6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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ロロメールさんを探しに2

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バーミリオン男爵は、

私やテロメールちゃんは、遊郭のある辺りに
は行かない方が良いという。

しかし、テロメールちゃんは、

「何でも言うこと聞きます。だからお母さんの所に連れて行ってください。」

と、サヘロ殿下にお願いしている。

サヘロ殿下は

「ヴーン危ないし、あんまり幼い子に見せたく無い街なんだよね。

正直連れて行きたく無いんだけどな。

可愛い妹のお願いだし、母親となるとな。どうすべきかな。

クロードお前ならどうする。」


「俺は連れて行かない。」


「アルベルトは?」


「俺は、連れて行く。

マリーベル嬢の今までの行動を見ると、

俺たちの目の届かないとこで、勝手にいつの間にか行ってるだろ。

なら、俺たちの目の届く範囲に居させる方が安全だ。」



お父様も、

「私も同意見だ。」


えっ?!なに?皆んな私を見てため息つくとか、失礼じゃ無い。



結局連れ行ってくれる事になった。



遊郭付近に来ると、

景観は日本の吉原の様だ。

すると、お店から叩き出される男性がいた。

「お願いです。彼女達を休ませてくださいこのままでは、病気が蔓延しますよ。」

「営業妨害だ!!出て行け!二度来るんじゃねー!!」

と若い衆と呼ばれる、妓楼の接客や運用を手伝う男性が殴りつけた。

「ウッウッ。何でなんだ!!このままじゃ!沢山の人に感染するって分かってるのに。」

そう言いながら、泣き出した。

アルベルト殿下はその男性に駆け寄ると、起こしてあげた。

「大丈夫か?!」

と聞くと、

その男性は、身なりの良い私たちを見て、

素早く起き上がり、

土下座した。

「私の様な、下賎な者が、お目を汚してしまいました。申し訳ありません。」


「いや。いいよそんなの。何があったの?」

と聞くアルベルト殿下。

バーミリオン男爵は、

「私は領主のバーミリオンだ。病気が蔓延とか聞き逃せない言葉を聞いたのだが。」

と聞くと、


男性は慌ててかしこまって、

「アッアッアッ、ハイ。ここ最近、謎の皮膚病が流行ってまして頭を抱えてたんです。そんな時、怪我をした外国人の女性を保護したんですが、どうも医療に詳しいらしく相談したんです。

身振り手振りだけど伝わった様で、


彼女は、

まずは、

シコリ、リンパの腫れ、潰瘍が
3週間


体の広範囲に赤い湿疹が現れる
3ヶ月

全身にゴムの様な腫瘍が発生
3年

動脈流、進行麻痺
10年

そうカタコトの言葉とジェスチャーで伝えてきました。

僕が見てる、妓女達の症状にピッタリ当てはまったんです。

彼女は持っていたカバンから、ペニシリンとかいう薬を出してくれて、治療に使えと渡してきたんです。

貰って治療してたんだけど、もうその薬も切れてしまいました。

だから、症状がある妓女が沢山いる妓楼の楼主に掛け合って、症状がある妓女を出さないようにお願いしてたんです。

でも、楼主は妓女が妊娠しにくくなって大万歳とかいって、症状は消えたんだし、治ったと言いはって、追い出されてしまいました。

このままじゃ、広まってしまう。」


多分その外国人女性、ロロメールさんだ。

そして、この病気は梅毒トレポネーマが、原因だ。

とある漫画であった。
江戸時代にタイムスリップした医師の漫画だ。
この梅毒が取り上げられていたのを、私は読んで恐ろしさを知った。

管理栄養士国家試験でも出るが、文字で知っていただけだった。

梅毒は一時は良くなっても、潜伏している為、時間が経つごとに悪化する厄介な病気だ。

そして、一時は減っていたが現代の日本でも増え始めている。

特にここ最近だ。

感染者とセックスやキスなどが感染経路とされている。

セックスをする時に、コンドームを利用する事で、かかりにくくすることができる。

マスクと同じでゼロではない。

心当たりが無いのに、感染している事もある。

何か異変があれば、病院で診てもらった方が良いだろう。

治療できるのだし、不妊の原因にもなりかねない。

患部を見られるのは勇気がいるだろう。

性病というジャンルの扱いに、人の目を気にする人もいるだろう。

それでも、勇気を出して見てもらうべきだと思う。



他にも様々な性病がある。

これらは、必ずしもセックスだけが感染経路ではない。

サウナ、トイレ、お風呂、プール

不特定多数が利用する施設も感染経路としてゼロとは言い切れないのだ。

感染予防としては、

トイレの便座をアルコールで拭いて使う。


お風呂はバスチェアなど、使うものをシャワーで一度流してから使う。

タオルは共有しない。

性病うんぬんではなく、他の病気の感染リスクも減らせる対策だと思う。





そんな事を考えていると、

テロメールちゃんが

「その病気について知っていた女性は、ロロメールという名前ではなかったですか?」

と聞くので、

サヘロ殿下が、トワイライト語で聞いてあげていた。
























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