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プロローグ
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私の名前は、水蓮寺 春彦と言う。
スーツを着ている男性で、歳は19歳。
高校を卒業したばかりの社会人見習いといったところだ。
ある理由で今は森の中にいるのだが
少し前に遡ろう・・・
会社での講習が終わり帰宅するため電車に乗る、
駅札を出て10分くらい歩き帰宅するのだが、いつも通り人のいない細道を通って帰宅していたとき、いきなり大量の雨が降ってきた。
「うわーついてないな。それにしても降りすぎだろー」
そのような独り言を言いながら、走って帰ろうとしたとき、いきなり半径5メートルほど辺りが暗くなった。
「えっ??」
いきなり暗くなったことで驚き辺りを見回すとすぐ上に巨大な水の塊が落ちてくる。
「うわっ!やばいっ!」
あっこれ終わったな。そう直感で悟り、唖然とそこに立ち止まり巨大な水の塊に意識を奪われた。
意識が戻るとそこは果てしなく真っ白な空間に2人の人間がいた。
「私は地球の管理を任せられておる管理者で、となりは異世界の管理者だ。」
いきなり目覚めて訳の分からないことを言う人に戸惑う。
「戸惑うことも無理はない。お主は先ほど死んでしまったのだよ。ある現象に巻き込まれてな。」
そう言われて私は死ぬ前のことを思い出した。いきなりのことで忘れてしまっていたようだ。
「あっ、思い出しました。いきなり巨大な水の塊が落ちてきて・・・
私は死んでしまったということですか・・・
それならなぜ私の意識があるのでしょうか。」
「それはなここが管理者の領域だからだ。まぁ魂のたまり場とでも思うがいい。」
「魂ですか・・・」
「通常死んだ魂は新しい魂となり転生するのだが、今回は異例の事態がおこったのだ。」
「なにが異例なんですか?」
「お前が死んだのには異世界が絡んでおる。
詳しくは異世界の管理者に聴くと言い。」
そう言うと、もう一人の方が前に出た。
「私は異世界の管理を任せられている者です。私の世界は地球から見るとファンタジーのような世界にあてはまります。剣と魔法の世界と言うやつですね。」
本当にそんな世界があるんだな。
「その異世界で問題がおこりました。竜と神の闘いにより次元に異常が起こり偶然あの場所に影響が及んでしまいあなたが死んでしまったと言うことになります。」
竜と神…
「そんな偶然があるんですね・・・」
「ええ、なのであなたには自分の意思、記憶を持ったまま異世界で生きる権利が与えられました。
それか新しい魂として記憶を無くし地球で生まれ変わるかですね。」
「異世界には興味があるので、記憶を持ったまま生きたいです。」
「魂の影響により異世界で生きることになりますが、そこは了承してください。」
「大丈夫です。」
「異世界には強さを示すステータスという物がありますが、その中でも特に重要な職業を決めます。普通は生まれながらに決まるものですが、あなたには魂に刻まれた才能に会わせて選ぶ権利を与えます。」
そう言って紙を渡してきた。
それにはこう書かれていた。
『職業』
村人 ノーマル
剣士 ノーマル
盗賊 ノーマル
水創師 ユニーク
「この中から選んで下さい。」
「上の三つは普通だと思うので、水創師にします。」
「わかりました。それと最低限のお詫びとして異世界でも言葉がわかるようになる・異世界言語、
物を詳細に理解できる・鑑定、
異世界言語のような特有のスキルを隠せる・隠蔽、をつけておきます。
そこからの行動はあなた次第となります。それでは転移に移ります。」
それを聞いたあと意識が薄れていった・・・
スーツを着ている男性で、歳は19歳。
高校を卒業したばかりの社会人見習いといったところだ。
ある理由で今は森の中にいるのだが
少し前に遡ろう・・・
会社での講習が終わり帰宅するため電車に乗る、
駅札を出て10分くらい歩き帰宅するのだが、いつも通り人のいない細道を通って帰宅していたとき、いきなり大量の雨が降ってきた。
「うわーついてないな。それにしても降りすぎだろー」
そのような独り言を言いながら、走って帰ろうとしたとき、いきなり半径5メートルほど辺りが暗くなった。
「えっ??」
いきなり暗くなったことで驚き辺りを見回すとすぐ上に巨大な水の塊が落ちてくる。
「うわっ!やばいっ!」
あっこれ終わったな。そう直感で悟り、唖然とそこに立ち止まり巨大な水の塊に意識を奪われた。
意識が戻るとそこは果てしなく真っ白な空間に2人の人間がいた。
「私は地球の管理を任せられておる管理者で、となりは異世界の管理者だ。」
いきなり目覚めて訳の分からないことを言う人に戸惑う。
「戸惑うことも無理はない。お主は先ほど死んでしまったのだよ。ある現象に巻き込まれてな。」
そう言われて私は死ぬ前のことを思い出した。いきなりのことで忘れてしまっていたようだ。
「あっ、思い出しました。いきなり巨大な水の塊が落ちてきて・・・
私は死んでしまったということですか・・・
それならなぜ私の意識があるのでしょうか。」
「それはなここが管理者の領域だからだ。まぁ魂のたまり場とでも思うがいい。」
「魂ですか・・・」
「通常死んだ魂は新しい魂となり転生するのだが、今回は異例の事態がおこったのだ。」
「なにが異例なんですか?」
「お前が死んだのには異世界が絡んでおる。
詳しくは異世界の管理者に聴くと言い。」
そう言うと、もう一人の方が前に出た。
「私は異世界の管理を任せられている者です。私の世界は地球から見るとファンタジーのような世界にあてはまります。剣と魔法の世界と言うやつですね。」
本当にそんな世界があるんだな。
「その異世界で問題がおこりました。竜と神の闘いにより次元に異常が起こり偶然あの場所に影響が及んでしまいあなたが死んでしまったと言うことになります。」
竜と神…
「そんな偶然があるんですね・・・」
「ええ、なのであなたには自分の意思、記憶を持ったまま異世界で生きる権利が与えられました。
それか新しい魂として記憶を無くし地球で生まれ変わるかですね。」
「異世界には興味があるので、記憶を持ったまま生きたいです。」
「魂の影響により異世界で生きることになりますが、そこは了承してください。」
「大丈夫です。」
「異世界には強さを示すステータスという物がありますが、その中でも特に重要な職業を決めます。普通は生まれながらに決まるものですが、あなたには魂に刻まれた才能に会わせて選ぶ権利を与えます。」
そう言って紙を渡してきた。
それにはこう書かれていた。
『職業』
村人 ノーマル
剣士 ノーマル
盗賊 ノーマル
水創師 ユニーク
「この中から選んで下さい。」
「上の三つは普通だと思うので、水創師にします。」
「わかりました。それと最低限のお詫びとして異世界でも言葉がわかるようになる・異世界言語、
物を詳細に理解できる・鑑定、
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そこからの行動はあなた次第となります。それでは転移に移ります。」
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