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月曜日。正午は祝日は仕事だと言うので昨夜帰っていって、一人になった紗季はこの日を掃除と断捨離にあてた。多忙で掃除も億劫だったから部屋がなんとなく淀んでいたのだが、なにせ彼氏ができたのだ。紗季はやる気に満ちていた。
その上彼氏はしばらく、紗季の仕事帰りに駅まで迎えに来ると言う。上がっていくことも多いだろうからきれいにしておかなければ。
そう。お迎えだ。
そんなのいいと言ったのだが押しきられたのだ。
例のバンは単なる路上駐車だったのかもしれないし、普段なら帰宅はぎりぎり八時台でさほど危ないとも思えない。正午も毎日仕事があるから負担なはずだ。それなのに彼は頑固に譲らず、甘えることになってしまった。いや、しばらくという点だけはこちらの意見を通した。通させた風で聞く気がないような気もするが。
「ひい、結構あるなあ…」
クローゼットにものをしまって部屋のスペースを確保したいがまずしまえる余地がない。というわけで先にクローゼット内のハンガーと衣装ケースを見直したのだが、処分するものは予想よりずっと多かった。
学生時代に買ってもう着られない若すぎるもの、毛玉があったりよれよれなのになんとなく捨てていなかったもの、趣味が変わってずいぶん長く使っていないもの。終わってみればごみ袋五つ分にもなった。ついでによく見ればなくてもいい組立式の棚をひとつ解体した。住み始めてから六年、少しずつものが増えていると思ってはいたが。
しかしその甲斐あってかなり場所が空き、二つあるカラーボックスをクローゼットへ移すことに成功した。がんばってベッドも動かし、ぐっと床が広くなる。
「んー!今度はラグか!」
昔友人が来て鍋パーティーをした時、盛大にこぼされてしまった醤油の跡が出てきた。今までは配置上隠せていたので忘れていたのだ。取り急ぎクッションでなんとかしておく。
しかし、ベージュのラグはこうして見ると大分年期が入っている。
買ったのは学生の頃で、丸いラグに憧れて、当時の自分としては奮発したものだ。今はもうないインテリアショップだった、懐かしい。
多くはなかったが出た夏のボーナスを、今年は使わなかった。新調してもいいかもしれない。
新しいラグにクッションも買って正午を迎えることを思うとわくわくして、だらりとベッドに転がった紗季はめぼしいネットショップを見回り始めた。
『仕事終わったよー。今から帰るね』
『着くの何時?』
『20:04です』
『了解』
リリース後のトラブルも軽微なものだけで、ほっと胸を撫で下ろした火曜日。月初に気の重いミーティング予定が入ってげんなりしたが、会社を出てからの正午とのやりとりが癒してくれた。ほんとに迎えに来てくれるんだ、と顔がにやける。
通勤は、ドアツードアで一時間弱。電車に乗っている時間は三十分少々で、吊り革に掴まって揺られている間にも土日のことを反芻してはにやにやしてしまった。
正午は歴代の彼氏とずいぶん違う。比較するのは良くないのだが、つい考えてしまうのだ。彼氏が喋らず紗季の話を聞く方が多いのは彼女にとっていつものことだが、どうも正午はこちらの話をきちんと聞いている。小さなことでもこう言っていたと覚えているし、紗季の行動もよく見ていて、喜ぶことと嫌がることをインプットしているような気配があった。
もともとそういう性格なのかな。それとも女性慣れしている…のはあるだろうな。だってあんなに、その、巧みだし。
セックスにあれだけ時間をかけるのも、紗季は初めてだった。どの元彼も、初めての時でさえあんなにじっくり紗季を良くしようとしてはくれなかった。あれは紗季だからなのではなくかなり遊んできたからだろうなと、その点は妙に自信がある。
今までと同じように、慣れて雑に扱われるようにならないといいな。紗季は知らず知らず俯いてそんなことを考えた。
ターミナル駅でどっと車輌を降りる人波に混ざり、紗季も乗り換える。
最寄り駅までもうすぐだ。家に帰ったらおいしいアイスがあるとか、新しい化粧品を買って帰るところだとか、そんな時と同じ種類の待ち遠しさがある。
そういえば夕食はどうしよう。正午はもう済ませたのだろうか? 訊いてみるべきかとスマートフォンを取り出すのと到着が同時で、仕方ない、流れだ。
「お疲れ」
「ううん、正午くんこそお疲れ様。わざわざありがとう」
