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マリア アマランサス
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クロードお兄様の婚約者マリア様は
花嫁教育にやって来た。
お兄様は、婚約休暇というこの世界独特の忌引き休暇を取得した。
マリア様はウェーブのピンクゴールドの髪を1つの三つ編みにした、目の色が緑色の女性だった。
体の線が細い、
目が細く、糸目に見える、
大人しい女性だった。
この世界の美人とは言い難がった。
1度目の婚約は、妹さんに婚約者が惚れ込んでしまい、マリア義お姉様は身を引いたらしい。
婚約発表が妹さんの誕生日、病気、卒業式ななどで度々延期となり、発表はまだだった事から、醜聞は抑えられたそうだ。
リリー様は、マリア義お姉様の事を
「とっても、優秀で何でも卒なくこなしてくれて、感じもいいんだけど、何でだろう、打ち解けられないのよ。気まずいのよね。」
と困り顔。
クロードお兄様は、
定期的に2人でお茶をしてるんだけど、
「何でかな?会話はしてるけど、発展しない。気まずい。
前の時はそんなん感じなかったけどな。
ヒナ様がそばに居たからか?」
と言っていた。
ある日、子パンダちゃんが竹藪で泣いているところを見つけたらしく、私を呼びに来てくれた。
私は、フーちゃんとライくんから畑の管理について教えて貰っていたので、
3人で声をかけた。
「お義姉さん。何で泣いてるの?」
すると、ハッとこちらに気がつく。
すると、
「ごめんなさい。ごめんなさい。」
と泣きながら謝る。
「お姉ちゃん。お菓子あげる。だから泣かないで。」
フーちゃんは飴の入った瓶をマリア様に渡す。
マリア様は驚いた顔をする。
フーちゃんとライくんは
「泣き止んだ!やったー。」
「やったー!」
と喜ぶ。
私もその雰囲気に便乗して喜ぶ。
私は中身は、30近い叔母さんだけど、楽しいのでキャッキャッと一緒にはしゃいでしまった。
するとマリアお姉様は、フワリと笑った。
とてもホンワカする笑顔だ。
私たちは、いつもお茶をしている秘密のお祖父様の和室に案内した。
そこには、いつもと同じように変装した上皇様が遊びに来ていた。
「おおぉー。見かけん顔だな。」
すると、マリアお姉様は、
「マリア アマランサスと言います。
この度、クロード様と婚約いたしました。その為、公爵夫人の教育を受けに参りました。」
と丁寧に挨拶する。
「あぁ。堅苦しい挨拶はいらんいらん。それにワシは、ここの家のもんではない。
遊びに来たただの爺さんだ。
フェルナンドと言う。
皆んなは、フェルさんと呼んでくれている。」
フーちゃんは、
「お姉ちゃん泣いてたの!」
と上皇様に言う。
上皇様は静かに、
「どうしたのかのー。まあ、ここでゆっくり話してみなさい。それよりも、さっきワシらが作った、ドーナツやコーヒーや紅茶はどうだね?」
と進めた。
マリアお姉様は、紅茶だけを頂いていた。
すると、
「私、ここに居ていいのか不安なんです。皆んな、優しく、大切にしてくれるけど、気の利いた事が話せなくて辛い。
何処か遠くに行きたい気持ちになるの。」
上皇様は、
「そうか。そうか。
何処か遠くに行きたいのか。
それはなマリア。
遠くに行ってしまったお前自信を探しに行きたいのだ。
なに。取り戻すのは遠くに行かなくたってできる。
ほれ、その紅茶匂いはどんな匂いがする?」
「フルーティな匂いがします。」
「見た目はどんな色だ。」
「澄んだ茶色?赤?」
「一口飲んでみなさい。どんな味がする?」
「フルーティな香りのおかげで、苦味を全く感じません。ほっとします。」
「そうだ。それを感じたのが、お前だ。
花を見てみろ。どう感じる?空はどうだ。
お前は、今までお前を押し殺して生きていたのだろう。
そら、このドーナツはどうだ?」
すると、マリアお姉様は、
ドーナツを手に取り、ドーナツを嗅いだり、よく観察した。
そして、一口かじる。
すると、目に涙を浮かべた。
「甘い。甘くて美味しい・・・・・。」
「そうだ。毎日、今この瞬間を感じなさい。思いっきり、楽しんで、思いっきり感じなさい。そうすれば、遠くに行ってしまっていた自分はお前自身になっていく。
そして、これだけは忘れるな。
お前は、お前でいい。
お前自身が感じる事は自由だ。」
上皇様の話を聞いて、ライくんは
「感じる事って大切なの?」
と聞く。
上皇様は
「とっても大切だぞ!時に周囲の人は「貴方の為」「心配だ」「お前は何て酷いやつだ」と偽って、要求や幻想を押し付けてくる輩もいる。
この言い回しはな、真意がバレないようにお前は私や俺を感じろ、お前であるな!と言ってるんだ。
そして、片方は意見を押し付け、もう片方は意見を考えなくて身を任せる互いに居なくては生きていけない関係になる。
時に、気が付かずに受け入れ続けてしまう事もある。
こういうのが、何度も何度も起きるとな、自分は何を感じて生きていたか分からなくなるんだ。
いつの間にか、自分じゃ無い他人を生きているんだ。
他人を生きるのは大変じゃよ。
心を殺して、
完璧を求められるからな。
偽物だとバレないかヒヤヒヤだ。
毎日、全力で楽しむとな、また自分に戻れるんだ。
そうそう、趣味というのも自分を自分らしく居させてくれている。
なくても大丈夫だ。
空を見て今日は清々しい。
食べ物は、じっくり味わい、楽しむ。
毎日の生活の中に感じる事ができれば、その時自分に戻れる。」
それを聞いたマリアお姉様は、
紅茶をまた、一口飲む。
そして、
「美味しい!」
とニッコリ笑った。
上皇様は
「良い笑顔だ。ハッハッハッ。」
と笑った。
それ以降、リリー様は
「ねえ。マリーベルちゃん!マリアちゃん!とっても可愛いの。前までは、緊張してたのかしら?
