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上皇様と子供達の日常
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あれから、
上皇様のフェルナンド様は
私のお家に護衛やお供の者を連れてよくやってくるようになった。
時には、皇后様も来てくれる。
上皇様はここで昔、
ロダンお祖父様と良く畑を作ったり、
カードやボードゲームをして遊んでいたそうだ。
「懐かしい。」
と目を輝かせては、昔の話を私にしてくれながら、一緒に遊んだ。
私も、お祖父様の話が聞けて嬉しい。
最近は、私のクラスのお友達も
お家のお手伝いがない時は遊びに来る。
「こんにちわ!マリーベルちゃんいますか?」
ふーちゃんたちが、やって来た。
お祖父様の隠し部屋は
縁側と裏口が付いている。
そこから来てくれるようになった。
深い森があったので気が付かなかったが、
整備すると、畑や昔懐かしの昭和の日本の庭が出て来た。
桜まで植えてある。
「おい!今日はこの前やった坊主めくりやるぞ!絶対勝つ!」
テラー君やる気満々だ。
「坊主ってなに?」
初めて参加するロン君は聞く。
ライ君は
「東方の偉い人だ。
大抵偉い人が近くに来るときは事前に掃除したり、なんとなく居心地が悪くて、皆んな近寄りたがらないだろ!
それをゲームにしたようなもんだ。
ほら、ベルアルト校長先生と一緒だよ。
あの先生時々授業にくるじゃん。
隣座られると、見られてる感半端なくって、やりにくいんだよね。
目が合うとニッコリ笑うけど、
その笑顔が怖いんだよ~。」
皆んなうなづく。
「じゃあ、ベルアルト校長は1年1組の坊主だな!」
テラー君は言う。
なんじゃそりゃ!
そばにいたフランが、子供達の校長に扮した王太子殿下の扱いを聞いて、笑いを必死で耐えている。
上皇様が私の後ろから
「おおー。今日は皆んなそろってるな。ロン君ははじめましてだな。よろしくな。」
と笑いながら出てきた。
最近、状態がいい日が続き、子供達が来始めてからさらにフェルさんは元気になった。
「おお!フェルじいさん!今日も遊びに来たぞ!
坊主めくりをして遊ぼうと思って!
提案したんだ!
マリーベルの知り合いのじいさんだろ!
絶対、偉い人だぜ!
なのに、1年1組の坊主とは大違いで、話しやすいぜ!」
この人はその校長先生のおじいさんなんだけどね。
バイオレットちゃんにとっても、本当のおじいちゃんになる。話はブラック公爵から聞いてるそうだ。
バイオレットちゃんは、プレゼントを貰ったり、食事を一緒にした事はあっても、フェルさんと遊んだ事がなかった。いつもとっても楽しそうだ。
時々本を読んで貰うバイオレットちゃんは、本当に幸せそうだ。
お菓子や飲み物を準備して、
上皇様のお付きの騎士さんや、従事者さん、侍女さんも交えて皆んなでゲームをするのが恒例になっている。
初めは恐縮していたが、現在は身分、大人、子供関係なく真剣に遊んでいる。
「おい!これは坊主じゃないだろ!」
テラー君
「いや!坊主だ!」
ジェフ君
現在、蝉丸問題が勃発している。
「東方の楽器を弾く盲目の琵琶法師だろ?音楽家じゃないの?」
フェルさんの従事者さんは、ロダンお祖父様が書いた説明書を読んで言う。
「東方の琵琶法師は坊主が多いだろ!この人もそうだよ絶対!」
ジェフ君。よくご存知で。
「琵琶法師イーコール坊主じゃ無いだろ!」
テラー君。
最終的に、蝉丸は坊主か坊主じゃないのかわからないので、1回休みとなる。
坊主めくりの度に、揉めるところだ。
前は、大人達が引いて各々判断で揉めなかったようだ。
最終的にビリはテラー君
「くそ~!何で俺ばっかり!坊主なんだ!おかしいだろ!」
「きっと、テラーお前が坊主頭だからだよ!類は友を呼んでるんだ!ありがたや~。」
とライ君とジェフ君は手を合わせて合掌する。
それを見た、周りの大人は大笑い。
楽しそうである。
