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林間学校の申し込み
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何と、私たちの学校は
キャンプというイベントがあった。
皆楽しみにしている。
魚取ったり、山菜を取ったり、狩りしたり、自然の食材を使って料理もするそうだ。
私のお父様と、バイオレットちゃんのお父様は大反対。
「何故そんな事する必要がある?女の子が野宿?!ありえない。」
いや野宿じゃないから。
どちらかと言えば野営でしょ。
テントあるし。
雨がひどい時は、ログハウスに移動するって言ってるし。
「男の子ならまだしも!
何?うちの娘の要望で、子供達の間で川で泳ぐ話が出てる?!重たい服を着てどうやって泳ぐんだ!水着?!
なんだこの服は?!
こんな!破廉恥な!
断固反対だ!」
・・・。根には持ってないけどさ、1年前の私の生活は、ほぼ野宿だよ。
冬には食べ物が手に入らなくて、大変だった。
記憶の奥には虫を食べてた記憶だってあるのよ!
記憶の中の私は、ちょっとやばい食卓もあったわ。
ご飯にカエル、タランチュラ、タケムシ、ミルワーム。
デザートにタガメ。
昔日本人だった、虫食愛好家でもない私がこの記憶に気がついた時、しばらく悶えたわ!
でも、ちょっと美味しかった記憶もあるのよね。
チッ誰が水着のこと喋ったんだ!!
絶対反対されるだろうから伏せてたのに!
フランお前か?!
絶対フランだ。
私たちが、水着を蜘蛛の聖虫さんのケイトさんと作ってたとき目を丸くして見てたもんね。
チクリンめ!
1ヶ月後なのに、お父様は許可のサインをしてくれない。
毎日のように、林間学校に行きたいからサインをくれと食卓や執務室に行くが、サインをくれない。
私はリリー様に相談する。
リリー様は、
「私に任せて!サインさせるわ!
女の子だからって関係ないわ!
私だって色々経験したのよ!
それから、水着は流石にダメよ。下着じゃない!服にしたらいいのよ!ほらこんなのなんてどう?」
描き描きして見せてくれる。
ああ、そうか。前世イスラム圏の女性が来ていた水着。
ブルキニだ。
前世フランスでは、宗教色が強い事から法律的な問題になった水着で、禁止になったりして揉めてるようだ。
私からしてみれば、ウエットスーツと水着の間みたいなもんだけどな。
クラゲに刺されにくそうだし、日差しも避けれそうで、便利だと思う。
でも戦争が背景にあると、そういった服さえも問題になる。
だって、テロの被害に遭った人が見るとどう思うかな?
怖いし、辛いかもしれない。
でも、だからと言って、
絶対着ないと泳げない水着禁止ってのも辛いよね。
難しい問題だ。
まあこれで、私の方の水着問題は解決だ。
しかし、林間学校はお父様が、
「ダメだ!」
一点張り!なんで!
その翌日、お父様とリリー様だけで外食ディナーに行った。
久しぶりのデートのようで、ちょっと2人ともウキウキしている。
しかし、帰ってきたらお父様は気分が悪そうで、翌朝は朝食を食べず、紅茶を飲んだだけだった。
お父様は何故か急に、林間学校の書類にサインをしてくれたようだ。
ダンさんから伝言と書類を受け取る。
「すまなかった。何かあっても大丈夫なように、ちゃんとした食べ物を見つけられるようしっかり学びなさい。」
との事である・・・。
えっ?何を言ったのリリー様。
雰囲気を壊さずに、お父様と、リリー様を護衛するためにフランがついて行っていたので、聞いてみると、
どうやら、リリー様
コアな虫食愛好家が集うレストランを予約したらしい。
「マリーちゃんも、こちらの文化のちゃんとしたご飯が無い時は、食べてたのよ?」
そう言いながら、食べたようだ。
リリー様は、結構大胆で
「タランチュライケるわね!ニンニクが効いて、エールに合うわ!この黒光の虫はなに?
