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2話

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さっきまで腕を掴んで引き摺っていた手は、
いつの間にか俺の手に移動しており、
指と指を絡めるように恋人繋ぎをしている。


やっぱり男同士で恋人繋ぎは人の視線が集まるよな。


此方を見ながらヒソヒソと話している男女カップル、
仕事終わりなのか疲れた顔をしながら俺らを見るサラリーマン、獲物を見つけたかのような表情を浮かべニヤニヤと笑う女子、


うぅ,,周りの視線が痛い、、っ


それでも宮は、気にせず手をぎゅっと繋ぎ早歩きでいつもの帰り道を歩いて行く、

宮の家は俺の隣にあり、
言えばお隣さんだ、 だから朝家を出る時には必ず宮が玄関の前で待っている。


一緒に行く約束なんて勿論していない、
何で毎日俺が出る時間が分かるんだろう。? 


そんな事を1人で考えていると宮がいきなり声を掛けてきた

「隼、?」

「ぅわっ!?」
 びっくりして情けない声で驚いてしまった、めっちゃ恥ずかしい、


「ふふ、何考えてたの?」

笑いながら宮が俺に聞いてくる、流石宮だ、考え事をしていた事すらバレている


「んや、宮の事考えてた」


「へぇ、俺の事かぁ,,」
宮は嬉しいのか蕩けた表情でふにゃぁと微笑んだ。


やめろ!そんな顔するなっ!

「俺もいつも、隼の事考えてるよ,,♡」


あ゛~、ダメだ完全に目にハートが浮かんでる、


「あ、ありがとう,,」

軽く微笑めば、宮は目を見開き突然ガバッと抱き締め、  ひょいっと軽々しく持ち上げられた


「え!?  ちょ、降ろせよ!宮!!」


「ごめんね、でも隼が悪いんだよ?あんなに可愛い笑顔見せられたら、我慢できなくなる,,少し大人しくしててね」


「何言ってッ!」


やばい、完全に周りの人の注目の的だ、これ以上騒げばもっと視線を集めてしまうかも、
くそっ、学校の連中に知られるのだけは避けたい,,


そう考えている途中、
歩く速度が上がったのかバランスを崩しぎゅっと宮にしがみつく。


「隼今日は積極的だね,,♡嬉しいなぁ、早く俺の家に帰ろうか?」


ちがぁう!こんのぉ!勘違いヤンデレがぁぁぁ!!!


声に出して叫びたいのをぐっと我慢し
心の中でそう叫べば、宮は凄いスピードで自分の家へ走っていく


宮ってこんなに運動神経良かったけ、?


玄関の扉を激しく開け、
宮の部屋のベットにゆっくりと降ろされる、

宮の部屋は灰色と白の家具が主に使われており、大人っぽい雰囲気だ。


ベットに座らされたと思えば、
宮は扉の前へ行き、カチャッ、と音を立て、扉の鍵を閉めた,,


「えっと,,宮?」

「宮さーん、、?」


宮は無言でジリジリと俺の方へ迫ってくる 、  表情がとても怖い。
口角を上へ上げて笑ってはいるが、目に光が無いせいで逆効果だ、

余計怖いよ、


「ねぇ、隼,,」


「は、はいッ!」
急に名前を呼ばれたせいか、
身体がビクッと跳ね上がって、敬語で返事をしてしまった、


「外であんな可愛い顔しちゃって、俺に襲われても良いって事だよね?♡」

「は、?」

突然変な事を言われ思わず、は、? っと言ってしまった、

嫌でも、これは皆こんな反応になるだろ。

ぽかんとした表情を浮かべていると、
宮がベットの上に乗り、キシッとベットが音を立てる、
近ずいて来る宮と距離を取る為、後ろへ下がって行くが、  トンッ、  と背中に何か固く冷たい物にあたった、


,,壁だ、くそ嵌められた、上手く壁の方へ追い詰められた。


逃げ場を失った俺は伸びて来た宮の手に逃げる事が出来ず
その手は頬に、そっと添えられた。


「隼は暖かいね,,」

そう呟けば
手は俺の背中に行き、ぎゅっと優しく抱き寄せられ、
肩にぐりぐりと、顔を擦り付けて来た。


「宮,,?」

,,,,何だろう,,,,

何か猫みたいでめっちゃ可愛い。
幻聴何だろうけどゴロゴロと、喉が鳴る音が聴こえる気がする,,


,,,,可愛いな。

抱き締めたい衝動に駆られ、そっと背中に手を伸ばし。   ぎゅっと抱き締め、
頭をぽんぽんと撫でる、


あれ?俺、今何やってる、?


「え、隼,,?」


宮がガバッと顔を上げ、
俺の顔を驚いた表情で見つめてくる


「ッ゛~///!!」

慌てて手を離せば滅多に使わない脳をフル回転させた。

((やばい俺今,宮の事可愛いって思って抱        き締めてしまった。恥ずかし過ぎる、
幼馴染に、同じ男に何やってんだ俺!))


羞恥心と焦りで困惑し頭ん中をぐるぐるさせていると、
突然    ドンッ   と背中に衝撃が走る「ッ,,」あまり痛くは無いが。
突然の事で驚き見開くとそこには,,


頬を赤く染め 
うっとりとした表情で笑って。俺の上に覆い被さって居る宮の姿があった。


俺,,押し倒されてる、、?