紅茶を飲む時がとっても幸せそうでね、何も話してないんだけど和むのよ。」
そして、クロードお兄様
「えっ!休暇が終わる?騎士団に帰れ?俺はマリアと一緒に居る。彼女と一緒に居ると、ホッとするんだ。
彼女とピクニックしながら、自然の風景を見たり、本を読んだり、一緒に居ると癒されるんだ。」
マリアお姉様は、とても幸せそうだ。
時々、花嫁教育の合間にやってきて皆んなでお菓子を作って食べる。
マリアお姉様は言う
「私ね。きっかけは、フェルさんだけど紅茶が好きになってね。紅茶にハマってるんだ。だから、私がお茶入れていいかな。」
自発的に声をかけてくれるようになった。
私もお姉様が来てくれた事で、
毎日が楽しくなった。
クロードお兄様は、アルベルト殿下が笑顔で怒りながら迎えにやって来て、やっと騎士団に帰って行った。
ふと思う、上皇様も、我が我でない時があったのだろうか。
国王は人間と沢山関わる仕事だ。要求も多い仕事。
上皇様は、お菓子とお茶を飲む時とっても感慨深く味わって食べる。
私がじっと見ていると、
「ワシがワシで居られるのは、この茶菓子のおかげだ。
そして、私自身が感じる自由を選ぶとな、周囲も自分が自分でいる事を余儀なくされる。」
っとニッコリ笑った。
花嫁教育にやって来た。
お兄様は、婚約休暇というこの世界独特の忌引き休暇を取得した。
マリア様はウェーブのピンクゴールドの髪を1つの三つ編みにした、目の色が緑色の女性だった。
体の線が細い、
目が細く、糸目に見える、
大人しい女性だった。
この世界の美人とは言い難がった。
1度目の婚約は、妹さんに婚約者が惚れ込んでしまい、マリア義お姉様は身を引いたらしい。
婚約発表が妹さんの誕生日、病気、卒業式ななどで度々延期となり、発表はまだだった事から、醜聞は抑えられたそうだ。
リリー様は、マリア義お姉様の事を
「とっても、優秀で何でも卒なくこなしてくれて、感じもいいんだけど、何でだろう、打ち解けられないのよ。気まずいのよね。」
と困り顔。
クロードお兄様は、
定期的に2人でお茶をしてるんだけど、
「何でかな?会話はしてるけど、発展しない。気まずい。
前の時はそんなん感じなかったけどな。
ヒナ様がそばに居たからか?」
と言っていた。
ある日、子パンダちゃんが竹藪で泣いているところを見つけたらしく、私を呼びに来てくれた。
私は、フーちゃんとライくんから畑の管理について教えて貰っていたので、
3人で声をかけた。
「お義姉さん。何で泣いてるの?」
すると、ハッとこちらに気がつく。
すると、
「ごめんなさい。ごめんなさい。」
と泣きながら謝る。
「お姉ちゃん。お菓子あげる。だから泣かないで。」
フーちゃんは飴の入った瓶をマリア様に渡す。
マリア様は驚いた顔をする。
フーちゃんとライくんは
「泣き止んだ!やったー。」
「やったー!」
と喜ぶ。
私もその雰囲気に便乗して喜ぶ。
私は中身は、30近い叔母さんだけど、楽しいのでキャッキャッと一緒にはしゃいでしまった。
するとマリアお姉様は、フワリと笑った。
とてもホンワカする笑顔だ。
私たちは、いつもお茶をしている秘密のお祖父様の和室に案内した。
そこには、いつもと同じように変装した上皇様が遊びに来ていた。
「おおぉー。見かけん顔だな。」
すると、マリアお姉様は、
「マリア アマランサスと言います。
この度、クロード様と婚約いたしました。その為、公爵夫人の教育を受けに参りました。」
と丁寧に挨拶する。
「あぁ。堅苦しい挨拶はいらんいらん。それにワシは、ここの家のもんではない。
遊びに来たただの爺さんだ。
フェルナンドと言う。
皆んなは、フェルさんと呼んでくれている。」
フーちゃんは、
「お姉ちゃん泣いてたの!」
と上皇様に言う。
上皇様は静かに、
「どうしたのかのー。まあ、ここでゆっくり話してみなさい。それよりも、さっきワシらが作った、ドーナツやコーヒーや紅茶はどうだね?」
と進めた。
マリアお姉様は、紅茶だけを頂いていた。
すると、
「私、ここに居ていいのか不安なんです。皆んな、優しく、大切にしてくれるけど、気の利いた事が話せなくて辛い。
