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本編
(37)お隣さんが〇〇だったー!!
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前回、フォルがこちらに来た理由が分かった所で、次は、あの方ですね。
「いやーまさか、会議室のドアに、はってた結界を物理的に壊されそうになるとは、思わなかった。一応、普通にドアをノックか声をかけて貰えれば、結界を解いて、招き入れたんだけどね。本当に、ローズ姫様には驚くよ「筋肉で、どうにかなるわ」って言われながら結界を殴ってるから」
賢者様が、ローズ様がこちらに、来た時の様子を語ってくれた。
それを聞いた私は、これが異世界の脳筋あるあるか!っと一人だけ感動していたら
「むう、最初はきちんと仲間達がノックしたり声を掛けていたが、中から全然反応が無いので、かくなる上はと、最後は筋肉で訴えたのだ。賢者殿」
それを聞いて、賢者様が何か思い立ったのか
「ああ!済まなかった。大事な話をしていたから、気づかなかったんだ。それは、私が悪かったよ。ローズ姫様」
賢者様がそう謝ると、ローズ姫様も
「いや、本来なら先ぶれを出して、尋ねるべき事なのに、突然、訪問した我が悪いのだ」
そう言って、さっきまで、元気よく激辛麻婆豆腐パンを食べてる時と違い、何かに気づいて、あっと言う間にショボンとした顔つきになり、うちの家族の方をチラチラ見て、突然立ち上がると、ルノーお祖父様、リイナお祖母様とローガンお父様、リリー母様に向かって頭を下げて
「アラキアル家の皆には、我の顔など見たくないと思うが、申し訳ない。今回は緊急事態ゆえに許して欲しい。兄者達に至急、知らせたい事があって、ここに来たのだ」
「ローズ様が頭を下げた!?」
「まあっ!?」
「マジで?」
ローガン父様、リリー母様、
神官長のジュール様が
心底、驚きの声を上げていると
ルノーお祖父様が、ローズ様に
「ローズ姫様、ここに来たのは、陛下に伝えなければ、いけない大事な事があるのでしょう。まずは、先にそれを陛下にお伝え下さいませ」
「うむ。ルノー神官長殿、かたじけない」
神妙な顔つきで返事した後
改めて、ローレ様に向かって
膝を付き話しかけた。
「ローレ陛下に申し上げる。アムカの観察局から連絡があり、アムカ神殿の上空に正体不明の謎の飛来物が迫っている通達がございました。もしかしたら、他国の新しい偵察機だ。敵襲だと、王宮の者たちが騒いでおると、カイザーの部下達が、そう伝えてくれと頼まれた」
「何?謎の飛来物がこちらに向かってるだと?」
「うちに、そんな物を、けしかそうな国は、今は無いと思うんですけど?うちの勇者様がまた、よその国のお宝をドロ、いや貰ってきた可能性がありませんか?」
宰相様が、陛下にそう伝えると
「ルーンか………ありそうだな………また助けた所から、何かヤバい物や金になりそうな物を持って帰るのは、あいつのクセだからな」
陛下の呆れたような声聞こえてきて
ルーンって誰?
私が疑問に思ってると
賢者様が
「いや、今回は東の勇者じゃないよ。今、彼はこちらには、居ないしね」
「えっ、東の勇者???」
そして、ルリちゃんから
ビックリポンな情報が教えられた。
「東の勇者は、わたしの副業の先輩で、リイアちゃん達も親戚になるんじゃないかな?ルーンおじさんは、リン母さんの従妹だから」
(えっ!?親戚に勇者が?異世界ってそんなに勇者にいるの?気づいたら、お隣にも勇者がいるとか無いよね。ご都合主義みたいな展開は……)
私が、そんな事を考えていたら、
ルリちゃんが、更に爆弾発言するのだった。
「そして、私が南の勇者なんだよ。リイアちゃん、宜しくね」
(嘘でしょ、マジでお隣さんが勇者だったーーーー!!!!!)
