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本編
(28)天然幼児のマネをして謎解きと美味しいおやつ♪
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もう、ここはいい加減、突っ込んで聞こう……。
何も知らない天然幼児の真似をして
「なんで?ルノーおじいさまも、おばあさまも、お兄さんお姉さんみたいなの?」
と聞いてみた。
ルノーお祖父様とお祖母様はその言葉を聞いて
キョトンとしていたが神官長のジュールが
「そっか、巫女様はルノー達の姿が神殿の外にいる普通のじいさん、ばあさんとは違って若いから吃驚しているんだっ!」
ルノーお祖父様はそれを聞いて
「ああ、私達の容姿のことか、それは、アムカ大神殿にいる精霊様のおかげなのだよ。リイア」
そう答えてくれた。精霊様のおかげで、若々しいままなの!?
もう、ちょっと突っ込んで聞こうとしたら
「詳しいお話はお茶でも飲みながらにしませんか?今日はローガン達が神殿に来ると聞いたので美味しいお菓子も用意したのよ」
◇
「リイアとレーア、私の名前はリイナ・ラサ・アラキアルです。
そして、月の宮の神官長であるルノーの妻でローガンの母です。よろしくね」
なんですと、ルノーお祖父様も神官長なの!?マジか
ん。
そういや、ゲームでスペアとなったレーアが神殿に行ったけど、神官長には会えなかったんだよなー
会おうとしたら、ツンツンクールな男の眼鏡神官に
『神の巫女として引き継いだのに、神の力を使えない貴女は神官様達に会う資格はない、お引き取り願おう』
って言われた事を思い出した。その時、神官長様達って言ってたわー
うん。思い出したら腹立つな、あのキャラ、もし将来会った時にゲームと同じツンツンした態度だったら、かけている眼鏡をぐるぐるダサ眼鏡にしよう。よし、そのほうが面白いわ。絶対。
はははっと私が下らない事を考えていたら、
お祖母様が私達の前にお茶を置いていく、それを見たりリリー母様は慌てて、
「お義母様、私もお手伝いしますわ」
「リリーさんは今日はお客さまなのだから、座っていて大丈夫よ。そうね、今度わが家に来た時にでもお手伝いお願いするわ」
おお、リイナお祖母様はリリー母様の性格がお分かりで
そう言われたら、今日はお客さま役に徹するしかないね。
笑顔で対応するお祖母様が次にお出ししたのはーー
えっ!?
茶色のデザート皿には、
真っ白い丸い物体に、その上に三角の小さい物体がくっついており
横には小豆が2つくっついて、それは目を表現し、三角耳がついた生き物の形をしたお菓子がのっていた。
何これ!!ゆるっユルいキャラ造形は!!
ねこ?猫だよね。これ、まさかこの世界にゆるスイーツがあるとは思わなかったわ!カワイイ♪
「かわいい、ねえさま、にゃんこスライムだよ、これ」
お菓子を見たレーアが、ゆるキャラお菓子の事をそう言ったのを
リイナお祖母様が
「あら、気づいた、レーア、そうこのお菓子は今、魔王領で大人気のお菓子で、名前も『にゃんこスライムあいす』よ♪」
ーーにゃんこスライムあいすだとっ!?
そのお菓子の名前と出所に私は、頭に雷が打たれように衝撃を受けていた。
◇
フーッあまりの衝撃で頭が一瞬真っ白になりました。
気づいたら、みんなの前にはお茶とお皿が置かれており
ルノーのお祖父様が「では、頂こうか」と言ってくれたので
いよいよ、『にゃんこスライムあいす』の実食です。
お皿の隣に置かれていた。木製の小さな先割れスプーンを取り
お隣のレイアもウキウキとしながらスプーンを持って
いつものように一緒に食べる前のご挨拶を
「「いただきまーす。」」
さっそく、『にゃんこスライムあいす』にスプーンをいれたいと思いますが、ゆる可愛いにゃんこスライムの形を崩すのをちょっと悩みながらも、スプーンを入れると、この感触はーー!?
私はもう、我慢ができず、スプーンですくった物を口に入れると
ぷにぷに、もち、もち、もちっ~ん。
中のアイスがとろ~り。
この真っ白い物の正体は、お餅、そう餅ですよ!
いや。正しくいうなら、前世の和菓子、大福をモチーフにした。
あの有名アイスだ!!!!
雪を見ながら食べたくなる、アイス入り大福だ!
「おねえさま、にゃんこあいす、やわらかくって、おいしいね~」
「そうねっレーアとっても美味しいわ、おばあさまこれは魔王りょうに売ってるんですよね。わたしも買いに行きたいです!」
私が興奮しながら言うと、リイナお祖母様は
「リイア、これは私が作ったのよ。お菓子を考えたのはワクニと魔王領が共同開発したのレシピをこの前、習ってきたのよ。気に入ってくれて良かったわ」
「そうなんですか!!すごいです。おばあさま!」
手作り菓子ですと、マジですか。ワクニと魔王領で共同開発したって、何それ、もうこれは絶対、行くしかないぞ!!
ワクニと魔王領!!
そして、異世界で食べる前世グルメごはんを!!
