキスをされると、静かに目を閉じた。
そして、山のような巨体は大きな音を立てて倒れた。
その周りを象達が労るように囲んだ。
デイジー様は
「我友よ、貴方達の住処にお帰りなさい。」
すると、象達は頷くように帰っていった。
白い大きな象のドンファン様の体は横たわっている。
お腹や、背中が動いているので、寝ているようだった。
辺りの水は引いていった。
水が引くと、
高台から人々が降りてきた。
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