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私の友達ーリアンー
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ここは、私の友達のお墓だ。
誰だろう、花は綺麗に飾られている。
誰かが、定期的にお参りしているのだろう。
お墓は綺麗だった。
私は、リリー様やエリーゼ様ににバーミリオンのお祭りの話をそれとなくした。
エリーゼ様はマリーベル様と文通している。節分祭に行きたいと書いた為、
リリー様とエリーゼ様やマリーベル様のお付きのもの達は全員お祭りに
マリーベル様のスキル厨房を返して、バーミリオン領に連れてきてもらった。
こうして、友達のお墓に参る事が出来た。
私は遊郭の花魁だった。
私は、5歳の時は貴族の令嬢として育った。
両親は事故で亡くなった。
実はこの事故事故ではない事が、遊郭で仕事をしていた時に知ることになった。
それまで、兄を探していたが、その話を聞いて、兄も殺されたのではと思うようになった。
私は叔父叔母に引き取られたが、彼らは組織的に犯罪に手を染めていた。
彼らは、貴族の中で余り知られていない私達の両親の地位を狙っていたらしい。
彼らは書類を偽造すると、すぐさま私を売った。
人買いに売られてから、ずっと一緒だった女の子がいた。
彼女も、貴族だったらしい。
名前は言ってたが、何だったか忘れた。
同じ境遇で、両親が亡くなり、親戚の者から追い出され、最終的に此処に売られてきた。
別々のお店に売られても、私達は互いに支え合い、お互いにライバルである事で、芸を身につけ、地位を伸し上げた。
そして、私は春風、あの子は夕霧という人気の花魁になった。
そして、私は早々に身請けが決まった。
私達は、子供の頃のように、互いに表立って仲良くする事はできなかった。
私達が豪華に着飾り歩く時、私達は向かい合う。夕霧は声を出さず、遠くで
「おめでとう。」
そう口を動かした。
そして、歩き去っていった。
私は楼主に嵌められて、遊女の足抜けをそそのかしたとして、折檻を受けた。
酷く暴力を受けた為、意識朦朧としていたが、気がつけば森の中に倒れていた。
手足を、見た時泥がつき、ススが付いていた。
無意識に逃げてきたのだろう。
街の方を見ると、火事で燃え盛っていた。
私は、その場で火事場に現れる奴隷商人に捕らえられて売られてしまった。
奴隷として売られた先で、夕霧の事を知った。
夕霧は、母親の肩身のペンダントのロケットを常に見離さず持っていた。
私は、奴隷として貴族の男の畑を耕す為に沢山の奴隷と共に雇われた。
その男の女の1人がそのロケットを持っていた。
私は取り返す為に、色で男をつり、女のロケットを盗んだ。
その罪で犯罪奴隷として売られた。
奴隷も犯罪奴隷も同じだろうよ。
私は、マリーベル様に拾われた。
マリーベル様は金銭感覚がおかしい。
人を助けたり、病気、療養、教育の為にはお金を惜しまない。
なのに、普段は
「おじさん!このリンゴ痛んでるよ!2割引なら買う!箱ごと買うから2つおまけして!
うーんその金額じゃリンゴ1つ分のおまけじゃない!
そこを一声!よし!買った!買う!」
ゴールドマン公爵領では、値切りのマリーと呼ばれている。
公爵令嬢であるとみんな知っているが、そこは問題じゃないそうだ。
値切りのマリーに、正論で値切り交渉に勝つ事が、商人達のステータスになっているらしい。
今の所、マリーベル様が負けた事はない。
「トイレットペーパーは5巻までよ!
ロダン10巻以上使ってるでしょ!」
なぜ分かる!と執事長のロダン様も驚きタジタジだ。ウォシュレットの使い方を熱く語って教えていた。
「まあ!アンナ!
窓ガラスは、洗剤使うと勿体無い!
新聞のインクが油成分を分解して、洗剤がわりになるのよ!
要らない新聞を水で濡らして拭きなさい!」
自ら率先して掃除するマリーベル様。
従事者のフラン様は高速で掃除するマリーベル様を止めようと追いかけ回すのが日常の光景になろうとしている。
「ブロッコリーの芯食べないの?!
えっ?みんな捨てるの?勿体無い!
細切りにして、マグロのほぐし身のツナと炒めて食べると美味しいのよ!」
作って食べさせてもらったが、とっても美味しかった。ごま油が香ばしさのポイントらしい。
「何をしてるんだだって?
冷ましたカレーをタッパーに入れて冷蔵庫に保管して、明日食べるの。
冷蔵庫に入れないと、ウェルッシュ菌の嫌気性の菌が発生するでしょ!加熱しても死なないからね。この菌は!
えっ?そうじゃない?!残ったご飯は捨てろ?!
カーッ!分かってないね!
カレーは寝かした方が美味いんだよ!
2日目の染み込んだ、肉と芋の旨さを知らないなんて!
人生損してる。公爵も楽じゃないね!
肉じゃがなんて、コロッケにリメイクすると美味いんだよ!
