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早い夏休み
噂
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「もーお父さん熱中症で直ぐに調子良くなるんだもん!心配して損した!」
とひなたは明るい声で電話で直接話す。
ひなたから夜電話が入る、どうやらひなたの父は熱中症で倒れて点滴を受けたら回復したらしい、大した事じゃあなくて良かった!
「でも良かったよ、大した事無くて良かったじゃん」
「まぁそうなんだけどね!あ!しえちゃんあの後近衛君とどうだったの!」
「う...うん...ひなたが帰った後直ぐに帰ったよ」
まさか食いちぎられるほど噛みつかれたなんて言えない...
「えーなんだぁ」
「まぁそんな事は良いんだよ...ねぇもし大丈夫なら明日か明後日ショッピングモール青葉行かない?メガネ取りに行くんだけど、ついでに文具とか買い足ししたくて」
「あ!良いね!行こ行こ!明日でも大丈夫だよ!」
「じゃあ青葉駅に10時集合でいい?」
「OK!OK!」
ひなたとの電話を終わらせる。
スマホで天気予報を見ると明日は晴れのち曇り、雨の心配も無さそうだしお出かけするに丁度いい。
今は兎に角あの出来事から遠ざかりたい気持ちでいっぱいで、ひなたと出かけて気分を晴らしたかったのだ。
───
次の日の青葉駅前でひなたと合流し、そこから電車で一駅先の青葉東駅にたどりつくと、駅の目の前にショッピングモール青葉があるのだ。
流石に中学からのメガネだと視力が合ってないから見づらいんだよね。
二人でショッピングモール青葉の二階へ向かってメガネ屋でメガネを受け取り掛け替える。
「しえちゃん!似合ってる!」
シルバーフレームのスクエアタイプのメガネに掛け替えるとひなたはそう言ってくれた。
「なんだか今まで選んでこなかったタイプのメガネフレームだけど一番しっくりくるのこれだったんだよね...」
そう...近衛が選んだメガネだ。
「でもいっそメガネ辞めてコンタクトにするのも良いと思うけどね」
「コンタクトはなんか怖いからねぇ」
目玉に指突っ込むの怖い。
「まぁメガネの件は終わったし他の買い物行こ!」
「そうだね!」
そう言いながら雑貨コーナーへ向かった。
───
買い物を済ませてお昼にとフードコートでハンバーガーを頼んで席に着く。
「うちの学校の生徒結構いるねー」
ひなたの言葉に周囲を見回すと確かにそうだな。
隣に座ってる男子達の集団の声が大きい。
「高島の事故に、高校近くの自動車事故に化学の伊藤の棚に潰された事故にさぁ、学校呪われてんじゃね?」
「自動車事故は関係ねぇんじゃね?」
「だってあの事故で乗ってるおっさん死んだんじゃん、TVニュースでやってたって母ちゃん言ってたぜ」
「えーじゃあ3人死んでんだ?」
「な?でさぁ...最近ほら学校近くの神社がさぁ...」
とそんな話が聞こえて来た。
「...変な噂が聞こえてきたね...」
「今時呪いなんて...」
と言いかけた時、近衛の事を思い出す。
ちょっとまて...車の事故だがあの危ない運転をして隣に止まろうとしていた車だったら...
高島 あかねは私を突き落とした...
伊藤は無理矢理私を襲おうとした...
そしてどれもこれも必ず「近衛 慶秋」が関わっていたじゃないか!
そしてあいつは私に噛みついたのは...私を本当に食べようとしていた...もしあいつが...普通の人間じゃないなら...
「しえちゃん...顔が真っ青だよ!」
「...うん...」
綺麗に治ってはしまったが噛みつかれた場所が痛む気がして、首筋を摩る...
きっとあいつは『人』じゃないのかも知れない...一瞬見えた赤い瞳やあいつの言動...そして私に噛みついた...いいや食べようとしたんだ...
もし近衛が私を食糧として見ていて、その食糧に危害が及んだから次々とおかしな事が起こるならば...
