6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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林間学校3

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熱中症問題を解決し、
私達は、

目的地のキャンプ場で
テントを建てる。

皆んなで、楽しくワイワイとテントを張っていると、

ジャックさんが
何やら、険しい顔をする。

「皆んな。すぐに管理棟へ避難しろ!
雷雨になる。」


すると、
山道で会った、
先に進んで行った、
他の登山客も慌てて下山してきた。

「おい。引き返した方がいい。
雷雨だ。
この道の先は湿原地帯を通過する。
木道が雨で消える可能性がある。
今行くべきでない。
下手するとしばらく身動き取れなくなるぞ!」


そう他の出会う人皆んなに
言いながら
管理棟に向かっていた。


皆んな取り敢えず、ジャックさんの指示に従った。

ジャックさんは、松葉杖を器用に使って、助手の騎士さんと一緒に歩く。


「大人やジャックさんは大袈裟なんだよ。」

「雨降ってないし大丈夫だよ。」

そんな子供達の声が聞こえるが、

ジャックさんは方針を変えなかった。


管理棟に到着した後
あたりが急に暗くなり、
今にも雨が降りそうだ。

その途端、ピカッ ドッカーン

と雷が落ち始める。


さっきまで、大袈裟なとか、避難しなくていいのではと言っていた子供たちは真っ青になった。


雷が落ちた場所はかなり近い位置で
光ったとともに地面が揺れるくらい、ものすごい音を立て落ちたのだ。


その途端、猛烈な雨が降り始めた。



ロンくんは、

「父さん。なぜ雨が降るってわかったの?」


ジャックさんは

「空気は生暖かかっただろ?
なのに、突然冷たい風が吹いてきたのを感じなかったか?」

私達はうなづく。

「そして、山の近くに空に向かって高く伸びた大きな雲があっただろ。あれは、積乱雲なんだ!


地面が熱せられ、急激に水分が蒸発し、雲が急速に発達したんだ。

さらに、初めは上昇気流で上に上に空気は上がる。

次第に今度は、上空で冷やされた空気が下に流れる。

それが、その冷たい風だ。

こういう天候の時は、風の流れで、竜巻が発生する事もある。危険なんだ。

暑い日に、急に冷たい風が流れ込む時は気をつけた方がいい。

つまり、我々は雨が降る雲の下の付近に来ているという事だ。

そして積乱雲は、雷を伴った激しい雨を降らす。

上空は、冷たいから雹が降る事もあるぞ。

登山客は、皆知っていたんだろうな。

因みに、ここに来る前に座学で皆んな勉強したはずなんだがな?」


皆んな、

はっ!とした顔をする。

ジェフくんは

「言ってたな。実際に体験するまでよくわかってなかったよ。」

「おう!言ってたな。俺は、キャンプに浮かれてすっかり忘れてたぜ。」


雲で暗くなった
管理棟で話していると、

ピカッと光ったと思うと、

急に知らないお爺さんの顔が私達の中心にいたため、

「きゃー!でたー!」

「子泣き爺だ!」

「ギャー!」

と子供達は大騒ぎとなった。





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