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家路
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なんだかんだて
やっと家路に着き、ゴールドマン公爵領に、戻ることができた。
辺境のビリジアン伯爵領は大打撃を被ったが、沢山の国の人々が助けに来た事が領民の心に響いたらしく、
他国の災害時には、辺境の自分たちが助けに行行かなくて、誰が行くんだと、防衛活動だけでなく、国際協力として災害救済活動にも前にもまして力を入れている。
ベルトランとは共同で水を浄化して、海や川に戻す活動をしている。
領民達は、自然を元に戻そうとゴミ拾いのイベントを開催したり、絶滅危惧種の保護と放流活動をしている。
自然は徐々に戻り始めた。
なのに、前よりも都市は発展して活気がある。
自然を取り込んだ、未来都市を想像し、実現可能で大きな利益が出る事が分かったとたん、
大手企業が多額のお金と人を注ぎ込んで、自然環境保護活動という名の経済活動に乗り出したからだった。
私が通常の生活に戻ってしばらく経ったころ、ビリジアン伯爵領が新聞に載っていた。
題は、
「皆んなありがとう。世界の人へ。」
だった。
まだまだ、復興は色々大変だけど
どの位の時期、こんな支援が助かった。
こんなことが困ったなど、
こんな支援はやめた方がいいとか、
そんな事がまとめられた記事だった。
記者の今後の災害対策に向けた
熱い記者魂が感じられる文面だった。
そして新聞の写真には、領主を差し置いて、マッズル先生が1番前で、いろんな国のボランティアや医療チーム、助けに来た外国の兵士、国の役人達と領民が、
皆んなで楽しそうに筋肉ポーズを取ってる写真が話題なった。
その写真の場所は昔、略奪や虐殺に加担した領民が処刑された場だった。
悲しいくらいに、花が咲き誇る場所である。
歴史を知る人は、涙しながら「馬鹿だなー。」と言いながら笑ったそうだ。
ドンファン様とデイジー様、テロメールちゃんとロロメールさんは、サヘロ殿下に連れられて、自国ベルトランへ帰って行った。
ドンファン様はテロメールちゃんが籠を常に背負って、その中で今も寝ているそうだ。
ベルトランでは王宮で暮らす事になったらしい。
どうやら、ロロメールさんは、サヘロ殿下が信用できる人だと悟ったようで、医者の勘でもう自分が長くない事を伝えた。
王宮の争いごとに巻き込まれないよう、
花や薬草がたくさん植えられた
王宮の離れで、
親子一緒に穏やかに残りの時間を暮らせるよう、ナチュレ皇后が計らってくれたらしい。
ロロメールさんは、好きなように過ごして良いと言われているようで、
王宮の離れで、医者の弟子を5人ほど教えているようだ。
テロメールちゃんも、お弟子さん達と一緒に行動しているらしい。
ガラス張りの薬草のたくさん生えた温室で、皆んなでワイワイ言いながら勉強するのが楽しいらしい。
テロメールちゃんのお父様は、娘ができた途端、女性達との関係をキッパリと辞めて、皇后様や側室を大切にするようになった。
そして、テロメールちゃんを溺愛しているらしい。
その父親を12人の兄達が阻み、テロメールちゃんを取り合っているそうだ。
テロメールちゃんは、そんな男達よりもナチュレ皇后とロロメールさんとお弟子さん達とお茶をするのが好きなようだ。
毎日誰かしらお菓子を持って、王宮の離れに遊びに来て楽しそうなお手紙をテロメールちゃんから定期的に届く。
そうそう、ビリジアン伯爵は、テロメールちゃんに、手紙を送ったらしい。
内容は、
ドンファン様が目が覚めた際には、またいらしてください。
領民の皆んなで、元に戻した自然を見ていただきたいと
とのことだった。
デイジー様はテロメールちゃんに
この調子だと、ビリジアン伯爵領にも聖霊の湖ができるかもしれないと。