ゲンゴロウ?見た目やばいわね!でもなんていうの?ツナみたい?あれ?なんか独特の匂いがし始めたわ?賞味期限短いのかしら。?コレはちょっと苦手ね。」
コース料理を楽しそうに、美味しそうに食べていたそうだ。
お父様は、ゲンゴロウを見て頭を抱えたそうだ。
アイスにタガメの素揚げがそのまま乗っかっているのを見て、
「ヒッ」と叫んだらしい。
リリー様は、
「まあ!なんて斬新な!」
と感心していたらしい。
リリー様。結構肝がすわってますね。
お父様は嫌そうに、全ての料理の虫は避けて食べたそうだ。
この国の人は虫を食べることは抵抗があるらしい。
リリー様に話を聞いてみると、
レストランの料理人は東南の外国にある村の部族の女性で、これはご馳走なんだって。
モリモリと食べたリリー様と料理人さんは意気投合してお友達になったそうだ。
リリー様は、地理的文化や歴史を大学で専攻していたそうで、
様々なところの部族を訪ねては、ご飯をご馳走になっていたようで、基本何でも食べれるそうだ。
でも苦手なのは噛み酒なんだって。
村の女性が噛み砕いた澱粉をアルコール醗酵させた物らしい。
飲まないと、敵。飲めば友人という極端な部族も居るので、結構大変だったらしい。
北の寒い地域に住む、エルキモーという北に住む民族からは、アザラシ料理をご馳走になったそうだ。
キャビアックは、初めは苦手だったけど
滞在して、最後の辺りには結構好きになったらしい。
でも、現地の寒いとこだから美味しかったんだと言っていた。あっちに行ったら食べたくなるけど、こっちの国では食べたくなる事がないそうだ。
キャビアック・・・。この世界にもあるんだな。
鳥を生のままアザラシの内臓に入れて保管する。乳酸醗酵させる保存食なのだ。
リリー様、よく食べたな!
鳥は、生のまま食べる。匂いも強烈で、素人には、難易度の高い食べ物だ。
まあ、現地の人で言えば日本の納豆と同じ感覚なんじゃないだろうか?
アザラシの脂肪成分には、海で泳ぐことから、魚と同じ血液をサラサラにするオメガ3脂肪酸がたくさん含まれている。
寒い地域の人達は、脂肪分の多く含まれる肉の食事を摂るが、
オメガ3脂肪酸が多いアザラシやトド、イルカ、シャチ、鯨などの海で取れる肉を食べる。
よって、脳梗塞で死ぬ人はあまり居ないそうだ。
逆に怪我をすると出血がなかなか止まらず、重症になる事もあるらしい。
オメガ3脂肪酸は、とある女性医師がそう言っていたそうだ。
多分テロメールちゃんのお母さんだ。
そして、作物が育ちにくい北の国の人々は、血のついた肉などを生で食べる習慣があるようだ。
私はコレを聞いて納得。壊血病防止だ。作物が育たないと言うことは、ビタミンの欠乏に陥りやすい。肉は焼くとビタミンが壊れる。
だから、生でビタミンを壊さずに食べるのだ。
キャビアックもそれに当たる。
一方で、暑い地域の人達は、香辛料をたくさん使った、辛いものを食べ、発汗作用があるものを好む傾向にあるらしい。
カレーやトムヤンクンに近い食べ物がこの世界にも存在する。
異世界でも気候が同じだと文化も似てくるんだと実感した。
リリー様は言う。
現地の人の食生活は土地や気候に合ったものを食べている。
それが、面白いし、理にかなっている。
でも中には、小さな頃から食して毒に慣らしている食べ物もあるらしい。
北の民が保存食として、トドや鹿を沼などの泥炭層に沈める保存食だ。
前世ではコパルヒンというネネツ族が食べている保存食だ。
しかしこの保存食は、現地人でない食べ慣れてない人は危険な食べ物だ。
実はボツリヌス菌という嫌気性の菌がいる可能性があるそうで、幼い頃から食べてならしているからなのか、現地の人は食べても大丈夫な食事の一つだ。
素人が食べると命を危険に晒すものもある。
原住民の人はそれを知らない事も多く、勧められる事もあるのだそう。
人柄にもよるが、事前に、村長や偉い人と話し合って、価値観の違い、食べれるもの、食べられないものがある事を伝えておく事も重要らしい。
リリー様。話を聞くと、犬ぞりに乗ったり、馬に乗って、ホンゴルの人々と草原を走り回ったりと、意外に行動的で、お転婆なのには驚いた。
リリー様の話はとっても興味深かった。
シルビアお母様も商団で色んな国にいった。よく似たいろんな国の話をしてくれたのを覚えている。
お父様は、活動的な女性が好きなんだなと思った。
最後に、
「マリーベルちゃん?
