Sorry Baby

ぴあす

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4.次の約束

聖域

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「あたしがハルキとまだ一緒にいたいから帰るのはダメ。」

未蘭乃がそう言ってまた俺を透き通るような青い目で見るんだ。
てか俺寝てる間にシャワー浴びてメイクも落として…幼いけどなんかどこか艶っぽい。

パジャマも露出が多い感じだし見るからに白くて柔らかそうな肌とかこれはもう…。

ちょっと理性がやばいけど冷静を装って未蘭乃の頭に手を伸ばす。

「ふーん。」

…つまりその、そういうことだよな?

「朝まで付き合ってくれんの?」

未蘭乃の髪を手で梳きながらそう言うと未蘭乃はキョトンとした顔をして首を傾げた。

「朝まで…?何するの?
あたし明日学校だよ?」

‘学校’というワードに背筋が凍る。
そうじゃん、もしなんかこの後あったとしたらいくら同意があったとしても法として犯罪チックでは…?

「…あー、ごめん。」

てかそもそも俺ら付き合ってないし。
2年前ならまだ勢いで、とかあったかもだけどさすがに今の立場からするとそんな無責任なこと出来ない。

しかも相手はあの元サッカー選手の娘でSNSではちょっとした有名人。

未蘭乃は聖域って感じがして触れちゃいけない、汚してはいけないって感じがする。

…生まれながらに特別な存在ってこういう人のことをいうんだろう。

「やっぱり未蘭乃も明日学校だし俺は途中でタクシー拾って帰るよ。
来週飯でも行こう。」

「わかった…。」

未蘭乃はおもちを抱っこして玄関まで見送ってくれた。

「じゃあまた。」

「うん、バイバイ。」

鍵の閉まる音が聞こえてため息をつく。  

…後悔ないのか、と聞かれるとぶっちゃけ後悔しか残らないけどさすがに未成年となんかあったらやばいしオマケにさっきのバルで判明したけど未蘭乃はほぼ確で処女だ。

いや無理!無理無理…。
それに…流れでとか、勢いでとかそういうことしちゃ絶対にダメな相手だろ…。

「浮かれすぎたな、俺も。」

今日は頭を冷やすために家まで歩いて帰ろう。
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