純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣兎

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俺に新たな敵!、、、、いや、旧の敵も居なかったか

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拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん、お元気ですか?俺はとっても元気です。新学期も始まって2年生としても頑張っています。

朔羅さくら、今日客が来るから、だが気にするな」

「え?、客??」

俺はフユさんの言葉にビックリして箸から卵焼きをお皿に落とす。夏人なつとさんも少し驚いた顔をしている。

「あぁ、俺の幼馴染だ。朔羅が授業を受けている間に来ると思う」

「兄様の幼馴染って言うと、、あぁ、あの人か。元気なの?最近会ってないから、俺は分かんないや」

「元気だ。最近は本の虫になってる、何て言っているがいつもと同じだ、って言ったな、俺も」

「フユさんに幼馴染って居たんだ。いや、秋人あきとさんに居る時点で居るんだろうとは思ったけど、、どんな人?」

「、、本が好きで本の為に今の仕事に着いたと言っても良いぐらいだな。あとは、ストレスを溜めやすく、友人想いな奴だったな。プライドが高く負けず嫌いな所は、朔羅に似てる部分がある」

「確かに笑、ゲームでも習い事でも負けなしって感じだったもんね。それにお小遣いとか給料を本に捧げるぐらいには本を愛してたっけ」

フユさんと夏人さんが懐かしそうな顔をしながらそう言っていて、そこまで言う人がフユさんの幼馴染だと思うととても気になる。
そう思いながら鮭の塩焼きをを一口食べる。

「パクッ、、、、2人がそこまで言う人、がフユさんの幼馴染。類は友を呼ぶ、?」

「兄様とは違うタイプの人だと思うよ。でも、、、好きになったモノへの愛だけは強いって所は同じだね」

「そうか?まぁ確かに俺は朔羅、アイツは本か、、」

「そこはぬいぐるみって言えよ。人選ぶなよ、お前」

「ぁ、そうだ、俺今日後輩連れて来るけどうるさくしない様にするね。医療関係の本の古い奴欲しいみたいでさ、」

「うるさくしないんだったら良い。お前の後輩なら大丈夫だろ」

「俺も全然大丈夫です。フユさんの幼馴染に夏人さんの後輩、会ってみたいなぁ。2人と仲良くなる人だし」

「「会っても特に面白くはないと思うが/思うよ」」

「何でそこで2人で揃うんだよ、笑」















「そう言えば、俺と玲央れおいとって世間一般的には幼馴染なのか」

「「どうした急に?」」

学校の昼食を食べて居る途中で朝の事を思い出して不意にそう呟いて居ると、2人が少し驚いた顔をして揃って言った。

「いや、その今日家にさフユさんの幼馴染が来るんだよ。それで、俺達も生まれた時からの付き合いだし、小中高同じだから幼馴染だなぁ、って思ってさ」

「あぁ、確かに。幼馴染だな、確かに。でもさ、それで言うと、、マコさん達とも幼馴染ってならん?」

「それだと僕達沢山の幼馴染居るから笑、こう言うのは同い年ってのがセオリーだよ。例えば、おさむ五十鈴いすずみたいな2人の関係とかさ」

「あそこはザ・幼馴染でそこから恋人に至った関係だもんな。エモいな、、、、俺の場合、兄ちゃんの元恋人と付き合って居る訳だし、」

「「まだそれ引きずってるの、玲央」」

玲央が項垂れ始めて少しドン引きと、今更2人気にしてないって話、と思いながらお茶を飲む。すると俺達の話を聞きつけた千尋ちひろが近寄って来た。

「何話してんの?幼馴染って言ってたけど」