女性ってだけで、危険な事も多い。
でも、だからと言って経験する事や学びを諦めないで!」
そう教えてくれた。
俄然やる気になってきた。
キャンプというイベントがあった。
皆楽しみにしている。
魚取ったり、山菜を取ったり、狩りしたり、自然の食材を使って料理もするそうだ。
私のお父様と、バイオレットちゃんのお父様は大反対。
「何故そんな事する必要がある?女の子が野宿?!ありえない。」
いや野宿じゃないから。
どちらかと言えば野営でしょ。
テントあるし。
雨がひどい時は、ログハウスに移動するって言ってるし。
「男の子ならまだしも!
何?うちの娘の要望で、子供達の間で川で泳ぐ話が出てる?!重たい服を着てどうやって泳ぐんだ!水着?!
なんだこの服は?!
こんな!破廉恥な!
断固反対だ!」
・・・。根には持ってないけどさ、1年前の私の生活は、ほぼ野宿だよ。
冬には食べ物が手に入らなくて、大変だった。
記憶の奥には虫を食べてた記憶だってあるのよ!
記憶の中の私は、ちょっとやばい食卓もあったわ。
ご飯にカエル、タランチュラ、タケムシ、ミルワーム。
デザートにタガメ。
昔日本人だった、虫食愛好家でもない私がこの記憶に気がついた時、しばらく悶えたわ!
でも、ちょっと美味しかった記憶もあるのよね。
チッ誰が水着のこと喋ったんだ!!
絶対反対されるだろうから伏せてたのに!
フランお前か?!
絶対フランだ。
私たちが、水着を蜘蛛の聖虫さんのケイトさんと作ってたとき目を丸くして見てたもんね。
チクリンめ!
1ヶ月後なのに、お父様は許可のサインをしてくれない。
毎日のように、林間学校に行きたいからサインをくれと食卓や執務室に行くが、サインをくれない。
私はリリー様に相談する。
リリー様は、
「私に任せて!サインさせるわ!
女の子だからって関係ないわ!
私だって色々経験したのよ!
それから、水着は流石にダメよ。下着じゃない!服にしたらいいのよ!ほらこんなのなんてどう?」
描き描きして見せてくれる。
ああ、そうか。前世イスラム圏の女性が来ていた水着。
ブルキニだ。
前世フランスでは、宗教色が強い事から法律的な問題になった水着で、禁止になったりして揉めてるようだ。
私からしてみれば、ウエットスーツと水着の間みたいなもんだけどな。
クラゲに刺されにくそうだし、日差しも避けれそうで、便利だと思う。
でも戦争が背景にあると、そういった服さえも問題になる。
だって、テロの被害に遭った人が見るとどう思うかな?
怖いし、辛いかもしれない。
でも、だからと言って、
絶対着ないと泳げない水着禁止ってのも辛いよね。
難しい問題だ。
まあこれで、私の方の水着問題は解決だ。
しかし、林間学校はお父様が、
「ダメだ!」
一点張り!なんで!
その翌日、お父様とリリー様だけで外食ディナーに行った。
久しぶりのデートのようで、ちょっと2人ともウキウキしている。
しかし、帰ってきたらお父様は気分が悪そうで、翌朝は朝食を食べず、紅茶を飲んだだけだった。
お父様は何故か急に、林間学校の書類にサインをしてくれたようだ。
ダンさんから伝言と書類を受け取る。
「すまなかった。何かあっても大丈夫なように、ちゃんとした食べ物を見つけられるようしっかり学びなさい。」
との事である・・・。
えっ?何を言ったのリリー様。
雰囲気を壊さずに、お父様と、リリー様を護衛するためにフランがついて行っていたので、聞いてみると、
どうやら、リリー様
コアな虫食愛好家が集うレストランを予約したらしい。
「マリーちゃんも、こちらの文化のちゃんとしたご飯が無い時は、食べてたのよ?」
そう言いながら、食べたようだ。
リリー様は、結構大胆で
「タランチュライケるわね!ニンニクが効いて、エールに合うわ!この黒光の虫はなに?