時にはゲームをしたり、
庭で畑の土いじりをしたり、
お菓子を作ったりした。
上皇様が昔食べたカルメ焼きを食べたそうに話をされていたので、準備すると、
上皇様は張り切って、テクニックを伝授してくれた。
大人も子供も大興奮だった。
ここにやってくる、
騎士さんやお付きの人達が良い人で好奇心旺盛な人達で良かった。
きっと、身分は高位貴族や良いとこ出のご子息女達が多いいだろう。
本来なら、畑仕事をしたり、平民の子供と遊ぶなんてありえない。
なのに、彼らは何も言わず、楽しそうに一緒に遊んでくれる、
上皇様と子供達に教えてもらいながら、畑仕事手伝う騎士さん。虫が苦手なようで、青虫を見て大騒ぎしていた。
もう一人の騎士さんは、小さいショウリョウバッタを見て失神した。
どうやら蝗害の時、巨大バッタに追いかけられたのがトラウマになったようだ。
皆んなで、お芋を収穫した時は、ポンちゃんとジン料理長が落ち葉で焼き芋を焼いてくれた。
侍女さん達は、食べ方がわからなかったようで、手取り足取り野営に慣れた騎士さん達が教えてあげていた。
フーちゃんはそれを見て、
「恋に発展するかも!」と芋を食べながらジーッと観察していた。
とある日は、騎士さんの腰に刺している剣を見せて欲しいと、せがむ男の子達。
騎士さんは剣を見せて、軽く試合をして見せると、男の子達は大興奮!
キラキラした目をして、騎士さんに剣の振り方を教わる。
そんな男の子達を見て、
「ワシも出来るぞ!」
と言って侍女さん達に止められるのを聞かずに、剣を振り回す上皇様。
またある時は、上皇様が話す昔話を皆んなでお菓子を食べながら聞く。
年の功を舐めては行けない。
年の分だけ生き抜いた強者だ。
その話には、沢山の知恵が散りばめられていた。
戦争の話になると、騎士さんたちは
「それで、どうやって乗り越えたんですか?」
「そうか!そうすれば!」
などと、身を乗り出して聞いていた。
その戦争話を聞きながら、ノートに纏めて宿題の自主勉強を終わらせるジェフ君。抜かりない。
毎日、うちは賑やかだ。
クラスメイトがいる時は、皇后様は変装してやってくる。
私達の楽しそうな雰囲気をみては、
前泣いていたのが嘘のように、お茶を飲みながらクスクスと笑っていた。
そして、私にこっそり話してくれた。
「ありがとう。マリーベルちゃん。
こんな事。小さな貴方に言うべきでは無いと思うけど、
一時はお義父様を憎らしく思ったり、一緒に死のうって思ったことすらあったの。
今は、もうそんな事思わないわ。
最近のお義父様はね、前のように意思疎通ができるようになる時が増えているの。
何よりも、よく笑うようになった。
最近はね、出来てなかった引き継ぎを、アーロン私の旦那にしてるみたいね。
本当に、ここにいる皆んなにも感謝しているわ。
本当にありがとう。」
介護は大変だ。
とくに、身内となると
これまでの家族関係や人間関係もあり、理不尽さに腹が立つ事もあるだろう。
「あんた誰だったかな?」
他の家族は覚えているのに、自分だけ忘れられてしまった時、そこに意味を考えて疎外感や悲しさが襲う事もあるだろう。
肉体的にも、同じくらいある体を支えなくてはいけないし、夜の徘徊などで、ゴッソリと体力を奪われる。
そして、何よりも辛いのは
いつまでやればいいのか見通しが立たない事だ。
自分も段々と歳をとって、体力や残りの人生の限界を感じ始める年でもある。
仕事もできないのでお金にも困る事もあるだろう。
介護する人はだんだんと追い詰められてしまうのだ。
日本では、介護で離職する人を減らそうとしているが中々難しいようだ。
でも、介護が必要となる年齢を遅らせることはできる。
適度な運動、食生活、課外活動などで、
健康な時間を伸ばそう。
寝たきり期間を短くする。
脳トレも良いが、課外活動やおしゃべり、掃除、歌を歌ったり、お手玉や体を駆使した活動は複雑に筋肉と脳を刺激する。
笑う事も脳には良いと言われている。
