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金曜の夜は打ち上げだったのだが紗季は密かにくさくさしていて、とても打ち上げ気分ではなかったのに追い打ちがかかる。
「谷山さん、昇進するっぽいよ。…今度発表あると思うから、ショックだと思うから先に言っとく」
「えっ…」
総務部兼人事部の先輩がこっそり教えてくれた。心配そうに、それから不満そうに。
「今回のプロジェクトの働きを認めて、だって。そんなの口実だって分かってるけどさ…それだってそもそも福田さんがかなりしてた仕事なのにね」
谷山は紗季の二年後に入社した営業部の社員だ。一見可愛らしく清楚なふうでしたたかという苦手なタイプで、所属は制作部だが営業事務もなし崩しにやっている紗季を妙に意識している。
意識しているというのはけして良い意味ではない。意地悪く観察していて、隙あらば使ってやろうと狙っている…というところだろうか。営業が取ってきた仕事の実務をするのが制作という関係上、あれもこれも押し付けられることがよくあった。上からは見えにくいように。
「本式に役職つくのは十二月入ってからだけど、その前に部長に着いて回って、客先繋ぎ増やすって井上さんが言ってた」
「…そうなんですか」
部長もまた、制作部に尻拭いをさせるタイプだ。その下の課長なら良かったのだが、彼は仕事にフェアだしごまかす姿勢を嫌う。谷山は彼が自分に厳しいのを分かっていて、課長を飛ばして部長によく懐いているからそういうことなのだろう。
「…損だよね」
「そうですね…」
けれど、うまく立ち回れない方がこの会社では負けなのだ。課長だってそこより上に上がれない。とても虚しいけれど。
キックオフから予想外の時間をかけ一年と少し、やっとリリースまでこぎ着けたプロジェクトの打ち上げだった。しけたルーチンばかりの末端制作会社にしては異例のプロジェクトだ。ひとまずは皆お祝いムードで、荒れる必要など本来はない。
ないのだが、まっすぐ家に帰る気になどなれなかった。無理してキープしたテンションも虚しかった。三十になった三日後に、もうとっくに縁が切れたと思っていた元彼から後味の悪い遠投をぶち当てられて落ち込んでいたのに、こんなに嫌なことが続くなんてあんまりだ。
だから最寄り駅で、二軒目に行った。
日本酒を二合まで頼んだ記憶はある。
「お腹すいたなー…」
目が覚めた紗季は、明るく部屋を満たす朝の光の中でぼんやりと呟いた。見慣れた狭い部屋の天井、レースカーテンだけを閉めた窓から届く十月終わりのほのかな冷気。
この感覚には覚えがある。やけ酒でやったことがあるパターンだ、飲むばかりでろくに食べずに酔って、最終的には何もかも吐いたのだろう。昨日はすずめで飲んだのだったか。店でここまでになったことはないのだが、今日に限って思い出せない。
思い出そうとして谷山のことが思い出されてしまい、気の重さがどっと蘇ってくる。谷山だけでなく、部長の…いや、いいや。今日は三連休の初日だ。
何をしよう、プロジェクトが大詰めの間は休みなどないも同然だったから、久しぶりに目的もなく街に出て買い物でもしようか。
「やっと起きたか」
「え?」
ベッドの下から男の声がした。
しただけでなく、むくりと起き上がった若い男は、紗季の知らない男だった。なんだこのヤンキーは?
「寝すぎやない? もう十時前やん」
名も知れぬヤンキーは起き上がるとあぐらをかき、こきこきと首を回しながら疲れたようにおはようと言った。細い目に薄い唇が酷薄そうで、ちょっと、こわい。両手で何のセットもされていない黒髪をかき上げると、相当拡張したと思われるピアスの穴が見える。いかつい。そしておそらく、かなりの長身だった。
骨ばった腕をベッドの端に乗せてきて、紗季は思わず身を引いた。誰なのだ? いや、今ちょっと何か思い出した。
「紗季ちゃんさあ、酒の飲み方ほんま気いつけや」
「…なんで名前知ってるの?!誰?!…いやごめん、どこかで会ってる…かな」
「誰ってお前…お前まじか…なんも覚えてない?」
「まさか私…え? 何もないよね? 何もしてないよね?!」
「…あー」
「どういうこと?!」
何事もなかったと自分の体は言っている。しかし今の間は何だ? 不安にかられて問い詰めると、彼はこちらを観察する目で見つめてきた。しげしげと見られて非常に気まずくて、目が泳ぐ。がりがりだから鎖骨がきれいに浮いて、いやどうでもいい。どうでもいいがそんなところに目が行くなんて、昨日何があった?