人の流れを避け、正午は駅舎の外で待っていた。先日と同じモッズコートに同じジーンズ、くたびれたスニーカー。何でもない格好も今見ればスタイルいいから似合ってかっこいいな、になる自分は現金だ。
「鞄持つわ」
「え、いいよ重いから」
「なら余計持つ。うわ重、何入っとんこれ」
水筒と手帳と電子書籍のリーダーが主要因だ。あと財布とメイクポーチと。そう言うと彼は呆れた。なにせ彼は手ぶらだ、今のところ常に。夏は日焼け止めと日傘が入ります。
「肩こりそうやな」
「あー、うん。デスクワークだしもう諦めてる」
歩き始めると同時に手を繋がれて、改めてどぎまぎしながら家路についた。
夕食に、コンビニでおむすびを二つ買った。酒やホットフードには見向きもしない。この生活を続けたら痩せられるかもしれない。
正午は済ませたそうで、煙草だけ買っていた。
緊張しながら上がっていくかと訊くと当たり前の顔で頷いたので、なにはなし安心して部屋へ招き入れた。
「広くなっとる」
「昨日掃除して…あ、でもベランダは見ないでね!ごみの日までちょっと大変なことに…」
えらいえらい、と頭を撫でられた。別にきれいやったのにと言われ、やはりマメだと思う。
「コーヒー飲む?」
「いやいらん。気いつかわんでええよ」
そう言いながらすっかり定位置になったベッドの前に陣取るので、テーブルを挟んで向かいに腰を下ろしかけるとこっちと言われた。あぐらを指して。
「え」
「え、やない」
「でも」
両手でここと指差して無言で促すのでそろそろと座ると、後ろから腕が回ってきて抱き込まれる。頬にキスされて、今からコースのつもりだったかと今日の下着やなんやらを脳内で素早くチェックした。
のだが、正午は腕を緩めてベッドに寄りかかった。
「食わんの?」
「えっあっ、いや食べる」
「なんもせんよ今日は。疲れとるやろ」
そんなことないと言うと嘘になるのだが、しかしいいのだろうか。いやでもこれから毎日お迎えがあるなら毎日するわけにも、でも男の人って「早よ食べや」「あっはい」
紗季を腕の中に収めて機嫌良く時々ちょっかいを出し、それだけだった。食べ終えるのを見届けてすぐ立ち上がり、別れ際の玄関で軽いキスをして正午は帰っていった。びっくりするほどスマートだ。
「なんか」
なんか、なんだろ…湯船に浸かり呟いた。俯いて、体のあちこちに散る鬱血を見て物足りなさの存在に気づき、紗季は湯船に潜った。
その上彼氏はしばらく、紗季の仕事帰りに駅まで迎えに来ると言う。上がっていくことも多いだろうからきれいにしておかなければ。
そう。お迎えだ。
そんなのいいと言ったのだが押しきられたのだ。
例のバンは単なる路上駐車だったのかもしれないし、普段なら帰宅はぎりぎり八時台でさほど危ないとも思えない。正午も毎日仕事があるから負担なはずだ。それなのに彼は頑固に譲らず、甘えることになってしまった。いや、しばらくという点だけはこちらの意見を通した。通させた風で聞く気がないような気もするが。
「ひい、結構あるなあ…」
クローゼットにものをしまって部屋のスペースを確保したいがまずしまえる余地がない。というわけで先にクローゼット内のハンガーと衣装ケースを見直したのだが、処分するものは予想よりずっと多かった。
学生時代に買ってもう着られない若すぎるもの、毛玉があったりよれよれなのになんとなく捨てていなかったもの、趣味が変わってずいぶん長く使っていないもの。終わってみればごみ袋五つ分にもなった。ついでによく見ればなくてもいい組立式の棚をひとつ解体した。住み始めてから六年、少しずつものが増えていると思ってはいたが。
しかしその甲斐あってかなり場所が空き、二つあるカラーボックスをクローゼットへ移すことに成功した。がんばってベッドも動かし、ぐっと床が広くなる。
「んー!今度はラグか!」
昔友人が来て鍋パーティーをした時、盛大にこぼされてしまった醤油の跡が出てきた。今までは配置上隠せていたので忘れていたのだ。取り急ぎクッションでなんとかしておく。
しかし、ベージュのラグはこうして見ると大分年期が入っている。
買ったのは学生の頃で、丸いラグに憧れて、当時の自分としては奮発したものだ。今はもうないインテリアショップだった、懐かしい。
多くはなかったが出た夏のボーナスを、今年は使わなかった。新調してもいいかもしれない。
新しいラグにクッションも買って正午を迎えることを思うとわくわくして、だらりとベッドに転がった紗季はめぼしいネットショップを見回り始めた。
『仕事終わったよー。今から帰るね』
