6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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へんなお爺さん

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私はゴールドマン公爵領に帰ってから、いつも通りの生活に戻る。


学校に行きながら、作物を育てる。

はあ。私の、美しい瑞々しい野菜達。
ココは一面ビニールハウスだ。
今日は何して食べようかな。

キューちゃんは
きゅうりを収穫すると
嬉しそうに、

料理長のジンさんに
きゅうりとワカメの酢の物を作ってもらうんだと、走って行ってしまった。

最近キューちゃんは、グルメになった。
そして、よその胡瓜畑にもよく出没し、
管理の甘い胡瓜畑など徹底的に改善して廻っている。

最近は胡瓜の妖精と農家では崇められている。

もはや、胡瓜の事でキューちゃんの右に出るものはいないのではないかと思う。


ぽんちゃんはのんびりしていて、
落ち葉をカゴに敷き詰めて、
陽だまりの中、スヤスヤ寝ている。


なんとも長閑な日々である。

今日は菜の花を収穫して、
菜の花とベーコンのキッシュにしよう。

そんな毎日だ。

畑に水を撒いたりしていると、1人のパンツと下着姿の寒そうなお爺さんが、プルプル震え、ヨロヨロしながら


「ロダン!ワシだ!遊びに来たぞ!何だ?この透明な家は?寒いな!今度こそ!茶色のタレがかかった丸いモチモチしたお菓子のお店を教えてもらうぞ!」

と言いながらやって来た。

寒いだろうよ。まだ、コートが必要なくらい寒いのに、下着だけだもんな。

そして、私を見ると

「はて?お前は誰かのー?」


と言う。

「ロダンお祖父様の孫のマリーベルです。」


と言うと、

「おおそうか。ロダンにこんな可愛らしい孫がいたのか?」


と言う。


何となく会った事があるような感じがする。お祖父様の知り合いのようなので、
とりあえず、応接間に案内した。

侍女のエミリーは

「お嬢様。その人お家に入れちゃうんですか?怪しい人じゃないんですか?パンツと下着しか履いてないじゃないですか。」

何故だろう。
この人は、お祖父様のお友達だと思うんだ。
それに、見た事があるような。


すると、家の奥から

ポルカとコパンダちゃんが、串に唐揚げと筍を刺して食べながら出てくる。

・・・。

コイツらまた盗み食いをしてるな!
料理長のジンさんが優しいからと最近ずにのっている。

コパンダちゃんは
「お主は!ロダンの友人のフェルナンドではないか!フェル久しぶりだな!」

と言いながらお爺さんに抱きつく。

「おおー。コパンダじゃないか。懐かしーのー。それよりロダンはいるか?今度こそ、あのモチモチした茶色のタレのかかったお菓子を売ってる店を教えてもらうぞ!」

「フェル?このクソ寒いのに、なぜ服を着ないんだ?

それに、ロダンは亡くなっただろ?」


「はてそうだったかのー?うん?この女の子は、誰だ?!」

えっ?さっき説明したけど、
このお爺さんボケてる?

「ロダンお祖父様の孫のマリーベルです。」

「ほーそーか。ロダンにこんな可愛らしい孫がいたのか。」

とりあえず、エミリーにお祖父様の服を見つけて来てもらい、服を着てもらう。
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