「本当に何も覚えてない? 酒飲むと記憶飛ぶタイプならほんまに飲んだらいかんやろ」
「いやっ、いや…そんなことは…いつもはそんなこと」
「でも覚えてないんやろ。今」
「…ない…」
「俺の名前は覚えとる? なんでもええからなんか覚えてないん? その手の紐とか」
「えっ何これ。…申し訳ないとは思うんだけど、二軒目で一人飲みしてるところで記憶が終わってて…。すずめで一緒になったの?」
彼は合意の上でここにいるようだ。というか断片的に思い出しつつある。たしかこのマンションのオートロックが開いていて無用心だと言っていた。なぜそんなところだけ思い出す。
全体の流れは分からない。どういうことだ?
紗季は自分から声をかけるようなタイプではない。彼の方から声をかけてきたのだろうか。盛り上がっていちゃいちゃしようと家に連れてきた? ああそう、そうだ連れてきたことはうっすら覚えている。盛り上がってしまったのか? そして盛り上がりを放ってそのまま寝てしまった? 自分が?
なかなかの最低ぶりではないか。信じられないが。
「すずめって何? ああ一人飲みしてた店か? 違うよ、俺昨日の夜ここの裏の自販機で紗季ちゃんにナンパされたんやけど」
「は?!」
それは覚えていない。
説明してやるから落ち着けと言う彼は、正午と名乗った。昨日も言ったけどなとため息をつかれて、紗季は穴を掘って埋まりでもしたい気分になった。
「一応言っとくけど、俺からはなんもしてない。ここにおるのも帰るに帰れんかったからや」
「…それは…どういう…?」
俺からは、という一言がどう考えても引っかかるが、ここは下手に出ておく方が良さそうだ。紗季は女性にしては大柄だが力があるわけではない、荒事になったら絶対に勝てないし、だいいち自宅を知られているのだから。
「昨夜ここに送ってきた後ね、紗季ちゃんは俺がちょーっと目を離したすきに部屋の鍵をどっかに隠した」
「は?」
「いや俺がは? やけど。あとその紐ね、俺のパーカーのやつをむしった」
「むしった…?」
よく分からないままとりあえず紐を返した。何に使ったのだこんなものを。
「鍵かけずに放って出るわけにいかんやろ? 泥酔した若い女の子一人でよ。その上あんたは俺の家の鍵もぶんどって隠した」
「…は?!」
「帰れんことはないけど、そんなわけでな。まああと、ちっと説教したろとも思って。ほんまにあの飲み方はよくないで」
すっと血の気が引いた。人様の鍵を? ぶんどって隠した? どんな状況だ?
そりゃあ「は?」だ。
「…あの、ご迷惑をおかけして、本当にすみません。ただあの、あの…ごめんなさい、本当に昨日私覚えてなくて、隠した…と言ってもどこに…」
「そうやな、自分とこの鍵はよう探し。投げてるような音はしてなかったから、ベッドの隙間にでもあるんやない? ただ問題は」
「ですよね、そちらの」
「いや分からんことはないんよ、俺の鍵は」
「はあ」
ベッドの上で身を起こしている紗季と、床であぐらをかいて腕だけベッドに乗せている正午。紗季の崩した膝の横に肘を置いて頬杖をつき、彼は探るようにこちらの目を見た。
「言いにくいんやけど。マジで記憶ない?」
「はい」
「…あんた昨日、帰るなーって言いながら俺の鍵胸に突っ込んだんやわ」
「はあ!?」
言うにことかいて何ということを言うのだ。と思ったが、反射的に手をやると、下半身のボリュームのわりに柔らかみもサイズも足りないと常々思っている薄い胸元に、不自然な手触りと重みがあった。
「…これ…」
返事はせず、正午はトイレ借りるわとあくびをしながら立っていった。まるで自分の家のように自然体で、ゆうゆうと伸びなどしている。
一人になったすきに、紗季は震える思いで鍵を取り出した。シャツのボタンは留まっているし、インナーもスカートにインしたまま。ブラジャーのホックも外れていない。ただブラジャーの中に、肌と密着する形で鍵束があるだけだ。鍵をしまい込んで自分で服をなおしたのか、それとも正午が…と想像してそこで恐ろしさのあまり思考を放棄した。この胸を、胸をもしかして見られたのか? いや見せたのか?
