純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

文字の大きさ
85 / 247

いざ出陣!、、、、まぁ、俺からしたら帰省なんだけど

しおりを挟む



拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん夫婦お元気ですか?俺は正直元気じゃありません。まだ数日余裕があるので既に緊張で押しつぶされそうです。

さく、なんか疲れてると言うか緊張してるの何で?」

「ぇ?、ぁ、、、分かっちゃう?」

バレンタインデーから1週間が経ち、俺はある事で緊張しているのだ。そのある事とは、、、、

「何で緊張してんの?」

「実は24日に、フユさんと俺、、俺のおじいちゃん家に挨拶に行く予定で」

「「「「「おっふッ、、、、」」」」」

俺の言葉に楽屋に居たメンバー全員が驚愕とその事態になった経緯を察してそう言った。ありがとう、みんな。そして助けて、、、、

「ほんと、急にフユさんがおじいちゃん家に行って祖父母に挨拶するとか言いやがって、ホント、こっちの神経すり減らしたいんかよ、アイツ」

「よしよし、朔。気持ち分かるよ。僕も、、、、副社長でありまさ君の義理の父親が挨拶に行って我が家に挨拶に来るって言うWで僕は死にそうだった」

いと、、、、!」

「朔、、、、!」

ギュッ

「はいはい、感動系にしようとするな。で、何で挨拶に行くって話になったんだ?」

「ほら、あの記事の事でおじいちゃん達にも結果的には協力して貰った形だし、フユさん曰く今回の事や番った事の2つで挨拶に行くって、、、、一応今月の初めにおじいちゃん達に連絡したら24日に来なさいって、、、、それも泊まりで」

「「「「「、、、、おっふッ」」」」」

「それは、朔は死ぬかもしれないな。それ」

「辞めて、玲央れお。フラグになっちゃう、、、、!」

「まぁでも挨拶に行くのは大事だな。特に朔のお祖父様は朔を溺愛してるから、挨拶なしのまま交際してたら村瀬むらせさんはただじゃ済まさなそうだしな」

「マコさんが言うと洒落に何ないって、、、、まぁフユさんが挨拶に向けて高級スーツや高級和菓子をお取り寄せしてるから、俺はそれも含めて、胃が、、、クッ」

俺はそう言いながらしゃがむ。

「朔のじいちゃんって、結構個性的と言うか、朔大好き人間だもんな」

「まぁ、りつほら、朔って朔のお父さんと同じ目の色してるし、雰囲気とかも似てるじゃん?それに忘形見みたいに思ってるんじゃない。あとは、、副社長の娘さんと正久まさひさが居なかったら、1番若い孫なんだし」

