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この家の設計舐めない方が良いよ。本気で閉じ込められるから、
しおりを挟む「、、、勝負アリだな」
「ッ~~~!、負けたぁ~!親父強過ぎ!また強くなっただろ!」
「琴世が弱いんだ。最近やってないだろう」
「やってるっての!ただやる時間が少ないだけで!」
「それでも俺に負けるのはどうかと思うよ、兄さん」
「良晴まだそう言うのか!、、、、まぁでも博樹には勝てるし良いか、(ボソッ」
拝啓、天国のママ、パパお元気ですか?俺は元気です。現在、俺の目の前では琴世叔父さんとおじいちゃんの将棋勝負が行われています。普段冷静でちゃんとしている叔父さんのこんな姿が見れるのはこの家ならではかな。
そう思いながら叔父さんとおじいちゃんの対決の横で、オセロをしている雅之兄さんとフユさんの2人。
シュールな光景だな、おい。
「雅陽姉さん、今どっちが勝ってるの?」
「おじいちゃんの方は8勝2敗でおじいちゃんが勝ってて、雅之の方は7対3敗で冬人が勝ってる~」
「じいちゃんの将棋の腕無駄に上手いよな。俺達何回やらされたと、」
「お父さん、将棋の相手が欲しがってたからね。俺も結構やらされたよ」
「母さんは父さんと対等に出来るぐらい実力あるだろ。俺達息子は勝ち越した事ないんだから、、、、ぁ、いやでも兄さんはあるか」
「確かに、兄さんは父さんに勝ち越してたっけ」
「ぇ、マジ?パパ凄っ、、ゲーム強いとかは聞いてたけど」
「そうなのか?雅之」
「そうだよ、フユヒト。父さん、ゲーム小僧だったらしいから、ゲームとかこう言うの得意中の得意だったし」
「琴世と良晴も早く、それぐらいの腕になって欲しいな」
「「無理ゲーだっての親父/父さん」」
「そこで即答するのもどうかと思うけど、叔父さん達、、、スズッ 」
俺はそう言いながらあったかいお茶を啜る。
「父さん、次俺。絶対に今回は勝ってやるから、、」
「ほぉ、やってみろ、良晴」
「良晴~、頑張~。で、咲夜、何食べてんの、美味しそう」
「グミ。子供達がハマってんだよ。食べる?それと、雅之それ終わったら俺も村瀬さんとやりたいから変わって」
「分かったよ、兄さん。そろそろ終わるから、フユヒトそれで良い?」
「あぁ、分かった。よし、角取った」
「ぁ!フユヒト、ズルい!だったらこうだ。よし、!」
「朔羅ちゃん、俺と夕ご飯の準備しようね。雅陽ちゃんも手伝ってくれる?」
「はーい。私も腕がなる~、、ぁ、良晴、これこっちより此処が良いんじゃない」
「ぇ?、ぁ、本当だ。雅陽、サンキュ」
「いえいえ~」
「咲夜、雅陽って意外と将棋兄弟の中で1番強いよな」
「ほらアイツ父さん似だから性格とかゲーム脳って感じ、無駄に才能マンだし」
「姉さんってなんでも器用にこなすもんね笑、、おばあちゃん、このエプロン使って良い?」
「良いよ、全然使って良いから。朔羅ちゃんに絶対似合うと思うよ」
俺、おばあちゃん、雅陽姉さんはキッチンに向かって、夕ご飯の準備を始める。お米を水で軽くすすいでから、一升炊ける炊飯器にお米をセットしてから本番。
「まず何作る?お味噌汁?はすぐに作れるし、ぁ、唐揚げは?鶏肉買ってあるんでしょ?」
「そうね、雅陽ちゃんは唐揚げの味付けお願いね。俺は、煮物でも作ろうかしら、みんな好きだって言ってくれるし」
「!、やった!おばあちゃんの煮物大好き!俺はそうだなぁ、シチューとあと天ぷら作ろうかな。蟹あるし」
「沢山作ろうね、みんな良く食べそうだし、多い方が豪勢だしね」
「そうね、朔羅ちゃん達と料理が出来る何て本当に幸せ」
「「おばあちゃんの料理で育った様なもんなんで!」」
何て会話をしながら、料理を進めていく。昔からおばあちゃんと兄さん達の料理を食べて育ったから、料理を食べる事も作る事もどっちも好きになった。
だから、調理してる時も食べている時もどっちも楽しくて幸せ。こうやって誰かと作る事も好きである。
なんて思いながら、広いキッチンの中で野菜を切っていく。
「くっ、、父さんやっぱり、強い。でも、3勝したからね」
「良晴にしては良くやったなぁ。でも、相変わらず金将の使い方が悪いな。精進する様に」
「はい、、、琴世兄さん後で練習がてらやろう~」
「良いぜ。親父よりは強くねーけど、良晴には負けねーから」
「2人共まだまだだがな。俺は盆栽見てくるな」
「琴世君達って無駄に負けず嫌いだよね、何でだろ」
