純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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俺の決意は結構頑張ってると思う、、、、よな?

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「美味っ、このケーキ美味しいです」

「でしょ、今有名なパティシエの作ったケーキ、並んで買ったのよ、、、で、村瀬むらせ先生と野村のむら先生、このページとこのページ、ちょっと変えて欲しいんですよね、台詞がなーんか心が入ってない感じで、あと過去の描写を少し変えて欲しいです」

「分かった、、この2ページだな、」

「了解しました~、三村みむらさん」

拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん夫婦、お元気ですか?俺はとっても元気です。

フユさんと四季しきs、、お義母様との再会から早1週間が経ち、現在5月下旬。今日はフユさんと担当編集で、野村さんの過去に担当編集だった三村さんが美味しいケーキを持って参戦して来た。俺の淹れたコーヒーを飲んで今は少しの休憩中。

「あぁ、ほんとあの社長一々仕事振って来てそんなに出来るかっての。いくら人気小説家でも限度があるわ」

「三村さん、いつになくヤバい雰囲気出してるね~、、ってさく、そのチョーカー初めて付けてるの見たけど、新品?」

「ぁ、はい、フユさんのお母様から頂いて、アメリカで売ってる奴らしいです」

「少し派手だとは思うがな、、と言うか朔羅さくらこのコーヒー新しいのか?美味しいが、珍しいな、変えるなんて」

「それは秋人あきとさんオススメのコーヒーショップからお取り寄せしたのを一部頂いたやつ。苦味が抑えられていて苦手な人でも飲みやすい代物だぞ」

「朔君凄い説明だね、流石現役のタレントだわ、、、、そんな人とこんな簡単に会って話せてるのホント村瀬先生様々だわ」

「崇め奉りたまえ、お前ら」

「何言ってんだ、アンタ」 プルルルルッ プルルルルッ

すると、俺のスマホがなり俺はスマホを手に取る。その相手は、、、、

「雅之兄さんだ、、ちょっと出るね」

「あぁ、分かった」

俺はそう言って立ち上がり、電話に出る。

ピッ
「もしもし?兄さん、」

『ぁ、朔か?、今いいか』

「うん、良いよ、今丁度家だし」

『そうか、、ほら俺達とあと姉さん達の所今月の終わり、だから来週の日曜日にそっち行くだろ?』

「うん、そうだね、それがどうしたのさ」

『いや、一応言っておくんだが、実は俺達2ヶ月後に転勤が終わってこっちに戻る事になったんだよ。姉さん達も偶然的に同じでさ』

「、、、、え」

『だから、報告と赤ん坊の顔を見せるついでにこっちで新しい家を探す事になってさ』

「そ、そうなんだ。良かったじゃん、こっち戻ったら気軽に会えるし」

『そうだな、それと冬人ふゆとと一緒に俺達が帰る日におじいちゃん家来いよ。赤ん坊お前しか見てないし、写真だけだと味気ないだろ』

「、、分かった。フユさんにもそう伝えとくよ、じゃ、また」

ピッ

電話を切って俺は暫くの間唖然としてしまった。姉さんと兄さんがこっちに戻って来る。と言う事は頻繁ではないが、関わりが増える、そうすればいずれ結婚がバレるし、まず普通に家を探すなら戸籍謄本とか見るかもしれない、、、、!

「朔羅、どうした、?、雅之に何かあったか?」

「!、ぃ、いや、何でもない、今度帰る時フユさんもおじいちゃん家来たら、ってさ」

「そうか、、そうだな、久しぶりに会うし、良いかもな」

「俺、たまに思うんですけど親友だから起きる問題とかってあると思います?三村さん」

「えぇ、、そうねぇ、親友の弟、妹と付き合って結婚、何って言ったら嬉しいもあるけど少し気まずいものあるわね、私なら」

「ですよね!まぁ俺の場合は親友と呼べる人居ないから、セーフかな」

「何のよ、、、はい休憩は終了!これから作業に移ります!私、休みたいんです!」

「鬼の形相だな、本当に」

「フユさんは呑気にコーヒー飲んでないで作業しろよ、本当に」

「本当にそんなんだから恋人出来ないんですよ~だ」

「あ゛?なんか言いましたか?野村せーんせい」

「ごめんなさい、三村さん、もう2度と言いませんから」

「、、、、よろしいです」


それから皆さん仕事に戻って俺は電話での事をフユさんにも言えず、気づいたら就寝時間になってしまった。俺はベッドに腰掛けて、寝室に入ってくるフユさんに視線を向ける。

「?、どうした、朔羅」

「いや、あのさ、実は、、、、兄さんと姉さん2ヶ月後に転勤が終わってこっちに東京に戻って来るんだって」

「!、そうなのか、、何だ、朔羅はそれが嫌なのか?」

「嫌とかじゃなくて、、俺とフユさんが結婚してる事、その時に会ったら言おうかな、って思っててさ」

「、、、、何でだ、、俺はそれは嫌ではないが、何故そう思ったんだ」

「いずれバレると言うか、無駄に俺とフユさんの事になると勘の良い雅之兄さんには通じないと言うか。それに、村瀬家の皆さんに報告出来たから、次は兄さん達にしたい、、で、最後におじいちゃんおばあちゃん」

