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義姉の妹
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今日は、ヒナ様に経過報告のお茶会だ。
夏になり、暑くなったので
サイダーやアイスコーヒー、アイスティー、フルーツジュースなど冷たい飲み物、
高級菓子で、この国ではお祭りの時しか食べられないソフトクリーム、アイスクリームを私の指揮でクロードお兄様と子供達で全力で作る。
ソフトクリームは、以前サマス先生が血相を変えて町中のお菓子屋さんを聞いてまわっていたので、
1年生の生徒達で、作ってあげたら泣きながら、
「何て、優しい生徒達なのかしら。私は本当に幸せよ。」
と褒めながら、校長の肩を掴んでガクガクと揺らしながら熱弁していた。
あんな事していいのか?アルベルト殿下だよ?
他にはフルーツゼリー、ババロア、
酸味があるフルーツで作った、レモン、夏蜜柑、パイナップル、マンゴー、パッションフルーツなど夏にピッタリのケーキ
男性も楽しめるように、甘くないお煎餅やポテトチップ、乾燥ソーセージ、チーズ、魚介の燻製もあった。
ジンさん率いる料理人とマリア様が作ってくれた。
涼しい冷たいお菓子がたくさんだ。
クロードお兄様は、
料理長のジンさんがボールに入った氷を、マリアお姉様の飲むアイスティーグラスに入れようとすると、
笑顔で
「俺がするよ!」
と圧をかけていた。
そして、自分の魔法で作った氷を入れる。
・・・クロードお兄様。なんかちょっと気持ち悪いと思うのは私だけ?
それを見ていたテラーくんは
「なあ。魔法の氷とか、普通の水で出来てるんだよな?!」
と、しげしげと自分のグラスを眺めていた。
今日は、マリア様の妹アメリア様もどうしても参加したいと言うので、
今日は、クロードお兄様。マリアお姉様。リリー様。エリーゼ。ヒナ様。
ソードお兄様と最近よく遊びにくるようになってソードお兄様の親友になったベリル。
そして、マリア様とお菓子を準備したバイオレットちゃんと、ジェフくんと、テラーくんと私だ。
お父様は仕事が終わり次第すっ飛ばして帰ってくるそうだ。
皆んな、平民であるとか貴族であるとか関係なく、行われるお茶会だ。
内々のお茶会なので、
使用人たちも一緒だ。
皆楽しそうに、自分の食べたいお菓子や飲み物を準備する。
すると、淡いピンク色の髪の毛をアップにした、胸がプルプルした、目がパッチリとした、可愛らしい女性が入ってくる。アメリア様は挨拶を済ませると、
「まあ、お姉様!平民や使用人達とお茶会なんて、あり得ないわ。申し訳ありません。クロード様。姉はあまり、常識が無くて。」
そして、
「クロード様、こんな常識もなく、何も実績がないお姉様より、ダンスも教養も私の方が優れています。自分で言うのも何なのですが、容姿も遥かに私の方が・・・。同じ、伯爵家の令嬢ですし、私と婚約なさった方が・・・。」
げっ。クロードお兄様から冷気が出ている。
すると、ヒナ様
「アメリアちゃん。辞めなさい。
貴方は、どうして姉の物を何時も欲しがるの?」
アメリア様はドレスの裾を持って、悔しそうな顔をする。
「貴方は、何時もマリアちゃんの上に立とうと必死に見えるの。
それって、自分を大切に出来ていると思う?
