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精霊王の番とテロメール
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テロメールちゃんは、
元気になったデイジーを見て抱きつく。
「無事でよかった。本当に良かった。」
デイジー様は泣きながら謝る。
「テロメール。ゴメン。ゴメンね。テロメールのお母さんは、途中別な場所に連れて行かれて斬られた。なのに、何も出来なくてゴメン。」
テロメールは、
デイジー様に抱きついたまま。
暫く唖然としていたが、
デイジー様に罪悪感を与えたくないのだろう。必死で堪えていた。
我慢しきれず。
涙がポタポタと溢れ出す。
デイジー様は、
そっと、テロメールちゃんの頭を鼻で撫でた。
テロメールちゃんは、堪えきれなくなったのだろう。
大声で泣いた。
「うぁーゔぁーん。
うぁーん。ゔぁーん。」
暫く泣いていた。
デイジー様はそっと、テロメールちゃんの側に付き添う。
私たちは泣き止むのを待った。
デイジー様は斬られたとこまでしか見てない。
もしかしたら生きてるかもしれない。
でもこの世界は、魔法が使えるとしても、まだ怪我や病気にかかれば、すぐに亡くなってしまう。
衛生や医療は、前世の日本から遥かに遅れている。
生きている可能性はかなり絶望的だ。
私はお母様が亡くなった時の事を思い出す。
私の目からも涙が落ちる。
バイオレットちゃんは、何か私の事を聞いていたのかもしれない。
そっと、背中を撫でる。
お祖父様は私を後ろから抱きしめた。
ポルカはそっとバイオレットちゃんの反対の隣に座った。
そして、羽を私の手にのせた。
温かい。
そして、ポルカは
「悲しい時は、泣いた方がいい。悲しいという思いをしっかり感じて、自分で「ああ、私は寂しいのだ。私は悲しいんだ」と受け止める。
時には、死にたくなるくらい辛い事もあるだろう。不安になる事もあるだろう。
そういう時は、暫し休めば良い。
また乗り越えられる時に考えればいい。
でもな、人間は我慢しすぎたり、ちがう事に没頭して忘れようと無理をする時があるだろう?
悲しみが深いほど、その悲しみを紛らわそうと刺激を更にさらに上乗せしていく事になる。
アルコールをたくさん飲んだり、過労になったりと、体が耐えられないくらいまで追い込んでしまう事もある。
少しずつ感情を吐き出す機会を持て。
紙にに素直な気持ちを書いてもいい。
感じることは大切なんだ。
泣くから弱いんじゃないんだ。
むしろ、現実を受け止め、悲しみに向き合う強さがあるんだ。」
ああ、そうか。
マリーベルが1人で生活していた時、泣かなかったのは、
1人で悲しみを乗り越えられそうになかったからなんだ。
安心できる場所があって、初めて悲しみに向き合えるのだ。
否定も肯定もないその安全な場所が、貴方が貴方であっていいと、心に寄り添う。
だから、悲しいという気持であったと事実を受け入れる勇気になるのだ。
テロメールちゃんは、泣いた後、暫くボーッとしていた。
テロメールちゃんは、何かを決意したように言う。
「ドンファンを止めて、お母さんを探す。
今できる事をする。」
デイジー様はうなづいた。
テロメールちゃんを背中に乗せる。
私はポルカの背中に乗り、
空に飛び立つ。
デイジー様は、耳を翼のようにして飛び立つ。
バイオレットちゃんは、
風魔法で私たちを上昇気流に乗せた。
お祖父様は、私たちを心配そうに見送る。
「ワシらも、すぐに応援に向かう。」
ドンファン様がいるであろう、
ベルトラン国境付近に向かう。
元気になったデイジーを見て抱きつく。
「無事でよかった。本当に良かった。」
デイジー様は泣きながら謝る。
「テロメール。ゴメン。ゴメンね。テロメールのお母さんは、途中別な場所に連れて行かれて斬られた。なのに、何も出来なくてゴメン。」
テロメールは、
デイジー様に抱きついたまま。
暫く唖然としていたが、
デイジー様に罪悪感を与えたくないのだろう。必死で堪えていた。
我慢しきれず。
涙がポタポタと溢れ出す。
デイジー様は、
そっと、テロメールちゃんの頭を鼻で撫でた。
テロメールちゃんは、堪えきれなくなったのだろう。
大声で泣いた。
「うぁーゔぁーん。
うぁーん。ゔぁーん。」
暫く泣いていた。
デイジー様はそっと、テロメールちゃんの側に付き添う。
私たちは泣き止むのを待った。
デイジー様は斬られたとこまでしか見てない。
もしかしたら生きてるかもしれない。
でもこの世界は、魔法が使えるとしても、まだ怪我や病気にかかれば、すぐに亡くなってしまう。
衛生や医療は、前世の日本から遥かに遅れている。
生きている可能性はかなり絶望的だ。
私はお母様が亡くなった時の事を思い出す。
私の目からも涙が落ちる。
バイオレットちゃんは、何か私の事を聞いていたのかもしれない。
そっと、背中を撫でる。
お祖父様は私を後ろから抱きしめた。
ポルカはそっとバイオレットちゃんの反対の隣に座った。
そして、羽を私の手にのせた。
温かい。
そして、ポルカは
「悲しい時は、泣いた方がいい。悲しいという思いをしっかり感じて、自分で「ああ、私は寂しいのだ。私は悲しいんだ」と受け止める。
時には、死にたくなるくらい辛い事もあるだろう。不安になる事もあるだろう。
そういう時は、暫し休めば良い。
また乗り越えられる時に考えればいい。
でもな、人間は我慢しすぎたり、ちがう事に没頭して忘れようと無理をする時があるだろう?
悲しみが深いほど、その悲しみを紛らわそうと刺激を更にさらに上乗せしていく事になる。
アルコールをたくさん飲んだり、過労になったりと、体が耐えられないくらいまで追い込んでしまう事もある。
少しずつ感情を吐き出す機会を持て。
紙にに素直な気持ちを書いてもいい。
感じることは大切なんだ。
泣くから弱いんじゃないんだ。
むしろ、現実を受け止め、悲しみに向き合う強さがあるんだ。」
ああ、そうか。
マリーベルが1人で生活していた時、泣かなかったのは、
1人で悲しみを乗り越えられそうになかったからなんだ。
安心できる場所があって、初めて悲しみに向き合えるのだ。
否定も肯定もないその安全な場所が、貴方が貴方であっていいと、心に寄り添う。
だから、悲しいという気持であったと事実を受け入れる勇気になるのだ。
テロメールちゃんは、泣いた後、暫くボーッとしていた。
テロメールちゃんは、何かを決意したように言う。
「ドンファンを止めて、お母さんを探す。
今できる事をする。」
デイジー様はうなづいた。
テロメールちゃんを背中に乗せる。
私はポルカの背中に乗り、
空に飛び立つ。
デイジー様は、耳を翼のようにして飛び立つ。
バイオレットちゃんは、
風魔法で私たちを上昇気流に乗せた。
お祖父様は、私たちを心配そうに見送る。
「ワシらも、すぐに応援に向かう。」
ドンファン様がいるであろう、
ベルトラン国境付近に向かう。
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