「確かに!あおの言う通りだわ。咲君達は社長達と年が近いせいもあってか少し厳しかったけど完全に末っ子な朔には超甘いもん!」

「それ聞いて俺は喜べば良いのか、恥ずかしがれば良いのか」

「、、大丈夫だって、困った時のお祖母様が居んだろ、朔」

「、、、、確かに、おばあちゃんならおじいちゃんあしらえるぐらい出来るか」

「それで納得するのは如何なものかと僕は思うな。うん」

「俺は糸がそんな言葉を知っている事に驚いちゃった」

「玲央、僕に失礼だよ。これぐらいの言葉知ってるし」

「どうせ、辞書とかで引いて最近知ったんだろ」

「バレたか」

何て糸と玲央の会話を聞いてちょっと冷静になれた俺。立ち上がる。

「まぁ、とりあえず当日頑張るしかないかぁ」

「じいちゃんばあちゃんだけの参加?それとも咲君付き?」

「、、、、それ+雅陽姉さん、雅之兄さん、琴世ことせ叔父さん、良晴よしはる叔父さんが参加確定」

「メンツが濃い。碧、俺メンツが濃過ぎてその場に居たら倒れると思う、!」

「安心して、多分律の場合はその場でお酒飲めるぐらいには適応すると思う。生き残るタイプだし」

「寧ろあのアホが適応しない場所って何処なんだろうな」

「マコさん、等々アホ呼びになっちゃったよ。、、、、ぁ、無人島は?」

「いや、朔、律さんの性格だと確実に色々な幸運が重なって生き残るって、」

「確かに、律さんって無駄に幸運タイプだし。だったらジャングルとかは?」

「いやいや、糸。逆にそれは簡単過ぎる。律さんはジャングルでも動物を従えるぐらいには神経図太いから」

「ぁー、そっか」

「お前ら何で納得すんだよ!俺の何処が神経図太いって!!?」

「「「「「朔の/俺のおじいちゃん/じいちゃん/おじいちゃん/お祖父様の目の前で1発ギャグ出来るじゃん」」」」」

「、、、、俺って神経図太かったのかぁ」

「何であれで納得出来んだろうな。そもそも俺のおじいちゃんの前で1発ギャグとか俺じゃなかったら笑われないのに」

「それは朔が孫だからだよ」

「そうだぞ、孫じゃなかったから可愛がらないんだら」

「玲央、その理屈はなんか納得出来ないからダメな気がする、僕は」

「、、、、まぁ、とりあえずは朔は村瀬さんとの挨拶頑張るんだぞ。緊張してたら言いたい事も言えないしな」

「マコさん、、うん、俺頑張る!」

「あぁ言って最終的に「俺何も言えなかった」とか言うのが朔かんだよな」

「律、的確。だけどそれもよりも「何で番ったんだっけ?」とか言いそうだけどね」

「その馬鹿2人は、とりあえずマコさんにはっ倒して貰え!」
























朔羅さくら、このスーツ変じゃないか?他の方が良いか?ネクタイとか変えた方が良いか?」

「大丈夫だっての。昨日決めたんだから、似合ってるし他のにする時間ないだろ!」

24日の11時前、そんな会話をする。多分フユさんも緊張してるんだろう。、、、、あのフユさんが?

「人に挨拶するのとか慣れてるだろ」

「こう言うのは初めてだ。それに、朔羅のお祖父様とお祖母様への挨拶なんだぞ、ちゃんとして認められたいじゃないか」

「!、、、、/////// そうかよ、、、、早く行こうぜ」

「あぁ、、」

それから俺達はフユさんの車で橋本はしもと家総本山(たまにメンバーから言われる)へと向かった。

「言っておくけど、うちにはフユさん家みたいにメイドとか執事は居ないし、ただの家だから」

「分かっている。ただ、、昔雅之から『おじいちゃん家?、隠し扉があったりするから、面白いよ』って言われたがあるのか?」

「、、、、ぁー、あるにはある。ただ俺達でも認識してないの何個かあるから、気を付けなね」

「分かった。朔羅のお祖父様達ってどう言う人なんだ?事前に少しは知りたい」

「おじいちゃん達かぁ。おじいちゃんは身長も高めてそれなりに圧があるけど俺達孫には甘いし、ちゃんと会社のトップで会社を作り上げた人って感じ。威厳もあるけどちゃんと考えての言葉だったりする。礼儀がちゃんとしている人にはちゃんとした礼儀で迎え撃つって感じ」
「おばあちゃんはおじいちゃんと学生結婚で、当時は男同士だった事で結構批判があったらしいけどそれを乗り越えての今がある、的な。優しくて穏やかな性格だけどちゃんと芯が通ってる人で、周りを良く観察している人、、って感じ」

「そうか。良く分かった、、、、朔羅がお祖父様とお祖母様を大切にしていると言う事が」

「!、悪いかよ」

「良いや。寧ろ、俺はそれが嬉しいと思う」

「そうかよ。ぁ、そこ右に曲がったら後もう少しだから、駐車場は見れば分かる」

「あぁ、分かった」

後もう少しでおじいちゃん達がフユさんと対面を果たす。どう言う結果になるかはまだ分からないけど無事に平和に終わってくれると助かります!!おじいちゃん!俺の事が大好きならフユさんと喧嘩しようとか考えないで!俺が疲れるから、、、、!!

この願いがおじいちゃんに届くのか届かないのかは、家に入らないと分からない。

そう思いながらフユさんの車が駐車されるのであった。




















































しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

優等生αは不良Ωに恋をする

雪兎
BL
学年トップの優等生α・如月理央は、真面目で冷静、誰からも一目置かれる完璧な存在。 そんな彼が、ある日ふとしたきっかけで出会ったのは、喧嘩っ早くて素行不良、クラスでも浮いた存在のΩ・真柴隼人だった。 「うっせーよ。俺に構うな」 冷たくあしらわれても、理央の心はなぜか揺れ続ける。 自分とは正反対の不良Ω——その目の奥に潜む孤独と痛みに、気づいてしまったから。 番なんて信じない。誰かに縛られるつもりもない。 それでも、君が苦しんでいるなら、助けたいと思った。 王道オメガバース×すれ違い×甘酸っぱさ全開! 優等生αと不良Ωが織りなす、じれじれピュアな恋物語。

