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有能な探索者
5話 仕事のついでに竜退治 2
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ドラゴンとの戦いが終わり、ティナを休ませるために村に戻った。
ミルの家に着いたのでティナを休憩されて貰えるように頼んでみた。
休憩させるのはOKがでた。
ミル家族は妖精族の王族の特徴を、知っているのかとてもビックリしていた。
俺はてっきり妖精族の王族は、エルフだと思っていた。
本で調べてみると、エルフは存在するとこ事だった。
それに神の眷族だとも書いてあったので、妖精族ではなく、神に近いのだろう。
あと忘れていたが、インベントリの中に熊の魔物が入ってるんだった。
俺はこれから、ここに居候させて貰うので、熊をプレゼントすることにした。
「あの、居候のお礼に渡したい物があるので外に来てもらってもいいですか?」
俺がそう促すとミル達家族は外に集まってくれた。
「ケントさん、お礼なんてとんでもないです、泊めるのは助けて貰ったお礼なんですから」
そうミルは言ってくれた。
ミルの提案で夫婦は気前よく許可してくれた。
まぁまだ、エルにはちゃんと許可して貰えてないけどね。
俺はインベントリから熊を取り出して地面に置いた。
ドサッ
「えぇ..これ ハイ・グリーズじゃない!」
エルが驚いてお父さんの後ろに逃げていった。
いつも強気だけどこういう時の怖がりが、ギャップがあって可愛い。
その他のみんなも十人十色の驚きをしている。
「こ.こん..こんな貴重なものは頂けません」
ミルにそう拒否られてしまったが、肉だけでもと言うと渋々受け取って貰えることになった。
肉以外の素材はギルドに持っていくと良いとガイルさんに言われた。
「この素材は滅多に出回らないほど危険な魔物の素材だ。」
「これを提出すればギルドランクが上がって、ハイリスクハイリターンな仕事が出来るようになるからな」
素早く捌きながらガイルさんは教えてくれた。
ハイ・グリーズは華麗な鉈捌きで、見々うちに肉と素材に分けられていった。
まだギルドの仕事が残っているので、俺は素早く素材をインベントリへ入れた。
俺はマップで薬草の生えている場所を探してみた。
すると、ちょうど自生している場所があったのでこれからそこに取りに行く事にした。
「俺はまだギルドの仕事が残っているので、仕事に戻ります。」
「多分、夕方には帰って来れると思います。それでは行って来ます。」
「あぁ..ティナちゃんの事は大丈夫だから行って来い!」
俺があいさつをするとガイルさんが、力づよく送り出してくれた。
俺が歩き出すと奥さんが、今晩は熊鍋をするから早く帰っておいでと言ってくれた。
ほんとありがたいな。
早く帰って来ようと心に誓った。
俺はマップを開き、自生している場所までの距離を調べた。
このマップは何があるのかが、分かったり距離が分かりやすいので、弓と合わせたらチートになるだろうな。
俺はそんな事を考えつつ、生えている場所まで歩いて行った。
ちょうど10分くらいで到着した。
俺は休む間もなく摘もうとしたが、何かが頭の中で反応して、本を開いた。
多分これは直感と言うものなんだろう、そう思った。
しかし、1回調べているからもう何も得るものはないと思うが、一旦調べてみた。
すると前まで空白だったところに字が新しく浮き出てきた。
これは本のレベル?が上がったのではと思う。
新たに得た情報は、この薬草は根元を少し残すことで、またすぐ生えてくると、書いてあった。
それだけだったので多分の1レベル?上がると内容が更新されるみたいだ。
俺はその記載の通りに根元だけ残して収穫した。
直ぐには生えてこないようなので3日経ってから、クエストがあればまた取りに来ようかな。
採取した薬草もといヒイロソウをバックにしまった。
俺はクエストを終わらせたことを、伝えるためギルドへ10分かけて帰った。
ギィィ
扉を開けて受付の方に歩いて行った。
5枚を1束として10束をカウンターに置いた。
「はい ヒイロソウ10束50枚ちょうどありますね。」
「これでクエスト達成です。ギルドカード提示してください。」
俺は促されるままにギルドカードを、受付嬢に渡した。
受付嬢は受け取るとお馴染みの判子を、ギルドカードに押した。
帰ってきたカードにはクエストの欄にS~Fの中のFに+1と表示された。
多分これがクエストランクと達成数だと思う。
「あの..ここで素材の買い取りって出来ますか?」
ハイ・グリーズの素材を売るために聞いてみた。
「魔物の名前を言って貰えれば買い取れるか分かると思います。」
「えっと..ガイルさんによるとハイ・グリーズと言う魔物だそうです。今、出しますね。」
「えぇぇー ハ.ハイ・グ.グリーズですか!!!!」