ざわり...と背中に何かが走る...何で私なんだ???
とひなたは明るい声で電話で直接話す。
ひなたから夜電話が入る、どうやらひなたの父は熱中症で倒れて点滴を受けたら回復したらしい、大した事じゃあなくて良かった!
「でも良かったよ、大した事無くて良かったじゃん」
「まぁそうなんだけどね!あ!しえちゃんあの後近衛君とどうだったの!」
「う...うん...ひなたが帰った後直ぐに帰ったよ」
まさか食いちぎられるほど噛みつかれたなんて言えない...
「えーなんだぁ」
「まぁそんな事は良いんだよ...ねぇもし大丈夫なら明日か明後日ショッピングモール青葉行かない?メガネ取りに行くんだけど、ついでに文具とか買い足ししたくて」
「あ!良いね!行こ行こ!明日でも大丈夫だよ!」
「じゃあ青葉駅に10時集合でいい?」
「OK!OK!」
ひなたとの電話を終わらせる。
スマホで天気予報を見ると明日は晴れのち曇り、雨の心配も無さそうだしお出かけするに丁度いい。
今は兎に角あの出来事から遠ざかりたい気持ちでいっぱいで、ひなたと出かけて気分を晴らしたかったのだ。
───
次の日の青葉駅前でひなたと合流し、そこから電車で一駅先の青葉東駅にたどりつくと、駅の目の前にショッピングモール青葉があるのだ。
流石に中学からのメガネだと視力が合ってないから見づらいんだよね。
二人でショッピングモール青葉の二階へ向かってメガネ屋でメガネを受け取り掛け替える。
「しえちゃん!似合ってる!」
シルバーフレームのスクエアタイプのメガネに掛け替えるとひなたはそう言ってくれた。
「なんだか今まで選んでこなかったタイプのメガネフレームだけど一番しっくりくるのこれだったんだよね...」
そう...近衛が選んだメガネだ。
「でもいっそメガネ辞めてコンタクトにするのも良いと思うけどね」
「コンタクトはなんか怖いからねぇ」
目玉に指突っ込むの怖い。
「まぁメガネの件は終わったし他の買い物行こ!」
「そうだね!」
そう言いながら雑貨コーナーへ向かった。
───
買い物を済ませてお昼にとフードコートでハンバーガーを頼んで席に着く。
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隣に座ってる男子達の集団の声が大きい。
「高島の事故に、高校近くの自動車事故に化学の伊藤の棚に潰された事故にさぁ、学校呪われてんじゃね?」
「自動車事故は関係ねぇんじゃね?」
「だってあの事故で乗ってるおっさん死んだんじゃん、TVニュースでやってたって母ちゃん言ってたぜ」
「えーじゃあ3人死んでんだ?」
「な?でさぁ...最近ほら学校近くの神社がさぁ...」
とそんな話が聞こえて来た。
「...変な噂が聞こえてきたね...」
「今時呪いなんて...」
と言いかけた時、近衛の事を思い出す。
ちょっとまて...車の事故だがあの危ない運転をして隣に止まろうとしていた車だったら...
高島 あかねは私を突き落とした...
伊藤は無理矢理私を襲おうとした...
そしてどれもこれも必ず「近衛 慶秋」が関わっていたじゃないか!
そしてあいつは私に噛みついたのは...私を本当に食べようとしていた...もしあいつが...普通の人間じゃないなら...
「しえちゃん...顔が真っ青だよ!」
「...うん...」
綺麗に治ってはしまったが噛みつかれた場所が痛む気がして、首筋を摩る...
きっとあいつは『人』じゃないのかも知れない...一瞬見えた赤い瞳やあいつの言動...そして私に噛みついた...いいや食べようとしたんだ...
もし近衛が私を食糧として見ていて、その食糧に危害が及んだから次々とおかしな事が起こるならば...
ざわり...と背中に何かが走る...何で私なんだ???
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