肉が少ない肉じゃがでも、コロッケなら高級コロッケよ!」
旦那様は、それ以上何も言えなかった。
2日目のカレーを騙されたと思って食ってみろと言う、娘に唆されて食べたところ、美味しかったようだ。
などと、公爵令嬢なのにすこしケチくさい。
でも。ある日、私の犯罪の理由を知って、
マリーベル様は、その宝石も何もついてない金属のロケットを1軒屋が建つくらいの値段を持ち主に渡して、ロケットペンダントを持って帰り、私に渡す。
「お金ってね。ここだって思う幸せになる時に使うの。じゃないと、限りがあるでしょ。私は、リアンには笑っててほしいな。その方が楽しいでしょ!エヘヘ!」
だから泣かない。
夕霧。貴方は私の為に・・・。
ありがとう。
私はいつも遊郭の姉さんに貰って、小さかった夕霧と隠れて一緒に食べてた、甘酒汁粉を食べる。
作り方は簡単だ。
甘酒、お好みであんこと砂糖と塩を入れて温める。
加熱しすぎると、甘酒の風味が飛ぶんだけど、私は熱々が好きだ。
その中に、焼いた餅をいれる。
マリーベル様に貸していただいた、保温用のポットから器に入れる。
そうしていると、
向こうから、年老いた女性が花をもってこちらに歩いてきた。
女性は、コチラを見て驚きの顔をする。
「春風?!」
よく見るとバァバだった。
私達は泣いた。
「あぁ、お前いきてたんだね。よかった。よかったよ。」
バァバは、いつものとんがった振りを忘れて泣いていた。
バァバは、後悔していた。
自分が妓楼の女性達を死に追いやっていたのではと。
そうかもしれない。
でも、そうしないと生きていけなかった。
後悔してもしょうがないんだ。
私達は分かっているから、そこから何も言えなかった。
私は、バァバにも甘酒汁粉を振る舞う。
マリーベル様はよくいう。
「食べて。明日は良くなるよう考える。そして寝る!それを実行すれば、今日より少しは良くなる。」
私は今の主人の話と、その話をすると、
「なんだい。その主人は!
まあ、幸せそうでなによりだ。
そうか。私も今日より明日を少し良くしてみようかね。」
それから聞く話によると、遊女達は高級妓女ほど医師の診察を受けられるようになった。
さらに、最近は遊郭では身を売らず、お酒と料理、会話と舞や歌を楽しむのが通の遊びとなった。
彼女達は、その物腰の美しさから、
貴族の女性達の講師になった。
教養の高さと女性の奥ゆかしさを兼ね備えた女性が多いとして、
バーミリオン領の女性は近年、結婚したい女性が多い領のNo.1となっている。
その背後では、バァバの経営手腕とバーミリオン領の領主のヒナ様がいるそうだ。
誰だろう、花は綺麗に飾られている。
誰かが、定期的にお参りしているのだろう。
お墓は綺麗だった。
私は、リリー様やエリーゼ様ににバーミリオンのお祭りの話をそれとなくした。
エリーゼ様はマリーベル様と文通している。節分祭に行きたいと書いた為、
リリー様とエリーゼ様やマリーベル様のお付きのもの達は全員お祭りに
マリーベル様のスキル厨房を返して、バーミリオン領に連れてきてもらった。
こうして、友達のお墓に参る事が出来た。
私は遊郭の花魁だった。
私は、5歳の時は貴族の令嬢として育った。
両親は事故で亡くなった。
実はこの事故事故ではない事が、遊郭で仕事をしていた時に知ることになった。
それまで、兄を探していたが、その話を聞いて、兄も殺されたのではと思うようになった。
私は叔父叔母に引き取られたが、彼らは組織的に犯罪に手を染めていた。
彼らは、貴族の中で余り知られていない私達の両親の地位を狙っていたらしい。
彼らは書類を偽造すると、すぐさま私を売った。
人買いに売られてから、ずっと一緒だった女の子がいた。
彼女も、貴族だったらしい。
名前は言ってたが、何だったか忘れた。
同じ境遇で、両親が亡くなり、親戚の者から追い出され、最終的に此処に売られてきた。
別々のお店に売られても、私達は互いに支え合い、お互いにライバルである事で、芸を身につけ、地位を伸し上げた。
そして、私は春風、あの子は夕霧という人気の花魁になった。
そして、私は早々に身請けが決まった。
私達は、子供の頃のように、互いに表立って仲良くする事はできなかった。
私達が豪華に着飾り歩く時、私達は向かい合う。夕霧は声を出さず、遠くで
「おめでとう。」
そう口を動かした。
そして、歩き去っていった。
私は楼主に嵌められて、遊女の足抜けをそそのかしたとして、折檻を受けた。
酷く暴力を受けた為、意識朦朧としていたが、気がつけば森の中に倒れていた。
手足を、見た時泥がつき、ススが付いていた。
無意識に逃げてきたのだろう。
街の方を見ると、火事で燃え盛っていた。
私は、その場で火事場に現れる奴隷商人に捕らえられて売られてしまった。
奴隷として売られた先で、夕霧の事を知った。
夕霧は、母親の肩身のペンダントのロケットを常に見離さず持っていた。
私は、奴隷として貴族の男の畑を耕す為に沢山の奴隷と共に雇われた。
その男の女の1人がそのロケットを持っていた。
私は取り返す為に、色で男をつり、女のロケットを盗んだ。
その罪で犯罪奴隷として売られた。
奴隷も犯罪奴隷も同じだろうよ。
私は、マリーベル様に拾われた。
マリーベル様は金銭感覚がおかしい。
人を助けたり、病気、療養、教育の為にはお金を惜しまない。
なのに、普段は
「おじさん!このリンゴ痛んでるよ!2割引なら買う!箱ごと買うから2つおまけして!