「ぁ、いや、俺達幼馴染だな~、って話。、ってそう言えば千尋とつかさって昔からの付き合いなんでしょ?」

「ん?ぁー、まぁ修と五十鈴程じゃねーけど、小4の頃からな。中学から同じ学校で同じ習い事してたんだよ」

「何やってたの?空手とか?、柔道?」

「ピアノ、あと書道」

「「「嘘だぁ、」」」

「残念な事に、司書道に関したら俺より上手い」

「司、君ホントに勿体無いね!!」

「糸!ごめん!何で憐れみの目でそう言ってるか分かんない!!」

じゅんは恋人とその双子である委員長とは中学からの付き合いで、藤吉ふじよし森松もりまつの2人って中3の塾で知り合ったんだっけ?」

「確かそうでしょ。1番長い付き合いは結果的に俺達3人だね、勝った」

「「「朔は誰と戦ってるのさ」」」

「つか、朔家に村瀬むらせ大先生の幼馴染来るんだろ?ヤバいじゃん」

「は?、何で?」

「うわっ、それ確かにヤバいわ。家に恋人の幼馴染襲来とか、良く許したな朔」

「??玲央も千尋も何言ってんの?家に幼馴染来るのとか普通だろ?」

「いいや、分かってないね、朔は。もしその幼馴染が、村瀬大先生の事片思いしてた場合どうするのさ」

「片思いって、何でそう思うのさ、糸は」

「あのなぁ、男女問わず男同士だってあり得る世界で、幼馴染×片思い、とか幼馴染から恋人に至るケース何て全然あるんだからな!例を挙げれば五十鈴×修のカップル!」

俺に説教するかの様に代弁する千尋。そしてそれに同意するかの様に頷く玲央と糸。俺は訳が分からず目を丸くする。
俺は少しオドオドしながらも千尋に問いかける。

「で、でもそしたら俺と玲央、糸だって片思いとかするって話じゃない?」

「お前達3人の場合環境自体が特殊だからそうに至らなかったってだけで、世間一般的には幼馴染と付き合うって結構ポピュラーだからな、」

「確かに俺も一応はひじりとは幼馴染みたいな関係だし、あるっちゃあるだろうな。村瀬大先生にその気がなくても相手が好きになる事なんてあるるって」

「僕もそう思う。村瀬大先生モテるし、小さい頃なんて特にあの美貌の幼少期なんて引く手数多って感じだよね」

「まぁ、俺の場合司と、ってなるけどアイツが俺の事好きな訳ないし、あり得ないな。俺は、好きなのに」

「「「(司は千尋の事好きなんだよなぁ、、、、ん?)、、、千尋、今司の事、好きって?」」」

「ん?ぁ、言ってなかったっけ?俺、司の事、恋愛的に好き、なんだよ//////」

「「「、、、、What?」」」

千尋の衝撃の告白に俺達3人は固まった。まさかの司と千尋は両片思いだったと言う事よりも、まさか千尋、司が好きだったからあの態度、照れの裏返しだったと言う、マジもんのツンデレが現れた衝撃でこうなったのだ。

因みに、俺も周りからツンデレと言われるが、多分本物のツンデレは千尋だと俺は思う。

「でもアイツ俺の事ただの友達だと思ってるからさ、恋愛になんてゼッテー進展しないし」

「いや、も、もしかしたら司も好きかもしれないじゃん、な?朔、糸」

「「うんうん!」」

「ないって、アイツ俺に馬鹿な事言ったりするし、それにデリカシーのない事ばかり」

「「「それは、、、、(うーん、これは司が悪いとしか言えない)」」」

「どうするのさ、千尋の奴司の気持ちに気付いてない!(ボソッ 」

「両片思いなのに、お互いに全く気付いてないとか俺にはどうにも出来ない(ボソッ」

「アレに関しては、お互いの態度が態度だししょうがない気がするけど、!(ボソッ」

俺達3人は思わず小さくなってそう言う。2人の場合両片思いが続いた結果の拗らせ方だから、これは、、、、
俺と糸は目を合わせて玲央の方に視線を向けるのであった。専門家だから、