「分かった。朔羅がそう決めたんだったら俺は何も文句はない。ただ、、雅陽さんが何を言って来るか、だけは色々精神に来そうだな」

「本当に姉さんのこと苦手だな、フユさん」

青ざめているフユさんにそう言う俺。学生時代に何をやられたんだか、、、、本当に、、まぁ俺のある程度見当がついてしまう。
















「ねぇ、兄弟に「実は結婚してるんだよね」って言うのは、どう思う?2人は」

「「、、、、ぁー、等々言うんだ、咲兄達に、頑張れ」」

「理解が早くて助かる」

次の日、俺は昼休みに2人にそう伝える。事情知ってる+話しやすいとなるとこの2人だからだ。マコさんは忙しいし、りつあおは騒がしくなりそうと判断した為である。

「俺の所は上の兄ちゃん2人はちゃんと報告はしたけど、俺マジで小さかったから覚えてない。で1番歳の近い瑠璃るり兄ちゃんの場合は成り行き結婚だし」

「「あぁ、、、、」」

「、、僕の所は兄貴は、、、、半泣きで報告だったっけ。でも結婚の挨拶はちゃんとしてくれたからまぁそこは良かったんじゃない?」

いとはもう少し関心持ちなよ、自分の兄に」

「そう言う朔はどうなんだよ、咲兄達の結婚挨拶は」

「俺のとこ?、咲夜兄さんは今の旦那さん2人と結婚するってなった時はおじいちゃん、おばあちゃん、に叔父さん2人が総出になったから、、、雅之兄さんは俺達にまず報告してからおじいちゃん達に報告って感じかな。で、雅陽姉さんは、、、、事後報告かな」

「「事後報告、、、、雅陽姉らしい」」

「それに納得するのもどうかとは思うんだけど、、、、笑」

俺は思わずそう笑ってしまう。だけど、こうやって言うのだけで少しは落ち着くし心が休まるんだよな。
すると、話を聞いたのかおさむ五十鈴いすずが声をかけて来た。

「ん?何々、結婚の挨拶?」

「そうだぞ~、、、、って、そこ2人って幼馴染だから結婚の挨拶とかしなくても良いんじゃ」

玲央れお、それは安直過ぎるって笑、、、それよりも付き合ったのバレたら、俺の母さんに「あら、そのまま結婚しても良いのよ。修君は既に我が家のお嫁さんなんだから」、、、、って言われてさ」

「俺の方もパパに、「嫁に行っても良い、でもたまには帰って来てな(泣)、五十鈴君だから修を嫁に行かされる」、、、、って言われた時は流石に引いた。あの人親バカなのと五十鈴を信用し過ぎ」

「既に嫁認定されてたのか、流石」

「まぁでも付き合いたてなのに既に熟年夫婦感を出されるししょうがないよ」

「そしたら付き合って1年以上経つ藤吉ふじよし森松もりまつはどうなのって話だけど」

「朔の所ってなんか俺の勝手なイメージだけど、お兄さん達が厳しそうで簡単には許さなそうだよね」

「五十鈴正解。付き合いはしょうがないから許すって感じだけど結婚の方には関しては人生があるから厳しいんだよなぁ、、、ほんと、どうしよう」

「結婚してすぐに報告しなかった朔が悪い。でも、お兄さん達だって可愛い末っ子が幸せなら許すって、、」

「修言い事言う~、、でも結婚って人生の階段を大きく上がった感じだもんな。大人になった末っ子は少し寂しさもあるんじゃねーの?ウチの兄ちゃん達も良く言ってたし」

「いつまでも子供扱いされるのも嫌なんだけどな、俺一応16だからな。少しは大人扱いされたいっての」

「「ごめん、俺ら/僕達17」」

「2人ともはっ倒すよ」

「それは怒られるよ、玲央、糸笑」

「でも、僕が思うに雅陽姉は受け入れるの早いと思うし、咲兄の方もそこら辺は双方の気持ち聞いたら納得するんじゃない?付き合ってるのを許したんだし、、、、で、1番の難敵は雅之兄だね」

「ぁー、分かる。雅之兄が絶対に怒る」

「2人がそこまで言う程ヤバいの?朔から聞くと1番優しくて穏やかな人だってイメージしかないんだけど」

「、、、、優しい人ほど怒ると怖いって本当らしいよ、五十鈴」

「その感じは怒られた事はないけど怒ってる姿は見た事あるって事だな」

俺はついあの日、ガチギレで雅陽姉さんを怒ってる雅之兄さんを思い出しながら言う。1番俺の世話をして来たし父親代わりだった人だ。俺の色んな姿を1番見て来た、だから俺が傷付く事は許さない人なんだよなぁ。

「、、、、やっぱり言わなくても良いかなぁ」

「「「「それ後々後悔するの、朔の方だからな/ね」」」」

「うぅ、、、この世は残酷だ」

「俺結婚する時は絶対に事前に報告しないと、こうなりたくはない」

「僕も、副社長に挨拶を緊張しながらもやり遂げないと」

「、、修、俺達もした方が良いよね、結婚の挨拶、、やっぱり」

「まぁ、形式は取っておいた方が良いだろ。まぁでも終始笑いしか起きなさそうだけど」

「それが1番平和なんじゃんか」




































































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