紗季の体温で温められた、キーホルダーもなにもついていない無骨ないくつかの鍵。どう見ても会社か倉庫か、業務用のものもある。何ということをしたのだ自分は。
「あったやろ」
「ありました」
申し訳ございませんと平伏しながら鍵を差し出した。正午は無造作に受け取る。
「ほんとに俺何もしてないからな? 取り出そうともしてない」
「はい…」
同じところに座り直して、何を思ってか彼は大きな息をついた。
「あとまあ、…なんか飲みもんない?」
「谷山さん、昇進するっぽいよ。…今度発表あると思うから、ショックだと思うから先に言っとく」
「えっ…」
総務部兼人事部の先輩がこっそり教えてくれた。心配そうに、それから不満そうに。
「今回のプロジェクトの働きを認めて、だって。そんなの口実だって分かってるけどさ…それだってそもそも福田さんがかなりしてた仕事なのにね」
谷山は紗季の二年後に入社した営業部の社員だ。一見可愛らしく清楚なふうでしたたかという苦手なタイプで、所属は制作部だが営業事務もなし崩しにやっている紗季を妙に意識している。
意識しているというのはけして良い意味ではない。意地悪く観察していて、隙あらば使ってやろうと狙っている…というところだろうか。営業が取ってきた仕事の実務をするのが制作という関係上、あれもこれも押し付けられることがよくあった。上からは見えにくいように。
「本式に役職つくのは十二月入ってからだけど、その前に部長に着いて回って、客先繋ぎ増やすって井上さんが言ってた」
「…そうなんですか」
部長もまた、制作部に尻拭いをさせるタイプだ。その下の課長なら良かったのだが、彼は仕事にフェアだしごまかす姿勢を嫌う。谷山は彼が自分に厳しいのを分かっていて、課長を飛ばして部長によく懐いているからそういうことなのだろう。
「…損だよね」
「そうですね…」
けれど、うまく立ち回れない方がこの会社では負けなのだ。課長だってそこより上に上がれない。とても虚しいけれど。
キックオフから予想外の時間をかけ一年と少し、やっとリリースまでこぎ着けたプロジェクトの打ち上げだった。しけたルーチンばかりの末端制作会社にしては異例のプロジェクトだ。ひとまずは皆お祝いムードで、荒れる必要など本来はない。
ないのだが、まっすぐ家に帰る気になどなれなかった。無理してキープしたテンションも虚しかった。三十になった三日後に、もうとっくに縁が切れたと思っていた元彼から後味の悪い遠投をぶち当てられて落ち込んでいたのに、こんなに嫌なことが続くなんてあんまりだ。
だから最寄り駅で、二軒目に行った。
日本酒を二合まで頼んだ記憶はある。
「お腹すいたなー…」
目が覚めた紗季は、明るく部屋を満たす朝の光の中でぼんやりと呟いた。見慣れた狭い部屋の天井、レースカーテンだけを閉めた窓から届く十月終わりのほのかな冷気。
この感覚には覚えがある。やけ酒でやったことがあるパターンだ、飲むばかりでろくに食べずに酔って、最終的には何もかも吐いたのだろう。昨日はすずめで飲んだのだったか。店でここまでになったことはないのだが、今日に限って思い出せない。
思い出そうとして谷山のことが思い出されてしまい、気の重さがどっと蘇ってくる。谷山だけでなく、部長の…いや、いいや。今日は三連休の初日だ。
何をしよう、プロジェクトが大詰めの間は休みなどないも同然だったから、久しぶりに目的もなく街に出て買い物でもしようか。
「やっと起きたか」
「え?」
ベッドの下から男の声がした。
しただけでなく、むくりと起き上がった若い男は、紗季の知らない男だった。なんだこのヤンキーは?
「寝すぎやない? もう十時前やん」
名も知れぬヤンキーは起き上がるとあぐらをかき、こきこきと首を回しながら疲れたようにおはようと言った。細い目に薄い唇が酷薄そうで、ちょっと、こわい。両手で何のセットもされていない黒髪をかき上げると、相当拡張したと思われるピアスの穴が見える。いかつい。そしておそらく、かなりの長身だった。
骨ばった腕をベッドの端に乗せてきて、紗季は思わず身を引いた。誰なのだ? いや、今ちょっと何か思い出した。
「紗季ちゃんさあ、酒の飲み方ほんま気いつけや」
「…なんで名前知ってるの?!誰?!…いやごめん、どこかで会ってる…かな」
「誰ってお前…お前まじか…なんも覚えてない?」
「まさか私…え? 何もないよね? 何もしてないよね?!」
「…あー」
「どういうこと?!」
何事もなかったと自分の体は言っている。しかし今の間は何だ? 不安にかられて問い詰めると、彼はこちらを観察する目で見つめてきた。しげしげと見られて非常に気まずくて、目が泳ぐ。がりがりだから鎖骨がきれいに浮いて、いやどうでもいい。どうでもいいがそんなところに目が行くなんて、昨日何があった?
