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カミサマへの片想い
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以前、個人サイトでとても好きなオンノベがあった。
商業作家もSNSなどで読者との距離が近くなったと言われているが、それでも一冊の本としてとりあえずまとまっているものに対する感想を作者にいうのと、毎話の感想を作者に言うのとでは近さが違う。
恐らく僕はそれを見誤ってしまったのだろう。
個別の感想返しを基本しない人だったから、つまり反論の一つもしない人だったから、余計に追い詰めてしまったのかもしれない。
その日、楽しみに読んで、何度も読み返して、続きも読み続けるであろう作品の定期更新が止まった。
それだけならば少し残念だと思いはするがそれだけだった。
機械のように書き続けられるわけではないことはそれでも理解しているつもりだ。
それにブログは更新されていたから怪我や病気の心配をする必要もなかったし。
だとしてもそろそろ更新してくれないかなと思い始めた頃。
今度は作品の大手投稿サイトへの移動が発表された。
内輪でちんまりやっていきたい書籍化願望はないと言っていたが、このご時世だ。
閲覧環境の多様化、セキュリティーに対応するため、その辺りは運営がやってくれるところに移せる物は移そうと思っても特に不思議はない。
そうして作品は順次移され、小説のページは閉じられそのサイトへの誘導になった。
僕の読んでいた小説をなくして。
最初ミスかと思って連絡しようと思ったけれど、投稿サイトは見るだけならば誰でも見えるがコメントには会員登録が必要だし、ブログの方は元々そういうシステムだ。
メールアドレスは公開されていない。作品の感想はメールフォームで送っていたが、小説のページ以外にフォームはなかった。今までそれで困らなかったから気づかなかった。
悩んだ末にブログに会員登録をして、連絡をする。
そうしたらブロックされた。
そこでやっとあの作品を壊せさたのは僕である事を知った。
その話は僕にとっては楽園を見つけたようなものだった。
だから作者に毎回感想を送っていた。
けれど作者にとっては勝手に住み着いた生き物が予定外で邪魔だったと。
いくら感想を送ったところでそれが必要どころが害をもたらすだけだったのだろう。
作品を消してまで排除したいほど。
小説掲載場所自体を移動してしまいたいほど。
僕が贈った言葉が何をそこまで追い詰めたのかは未だ分からない。
だからこそ僕はあの世界に居続けることが出来なかったのだろう。
もし今後、どこかで楽園を見つけても。
僕はもう祈らない。
ただ隅で息を潜めじっと見つめている。
たとえ今度はそのせいで世界が滅ぶのだとしても。
僕が拒絶されることはないのだから。
商業作家もSNSなどで読者との距離が近くなったと言われているが、それでも一冊の本としてとりあえずまとまっているものに対する感想を作者にいうのと、毎話の感想を作者に言うのとでは近さが違う。
恐らく僕はそれを見誤ってしまったのだろう。
個別の感想返しを基本しない人だったから、つまり反論の一つもしない人だったから、余計に追い詰めてしまったのかもしれない。
その日、楽しみに読んで、何度も読み返して、続きも読み続けるであろう作品の定期更新が止まった。
それだけならば少し残念だと思いはするがそれだけだった。
機械のように書き続けられるわけではないことはそれでも理解しているつもりだ。
それにブログは更新されていたから怪我や病気の心配をする必要もなかったし。
だとしてもそろそろ更新してくれないかなと思い始めた頃。
今度は作品の大手投稿サイトへの移動が発表された。
内輪でちんまりやっていきたい書籍化願望はないと言っていたが、このご時世だ。
閲覧環境の多様化、セキュリティーに対応するため、その辺りは運営がやってくれるところに移せる物は移そうと思っても特に不思議はない。
そうして作品は順次移され、小説のページは閉じられそのサイトへの誘導になった。
僕の読んでいた小説をなくして。
最初ミスかと思って連絡しようと思ったけれど、投稿サイトは見るだけならば誰でも見えるがコメントには会員登録が必要だし、ブログの方は元々そういうシステムだ。
メールアドレスは公開されていない。作品の感想はメールフォームで送っていたが、小説のページ以外にフォームはなかった。今までそれで困らなかったから気づかなかった。
悩んだ末にブログに会員登録をして、連絡をする。
そうしたらブロックされた。
そこでやっとあの作品を壊せさたのは僕である事を知った。
その話は僕にとっては楽園を見つけたようなものだった。
だから作者に毎回感想を送っていた。
けれど作者にとっては勝手に住み着いた生き物が予定外で邪魔だったと。
いくら感想を送ったところでそれが必要どころが害をもたらすだけだったのだろう。
作品を消してまで排除したいほど。
小説掲載場所自体を移動してしまいたいほど。
僕が贈った言葉が何をそこまで追い詰めたのかは未だ分からない。
だからこそ僕はあの世界に居続けることが出来なかったのだろう。
もし今後、どこかで楽園を見つけても。
僕はもう祈らない。
ただ隅で息を潜めじっと見つめている。
たとえ今度はそのせいで世界が滅ぶのだとしても。
僕が拒絶されることはないのだから。
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