「み、みや。?」

「隼は、俺を殺したいのかな、?」

「え、?」
   
何でそうなった、、?


宮の言っている事が理解出来ず、
何度も瞼をぱちぱちさせ、ぽかんとする


「萌え死んじゃうかと思ったよ。可愛い可愛い、隼が俺の事抱き締めて、撫でて,,あぁ、幸せ過ぎる。♡」


「それに頬を真っ赤にさせて、誘ってる様にしか見えないけど,,?ふふ、淫乱だね、悪い子だ,,」

「悪い子にはお仕置しないと、ね?♡」


そう早口で呟き、
宮は俺のシャツの下から手を入れ
腹を触れば肌に沿うように服を徐々に上へずらして行く 。

優しく密着する手のこしょばゆさに

「んッ,,ぁ」   と甘い声を零す。


「隼,,可愛いね、もっと俺にその声聴かせて、♡」


ずらされた服は胸の上まで移動しており
軽く日焼けした褐色の肌に、
程よく付いた筋肉が宮の前に露にされる。

それと同時に褐色した肌には想像も付かない程,,

ピンク色でふっくらとした乳首が宮の目に映された。


「ッは、なにこれ、えろ過ぎじゃないッ,,?」

息を荒らげ,宮は  「はぁ、♡はぁッ、♡」と呼吸をしている,,

ふと腰の辺りに何か硬いものを感じ目線を下へ向けると。


勃起して、る,,?


宮のだけじゃ無い、宮の竿とぴったりくっ付いて勃起している自分の物があった

「ッ,,~///!?」


言葉にならない程驚いた。,,
それと同時に胸の方に刺激を感じ声が出る。

「っ,,んッ、ぁ。゛、///」


宮の指先は乳首をそっと撫で、くりくりと摘み上げ、優しく引っ張る。

「ねぇ、隼、気持ちいの、?♡乳首も、隼のおちんちんも、勃っちゃってるよ、?♡」

「きもち、よくなぃ、ん。ぁ///」


そう答えれば乳首に刺激を与えられ何度も優しく弄られる、

「嘘はダメだよ?♡」

「んぅ、…ぁ、ッ///」

「隼の、喘ぎ声可愛い,,♡こんな声俺以外には絶対聴かせたら駄目だよ、?」


赤ちゃんがする様に乳首を咥え。
暖かい舌先が乳首にあてられ上下,,左右に動かされる。

ぬるっとした感触は敏感なった乳首を刺激して行った。

「ぁ…ッぅみ、やぁ…//,,ッんぁ♡」


ちゅ~ッ、くちゅといやらしい音が、部屋に響き余計に感じてしまう。


「んんぅ。ぁ、///♡」


指先と舌先がぷっくりと立った乳首から離れ、
部屋には俺の  「はぁ、はぁッ///」  と言う呼吸音だけが残った。

「隼,,♡気持ちよかったって顔してるよ?」

「んっ、はぁ,,///」

「ね、隼がえろ過ぎてそろそろ,,俺もキツイから一緒にイこっか?♡」


そう耳元で囁かれ、宮は自分の竿と俺の竿を露にして、密着して来た。

宮の方が身長が高いからだらうか、?
血管が浮き出る程、勃起しており。
凄くデカい。

俺のがちっさくみえる。


「隼の、先走りで、ぬるぬるになっちゃってる♡」


「ぅ…!// 宮のせいで、こうなったんだろ、//」


恥ずかしく、目線を宮から逸らしボソボソと呟く。


「ッ//♡そーだね。俺のせいだね♡」

「ならっ、責任取ってあげないとッ♡///」


そう言えば、宮は片手で勃起した竿を同時に擦り合わせ,,

        ((くちゅ、♡ッくちゅ♡))


と上下に動かし始めた。


「ぁぅ。//みゃ…。の っ♡が…んぁ///」


「はぁッ…きもちぃね。?♡」

「俺のと隼のがちゅちゅ、してえっちな音いっぱいしてる♡」


~くちゅ…くちゅ♡~


「やら、ぁ//いうなぁ、ッ♡ん、゛」


手は止まること無く、お互いの竿を刺激し合い、
快楽のせいか腰を自分から上下にへこへこと、動かし初める。


「も…ッ    //イっちゃぅ…゛♡」

「俺も、ッ♡ん、しゅん…♡一緒にイこ?一緒に気持ち良くなろうねっ…///♡」


「ッ゛…んんぁ゛♡」

                       ドピュッ~、ドピュ♡

「ん、゛っはぁ、♡」


ドピュっと白く濁ったドロッとした液体を2人同時に出せば、竿をぴくぴく、とビクつかせ。

褐色の肌を汚す。


俺。宮と、イッちゃった。?,,
めちゃくちゃ、気持ちよかっ…た…、


心の中で呟けば、疲れがどっと出たのか、重い瞼をゆっくりと閉じ眠ってしまった…。


「おやすみ…隼♡」


宮が俺の事を愛おしそうに眺め、そっと頭を撫でた。



- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

1話より長くなってしまいましたが
読んで下さり有難うございます!(*´`*)

思ってた以上に皆さんからお気に入りが来てすっっごく喜んでます!!
ハイテンションですっ!

ほんとに有難うございます!!!(泣)




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