私は、貴方は可愛いと思う。努力する力も強い。
でも、1つだけ貴方に見えないものがあるの。
貴方らしさよ。」
アメリア様は、えっと言う顔で、
「私らしさ?」
と聞く。
「貴方はマリアちゃんに勝って、誰に褒めて欲しいの?誰に見て欲しいの?」
アメリア様はハッとした顔をした。
そして、
「アッアッアッ。」
何か言おうとするが、言葉になっていなかった。
すると、マリア様はそっとアメリア様の肩を抱く。
「私は知っていたの。ごめんなさい。
お母様とお父様は、私達子供を誰も見ていないわ。
何時も病弱な貴方に付きっきりの両親は、自分が病弱な子を見る優しい両親を演じていた。
そうすれば、立派な親だと周りははやしたてたから。
だから、貴方が良くなる事を望まず、貴方は自由を奪われた。
アメリア。気がついていたの。でも、私は何もしなかった。
ごめんなさい。
でも、コレだけは信じて、
貴方の将来の伴侶シュルツは、ちゃんと貴方をみてるわ。
だから、私は身を引いたのよ。
じゃ無かったら、婚約解消を宣った上、可愛い妹に手を出した男を許すわけないでしょ。水魔法で沈めてるわ。」
マリア様。意外に怖かった。
そして、ヒナ様
「アメリアちゃん。本当は貴族や平民がどうの使用人がどうのなんて思ってないわよね。
あなたは、孤児院にいる子達と、とっても楽しそうに、お茶してたもの。ふふふ。
まあ、貴方のご両親とは、この前話をしたわ。自分達が誰も愛してない事実に直面して放心状態だったわ。
でも、貴方の両親は強いのね。
まずは、自分達夫婦が変わらないとと言って、やり直しているわ。
貴方は、貴方の幸せがあるのよ。
周りを羨ましいって、思う時はね、
自分自身の持ってるものが見えなくなってるの。
自分に自信を失ってるのね。
そう言う時は、羨ましい。妬ましいと認めちゃいなさい。どうにかしようと足掻けば足掻くほど、自信は無くなっていくわ。
現実を直視して、自分の中の良いところを見なさい。
心から楽しいと思い、人のためになったこと。それが貴方の良いところよ。
マリアちゃんにもマリアちゃんの幸せがある。
幸せのあり方が違ってもいいじゃない。
他人がどうこう言おうが関係ないわ。
さあ、美味しそうな涼しげなおやつ皆さんで頂きましょう。
私は待ちきれないわ。」
みんな楽しそうに、お菓子を頬張る。
マリアお姉様は、アメリア様に、
「ねえコレ食べてみて!レモンババロア。私が作ったの。」
「ええ?こんなのお姉様つくれるの!お店で売ってるお菓子みたい。凄いわ。」
「アイスティーに合うわ!」
「お姉様。ごめんなさい。今まで。」
「ええ。流石に婚約者取られた時は腹が立ったわ。でも、今は許せるわ。私達も姉妹をやり直しましょう。」
クロードお兄様は、仲良くしている2人をみてホッとした顔をした。
私はヒナ様に聞いてみる。
「失恋したら美しくなるのは何故なの?」
ヒナ様は
「パートナーはね。互いにかけた物を補うのね。
相手の選んだパートナーを知る事でね、相手の欠けた部分が見えるのよ。
そうすると、見えなかった自分自身の弱さ強さを知るの。
時々、「君は僕がいなくても大丈夫。あの子は僕が守ってあげないと」
って言う別れ方があるの知ってる?」
私とバイオレットちゃんは。
「ある。よくきく。」
「よく、小説で出てくる別れ台詞ね。」
「振られた女の子は、自信を持ちなさい。
悲しむ必要はない。
その男性に合わない、自立した女性って事。男性に依存しなくても生きられる素敵な女性と言っているの。
そしてその女性には、別な合う男性がいるの。
あれは、褒め言葉よ。」
私達は驚く。
確かに言われてみれば、そう思える。
他にも恋愛についてヒナ様に色んな質問をした。
恋愛の秘訣は、
自分が自分であると実感できる相手と結ばれる事で、
世界は愛に包まれるのだそうだ。
マリアお姉様にベッタリとくっつくクロードお兄様を見たヒナ様は
「ちっ!アイツは何をやってるんだ!」
と言いながらツカツカと歩いて行き、
ボカっと頭を叩く。
「貴方が他の令嬢にストーカーされた不快感を思い出しなさい!
あんた、この子に縋り付いて何やってるの!
アンタはクロード
この子はマリア!
誰でもないの!
それぞれの生きてきた世界があるの!
今のアンタは、全部が全部共有しないと、怒りが湧いてくるんじゃない?
はっきり言って、重いっ!!
彼女と自分の境界線はしっかり保ちなさい!
将来子供を作るんでしょ!
こんな状態じゃ、子供にまで嫉妬しそうよ!