国の現状や政策は、中々変えづらくても、自分達で変えられる部分はあるはずだ。
できる事から始めたらいい。
上皇様のフェルナンド様は
私のお家に護衛やお供の者を連れてよくやってくるようになった。
時には、皇后様も来てくれる。
上皇様はここで昔、
ロダンお祖父様と良く畑を作ったり、
カードやボードゲームをして遊んでいたそうだ。
「懐かしい。」
と目を輝かせては、昔の話を私にしてくれながら、一緒に遊んだ。
私も、お祖父様の話が聞けて嬉しい。
最近は、私のクラスのお友達も
お家のお手伝いがない時は遊びに来る。
「こんにちわ!マリーベルちゃんいますか?」
ふーちゃんたちが、やって来た。
お祖父様の隠し部屋は
縁側と裏口が付いている。
そこから来てくれるようになった。
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桜まで植えてある。
「おい!今日はこの前やった坊主めくりやるぞ!絶対勝つ!」
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「坊主ってなに?」
初めて参加するロン君は聞く。
ライ君は
「東方の偉い人だ。
大抵偉い人が近くに来るときは事前に掃除したり、なんとなく居心地が悪くて、皆んな近寄りたがらないだろ!
それをゲームにしたようなもんだ。
ほら、ベルアルト校長先生と一緒だよ。
あの先生時々授業にくるじゃん。
隣座られると、見られてる感半端なくって、やりにくいんだよね。
目が合うとニッコリ笑うけど、
その笑顔が怖いんだよ~。」
皆んなうなづく。
「じゃあ、ベルアルト校長は1年1組の坊主だな!」
テラー君は言う。
なんじゃそりゃ!
そばにいたフランが、子供達の校長に扮した王太子殿下の扱いを聞いて、笑いを必死で耐えている。
上皇様が私の後ろから
「おおー。今日は皆んなそろってるな。ロン君ははじめましてだな。よろしくな。」
と笑いながら出てきた。
最近、状態がいい日が続き、子供達が来始めてからさらにフェルさんは元気になった。
「おお!フェルじいさん!今日も遊びに来たぞ!
坊主めくりをして遊ぼうと思って!
提案したんだ!
マリーベルの知り合いのじいさんだろ!
絶対、偉い人だぜ!
なのに、1年1組の坊主とは大違いで、話しやすいぜ!」
この人はその校長先生のおじいさんなんだけどね。
バイオレットちゃんにとっても、本当のおじいちゃんになる。話はブラック公爵から聞いてるそうだ。
バイオレットちゃんは、プレゼントを貰ったり、食事を一緒にした事はあっても、フェルさんと遊んだ事がなかった。いつもとっても楽しそうだ。
時々本を読んで貰うバイオレットちゃんは、本当に幸せそうだ。
お菓子や飲み物を準備して、
上皇様のお付きの騎士さんや、従事者さん、侍女さんも交えて皆んなでゲームをするのが恒例になっている。
初めは恐縮していたが、現在は身分、大人、子供関係なく真剣に遊んでいる。
「おい!これは坊主じゃないだろ!」
テラー君
「いや!坊主だ!」
ジェフ君
現在、蝉丸問題が勃発している。
「東方の楽器を弾く盲目の琵琶法師だろ?音楽家じゃないの?」
フェルさんの従事者さんは、ロダンお祖父様が書いた説明書を読んで言う。
「東方の琵琶法師は坊主が多いだろ!この人もそうだよ絶対!」
ジェフ君。よくご存知で。
「琵琶法師イーコール坊主じゃ無いだろ!」
テラー君。
最終的に、蝉丸は坊主か坊主じゃないのかわからないので、1回休みとなる。
坊主めくりの度に、揉めるところだ。
前は、大人達が引いて各々判断で揉めなかったようだ。
最終的にビリはテラー君
「くそ~!何で俺ばっかり!坊主なんだ!おかしいだろ!」
「きっと、テラーお前が坊主頭だからだよ!類は友を呼んでるんだ!ありがたや~。」
とライ君とジェフ君は手を合わせて合掌する。
それを見た、周りの大人は大笑い。
楽しそうである。
時にはゲームをしたり、
庭で畑の土いじりをしたり、