逃げた先に、運命

夢鴉
BL
周囲の過度な期待に耐えられなくなったアルファーー暁月凛(あかつき りん)は、知らない電車に乗り込み、逃避行を計った。 見知らぬ風景。 見知らぬ土地。 見知らぬ海で出会ったのは、宵月蜜希(よいつき みつき)――番持ちの、オメガだった。 「あははは、暁月くんは面白いなぁ」 「ありがとうね、暁月くん」 「生意気だなぁ」 オメガとは思えないほど真っすぐ立つ蜜希。 大人としての余裕を持つ彼に、凛は自分がアルファであることを忘れるほど、穏やかな気持ちで日々を過ごしていく。 しかし、蜜希の初めての発情期を見た凛は、全身を駆け巡る欲に自分がアルファであることを思い出す。 蜜希と自分が”運命の番”だと知った凛は、恋を自覚した瞬間失恋していたことを知る。 「あの人の番は、どんな人なんだろう」 愛された蜜希は、きっと甘くて可愛らしい。 凛は蜜希への秘めた想いを抱えながら、蜜希を支えることを決意する。 しかし、蜜希の番が訳ありだと知った凛は、怒り、震え――同時に、自分がアルファである事を現実は無情にも突き付けて来る。 「凛さん。遊びは終わりです。帰りますよ」 強引に蜜希と引き剥がされる凛。 その凛の姿と、彼の想いを聞いていた蜜希の心は揺れ――。 オメガバースの世界で生きる、運命の二人の逃避行。 ※お気に入り10突破、ありがとうございます!すごく励みになります…!!

たしかなこと

大波小波
BL
 白洲 沙穂(しらす さほ)は、カフェでアルバイトをする平凡なオメガだ。  ある日カフェに現れたアルファ男性・源 真輝(みなもと まさき)が体調不良を訴えた。  彼を介抱し見送った沙穂だったが、再び現れた真輝が大富豪だと知る。  そんな彼が言うことには。 「すでに私たちは、恋人同士なのだから」  僕なんかすぐに飽きるよね、と考えていた沙穂だったが、やがて二人は深い愛情で結ばれてゆく……。

最愛の番になる話

屑籠
BL
 坂牧というアルファの名家に生まれたベータの咲也。  色々あって、坂牧の家から逃げ出そうとしたら、運命の番に捕まった話。 誤字脱字とうとう、あるとは思いますが脳内補完でお願いします。 久しぶりに書いてます。長い。 完結させるぞって意気込んで、書いた所まで。

恵方巻を食べてオメガになるはずが、氷の騎士団長様に胃袋を掴まれ溺愛されています

水凪しおん
BL
「俺はベータだ。けれど、クラウス様の隣に立ちたい」 王城の厨房で働く地味な料理人ルエンは、近衛騎士団長のクラウスに叶わぬ恋をしていた。身分も属性も違う自分には、彼との未来などない。そう諦めかけていたある日、ルエンは「伝説の恵方巻を食べればオメガになれる」という噂を耳にする。 一縷の望みをかけ、ルエンは危険な食材探しの旅へ! しかし、なぜかその旅先にはいつもクラウスの姿があって……? 勘違いから始まる、ベータ料理人×氷の騎士団長の胃袋攻略ラブファンタジー!

孤独なライオンは運命を見つける

朝顔
BL
9/1番外編追加しました。 自分はアルファであると信じて生きてきたのに、発情したことがキッカケで、オメガだったと発覚してしまった。 アルファだと思っていた時も、孤独で苦しかったのに、オメガになったことで俺の人生はより厳しいものになった。 そんな時、俺は運命と呼べる相手と出会うことになる。 ※※※※※ 高校生×高校生で、オメガバースの設定をお借りしています。 設定はよくあるものだと思いますが、おかしなところがあったら、すみません。 オメガバースについて詳しい説明などは省略しています。 シリアスあり、ラブコメもあり、淡くて青い恋愛がメインのお話です。 ※重複投稿 全十話完結済み

奇跡に祝福を

善奈美
BL
 家族に爪弾きにされていた僕。高等部三学年に進級してすぐ、四神の一つ、西條家の後継者である彼が記憶喪失になった。運命であると僕は知っていたけど、ずっと避けていた。でも、記憶がなくなったことで僕は彼と過ごすことになった。でも、記憶が戻ったら終わり、そんな関係だった。 ※不定期更新になります。

ただ愛されたいと願う

藤雪たすく
BL
自分の居場所を求めながら、劣等感に苛まれているオメガの清末 海里。 やっと側にいたいと思える人を見つけたけれど、その人は……

処理中です...