6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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成果ーグロービス副隊長ー

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「おい!第一騎士団!
救助と魔物討伐はまだ終わらないのか?

いつになったら、息子達は戻ってくるんだ。」


貴族院の1人が俺に、じぶんの息子の救助と魔物討伐を催促しにやってくる。

どうやらコイツのご子息がまだ、中にいるらしい。


暫くすると、第二騎士団の騎士団員がその貴族を呼びにやってきた。

「なに!息子が?息子が助かった?怪我もない?

ああ、ありがとう!本当にありがとう!

流石、第二騎士団だ!むしろ君達を第一騎士団にするべきかも知れないな。」

ちっ、嫌味なんて言ってないで息子のとこにさっさと行けよ!


すると第一騎士団団長

キリル様がやってくる。

「第二騎士団達は、救助人数140名中30名救助隊している。我が体は20名だ。

最強の騎士団なのに、何をしているんだ!
もっと成果を上げるんだ!

第一騎士団の名前を返上しろと言われても仕方がない。」


ちっ!アソコは魔物討伐に長けた、35騎士団が付いてるだろ!それにシリルが団長だ。

俺たちと戦力が違いすぎる!


俺達には、26騎士団の田舎騎士が足手纏いになってるんだよ!

コイツら、やれ、あの芋虫やカタツムリの魔物は殺すなとか、

武器はスコップやら鎌を持たせろだと五月蝿い!

騎士団たるもの、剣を持てないやつなんてクズだ!辞めてしまえと怒鳴った。

全員剣を持たせて戦っている。


こんな奴らのせいで、救助と進行が遅れている。


それに、俺たちの隊は優秀すぎるが故に、弱い者、成果を出せない者は直ぐに辞めさせるよう仕向けたり、よその隊へ異動させるんだ。


だから何時も人手不足だ。もっと使えるやつよこせよ。


それに王太子と宰相の息子がいる第二騎士団は、死んだら困るから、優秀な奴らが配属されてるんだろ!ずりーよ。


各騎士団に報告が上がる、

140名中 現在120名救出完了

後20名は第二騎士団が、避難を完了させたら終了するという。

はっ?つまりは、少なくとも第二騎士団は40名以救出。俺たちは20名?

負けてるじゃねーか。

ちっ!第一騎士団のメンツがある!

この迷宮蔦状ピンギュラは俺らが倒す。
そうすれば、俺たちが一番強い事を証明できる。

俺たちは血眼になって、ピンギュラの幹の太いところを探した。

建物と建物の間に地下に続く大きな空洞から太い幹が伸びているのを発見した。

俺たちは、その幹を切ろうとした。

そうすれば、上に伸びてる花も植物も枯れるだろ!

俺たちは、最強なんだ。



第26騎士団長は

「これだけは、譲れません!皆んなを危険に晒します。花を切って魔法が使える様になってからと・・・。」

「そこを退け!」


俺たちは、幹を爆破した!

これで、あとは根を根こそぎ切りつけ取り除けばいい。

「ほら見ろ。何も起きなかったじなないか!」

すると、上の方で

「構えろ!全軍に次ぐ構えろ!蔦が襲ってくるぞ!」


と鋭い声が上がる。

平民部隊達だ。

蔦が降りてこなかったら、

査問会議につき出してやる。

クソが!

その途端、上からも下からも凄い勢いで蔦が茂っていった。

俺たちは、全力で蔦を切りながら、

命からがら、皆逃げた。

そして、20名の子ども達と、

第2騎士団と第35騎士団の一部待機していたグループが、最深部の3階に取り残された事を知った。

第一騎士団長キリル様が

俺に殴りかかった。

キリル様は

キサマとか子供達がとか、お前の勝手な行動とか色々言っていたが、

俺は失敗した事で頭がいっぱいになって誰の声も俺の耳には届かなくなっていた。

「失敗だ。俺の人生終わった。負け犬だ。」

俺はそう呟いて、その場に力無く座り込んだ。

他の第一騎士団のメンバーは俺を睨みつける。

ああ、シリルの時と同じだ。

今度は俺番だ。




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