お菓子を作ったりした。
上皇様が昔食べたカルメ焼きを食べたそうに話をされていたので、準備すると、
上皇様は張り切って、テクニックを伝授してくれた。
大人も子供も大興奮だった。
ここにやってくる、
騎士さんやお付きの人達が良い人で好奇心旺盛な人達で良かった。
きっと、身分は高位貴族や良いとこ出のご子息女達が多いいだろう。
本来なら、畑仕事をしたり、平民の子供と遊ぶなんてありえない。
なのに、彼らは何も言わず、楽しそうに一緒に遊んでくれる、
上皇様と子供達に教えてもらいながら、畑仕事手伝う騎士さん。虫が苦手なようで、青虫を見て大騒ぎしていた。
もう一人の騎士さんは、小さいショウリョウバッタを見て失神した。
どうやら蝗害の時、巨大バッタに追いかけられたのがトラウマになったようだ。
皆んなで、お芋を収穫した時は、ポンちゃんとジン料理長が落ち葉で焼き芋を焼いてくれた。
侍女さん達は、食べ方がわからなかったようで、手取り足取り野営に慣れた騎士さん達が教えてあげていた。
フーちゃんはそれを見て、
「恋に発展するかも!」と芋を食べながらジーッと観察していた。
とある日は、騎士さんの腰に刺している剣を見せて欲しいと、せがむ男の子達。
騎士さんは剣を見せて、軽く試合をして見せると、男の子達は大興奮!
キラキラした目をして、騎士さんに剣の振り方を教わる。
そんな男の子達を見て、
「ワシも出来るぞ!」
と言って侍女さん達に止められるのを聞かずに、剣を振り回す上皇様。
またある時は、上皇様が話す昔話を皆んなでお菓子を食べながら聞く。
年の功を舐めては行けない。
年の分だけ生き抜いた強者だ。
その話には、沢山の知恵が散りばめられていた。
戦争の話になると、騎士さんたちは
「それで、どうやって乗り越えたんですか?」
「そうか!そうすれば!」
などと、身を乗り出して聞いていた。
その戦争話を聞きながら、ノートに纏めて宿題の自主勉強を終わらせるジェフ君。抜かりない。
毎日、うちは賑やかだ。
クラスメイトがいる時は、皇后様は変装してやってくる。
私達の楽しそうな雰囲気をみては、
前泣いていたのが嘘のように、お茶を飲みながらクスクスと笑っていた。
そして、私にこっそり話してくれた。
「ありがとう。マリーベルちゃん。
こんな事。小さな貴方に言うべきでは無いと思うけど、
一時はお義父様を憎らしく思ったり、一緒に死のうって思ったことすらあったの。
今は、もうそんな事思わないわ。
最近のお義父様はね、前のように意思疎通ができるようになる時が増えているの。
何よりも、よく笑うようになった。
最近はね、出来てなかった引き継ぎを、アーロン私の旦那にしてるみたいね。
本当に、ここにいる皆んなにも感謝しているわ。
本当にありがとう。」
介護は大変だ。
とくに、身内となると
これまでの家族関係や人間関係もあり、理不尽さに腹が立つ事もあるだろう。
「あんた誰だったかな?」
他の家族は覚えているのに、自分だけ忘れられてしまった時、そこに意味を考えて疎外感や悲しさが襲う事もあるだろう。
肉体的にも、同じくらいある体を支えなくてはいけないし、夜の徘徊などで、ゴッソリと体力を奪われる。
そして、何よりも辛いのは
いつまでやればいいのか見通しが立たない事だ。
自分も段々と歳をとって、体力や残りの人生の限界を感じ始める年でもある。
仕事もできないのでお金にも困る事もあるだろう。
介護する人はだんだんと追い詰められてしまうのだ。
日本では、介護で離職する人を減らそうとしているが中々難しいようだ。
でも、介護が必要となる年齢を遅らせることはできる。
適度な運動、食生活、課外活動などで、
健康な時間を伸ばそう。
寝たきり期間を短くする。
脳トレも良いが、課外活動やおしゃべり、掃除、歌を歌ったり、お手玉や体を駆使した活動は複雑に筋肉と脳を刺激する。
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