その場で大声も出さずに、心の中だけで叫んだ私を誰か、褒めて欲しい。
「いやーまさか、会議室のドアに、はってた結界を物理的に壊されそうになるとは、思わなかった。一応、普通にドアをノックか声をかけて貰えれば、結界を解いて、招き入れたんだけどね。本当に、ローズ姫様には驚くよ「筋肉で、どうにかなるわ」って言われながら結界を殴ってるから」
賢者様が、ローズ様がこちらに、来た時の様子を語ってくれた。
それを聞いた私は、これが異世界の脳筋あるあるか!っと一人だけ感動していたら
「むう、最初はきちんと仲間達がノックしたり声を掛けていたが、中から全然反応が無いので、かくなる上はと、最後は筋肉で訴えたのだ。賢者殿」
それを聞いて、賢者様が何か思い立ったのか
「ああ!済まなかった。大事な話をしていたから、気づかなかったんだ。それは、私が悪かったよ。ローズ姫様」
賢者様がそう謝ると、ローズ姫様も
「いや、本来なら先ぶれを出して、尋ねるべき事なのに、突然、訪問した我が悪いのだ」
そう言って、さっきまで、元気よく激辛麻婆豆腐パンを食べてる時と違い、何かに気づいて、あっと言う間にショボンとした顔つきになり、うちの家族の方をチラチラ見て、突然立ち上がると、ルノーお祖父様、リイナお祖母様とローガンお父様、リリー母様に向かって頭を下げて
「アラキアル家の皆には、我の顔など見たくないと思うが、申し訳ない。今回は緊急事態ゆえに許して欲しい。兄者達に至急、知らせたい事があって、ここに来たのだ」
「ローズ様が頭を下げた!?」
「まあっ!?」
「マジで?」
ローガン父様、リリー母様、
神官長のジュール様が
心底、驚きの声を上げていると
ルノーお祖父様が、ローズ様に
「ローズ姫様、ここに来たのは、陛下に伝えなければ、いけない大事な事があるのでしょう。まずは、先にそれを陛下にお伝え下さいませ」
「うむ。ルノー神官長殿、かたじけない」
神妙な顔つきで返事した後
改めて、ローレ様に向かって
膝を付き話しかけた。
「ローレ陛下に申し上げる。アムカの観察局から連絡があり、アムカ神殿の上空に正体不明の謎の飛来物が迫っている通達がございました。もしかしたら、他国の新しい偵察機だ。敵襲だと、王宮の者たちが騒いでおると、カイザーの部下達が、そう伝えてくれと頼まれた」
「何?謎の飛来物がこちらに向かってるだと?」
「うちに、そんな物を、けしかそうな国は、今は無いと思うんですけど?うちの勇者様がまた、よその国のお宝をドロ、いや貰ってきた可能性がありませんか?」
宰相様が、陛下にそう伝えると
「ルーンか………ありそうだな………また助けた所から、何かヤバい物や金になりそうな物を持って帰るのは、あいつのクセだからな」
陛下の呆れたような声聞こえてきて
ルーンって誰?
私が疑問に思ってると
賢者様が
「いや、今回は東の勇者じゃないよ。今、彼はこちらには、居ないしね」
「えっ、東の勇者???」
そして、ルリちゃんから
ビックリポンな情報が教えられた。
「東の勇者は、わたしの副業の先輩で、リイアちゃん達も親戚になるんじゃないかな?ルーンおじさんは、リン母さんの従妹だから」
(えっ!?親戚に勇者が?異世界ってそんなに勇者にいるの?気づいたら、お隣にも勇者がいるとか無いよね。ご都合主義みたいな展開は……)
私が、そんな事を考えていたら、
ルリちゃんが、更に爆弾発言するのだった。
「そして、私が南の勇者なんだよ。リイアちゃん、宜しくね」
(嘘でしょ、マジでお隣さんが勇者だったーーーー!!!!!)
その場で大声も出さずに、心の中だけで叫んだ私を誰か、褒めて欲しい。
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