「「玲央、千尋の事頼んだ(ボソッ」」

「俺に託すな!(ボソッ」

「3人共何話してんの??」

「「「いや、別に!」」」

「ふーん、そう」

「ぁ、千尋~!今日帰りにゲーセン行かね??」

すると、司が待ってました、かの様に千尋に話しかけた。

「はぁ、昨日だって俺と遊んだじゃん!純とかと遊べば良いじゃん」

「純はダメ、恋人に呼び出しくらっててさ、それに今日は千尋と遊びたい気分なの!」

「//// しょ、しょうがねーな。帰り、スタバ奢れよな」

「ぇ~、しょうがないなぁ、ホント。わがままだね、千尋は、そのままわがままプリンセスになっちゃうよ」

「あ?誰がわがままボディになるって??」

「言ってない、言ってない。何で最後の方聞こえてないのさ、、まっ、そう言う所が千尋らしくて俺は好きだけど」

「!、馬鹿じゃないの、この身長だけが取り柄のアホ!」

「何で、千尋だって低くはないでしょ!身長は、牛乳飲んだら伸びただけだし!」

何て2人で言いながら俺達の元から離れる2人の光景を見て、俺達の感想はと言うと、、、、

「「「早、くっ付け」」」

「アレ、いつくっ付くんだろうね、卒業までにはくっ付いて欲しいと僕は思う」

「あの感じ誰かがアドバイスとか与えないと、ダメなタイプだろ。俺と聖がそうだったタイプだし」

「お互いに親友と思われてるって勘違いしてるのがねぇ、居た堪れないと言うか、知り合いの過去の事を思い出して俺は少し悲しい」

「3人共、悲しんでる所悪いけどちょっと良いかしら」

「「「!、わっ、委員長いつの間に!!」」」

「「早、くっ付け」の所からよ。はい、昨日3人が休んでた時に配られたプリント」

「「「ぁ、ありがとう」」」

「良いのよ。ふぅ、それにしても純の奴、私の妹に変な事してないかしら」

「やっぱり、委員長心配なの?妹がクラスメイトと付き合ってるの」

「別に心配って言うよりも、私の妹好きな人への愛が重いのよ。だから、純が何かしたらその倍の事をするのよね、あの子」

「妹さん凄い、、てか、純と妹さんってどっちが下なの?」

「、、、、純が下に決まって居るでしょ」

「流石姉妹揃って兄と弟付き合ってるだけの話。αとしての肝が座ってるよ、委員長」

「そうかしら、まぁでも、確かに彼氏抱いてるし、そう言われるとそうかしらね。お昼にお邪魔したわね、じゃあ」

委員長はそう言ってその場から離れた。俺達は姉が兄を妹が弟を抱いて居ると言う歪な関係に面白さを感じてしまうのであった。

「純のお兄さんって幾つだっけ?」

「まー君と同い年でしょ、22の大学4年生。だから5歳差だね」

「5歳差って結構空いてる様に見えるけど、朔って言う存在が居るから全然空いてない様に見えるのが面白い」

「分かる。8歳差のカップルとかテレビで見ても「朔と村瀬大先生は14歳差だからなぁ」とか思うし」

「辞めて、マジで」

「てか、今気付いたけど副社長とまさ君って6歳差だった」

「「今気付いたの!?」」

「まぁでも確かに周りの人への説明とか難しいかもな。6歳差の親子とかだと再婚って説明しない限り。て言うか、やっぱりそこら辺は2人って気にしてんの?」

「うーん、良晴よしはる叔父さんの場合は甥と姪が自分より年上って言う状況下で生まれた事もあってか、年齢とかあんまり気にしてない所あるんだよ」

「「凄い中で生まれたな、ホントに」」

「で、まー君の方は、思春期とか反抗期の中で紳士に向き合ってくれた事とか、俺にとっては義叔母さんであるお母さんの事をちゃんと大切にしてくれて居る所を見て、良晴叔父さんの事をお義父さんであり少し歳の離れた兄貴って感じに思ってる感じだね」

「へぇ、そう言う感じかぁ。まぁでもそう言う人が周りに居るってなると俺達で言うマコさんとか、かな、、って、糸どうした?」

「いや、なんか、その、やっぱり俺よりも付き合いの長い朔の方が正君の事良く知ってて、当たり前なんだろうけど、羨ましい、、、、!僕だって正君の事知ってるのに、!!」

「しょうがねーって、朔の正久まさひさ歴約9年、糸約2年だし」

「完敗だよ!」

「別にそこで勝負とかしてないし笑、」

「まっ、とりあえず、朔、今日家に来る村瀬大先生の幼馴染には要注意。限りなく村瀬大先生に好意を向けていたら片思い確定演出だからな」

「僕は影で何か言って来たりしたら、確実にマウントとかとってくるから気を付ける様に、とアドバイスを送る」

「2人は何でそうやってフユさんの幼馴染を疑ってんだ笑」

フユさんの事、好きかなんてまだ分かんないし、違うかも知れないじゃんか。

















































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