「本当に何も覚えてない? 酒飲むと記憶飛ぶタイプならほんまに飲んだらいかんやろ」
「いやっ、いや…そんなことは…いつもはそんなこと」
「でも覚えてないんやろ。今」
「…ない…」
「俺の名前は覚えとる? なんでもええからなんか覚えてないん? その手の紐とか」
「えっ何これ。…申し訳ないとは思うんだけど、二軒目で一人飲みしてるところで記憶が終わってて…。すずめで一緒になったの?」
彼は合意の上でここにいるようだ。というか断片的に思い出しつつある。たしかこのマンションのオートロックが開いていて無用心だと言っていた。なぜそんなところだけ思い出す。
全体の流れは分からない。どういうことだ?
紗季は自分から声をかけるようなタイプではない。彼の方から声をかけてきたのだろうか。盛り上がっていちゃいちゃしようと家に連れてきた? ああそう、そうだ連れてきたことはうっすら覚えている。盛り上がってしまったのか? そして盛り上がりを放ってそのまま寝てしまった? 自分が?
なかなかの最低ぶりではないか。信じられないが。
「すずめって何? ああ一人飲みしてた店か? 違うよ、俺昨日の夜ここの裏の自販機で紗季ちゃんにナンパされたんやけど」
「は?!」
それは覚えていない。
説明してやるから落ち着けと言う彼は、正午と名乗った。昨日も言ったけどなとため息をつかれて、紗季は穴を掘って埋まりでもしたい気分になった。
「一応言っとくけど、俺からはなんもしてない。ここにおるのも帰るに帰れんかったからや」
「…それは…どういう…?」
俺からは、という一言がどう考えても引っかかるが、ここは下手に出ておく方が良さそうだ。紗季は女性にしては大柄だが力があるわけではない、荒事になったら絶対に勝てないし、だいいち自宅を知られているのだから。
「昨夜ここに送ってきた後ね、紗季ちゃんは俺がちょーっと目を離したすきに部屋の鍵をどっかに隠した」
「は?」
「いや俺がは? やけど。あとその紐ね、俺のパーカーのやつをむしった」
「むしった…?」
よく分からないままとりあえず紐を返した。何に使ったのだこんなものを。
「鍵かけずに放って出るわけにいかんやろ? 泥酔した若い女の子一人でよ。その上あんたは俺の家の鍵もぶんどって隠した」
「…は?!」
「帰れんことはないけど、そんなわけでな。まああと、ちっと説教したろとも思って。ほんまにあの飲み方はよくないで」
すっと血の気が引いた。人様の鍵を? ぶんどって隠した? どんな状況だ?
そりゃあ「は?」だ。
「…あの、ご迷惑をおかけして、本当にすみません。ただあの、あの…ごめんなさい、本当に昨日私覚えてなくて、隠した…と言ってもどこに…」
「そうやな、自分とこの鍵はよう探し。投げてるような音はしてなかったから、ベッドの隙間にでもあるんやない? ただ問題は」
「ですよね、そちらの」
「いや分からんことはないんよ、俺の鍵は」
「はあ」
ベッドの上で身を起こしている紗季と、床であぐらをかいて腕だけベッドに乗せている正午。紗季の崩した膝の横に肘を置いて頬杖をつき、彼は探るようにこちらの目を見た。
「言いにくいんやけど。マジで記憶ない?」
「はい」
「…あんた昨日、帰るなーって言いながら俺の鍵胸に突っ込んだんやわ」
「はあ!?」
言うにことかいて何ということを言うのだ。と思ったが、反射的に手をやると、下半身のボリュームのわりに柔らかみもサイズも足りないと常々思っている薄い胸元に、不自然な手触りと重みがあった。
「…これ…」
返事はせず、正午はトイレ借りるわとあくびをしながら立っていった。まるで自分の家のように自然体で、ゆうゆうと伸びなどしている。
一人になったすきに、紗季は震える思いで鍵を取り出した。シャツのボタンは留まっているし、インナーもスカートにインしたまま。ブラジャーのホックも外れていない。ただブラジャーの中に、肌と密着する形で鍵束があるだけだ。鍵をしまい込んで自分で服をなおしたのか、それとも正午が…と想像してそこで恐ろしさのあまり思考を放棄した。この胸を、胸をもしかして見られたのか? いや見せたのか?
紗季の体温で温められた、キーホルダーもなにもついていない無骨ないくつかの鍵。どう見ても会社か倉庫か、業務用のものもある。何ということをしたのだ自分は。
「あったやろ」
「ありました」
申し訳ございませんと平伏しながら鍵を差し出した。正午は無造作に受け取る。
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