うーんその金額じゃリンゴ1つ分のおまけじゃない!
そこを一声!よし!買った!買う!」
ゴールドマン公爵領では、値切りのマリーと呼ばれている。
公爵令嬢であるとみんな知っているが、そこは問題じゃないそうだ。
値切りのマリーに、正論で値切り交渉に勝つ事が、商人達のステータスになっているらしい。
今の所、マリーベル様が負けた事はない。
「トイレットペーパーは5巻までよ!
ロダン10巻以上使ってるでしょ!」
なぜ分かる!と執事長のロダン様も驚きタジタジだ。ウォシュレットの使い方を熱く語って教えていた。
「まあ!アンナ!
窓ガラスは、洗剤使うと勿体無い!
新聞のインクが油成分を分解して、洗剤がわりになるのよ!
要らない新聞を水で濡らして拭きなさい!」
自ら率先して掃除するマリーベル様。
従事者のフラン様は高速で掃除するマリーベル様を止めようと追いかけ回すのが日常の光景になろうとしている。
「ブロッコリーの芯食べないの?!
えっ?みんな捨てるの?勿体無い!
細切りにして、マグロのほぐし身のツナと炒めて食べると美味しいのよ!」
作って食べさせてもらったが、とっても美味しかった。ごま油が香ばしさのポイントらしい。
「何をしてるんだだって?
冷ましたカレーをタッパーに入れて冷蔵庫に保管して、明日食べるの。
冷蔵庫に入れないと、ウェルッシュ菌の嫌気性の菌が発生するでしょ!加熱しても死なないからね。この菌は!
えっ?そうじゃない?!残ったご飯は捨てろ?!
カーッ!分かってないね!
カレーは寝かした方が美味いんだよ!
2日目の染み込んだ、肉と芋の旨さを知らないなんて!
人生損してる。公爵も楽じゃないね!
肉じゃがなんて、コロッケにリメイクすると美味いんだよ!
肉が少ない肉じゃがでも、コロッケなら高級コロッケよ!」
旦那様は、それ以上何も言えなかった。
2日目のカレーを騙されたと思って食ってみろと言う、娘に唆されて食べたところ、美味しかったようだ。
などと、公爵令嬢なのにすこしケチくさい。
でも。ある日、私の犯罪の理由を知って、
マリーベル様は、その宝石も何もついてない金属のロケットを1軒屋が建つくらいの値段を持ち主に渡して、ロケットペンダントを持って帰り、私に渡す。
「お金ってね。ここだって思う幸せになる時に使うの。じゃないと、限りがあるでしょ。私は、リアンには笑っててほしいな。その方が楽しいでしょ!エヘヘ!」
だから泣かない。
夕霧。貴方は私の為に・・・。
ありがとう。
私はいつも遊郭の姉さんに貰って、小さかった夕霧と隠れて一緒に食べてた、甘酒汁粉を食べる。
作り方は簡単だ。
甘酒、お好みであんこと砂糖と塩を入れて温める。
加熱しすぎると、甘酒の風味が飛ぶんだけど、私は熱々が好きだ。
その中に、焼いた餅をいれる。
マリーベル様に貸していただいた、保温用のポットから器に入れる。
そうしていると、
向こうから、年老いた女性が花をもってこちらに歩いてきた。
女性は、コチラを見て驚きの顔をする。
「春風?!」
よく見るとバァバだった。
私達は泣いた。
「あぁ、お前いきてたんだね。よかった。よかったよ。」
バァバは、いつものとんがった振りを忘れて泣いていた。
バァバは、後悔していた。
自分が妓楼の女性達を死に追いやっていたのではと。
そうかもしれない。
でも、そうしないと生きていけなかった。
後悔してもしょうがないんだ。
私達は分かっているから、そこから何も言えなかった。
私は、バァバにも甘酒汁粉を振る舞う。
マリーベル様はよくいう。
「食べて。明日は良くなるよう考える。そして寝る!それを実行すれば、今日より少しは良くなる。」
私は今の主人の話と、その話をすると、
「なんだい。その主人は!
まあ、幸せそうでなによりだ。
そうか。私も今日より明日を少し良くしてみようかね。」
それから聞く話によると、遊女達は高級妓女ほど医師の診察を受けられるようになった。
さらに、最近は遊郭では身を売らず、お酒と料理、会話と舞や歌を楽しむのが通の遊びとなった。
彼女達は、その物腰の美しさから、
貴族の女性達の講師になった。
教養の高さと女性の奥ゆかしさを兼ね備えた女性が多いとして、
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