お前なんかに喰われてたまるかコノヤロー!

只野ぱんだ

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早い夏休み

オカルト男

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駅でひなたと別れて家に帰る途中...そう言えば神社があったよなぁ、一応お参りして行くかと思って帰るルートを変更する。

その神社は家と高校の真ん中あたりにあって、それこそ小さい時はお祭りなんかもやっていた神社だが、今は少子化やら色々な影響からかそう言う事も無くなり寂しいものだ。

階段を登り、鳥居を潜るとこじんまりした社があるが、最近手入れされている形跡すらなく、何だかぼろぼろだ。

「こんなにボロだったっけ...」

いやよく見ると誰かが悪戯したのか壁などが壊されて穴とか空いてるじゃん!

そう言えばさっきの男子達が神社が何たら言ってたなぁ...

気になって穴から内部を覗こうとする...

「お嬢ちゃん、気になるからって内部を勝手に覗くのはバチが当たるぞ」

と後ろから声が!

「え?」

振り向くと30代くらいの黒いスーツを着た日本人っぽく無い男の人が立っていた...なんだろう?

「ボロなのはな、ちょっと前に近所の不良共がこの社を破壊してってな、修繕しなきゃならねぇんだ...」

「そうです...よね???」

神社の神主とか関係者なのかな?でもこんな人この町にいたかな?

「それに此処の神様っていうか御神体は一般の人間は見たらいけないモノでな...」

「御神体?」

「一般的に鏡や剣、たまに変わったモノが祀られていてな、此処の御神体はちょいと危険なんだ」

「オカルト的な?」

「はは、まぁそう事だ...この町の歴史とか聞いた事無いか?」

「あんまり興味は...」

「まぁそうだよなぁ...この神社はなぁ...人にとって害になる化け物を宥める為のモノなんだよ」

「?」

「怨霊信仰や祟り神とかな...畏怖され禁忌されるものを手厚く祀りあげる事で土地を守ってくれるモノだ...此処の神様はそう言うもんだ...まぁこのザマだからこれからどうなる事か分からんがなぁ」

「祟られるって事?」

「まぁそう言う事だ...だからお嬢ちゃんは帰りな」

そう言われ、仕方なく帰る事にする...きっと神社の修繕の為に下見に来たのかも知れない人かもだしね。

お母さんなら此処の神社に奉られている神様の事知ってるかも...聞いてみるか。
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