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本編
愛と呼べるもの
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「…お昼に会った時ちょっと変だったよ、フィース」
フィースかイアンとデートする時、双子は2人部屋なので必ず私の部屋でデートすることになる。ベッドに座ったイアンは私の話を聞くと首を傾げて言った。
「この前、ノエルから手紙が来ていたんだけど、僕には見せてくれていない」
「え?妹さんから?」
驚いてイアンに近づくと私を抱き寄せて膝に座らせた。顔に何度もキスをしてくる。
「…何かあったのかな…」
「フィースが何も言わない時は大抵何かあるね」
「イアン、心配じゃないの?」
私は両手でイアンの頬を包んだ。深くて青い目は私の顔だけしか映していない。
「…僕の状態が良くなってきたから、また悪化させるようなことは言いたくないんだと思う。フィースは過保護なんだ。僕が母さんを亡くした時、表情や言葉を無くしてしまったのが忘れられないんだよ」
「イアン…」
「ガードルート、僕を情けないと思う?…真実を知ることは怖い。またあんな風な自分になってしまうのなら知らない方が良いんじゃないかって思ってしまうんだ。君という救いにすがって愛される喜びを知ってしまった。また失うことになるなら…死んだ方が良い」
私は何も言わずにイアンを抱きしめた。…彼の傷は深くて大きい。それを埋める方法はわからなくて、ただ凍えた心をすこしでも温めるように寄り添うしか出来なかった。
「あ、…ああっ…イアン…」
ぐぷぐぷと音がしてして、彼自身が抜き差しされる。すごく気持ちが良いけど、なんだかイアンが何か焦っている感じがして落ち着かない。
「はぁっ、…ガードルート、イキそうになったら言って」
「う、…うん…」
目の前の快感に集中しようとするけど、なかなかうまくいかない。そんな私に焦れたように抽送のスピードがどんどん早くなっていく。
ぐっと、お腹の中の彼が大きくなるかんじがして温かな感触がする。はぁはぁと息を整えるようにすると、抜いて私を抱きしめて深いキスをしてきた。
「ガードルート、なんだか、心ここにあらずだね。さっき話したことが気になる?」
先程放ったばかりのものでぐずぐずになっている中に指を何本か入れると小刻みに揺らしてきた。
「あ、イアン、だめだよっ」
「ダメじゃないだろう、ガードルートにも気持ち良くなってほしい」
ぐちゅりと音をさせて指が動く度に中にある良いところに快感が走る。
「ん、ああっ…イアンっ」
「良い子だね、ガードルート。またするよ」
イアンは私の足をまとめるともう一度挿入してきた。容易にそれを受け入れてゆるく動かされると、また快感の波が押し寄せてくる。
「イアン…」
私はすこしすがるような目で見てしまう。
「ガードルート、今は僕のことだけ、考えて」
フィースかイアンとデートする時、双子は2人部屋なので必ず私の部屋でデートすることになる。ベッドに座ったイアンは私の話を聞くと首を傾げて言った。
「この前、ノエルから手紙が来ていたんだけど、僕には見せてくれていない」
「え?妹さんから?」
驚いてイアンに近づくと私を抱き寄せて膝に座らせた。顔に何度もキスをしてくる。
「…何かあったのかな…」
「フィースが何も言わない時は大抵何かあるね」
「イアン、心配じゃないの?」
私は両手でイアンの頬を包んだ。深くて青い目は私の顔だけしか映していない。
「…僕の状態が良くなってきたから、また悪化させるようなことは言いたくないんだと思う。フィースは過保護なんだ。僕が母さんを亡くした時、表情や言葉を無くしてしまったのが忘れられないんだよ」
「イアン…」
「ガードルート、僕を情けないと思う?…真実を知ることは怖い。またあんな風な自分になってしまうのなら知らない方が良いんじゃないかって思ってしまうんだ。君という救いにすがって愛される喜びを知ってしまった。また失うことになるなら…死んだ方が良い」
私は何も言わずにイアンを抱きしめた。…彼の傷は深くて大きい。それを埋める方法はわからなくて、ただ凍えた心をすこしでも温めるように寄り添うしか出来なかった。
「あ、…ああっ…イアン…」
ぐぷぐぷと音がしてして、彼自身が抜き差しされる。すごく気持ちが良いけど、なんだかイアンが何か焦っている感じがして落ち着かない。
「はぁっ、…ガードルート、イキそうになったら言って」
「う、…うん…」
目の前の快感に集中しようとするけど、なかなかうまくいかない。そんな私に焦れたように抽送のスピードがどんどん早くなっていく。
ぐっと、お腹の中の彼が大きくなるかんじがして温かな感触がする。はぁはぁと息を整えるようにすると、抜いて私を抱きしめて深いキスをしてきた。
「ガードルート、なんだか、心ここにあらずだね。さっき話したことが気になる?」
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「あ、イアン、だめだよっ」
「ダメじゃないだろう、ガードルートにも気持ち良くなってほしい」
ぐちゅりと音をさせて指が動く度に中にある良いところに快感が走る。
「ん、ああっ…イアンっ」
「良い子だね、ガードルート。またするよ」
イアンは私の足をまとめるともう一度挿入してきた。容易にそれを受け入れてゆるく動かされると、また快感の波が押し寄せてくる。
「イアン…」
私はすこしすがるような目で見てしまう。
「ガードルート、今は僕のことだけ、考えて」
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