あんたが、デッカイ子供になってどうするの?!」
とブチギレていた。
ヒナ様をみると、恋愛って本当は互いに成長していける素晴らしいものなのだと思った。
私も、本当の愛を感じて生きたい。
夏になり、暑くなったので
サイダーやアイスコーヒー、アイスティー、フルーツジュースなど冷たい飲み物、
高級菓子で、この国ではお祭りの時しか食べられないソフトクリーム、アイスクリームを私の指揮でクロードお兄様と子供達で全力で作る。
ソフトクリームは、以前サマス先生が血相を変えて町中のお菓子屋さんを聞いてまわっていたので、
1年生の生徒達で、作ってあげたら泣きながら、
「何て、優しい生徒達なのかしら。私は本当に幸せよ。」
と褒めながら、校長の肩を掴んでガクガクと揺らしながら熱弁していた。
あんな事していいのか?アルベルト殿下だよ?
他にはフルーツゼリー、ババロア、
酸味があるフルーツで作った、レモン、夏蜜柑、パイナップル、マンゴー、パッションフルーツなど夏にピッタリのケーキ
男性も楽しめるように、甘くないお煎餅やポテトチップ、乾燥ソーセージ、チーズ、魚介の燻製もあった。
ジンさん率いる料理人とマリア様が作ってくれた。
涼しい冷たいお菓子がたくさんだ。
クロードお兄様は、
料理長のジンさんがボールに入った氷を、マリアお姉様の飲むアイスティーグラスに入れようとすると、
笑顔で
「俺がするよ!」
と圧をかけていた。
そして、自分の魔法で作った氷を入れる。
・・・クロードお兄様。なんかちょっと気持ち悪いと思うのは私だけ?
それを見ていたテラーくんは
「なあ。魔法の氷とか、普通の水で出来てるんだよな?!」
と、しげしげと自分のグラスを眺めていた。
今日は、マリア様の妹アメリア様もどうしても参加したいと言うので、
今日は、クロードお兄様。マリアお姉様。リリー様。エリーゼ。ヒナ様。
ソードお兄様と最近よく遊びにくるようになってソードお兄様の親友になったベリル。
そして、マリア様とお菓子を準備したバイオレットちゃんと、ジェフくんと、テラーくんと私だ。
お父様は仕事が終わり次第すっ飛ばして帰ってくるそうだ。
皆んな、平民であるとか貴族であるとか関係なく、行われるお茶会だ。
内々のお茶会なので、
使用人たちも一緒だ。
皆楽しそうに、自分の食べたいお菓子や飲み物を準備する。
すると、淡いピンク色の髪の毛をアップにした、胸がプルプルした、目がパッチリとした、可愛らしい女性が入ってくる。アメリア様は挨拶を済ませると、
「まあ、お姉様!平民や使用人達とお茶会なんて、あり得ないわ。申し訳ありません。クロード様。姉はあまり、常識が無くて。」
そして、
「クロード様、こんな常識もなく、何も実績がないお姉様より、ダンスも教養も私の方が優れています。自分で言うのも何なのですが、容姿も遥かに私の方が・・・。同じ、伯爵家の令嬢ですし、私と婚約なさった方が・・・。」
げっ。クロードお兄様から冷気が出ている。
すると、ヒナ様
「アメリアちゃん。辞めなさい。
貴方は、どうして姉の物を何時も欲しがるの?」
アメリア様はドレスの裾を持って、悔しそうな顔をする。
「貴方は、何時もマリアちゃんの上に立とうと必死に見えるの。
それって、自分を大切に出来ていると思う?
