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042 お願い③
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「……ジェイドには、したのに?」
聞きただすような言いようで、私により顔を近づけた。ガルドナー団長、垂れ目でワルっぽくて、確かに見た目は良い。
だけど、それは私の好みではない。致命的な欠点でしかない。
……何なのよー! 自分の方がジェイドさんより、上なのに? と言わんばかりのこの不遜な態度。
確かに貴方の役職は竜騎士団長でしょうが、私の中の好感度では断然ジェイドさんの方が上だけど!?
「それは……」
「団長。嫌がっている女性に無理強いは、止めた方がよろしいかと……犯罪行為ですよ」
私が言い返そうとしたその時、ガルドナー団長の背後にはジェイドさんが居た。
たたたっ……助かった! お互いの目的が一致しない限り、ああだこうだ押し問答するしかないけれど、それには時間が掛かってしまう。
私はジェイドさん以外には絶対にしないって決めているので、彼の要求を聞く時間は無駄でしかない。
「ジェイド。特殊な天啓の独り占めは、良くないと思うが?」
「使用対象を選ぶのは、ラヴィ二ア本人。俺はそう説明を聞いていますが」
その瞬間、二人の間に火花が光ったような気がした。
ガルドナー団長は微笑みながらもジェイドさんから目を逸らさないし、ジェイドさんも一歩も譲る気はないと言わんばかりに視線を外さない。
「ここでお願い出来る空気でもなくなって来たので、次の機会にするよ」
ようやく腕の檻を外してくれたガルドナー団長は、仕方なさそうに肩を竦めて、ゆっくりと立ち去っていった。
ジェイドさんは何を考えているのか、彼が見えなくなるまで背中をじっと見送り、ようやく私の方を見てくれた。
「ラヴィ二ア……すまない。突然だが、お願いがあるんだ。君を探していた」
「え? 私をですか?」
不思議に思った私は、自分のことを指さした。ジェイドさんが私に……お願いを?
確かにこんな廊下の突き当たりになんて、誰かを探しに来る以外で用はないかもしれない……。
聞きただすような言いようで、私により顔を近づけた。ガルドナー団長、垂れ目でワルっぽくて、確かに見た目は良い。
だけど、それは私の好みではない。致命的な欠点でしかない。
……何なのよー! 自分の方がジェイドさんより、上なのに? と言わんばかりのこの不遜な態度。
確かに貴方の役職は竜騎士団長でしょうが、私の中の好感度では断然ジェイドさんの方が上だけど!?
「それは……」
「団長。嫌がっている女性に無理強いは、止めた方がよろしいかと……犯罪行為ですよ」
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たたたっ……助かった! お互いの目的が一致しない限り、ああだこうだ押し問答するしかないけれど、それには時間が掛かってしまう。
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その瞬間、二人の間に火花が光ったような気がした。
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「ここでお願い出来る空気でもなくなって来たので、次の機会にするよ」
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ジェイドさんは何を考えているのか、彼が見えなくなるまで背中をじっと見送り、ようやく私の方を見てくれた。
「ラヴィ二ア……すまない。突然だが、お願いがあるんだ。君を探していた」
「え? 私をですか?」
不思議に思った私は、自分のことを指さした。ジェイドさんが私に……お願いを?
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