そう、心に誓い目の前の、『にゃんこスライムあいす』を食べるのだった。
何も知らない天然幼児の真似をして
「なんで?ルノーおじいさまも、おばあさまも、お兄さんお姉さんみたいなの?」
と聞いてみた。
ルノーお祖父様とお祖母様はその言葉を聞いて
キョトンとしていたが神官長のジュールが
「そっか、巫女様はルノー達の姿が神殿の外にいる普通のじいさん、ばあさんとは違って若いから吃驚しているんだっ!」
ルノーお祖父様はそれを聞いて
「ああ、私達の容姿のことか、それは、アムカ大神殿にいる精霊様のおかげなのだよ。リイア」
そう答えてくれた。精霊様のおかげで、若々しいままなの!?
もう、ちょっと突っ込んで聞こうとしたら
「詳しいお話はお茶でも飲みながらにしませんか?今日はローガン達が神殿に来ると聞いたので美味しいお菓子も用意したのよ」
◇
「リイアとレーア、私の名前はリイナ・ラサ・アラキアルです。
そして、月の宮の神官長であるルノーの妻でローガンの母です。よろしくね」
なんですと、ルノーお祖父様も神官長なの!?マジか
ん。
そういや、ゲームでスペアとなったレーアが神殿に行ったけど、神官長には会えなかったんだよなー
会おうとしたら、ツンツンクールな男の眼鏡神官に
『神の巫女として引き継いだのに、神の力を使えない貴女は神官様達に会う資格はない、お引き取り願おう』
って言われた事を思い出した。その時、神官長様達って言ってたわー
うん。思い出したら腹立つな、あのキャラ、もし将来会った時にゲームと同じツンツンした態度だったら、かけている眼鏡をぐるぐるダサ眼鏡にしよう。よし、そのほうが面白いわ。絶対。
はははっと私が下らない事を考えていたら、
お祖母様が私達の前にお茶を置いていく、それを見たりリリー母様は慌てて、
「お義母様、私もお手伝いしますわ」
「リリーさんは今日はお客さまなのだから、座っていて大丈夫よ。そうね、今度わが家に来た時にでもお手伝いお願いするわ」
おお、リイナお祖母様はリリー母様の性格がお分かりで
そう言われたら、今日はお客さま役に徹するしかないね。
笑顔で対応するお祖母様が次にお出ししたのはーー
えっ!?
茶色のデザート皿には、
真っ白い丸い物体に、その上に三角の小さい物体がくっついており
横には小豆が2つくっついて、それは目を表現し、三角耳がついた生き物の形をしたお菓子がのっていた。
何これ!!ゆるっユルいキャラ造形は!!
ねこ?猫だよね。これ、まさかこの世界にゆるスイーツがあるとは思わなかったわ!カワイイ♪
「かわいい、ねえさま、にゃんこスライムだよ、これ」
お菓子を見たレーアが、ゆるキャラお菓子の事をそう言ったのを
リイナお祖母様が
「あら、気づいた、レーア、そうこのお菓子は今、魔王領で大人気のお菓子で、名前も『にゃんこスライムあいす』よ♪」
ーーにゃんこスライムあいすだとっ!?
そのお菓子の名前と出所に私は、頭に雷が打たれように衝撃を受けていた。
◇
フーッあまりの衝撃で頭が一瞬真っ白になりました。
気づいたら、みんなの前にはお茶とお皿が置かれており
ルノーのお祖父様が「では、頂こうか」と言ってくれたので
いよいよ、『にゃんこスライムあいす』の実食です。
お皿の隣に置かれていた。木製の小さな先割れスプーンを取り
お隣のレイアもウキウキとしながらスプーンを持って
いつものように一緒に食べる前のご挨拶を
「「いただきまーす。」」
さっそく、『にゃんこスライムあいす』にスプーンをいれたいと思いますが、ゆる可愛いにゃんこスライムの形を崩すのをちょっと悩みながらも、スプーンを入れると、この感触はーー!?
私はもう、我慢ができず、スプーンですくった物を口に入れると
ぷにぷに、もち、もち、もちっ~ん。
中のアイスがとろ~り。
この真っ白い物の正体は、お餅、そう餅ですよ!
いや。正しくいうなら、前世の和菓子、大福をモチーフにした。
あの有名アイスだ!!!!
雪を見ながら食べたくなる、アイス入り大福だ!
「おねえさま、にゃんこあいす、やわらかくって、おいしいね~」
「そうねっレーアとっても美味しいわ、おばあさまこれは魔王りょうに売ってるんですよね。わたしも買いに行きたいです!」
私が興奮しながら言うと、リイナお祖母様は
「リイア、これは私が作ったのよ。お菓子を考えたのはワクニと魔王領が共同開発したのレシピをこの前、習ってきたのよ。気に入ってくれて良かったわ」
「そうなんですか!!すごいです。おばあさま!」
手作り菓子ですと、マジですか。ワクニと魔王領で共同開発したって、何それ、もうこれは絶対、行くしかないぞ!!
ワクニと魔王領!!
そして、異世界で食べる前世グルメごはんを!!
そう、心に誓い目の前の、『にゃんこスライムあいす』を食べるのだった。
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