私は、貴方は可愛いと思う。努力する力も強い。
でも、1つだけ貴方に見えないものがあるの。
貴方らしさよ。」
アメリア様は、えっと言う顔で、
「私らしさ?」
と聞く。
「貴方はマリアちゃんに勝って、誰に褒めて欲しいの?誰に見て欲しいの?」
アメリア様はハッとした顔をした。
そして、
「アッアッアッ。」
何か言おうとするが、言葉になっていなかった。
すると、マリア様はそっとアメリア様の肩を抱く。
「私は知っていたの。ごめんなさい。
お母様とお父様は、私達子供を誰も見ていないわ。
何時も病弱な貴方に付きっきりの両親は、自分が病弱な子を見る優しい両親を演じていた。
そうすれば、立派な親だと周りははやしたてたから。
だから、貴方が良くなる事を望まず、貴方は自由を奪われた。
アメリア。気がついていたの。でも、私は何もしなかった。
ごめんなさい。
でも、コレだけは信じて、
貴方の将来の伴侶シュルツは、ちゃんと貴方をみてるわ。
だから、私は身を引いたのよ。
じゃ無かったら、婚約解消を宣った上、可愛い妹に手を出した男を許すわけないでしょ。水魔法で沈めてるわ。」
マリア様。意外に怖かった。
そして、ヒナ様
「アメリアちゃん。本当は貴族や平民がどうの使用人がどうのなんて思ってないわよね。
あなたは、孤児院にいる子達と、とっても楽しそうに、お茶してたもの。ふふふ。
まあ、貴方のご両親とは、この前話をしたわ。自分達が誰も愛してない事実に直面して放心状態だったわ。
でも、貴方の両親は強いのね。
まずは、自分達夫婦が変わらないとと言って、やり直しているわ。
貴方は、貴方の幸せがあるのよ。
周りを羨ましいって、思う時はね、
自分自身の持ってるものが見えなくなってるの。
自分に自信を失ってるのね。
そう言う時は、羨ましい。妬ましいと認めちゃいなさい。どうにかしようと足掻けば足掻くほど、自信は無くなっていくわ。
現実を直視して、自分の中の良いところを見なさい。
心から楽しいと思い、人のためになったこと。それが貴方の良いところよ。
マリアちゃんにもマリアちゃんの幸せがある。
幸せのあり方が違ってもいいじゃない。
他人がどうこう言おうが関係ないわ。
さあ、美味しそうな涼しげなおやつ皆さんで頂きましょう。
私は待ちきれないわ。」
みんな楽しそうに、お菓子を頬張る。
マリアお姉様は、アメリア様に、
「ねえコレ食べてみて!レモンババロア。私が作ったの。」
「ええ?こんなのお姉様つくれるの!お店で売ってるお菓子みたい。凄いわ。」
「アイスティーに合うわ!」
「お姉様。ごめんなさい。今まで。」
「ええ。流石に婚約者取られた時は腹が立ったわ。でも、今は許せるわ。私達も姉妹をやり直しましょう。」
クロードお兄様は、仲良くしている2人をみてホッとした顔をした。
私はヒナ様に聞いてみる。
「失恋したら美しくなるのは何故なの?」
ヒナ様は
「パートナーはね。互いにかけた物を補うのね。
相手の選んだパートナーを知る事でね、相手の欠けた部分が見えるのよ。
そうすると、見えなかった自分自身の弱さ強さを知るの。
時々、「君は僕がいなくても大丈夫。あの子は僕が守ってあげないと」
って言う別れ方があるの知ってる?」
私とバイオレットちゃんは。
「ある。よくきく。」
「よく、小説で出てくる別れ台詞ね。」
「振られた女の子は、自信を持ちなさい。
悲しむ必要はない。
その男性に合わない、自立した女性って事。男性に依存しなくても生きられる素敵な女性と言っているの。
そしてその女性には、別な合う男性がいるの。
あれは、褒め言葉よ。」
私達は驚く。
確かに言われてみれば、そう思える。
他にも恋愛についてヒナ様に色んな質問をした。
恋愛の秘訣は、
自分が自分であると実感できる相手と結ばれる事で、
世界は愛に包まれるのだそうだ。
マリアお姉様にベッタリとくっつくクロードお兄様を見たヒナ様は
「ちっ!アイツは何をやってるんだ!」
と言いながらツカツカと歩いて行き、
ボカっと頭を叩く。
「貴方が他の令嬢にストーカーされた不快感を思い出しなさい!
あんた、この子に縋り付いて何やってるの!
アンタはクロード
この子はマリア!
誰でもないの!
それぞれの生きてきた世界があるの!
今のアンタは、全部が全部共有しないと、怒りが湧いてくるんじゃない?
はっきり言って、重いっ!!
彼女と自分の境界線はしっかり保ちなさい!
将来子供を作るんでしょ!
こんな状態じゃ、子供にまで嫉妬しそうよ!
あんたが、デッカイ子供になってどうするの?!」
とブチギレていた。
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