俺はそんな受付嬢の驚きの言葉を聞きながらインベントリ経由で、バックからハイ・グリーズを取り出した。
つづく
ミルの家に着いたのでティナを休憩されて貰えるように頼んでみた。
休憩させるのはOKがでた。
ミル家族は妖精族の王族の特徴を、知っているのかとてもビックリしていた。
俺はてっきり妖精族の王族は、エルフだと思っていた。
本で調べてみると、エルフは存在するとこ事だった。
それに神の眷族だとも書いてあったので、妖精族ではなく、神に近いのだろう。
あと忘れていたが、インベントリの中に熊の魔物が入ってるんだった。
俺はこれから、ここに居候させて貰うので、熊をプレゼントすることにした。
「あの、居候のお礼に渡したい物があるので外に来てもらってもいいですか?」
俺がそう促すとミル達家族は外に集まってくれた。
「ケントさん、お礼なんてとんでもないです、泊めるのは助けて貰ったお礼なんですから」
そうミルは言ってくれた。
ミルの提案で夫婦は気前よく許可してくれた。
まぁまだ、エルにはちゃんと許可して貰えてないけどね。
俺はインベントリから熊を取り出して地面に置いた。
ドサッ
「えぇ..これ ハイ・グリーズじゃない!」
エルが驚いてお父さんの後ろに逃げていった。
いつも強気だけどこういう時の怖がりが、ギャップがあって可愛い。
その他のみんなも十人十色の驚きをしている。
「こ.こん..こんな貴重なものは頂けません」
ミルにそう拒否られてしまったが、肉だけでもと言うと渋々受け取って貰えることになった。
肉以外の素材はギルドに持っていくと良いとガイルさんに言われた。
「この素材は滅多に出回らないほど危険な魔物の素材だ。」
「これを提出すればギルドランクが上がって、ハイリスクハイリターンな仕事が出来るようになるからな」
素早く捌きながらガイルさんは教えてくれた。
ハイ・グリーズは華麗な鉈捌きで、見々うちに肉と素材に分けられていった。
まだギルドの仕事が残っているので、俺は素早く素材をインベントリへ入れた。
俺はマップで薬草の生えている場所を探してみた。
すると、ちょうど自生している場所があったのでこれからそこに取りに行く事にした。
「俺はまだギルドの仕事が残っているので、仕事に戻ります。」
「多分、夕方には帰って来れると思います。それでは行って来ます。」
「あぁ..ティナちゃんの事は大丈夫だから行って来い!」
俺があいさつをするとガイルさんが、力づよく送り出してくれた。
俺が歩き出すと奥さんが、今晩は熊鍋をするから早く帰っておいでと言ってくれた。
ほんとありがたいな。
早く帰って来ようと心に誓った。
俺はマップを開き、自生している場所までの距離を調べた。
このマップは何があるのかが、分かったり距離が分かりやすいので、弓と合わせたらチートになるだろうな。
俺はそんな事を考えつつ、生えている場所まで歩いて行った。
ちょうど10分くらいで到着した。
俺は休む間もなく摘もうとしたが、何かが頭の中で反応して、本を開いた。
多分これは直感と言うものなんだろう、そう思った。
しかし、1回調べているからもう何も得るものはないと思うが、一旦調べてみた。
すると前まで空白だったところに字が新しく浮き出てきた。
これは本のレベル?が上がったのではと思う。
新たに得た情報は、この薬草は根元を少し残すことで、またすぐ生えてくると、書いてあった。
それだけだったので多分の1レベル?上がると内容が更新されるみたいだ。
俺はその記載の通りに根元だけ残して収穫した。
直ぐには生えてこないようなので3日経ってから、クエストがあればまた取りに来ようかな。
採取した薬草もといヒイロソウをバックにしまった。
俺はクエストを終わらせたことを、伝えるためギルドへ10分かけて帰った。
ギィィ
扉を開けて受付の方に歩いて行った。
5枚を1束として10束をカウンターに置いた。
「はい ヒイロソウ10束50枚ちょうどありますね。」
「これでクエスト達成です。ギルドカード提示してください。」
俺は促されるままにギルドカードを、受付嬢に渡した。
受付嬢は受け取るとお馴染みの判子を、ギルドカードに押した。
帰ってきたカードにはクエストの欄にS~Fの中のFに+1と表示された。
多分これがクエストランクと達成数だと思う。
「あの..ここで素材の買い取りって出来ますか?」
ハイ・グリーズの素材を売るために聞いてみた。
「魔物の名前を言って貰えれば買い取れるか分かると思います。」
「えっと..ガイルさんによるとハイ・グリーズと言う魔物だそうです。今、出しますね。」
「えぇぇー ハ.ハイ・グ.グリーズですか!!!!」
俺はそんな受付嬢の驚きの言葉を聞きながらインベントリ経由で、バックからハイ・グリーズを取り出した。
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