『着くの何時?』
『20:04です』
『了解』
リリース後のトラブルも軽微なものだけで、ほっと胸を撫で下ろした火曜日。月初に気の重いミーティング予定が入ってげんなりしたが、会社を出てからの正午とのやりとりが癒してくれた。ほんとに迎えに来てくれるんだ、と顔がにやける。
通勤は、ドアツードアで一時間弱。電車に乗っている時間は三十分少々で、吊り革に掴まって揺られている間にも土日のことを反芻してはにやにやしてしまった。
正午は歴代の彼氏とずいぶん違う。比較するのは良くないのだが、つい考えてしまうのだ。彼氏が喋らず紗季の話を聞く方が多いのは彼女にとっていつものことだが、どうも正午はこちらの話をきちんと聞いている。小さなことでもこう言っていたと覚えているし、紗季の行動もよく見ていて、喜ぶことと嫌がることをインプットしているような気配があった。
もともとそういう性格なのかな。それとも女性慣れしている…のはあるだろうな。だってあんなに、その、巧みだし。
セックスにあれだけ時間をかけるのも、紗季は初めてだった。どの元彼も、初めての時でさえあんなにじっくり紗季を良くしようとしてはくれなかった。あれは紗季だからなのではなくかなり遊んできたからだろうなと、その点は妙に自信がある。
今までと同じように、慣れて雑に扱われるようにならないといいな。紗季は知らず知らず俯いてそんなことを考えた。
ターミナル駅でどっと車輌を降りる人波に混ざり、紗季も乗り換える。
最寄り駅までもうすぐだ。家に帰ったらおいしいアイスがあるとか、新しい化粧品を買って帰るところだとか、そんな時と同じ種類の待ち遠しさがある。
そういえば夕食はどうしよう。正午はもう済ませたのだろうか? 訊いてみるべきかとスマートフォンを取り出すのと到着が同時で、仕方ない、流れだ。
「お疲れ」
「ううん、正午くんこそお疲れ様。わざわざありがとう」
人の流れを避け、正午は駅舎の外で待っていた。先日と同じモッズコートに同じジーンズ、くたびれたスニーカー。何でもない格好も今見ればスタイルいいから似合ってかっこいいな、になる自分は現金だ。
「鞄持つわ」
「え、いいよ重いから」
「なら余計持つ。うわ重、何入っとんこれ」
水筒と手帳と電子書籍のリーダーが主要因だ。あと財布とメイクポーチと。そう言うと彼は呆れた。なにせ彼は手ぶらだ、今のところ常に。夏は日焼け止めと日傘が入ります。
「肩こりそうやな」
「あー、うん。デスクワークだしもう諦めてる」
歩き始めると同時に手を繋がれて、改めてどぎまぎしながら家路についた。
夕食に、コンビニでおむすびを二つ買った。酒やホットフードには見向きもしない。この生活を続けたら痩せられるかもしれない。
正午は済ませたそうで、煙草だけ買っていた。
緊張しながら上がっていくかと訊くと当たり前の顔で頷いたので、なにはなし安心して部屋へ招き入れた。
「広くなっとる」
「昨日掃除して…あ、でもベランダは見ないでね!ごみの日までちょっと大変なことに…」
えらいえらい、と頭を撫でられた。別にきれいやったのにと言われ、やはりマメだと思う。
「コーヒー飲む?」
「いやいらん。気いつかわんでええよ」
そう言いながらすっかり定位置になったベッドの前に陣取るので、テーブルを挟んで向かいに腰を下ろしかけるとこっちと言われた。あぐらを指して。
「え」
「え、やない」
「でも」
両手でここと指差して無言で促すのでそろそろと座ると、後ろから腕が回ってきて抱き込まれる。頬にキスされて、今からコースのつもりだったかと今日の下着やなんやらを脳内で素早くチェックした。
のだが、正午は腕を緩めてベッドに寄りかかった。
「食わんの?」
「えっあっ、いや食べる」
「なんもせんよ今日は。疲れとるやろ」
そんなことないと言うと嘘になるのだが、しかしいいのだろうか。いやでもこれから毎日お迎えがあるなら毎日するわけにも、でも男の人って「早よ食べや」「あっはい」
紗季を腕の中に収めて機嫌良く時々ちょっかいを出し、それだけだった。食べ終えるのを見届けてすぐ立ち上がり、別れ際の玄関で軽いキスをして正午は帰っていった。びっくりするほどスマートだ。
「なんか」
なんか、なんだろ…湯船に浸かり呟いた。俯いて、体のあちこちに散る鬱血を見て物足りなさの存在に気づき、紗季は湯船に潜った。
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