語ったそうだ。
ポーンさんは、ポーンさんのお父様と同じように抗生物質で、沢山の人を救った。
そして、ローアンバーという子爵の地位を自ら築き上げた。
そして、ゴールドマン公爵の元で見習いとして領地経営の勉強をしている。
その中で、なんと接客メイドのリアンが妹だと発覚した。
もう、リアンはメイドの仕事をせずに、貴族として優雅に暮らせるはずだが、
「私は、こんな おもしろ ではなく 素敵なご主人様のそばで働きたいのです。」
と言って、ポーンさんの説得も虚しく接客メイドのままだ。
リアンは今日も、楽しそうにフランに胸の谷間をチラつかせて、からかって遊んでいる。
フランは、完全に視界に入らないように無視している。
私は、学園を暫く休んだので、王太子アルベルト殿下であるベルアルト校長から直々に補習授業を受けているが、
全くよく分からない。
彼はそもそも教えるのが下手すぎて、騎士団員達の心を折り、クレームが殺到したらしい。
だから私のクロードお兄様が第二騎士団の団長をしている。
今、私の心も折れそうである。
「どうしてこんな事も分からない!」
「なんで間違えるんだ!」
「お前の頭はどうなってる?!」
「賢者じゃなかったのか?!健者と間違えてるんじゃないか?」
そんな言葉を聞いて、今完全に私は不貞腐れて机に顔をうつ伏せている。
この人、先生向いてないと思うんだけど。
私もクレーム出したい!うおー。誰か助けてくれ!
1人で悶えていると、
バイオレットちゃんが遊びに来てくれた。
私を除いたクラスメイト達と、助っ人に来てくれた高学年のお兄さんお姉さん達と作った、アンコの塊のお菓子。
羊羹を差し入れてくれた。
にんじんパウダーや抹茶や芋を使って、イチョウや紅葉の羊羹が散りばめられて、
美しい羊羹だ。
バイオレットちゃんは、コレなら皆んな餡子を喜んで食べてくれたと興奮して話してくれた。
舌触りは、つるんとして、
渋いお茶と食べるとサイコーだ。
暫しの現実逃避を味わうのだった。
やっと家路に着き、ゴールドマン公爵領に、戻ることができた。
辺境のビリジアン伯爵領は大打撃を被ったが、沢山の国の人々が助けに来た事が領民の心に響いたらしく、
他国の災害時には、辺境の自分たちが助けに行行かなくて、誰が行くんだと、防衛活動だけでなく、国際協力として災害救済活動にも前にもまして力を入れている。
ベルトランとは共同で水を浄化して、海や川に戻す活動をしている。
領民達は、自然を元に戻そうとゴミ拾いのイベントを開催したり、絶滅危惧種の保護と放流活動をしている。
自然は徐々に戻り始めた。
なのに、前よりも都市は発展して活気がある。
自然を取り込んだ、未来都市を想像し、実現可能で大きな利益が出る事が分かったとたん、
大手企業が多額のお金と人を注ぎ込んで、自然環境保護活動という名の経済活動に乗り出したからだった。
私が通常の生活に戻ってしばらく経ったころ、ビリジアン伯爵領が新聞に載っていた。
題は、
「皆んなありがとう。世界の人へ。」
だった。
まだまだ、復興は色々大変だけど
どの位の時期、こんな支援が助かった。
こんなことが困ったなど、
こんな支援はやめた方がいいとか、
そんな事がまとめられた記事だった。
記者の今後の災害対策に向けた
熱い記者魂が感じられる文面だった。
そして新聞の写真には、領主を差し置いて、マッズル先生が1番前で、いろんな国のボランティアや医療チーム、助けに来た外国の兵士、国の役人達と領民が、
皆んなで楽しそうに筋肉ポーズを取ってる写真が話題なった。
その写真の場所は昔、略奪や虐殺に加担した領民が処刑された場だった。
悲しいくらいに、花が咲き誇る場所である。
歴史を知る人は、涙しながら「馬鹿だなー。」と言いながら笑ったそうだ。
ドンファン様とデイジー様、テロメールちゃんとロロメールさんは、サヘロ殿下に連れられて、自国ベルトランへ帰って行った。