ゲンゴロウ?見た目やばいわね!でもなんていうの?ツナみたい?あれ?なんか独特の匂いがし始めたわ?賞味期限短いのかしら。?コレはちょっと苦手ね。」
コース料理を楽しそうに、美味しそうに食べていたそうだ。
お父様は、ゲンゴロウを見て頭を抱えたそうだ。
アイスにタガメの素揚げがそのまま乗っかっているのを見て、
「ヒッ」と叫んだらしい。
リリー様は、
「まあ!なんて斬新な!」
と感心していたらしい。
リリー様。結構肝がすわってますね。
お父様は嫌そうに、全ての料理の虫は避けて食べたそうだ。
この国の人は虫を食べることは抵抗があるらしい。
リリー様に話を聞いてみると、
レストランの料理人は東南の外国にある村の部族の女性で、これはご馳走なんだって。
モリモリと食べたリリー様と料理人さんは意気投合してお友達になったそうだ。
リリー様は、地理的文化や歴史を大学で専攻していたそうで、
様々なところの部族を訪ねては、ご飯をご馳走になっていたようで、基本何でも食べれるそうだ。
でも苦手なのは噛み酒なんだって。
村の女性が噛み砕いた澱粉をアルコール醗酵させた物らしい。
飲まないと、敵。飲めば友人という極端な部族も居るので、結構大変だったらしい。
北の寒い地域に住む、エルキモーという北に住む民族からは、アザラシ料理をご馳走になったそうだ。
キャビアックは、初めは苦手だったけど
滞在して、最後の辺りには結構好きになったらしい。
でも、現地の寒いとこだから美味しかったんだと言っていた。あっちに行ったら食べたくなるけど、こっちの国では食べたくなる事がないそうだ。
キャビアック・・・。この世界にもあるんだな。
鳥を生のままアザラシの内臓に入れて保管する。乳酸醗酵させる保存食なのだ。
リリー様、よく食べたな!
鳥は、生のまま食べる。匂いも強烈で、素人には、難易度の高い食べ物だ。
まあ、現地の人で言えば日本の納豆と同じ感覚なんじゃないだろうか?
アザラシの脂肪成分には、海で泳ぐことから、魚と同じ血液をサラサラにするオメガ3脂肪酸がたくさん含まれている。
寒い地域の人達は、脂肪分の多く含まれる肉の食事を摂るが、
オメガ3脂肪酸が多いアザラシやトド、イルカ、シャチ、鯨などの海で取れる肉を食べる。
よって、脳梗塞で死ぬ人はあまり居ないそうだ。
逆に怪我をすると出血がなかなか止まらず、重症になる事もあるらしい。
オメガ3脂肪酸は、とある女性医師がそう言っていたそうだ。
多分テロメールちゃんのお母さんだ。
そして、作物が育ちにくい北の国の人々は、血のついた肉などを生で食べる習慣があるようだ。
私はコレを聞いて納得。壊血病防止だ。作物が育たないと言うことは、ビタミンの欠乏に陥りやすい。肉は焼くとビタミンが壊れる。
だから、生でビタミンを壊さずに食べるのだ。
キャビアックもそれに当たる。
一方で、暑い地域の人達は、香辛料をたくさん使った、辛いものを食べ、発汗作用があるものを好む傾向にあるらしい。
カレーやトムヤンクンに近い食べ物がこの世界にも存在する。
異世界でも気候が同じだと文化も似てくるんだと実感した。
リリー様は言う。
現地の人の食生活は土地や気候に合ったものを食べている。
それが、面白いし、理にかなっている。
でも中には、小さな頃から食して毒に慣らしている食べ物もあるらしい。
北の民が保存食として、トドや鹿を沼などの泥炭層に沈める保存食だ。
前世ではコパルヒンというネネツ族が食べている保存食だ。
しかしこの保存食は、現地人でない食べ慣れてない人は危険な食べ物だ。
実はボツリヌス菌という嫌気性の菌がいる可能性があるそうで、幼い頃から食べてならしているからなのか、現地の人は食べても大丈夫な食事の一つだ。
素人が食べると命を危険に晒すものもある。
原住民の人はそれを知らない事も多く、勧められる事もあるのだそう。
人柄にもよるが、事前に、村長や偉い人と話し合って、価値観の違い、食べれるもの、食べられないものがある事を伝えておく事も重要らしい。
リリー様。話を聞くと、犬ぞりに乗ったり、馬に乗って、ホンゴルの人々と草原を走り回ったりと、意外に行動的で、お転婆なのには驚いた。
リリー様の話はとっても興味深かった。
シルビアお母様も商団で色んな国にいった。よく似たいろんな国の話をしてくれたのを覚えている。
お父様は、活動的な女性が好きなんだなと思った。
最後に、
「マリーベルちゃん?
女性ってだけで、危険な事も多い。
でも、だからと言って経験する事や学びを諦めないで!」
そう教えてくれた。
俄然やる気になってきた。
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