「まぁ、昔は良く俺と秋人と一緒に成績争いしてたし、運動とかゲームでも色々やってたしな。良晴は良晴でほら、夏人と勝負してたんじゃね?」
「あぁ、確かに兄さんも夏人も負けず嫌いな所はあるし、あるんじゃないか。よし、、これで勝負アリだな、、俺の勝ちですよ、お義兄さん」
「淡々と勝負を終わらせるスタンス、俺嫌いじゃないよフユヒト。でも結構接戦だったね」
「当たり前だろ、父さんに鍛えられたオセロの技術舐めんなよ。負け越したなんてもしなったら、雅陽イジられるがオチだ。そんなの嫌だからな」
「本気で嫌がってる顔しないでよ、咲夜兄さん笑」
「あぁ、その気持ち分かりますよ。雅陽さんには揶揄われるのは嫌ですよね」
「何で、フユヒトも分かるんだよ笑、、、ってどっか行くの?」
「お手洗いにな。どっちだ?」
「右に曲がって4部屋通ったらあるよ。分かりますいと思うよ」
「分かった。行ってくる」
「行ってらっしゃい。兄さん、俺とやろう~」
「良いぜ。絶対に負かしてやるから、覚悟しろよ、雅之」
おじいちゃんは盆栽を見に庭へ、フユさんはトイレへと向かった。俺は会話を聞きながら「秋人さんって負けず嫌いなんだ笑、意外」と思ってしまって笑ってしまった。危うく包丁で指切る所だった。アブね、、、、
「よし、2種類の唐揚げの味付け終わり。あとは、、、、ぁ、ブリあるから、ブリの照り焼き作るか。おばあちゃん、ブリ使って良い?」
「良いよ、雅陽ちゃん。今日の為に買い込んでるんだから、バンバン使っちゃって。煮物もあとは煮込めば良いだけだし、俺は、、、餃子にするか」
「ヤッタ!俺も煮込めば良いし、天ぷらの方もあともう少しで材料準備終わるし、、何作ろうかな」
俺はそう言いながら、かぼちゃを切り終わる。硬かったな、、そういや、蓮根余ってたっぽいし入れるか。他になんかないかなぁ、この前番組のロケで食べた帆立の天ぷらが乗った丼美味かったなぁ。あるかなぁ、いや、ある訳n、、、、、、、、この家ならあるか。
「おばあちゃん、帆立ある?」
「あるけど、天ぷらに入れるの?」
「うん、入れる~(マジであったよ。このデカ冷蔵庫なんでも揃ってるな、マジ)」
「帆立の天ぷらとか絶対美味いやつじゃん!絶対に私食べるから!」
「はいはい、分かってるよ、姉さん」
「雅陽ちゃんは本当に良く食べるから、作り甲斐があるから今日も本当に楽しみ」
「ご飯6杯はおかわりするからね!おばあちゃん!」
「その前にご飯がなくなるから、」
俺はそう言いながら帆立と視界に入ったカニカマを手に取る。カニカマの天ぷら美味いんだよなぁ、、オススメです。
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「よし、殆ど揚げ終わった。ちょっと休憩、、、、、、、、あれ?」
あれから15分ぐらいして、休憩しようと、エプロンを脱いで居間に行くとある違和感を覚えた。まだ、オセロで勝負をしている兄さん‘sと将棋で勝負している叔父さん‘sの2人を見ながらその場に立ち止まる。
「?、どーした、朔。触らねーのか?」
「いや、咲夜兄さん、、、、フユさん戻って来てない?トイレから」
「、、、、そういや、戻って来てねーな。20分以上、、部屋戻ったとかか?」
「いや、それなら一言言ってから言うよ、兄さん。まさか、、」
「「「「「隠し部屋の中???」」」」」
俺達5人はそうハモった。
「いやいやいやいやいや。んな訳ねーって、トイレまで行く道中に隠し部屋なかったはずだし!」
「いや、分かんないよ!兄さん!父さんの事だから俺達の知らない隠し部屋あるって!」
「うん、あるよ」
「「「「ぇ、、、、」」」」
「朔、知ってんの?」
「うん、ぇ、みんな知らなかったの?」
「ぇ、マジで。俺達が知らなくて朔が知ってるのあったけ?雅之知ってる?」
「ぇ~、俺だってこの家の半分ぐらいしか隠し部屋知らないよ。琴世君は?」
「俺と良晴が家出て行ってからまた隠し部屋増築してんだから、分かんねーよ」
「で、朔は検討付いてるんだよな?その言い方は」
「うん、多分あそこだと思う。俺ちょっと見てくる。一応部屋を見るけど」
「俺付いて行こうか?」
「咲夜兄さん、大丈夫。俺1人で行けるから、」
俺はそう言って居間から出て、俺とフユさんの宿泊予定の部屋を見てから居ない事を確認して、スマホの充電をしようとコンセントに充電器を刺してから、フユさんが居ると思う隠し部屋の入り口まで向かう。
「あそこの入り口、当時の俺だったから知ってたって感じだったからなぁ。もし居たら、どう言う経緯でフユさん入ったんだろ」