何処か遠くに行きたい気持ちになるの。」
上皇様は、
「そうか。そうか。
何処か遠くに行きたいのか。
それはなマリア。
遠くに行ってしまったお前自信を探しに行きたいのだ。
なに。取り戻すのは遠くに行かなくたってできる。
ほれ、その紅茶匂いはどんな匂いがする?」
「フルーティな匂いがします。」
「見た目はどんな色だ。」
「澄んだ茶色?赤?」
「一口飲んでみなさい。どんな味がする?」
「フルーティな香りのおかげで、苦味を全く感じません。ほっとします。」
「そうだ。それを感じたのが、お前だ。
花を見てみろ。どう感じる?空はどうだ。
お前は、今までお前を押し殺して生きていたのだろう。
そら、このドーナツはどうだ?」
すると、マリアお姉様は、
ドーナツを手に取り、ドーナツを嗅いだり、よく観察した。
そして、一口かじる。
すると、目に涙を浮かべた。
「甘い。甘くて美味しい・・・・・。」
「そうだ。毎日、今この瞬間を感じなさい。思いっきり、楽しんで、思いっきり感じなさい。そうすれば、遠くに行ってしまっていた自分はお前自身になっていく。
そして、これだけは忘れるな。
お前は、お前でいい。
お前自身が感じる事は自由だ。」
上皇様の話を聞いて、ライくんは
「感じる事って大切なの?」
と聞く。
上皇様は
「とっても大切だぞ!時に周囲の人は「貴方の為」「心配だ」「お前は何て酷いやつだ」と偽って、要求や幻想を押し付けてくる輩もいる。
この言い回しはな、真意がバレないようにお前は私や俺を感じろ、お前であるな!と言ってるんだ。
そして、片方は意見を押し付け、もう片方は意見を考えなくて身を任せる互いに居なくては生きていけない関係になる。
時に、気が付かずに受け入れ続けてしまう事もある。
こういうのが、何度も何度も起きるとな、自分は何を感じて生きていたか分からなくなるんだ。
いつの間にか、自分じゃ無い他人を生きているんだ。
他人を生きるのは大変じゃよ。
心を殺して、
完璧を求められるからな。
偽物だとバレないかヒヤヒヤだ。
毎日、全力で楽しむとな、また自分に戻れるんだ。
そうそう、趣味というのも自分を自分らしく居させてくれている。
なくても大丈夫だ。
空を見て今日は清々しい。
食べ物は、じっくり味わい、楽しむ。
毎日の生活の中に感じる事ができれば、その時自分に戻れる。」
それを聞いたマリアお姉様は、
紅茶をまた、一口飲む。
そして、
「美味しい!」
とニッコリ笑った。
上皇様は
「良い笑顔だ。ハッハッハッ。」
と笑った。
それ以降、リリー様は
「ねえ。マリーベルちゃん!マリアちゃん!とっても可愛いの。前までは、緊張してたのかしら?
紅茶を飲む時がとっても幸せそうでね、何も話してないんだけど和むのよ。」
そして、クロードお兄様
「えっ!休暇が終わる?騎士団に帰れ?俺はマリアと一緒に居る。彼女と一緒に居ると、ホッとするんだ。
彼女とピクニックしながら、自然の風景を見たり、本を読んだり、一緒に居ると癒されるんだ。」
マリアお姉様は、とても幸せそうだ。
時々、花嫁教育の合間にやってきて皆んなでお菓子を作って食べる。
マリアお姉様は言う
「私ね。きっかけは、フェルさんだけど紅茶が好きになってね。紅茶にハマってるんだ。だから、私がお茶入れていいかな。」
自発的に声をかけてくれるようになった。
私もお姉様が来てくれた事で、
毎日が楽しくなった。
クロードお兄様は、アルベルト殿下が笑顔で怒りながら迎えにやって来て、やっと騎士団に帰って行った。
ふと思う、上皇様も、我が我でない時があったのだろうか。
国王は人間と沢山関わる仕事だ。要求も多い仕事。
上皇様は、お菓子とお茶を飲む時とっても感慨深く味わって食べる。
私がじっと見ていると、
「ワシがワシで居られるのは、この茶菓子のおかげだ。
そして、私自身が感じる自由を選ぶとな、周囲も自分が自分でいる事を余儀なくされる。」
っとニッコリ笑った。
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