ドンファン様はテロメールちゃんが籠を常に背負って、その中で今も寝ているそうだ。
ベルトランでは王宮で暮らす事になったらしい。
どうやら、ロロメールさんは、サヘロ殿下が信用できる人だと悟ったようで、医者の勘でもう自分が長くない事を伝えた。
王宮の争いごとに巻き込まれないよう、
花や薬草がたくさん植えられた
王宮の離れで、
親子一緒に穏やかに残りの時間を暮らせるよう、ナチュレ皇后が計らってくれたらしい。
ロロメールさんは、好きなように過ごして良いと言われているようで、
王宮の離れで、医者の弟子を5人ほど教えているようだ。
テロメールちゃんも、お弟子さん達と一緒に行動しているらしい。
ガラス張りの薬草のたくさん生えた温室で、皆んなでワイワイ言いながら勉強するのが楽しいらしい。
テロメールちゃんのお父様は、娘ができた途端、女性達との関係をキッパリと辞めて、皇后様や側室を大切にするようになった。
そして、テロメールちゃんを溺愛しているらしい。
その父親を12人の兄達が阻み、テロメールちゃんを取り合っているそうだ。
テロメールちゃんは、そんな男達よりもナチュレ皇后とロロメールさんとお弟子さん達とお茶をするのが好きなようだ。
毎日誰かしらお菓子を持って、王宮の離れに遊びに来て楽しそうなお手紙をテロメールちゃんから定期的に届く。
そうそう、ビリジアン伯爵は、テロメールちゃんに、手紙を送ったらしい。
内容は、
ドンファン様が目が覚めた際には、またいらしてください。
領民の皆んなで、元に戻した自然を見ていただきたいと
とのことだった。
デイジー様はテロメールちゃんに
この調子だと、ビリジアン伯爵領にも聖霊の湖ができるかもしれないと。
語ったそうだ。
ポーンさんは、ポーンさんのお父様と同じように抗生物質で、沢山の人を救った。
そして、ローアンバーという子爵の地位を自ら築き上げた。
そして、ゴールドマン公爵の元で見習いとして領地経営の勉強をしている。
その中で、なんと接客メイドのリアンが妹だと発覚した。
もう、リアンはメイドの仕事をせずに、貴族として優雅に暮らせるはずだが、
「私は、こんな おもしろ ではなく 素敵なご主人様のそばで働きたいのです。」
と言って、ポーンさんの説得も虚しく接客メイドのままだ。
リアンは今日も、楽しそうにフランに胸の谷間をチラつかせて、からかって遊んでいる。
フランは、完全に視界に入らないように無視している。
私は、学園を暫く休んだので、王太子アルベルト殿下であるベルアルト校長から直々に補習授業を受けているが、
全くよく分からない。
彼はそもそも教えるのが下手すぎて、騎士団員達の心を折り、クレームが殺到したらしい。
だから私のクロードお兄様が第二騎士団の団長をしている。
今、私の心も折れそうである。
「どうしてこんな事も分からない!」
「なんで間違えるんだ!」
「お前の頭はどうなってる?!」
「賢者じゃなかったのか?!健者と間違えてるんじゃないか?」
そんな言葉を聞いて、今完全に私は不貞腐れて机に顔をうつ伏せている。
この人、先生向いてないと思うんだけど。
私もクレーム出したい!うおー。誰か助けてくれ!
1人で悶えていると、
バイオレットちゃんが遊びに来てくれた。
私を除いたクラスメイト達と、助っ人に来てくれた高学年のお兄さんお姉さん達と作った、アンコの塊のお菓子。
羊羹を差し入れてくれた。
にんじんパウダーや抹茶や芋を使って、イチョウや紅葉の羊羹が散りばめられて、
美しい羊羹だ。
バイオレットちゃんは、コレなら皆んな餡子を喜んで食べてくれたと興奮して話してくれた。
舌触りは、つるんとして、
渋いお茶と食べるとサイコーだ。
暫しの現実逃避を味わうのだった。
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