俺はそう呟きながら、トイレの近くの壁にしゃがみ込んで、壁に付いている少し色の違う場所の小さな取手を下に引くと、その色の違う所が後ろに倒れて、中に入れる仕組みになっている。俺はそのまま四つん這いで中に入ると、そこには、、、、
「フユさん、居た」
「!、朔羅!」
中に入ると、フユさんが居て俺の入って来た入り口の扉は俺の入った反動でしまった。フユさんは部屋の隅で座っている。部屋は四畳半の広さで和室になっている。フユさんは驚いた表情で俺の方を見ている。
「此処に居て良かった。他に当てなかったし」
「何故、俺が此処に居ると、分かったんだ?普通分からないだろう」
「ん~、勘?」
「え?」
「フユさんが何も言わずに何処か行く訳ないって検討付いてたし、トイレから居間までの間にある隠し部屋は此処だけ、フユさんの事だから何かあってこの部屋の中に閉じ込められてるんじゃないかなって思ってさ。、、、、違った?」
「いや、合ってる。、、、、、、、、ふふっ」
「何笑ってんだよ。閉じ込められてたくせに」
「いや、朔羅が俺の事ちゃんと理解してるんだなって思うと嬉しくなってな」
「///////// 馬鹿じゃねーの。これぐらい普通だっての!」
俺は顔を真っ赤にして言いながら、出口となる場所に立って開けようと隠れていた打ち込み盤を開けて、暗証番号を打ち込むが開かない。
「あれ?は?え?」
「?、どうした?朔羅」
「いや、暗証番号打ち込んだのに開かない」
「間違っていると言う訳ではなく?」
「そんな訳ねーって、この暗証システムだっておじいちゃんが俺の為だけに暗証番号を作って俺に教えてくれたんだから」
「じゃあ、他に出る方法はないのか。入り口とか」
「それはフユさん試して分かる様に、中から入り口の扉は開かないよ。外側からの動作でストッパーが外れて閉まると外側からでしか開かない様になってんの。出口も元はそうで外側からしか開かない様になってる仕組み。この暗証番号は俺専用のだし、、、、てか何で開かねーんだよ」
「そう落ち込むな。スマホで雅之に電話をすれば良いだろう?」
「そのスマホを今充電中なんだよ。そう言うフユさんが電話すれば良いだろ」
「持っていたらすぐに電話をかけるだろ。それぐらい分からないのか?、、、、これだからお子様は」
「ごめんなさいね、でもそのお子様が居なかったら見つけられる事なく生涯終えてたけどな、、アンタよ」
俺はそう言いながら暗証番号を思いつく限りで打ち込むが開かない。試行錯誤しながら5分ぐらいしてるが開かない。元々この部屋を見つけたのは、俺がおじいちゃんとの隠れんぼをしてる時にたまたま見つけたので、、、、それから1人になりたい時とか集中したい時にこの部屋に居て時間を過ごしてたっけ、、、、。
「おじいちゃんめ、暗証番号変えたな。それなら教えとけよ」
俺はそう呟きながらその場に座り込む。
「閉じ込められた今だから言えるんだ。閉じ込められる前に聞かなかったのが悪いんじゃないか」
「確かにそうですね!、でも入ったアンタが悪いだろ、、、、」
「、、、、て言うか、フユさんは何でこの部屋に入った訳?」
「トイレを終えて、居間に戻りながら手を拭いていたハンカチを床に落としてしまってな。拾った際に視界にこの部屋の入り口が入って気になって取っ手を下に引いたらこの部屋に入れる様になったから入ったが、閉まって出れなくなってな」
「案外、馬鹿な方法で入ったこの男。それで閉じ込められちゃうとか何処のエロ漫画だよ、、、、ホント」
「、、、、エロ漫画、、そうか」
俺は自分の不運さとフユさんの好奇心旺盛さに頭を抱えながら体育座りをしている。すると、フユさんが俺に近づいたと思ったら、俺の足首を下に引っ張ったと思ったら俺に乗っかって俺を押し倒しやがった。
「/////////な、何してんじゃ、アンタ!」
俺は混乱しながらも体勢が恥ずかしくて顔を真っ赤にしながら馬鹿フユに向かって叫ぶ。
「だって、朔羅が言ったんだろ?エロ漫画って、、」
「いや、そう言う意味で言った訳じゃ」
「確かに閉じ込められる2人って、体育倉庫とかで良くあるもんな。此処で襲わなかったら据え膳は何とやらって言うしな」
「言わねーからな!!、、、ちょッ、顔近づけんな!」
俺の抵抗を無視して俺に顔を近づけるこの変態万年発情馬鹿小説家野郎、お昼前までの緊張感はお前何処にやったんだよ!!!
俺はそう心の中で叫びながら、どうにか抵抗を続けるので合った。
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