6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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変なお爺さん3

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私たちは、洋館のキッチンで料理を作る。
ロダンお祖父様仕様という事もあり、

前世のキッチンと同じだ。

メニューは

春のキッシュと、みたらし団子


団子は高齢者がいるので、
喉に詰まらせないよう歯切れが良くなるよう

豆腐と上新粉を使う。

嚥下の難易度によって、
サツマイモなど粘度の低い物や喉越しが良い豆腐などを混ぜ込む配分を変えると、

食感が変わり、喉に詰まらせる事故を防ぐ事ができる。


因みに上新粉はうるち米から作る。
ご飯のようにモチモチとしているが、歯切れがよい団子になる。

そして、白玉粉は餅米から作る。
粘度が高く、より餅に近い状態だ。
モチモチとして、粘度の高い団子になる。


団子粉は上新粉と白玉粉を混ぜた物だ。
生産する企業によって配分が違うそうだ。

お好みで、
それぞれ配分を混ぜながら調整する。
水の分量は自分で様子を見ながらいれる。

団子自身の味を甘くしたいのであれば砂糖を入れる。


今回は豆腐が入っているので、
粉と豆腐をまぜて
水分が足りなければ、
ぬるま湯を少しずつ足しながら
最終的に耳たぶぐらいの硬さに仕上げる。

ココからやり方は2つある。

1.
20分ぐらい蒸仕上げて、くっつかないよう片栗粉を撒きながら、布巾の中に生地を入れて練り上げる。

または、レンジで何度か練り混ぜながら蒸しあげる。

それを丸めて団子を作る。

そして串に刺してオーブントースターまたはフライパンや網で焼く。


2.
生地をちょっと平めに丸めて、
沸かした鍋で団子が湧き上がってくるのを待つ。
上がったら、水でぬめりをとり

串に刺してオーブントースターまたは
フライパンや網で焼く。


粉や食材の素材の性質を利用し、
配分をかえると、
食べる人に合わせた硬さや、喉越しが得られるのだ。

また、調理法によっても硬さや柔らかさが違う。


タレは

鍋に

砂糖
醤油
ミリン
をいれて弱火で温めて

水溶き片栗粉を入れる。

トロミが出たら完成。

団子にタップリとかける。






春のキッシュは、

薄力粉、
バター又はココナッツオイルなどの油
牛乳すこし

耳たぶぐらいの硬さにさっくり混ぜて、
生地をタルト型に入れる。

生地にホークで穴を開けて
アルミホイルやタルト用の石を乗せて
予熱したオーブンで12~15分焼く

タルト型に、バターや油を引いて
薄力粉を事前にまぶして置くと外しやすい

菜の花を青茹でするが
茹でる時に、茎と蕾の部分で茹で時間が違う。

茎が大抵太すぎる割に、蕾は細いので
そのまま茹でるのは至難の業だ。

切り離して、

塩を少し入れて沸騰したお湯に先に30秒ほど太い茎を茹でて、時間差で蕾を青茹でする。


くし切りにした玉ねぎ
下ごしらえ済みの筍
茹で海老
を炒める。
最後に菜の花を入れて
塩胡椒と
中華出汁またはコンソメ顆粒を少し入れ

サッと炒める。

卵3つ
コーヒーカップ半分ぐらいよりちょい少なめの生クリームを入れて、

炒めた食材をまぜる。

焼いたタルト型に入れて

チーズをまぶして

180℃で予熱したオーブンで30分ほど焼いて完成。


フェルナンドさんや聖獣さん、ポルカ、料理人さん達に手伝って貰って完成。


料理人さん達にも
器にもっておっそわけ。

早速、お祖父様の秘密の昭和レトロな部屋に行く。

オレンジジュース、
緑茶や紅茶、コーヒーなど
好きなように入れて飲めるように
ポットや瓶ごともって行く。


「マリーベル。今日はトランプでババ抜きだ!ワシが勝つ!俺はなんたって、緑の精霊王だぞ!」

とポルカは意気揚々と言う。

こたつに潜り込み、

キッシュや団子をみんなで食べる。

フェルナンドさんは、

感慨深く味わい

「コレだよコレ。
マリーベルちゃんや。まだあるかのー。
息子の嫁さんにもって帰りたいんじゃ。
こっちのキッシュとやらも嫁の好みだ。ワインに合いそうだ。」

わたしは、

「うん。お土産用に、団子とキッシュは沢山作ったから、準備してるよ。
息子さんのお嫁さん。喜んでかれたらいいね。」

そう言って、食べながら
皆んなでトランプをする。

皆んな真剣だ。
フェルナンドさんは
演技が上手く、厄介だ。

ポルカはチョロい。

ババを持ってると、ほっぺの色がピンクになる。

最後は、キューちゃんとポルカの戦いだ。


ポルカはババであろうカードを取りやすいよう配置し、キュウちゃんにすすめる。

キュウちゃんは、可愛らしい顔が、キリッとした濃ゆい顔になり、真剣に選ぶ。

そして、最後の一枚を抜く!

「コレだ!ヨッシャー!」

ポルカは、コテンと倒れた。

ポルカ最弱王決定!

皆んな大笑い。

「まって!もう一回!もう一回やらせろ!わしは、精霊王だぞ!なあ、フェルも何とか言ってくれ!頼むよー!」

とうるさい。

そうやっていると、

フランが

「マリーベルお嬢様!こんなとこにいた!
おやつの時間になっても来ないから心配したんですよ!

って!あなた、又自分で作って食べましたね!

ちっ!せっかく食べたいと言っていたフワフワのメレンゲホットケーキ作ったのに自分で食うか?!」


いやいや。おい!お嬢様に対して、今「チッ」て言っただろ!

私は、ホットケーキも食べようとフランの持っているホットケーキを

コタツに入ったまま取ろうとするが、

取れないように上に上げられてしまう。

「ダメです。食べ過ぎですよ!」

うぅー。フワフワホットケーキ食べたかった。だって自分で作ると、メレンゲ作るの大変なんだもん。


すると、フランはフェルナンドさんを見て、

「なっ!上皇様!!何でこんなとこにいらっしゃるんですか?

王宮で、血相を変えて皇后様がお探しになられてましたよ。

大変だ!連絡しないと!」


エッ?エッ?
この人上皇様なの?

私がオドオドすると、

上皇様は、

「よいよい。これまで通りの対応がいい。フェルと呼んでくれ。」

そう言いながら、コーヒーを嗜んでいた。


































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