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184話目
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「で、チーム名はどうするんだ?」
「ユウヒちゃん親衛隊!」
「ちょいちょい、さすがにそれはないですよ!」
いきなりとてつもない名称を出してくたねるに対し、間髪入れずに止めに入る。
私はこうやって名前を付けるのが苦手なので、できればほかの人に考えてほしいところだ。
とはいっても、ユウヒちゃん親衛隊はやめてほしい。
「俺はいいとおもうぞ」
「俺もいいと思うっす!」
「は?正気ですか?」
ちょいちょいちょい、さすがにそれはマジでやめてほしい。
3人ともノリノリだし、止めるのも何となく申し訳ないんだけど、そういうのは名前を使われる本人の意見を最優先にして考えるべきだと思うんだよね。
ていうかね、実況解説の人がかわいそうなんだよ、そういう名前って。
『さぁ!ユウヒちゃん親衛隊チームは現在―――』
とか絶対言いたくはないでしょう。
そういうことも考えるとやはり別の名前がいいと思うわけで……
「じゃあNiceNeetとかどうっすか?」
「ええ?ユウヒちゃん親衛隊の方がいいよ~」
「これで!」
「ええ?」
「これでお願いします!!」
「でも、NiceNeetってなかなか過激な名前じゃない?」
「だってここにいる4人ともニートみたいな物っすよね?」
「「「うぐッ」」」
私にもめちゃくちゃ刺さる文言だけど、ひとまずはありがとう神谷君!
正直NiceNeetとかいう地の底みたいなネーミングセンスだけど、私の名前が入っていない時点で最高だよ!
「で、フィールドに来たわけだが何をするんだ?」
「そうですね。ひとまずはみんなのプレイスタイルを見たいので、適当に狩りをしてもらってもいいですか?」
難易度を考えていきなり4層に行くのではなく、先に3層にやって来た。
3層ならちょうどいいレベルのモンスターもいるだろうし、まず私以外の人が4層に行けていないということがある。
まあでもあと1週間しかないので、4層に到達するのは終わってから手伝うとして、プレイスタイルを見た後はまず神谷君のレベルを2上げる。
それからひたすら狩りをしまくって互いのプレイスタイルを互いに理解する。
そして、その上で少しでも実力の向上を図れるように、アドバイスを出していく。
おそらくこれがプロとしての仕事なのだろう。
「じゃあやるね~」
そういうと、槍を構えて一気に敵の方へと突入していくねる。
その後に続くようにLesserさんも槍を握って駆けていく。
「じゃあ俺は!召喚、フェンリル!」
そういうと、神谷君の前に白くてモフモフした大型のオオカミのようなものが現れた。
正真正銘フェンリルで間違いない。
「おお、テイマー生で見たのは初めてです……」
フェンリルはテイマーの中でも相当上位の人しか扱えないはずだ。
さすがレベル58なだけはある。
ほかの2人も順調にあたりの敵を倒して回っているし、多少覚束ないところはあるものの、悪くはないと思う。
真面目に優勝は狙えるメンバーが集まっているのだから、あとは私が頑張るだけだ!
「ユウヒちゃん親衛隊!」
「ちょいちょい、さすがにそれはないですよ!」
いきなりとてつもない名称を出してくたねるに対し、間髪入れずに止めに入る。
私はこうやって名前を付けるのが苦手なので、できればほかの人に考えてほしいところだ。
とはいっても、ユウヒちゃん親衛隊はやめてほしい。
「俺はいいとおもうぞ」
「俺もいいと思うっす!」
「は?正気ですか?」
ちょいちょいちょい、さすがにそれはマジでやめてほしい。
3人ともノリノリだし、止めるのも何となく申し訳ないんだけど、そういうのは名前を使われる本人の意見を最優先にして考えるべきだと思うんだよね。
ていうかね、実況解説の人がかわいそうなんだよ、そういう名前って。
『さぁ!ユウヒちゃん親衛隊チームは現在―――』
とか絶対言いたくはないでしょう。
そういうことも考えるとやはり別の名前がいいと思うわけで……
「じゃあNiceNeetとかどうっすか?」
「ええ?ユウヒちゃん親衛隊の方がいいよ~」
「これで!」
「ええ?」
「これでお願いします!!」
「でも、NiceNeetってなかなか過激な名前じゃない?」
「だってここにいる4人ともニートみたいな物っすよね?」
「「「うぐッ」」」
私にもめちゃくちゃ刺さる文言だけど、ひとまずはありがとう神谷君!
正直NiceNeetとかいう地の底みたいなネーミングセンスだけど、私の名前が入っていない時点で最高だよ!
「で、フィールドに来たわけだが何をするんだ?」
「そうですね。ひとまずはみんなのプレイスタイルを見たいので、適当に狩りをしてもらってもいいですか?」
難易度を考えていきなり4層に行くのではなく、先に3層にやって来た。
3層ならちょうどいいレベルのモンスターもいるだろうし、まず私以外の人が4層に行けていないということがある。
まあでもあと1週間しかないので、4層に到達するのは終わってから手伝うとして、プレイスタイルを見た後はまず神谷君のレベルを2上げる。
それからひたすら狩りをしまくって互いのプレイスタイルを互いに理解する。
そして、その上で少しでも実力の向上を図れるように、アドバイスを出していく。
おそらくこれがプロとしての仕事なのだろう。
「じゃあやるね~」
そういうと、槍を構えて一気に敵の方へと突入していくねる。
その後に続くようにLesserさんも槍を握って駆けていく。
「じゃあ俺は!召喚、フェンリル!」
そういうと、神谷君の前に白くてモフモフした大型のオオカミのようなものが現れた。
正真正銘フェンリルで間違いない。
「おお、テイマー生で見たのは初めてです……」
フェンリルはテイマーの中でも相当上位の人しか扱えないはずだ。
さすがレベル58なだけはある。
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