純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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付き合ってはいるのか、いないのか

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拝啓、お元気ですか。天国のママ、パパ、長男の兄さん、山口の姉さん夫婦、大阪の兄さん夫婦。

再び居候を始めて約2ヶ月が経過した、現在6月の中旬。
俺は今日もイライラしています。

「おい、コラ、変態小説家。また、出したのかぁ!!?」

バンッ

俺は扉を大きく開けて、寝室に入る。俺の左手には新作のエロ漫画がある。

「また俺を出したのか!?良い加減にしろよ!?!?、、、、って」

「、、、、あ゛?」

俺の大きな声に起きたフユさんは、寝起きだからか機嫌が悪かった。そう言えばこの人寝起き最悪だったし、今日は殆ど睡眠削ってタァ!!
俺は、スッとその場から離れようとするが、一瞬で腕を掴まれて、ベットに倒れ込まされた。

「ちょッ、俺怒ってるんだからな、!」

「、、、、現実でやってないから、やって欲しいって事か?」

「はぁ!?俺言ってなッ、、ちょッ、、そこッ、ヤダッ 」

俺の抵抗虚しく、パーカーの下に手を潜り込ませて、腰とか胸(乳首)とか、色々触ってくる。俺は嫌なのに気持ち、くて抵抗が出来ない。

「ぁッ、朝ご飯、出来ッ、てるからッ、離しッ、て」

「此処が良いんだろ?、な?」

「ヤダッ、なんでッ、んッ、、、待ッ 」

「なんでとは?俺達は両思いだろ?」

「でもッ、、、、ぁッ 」

フユさんはシレッとそう言うが、そう、俺とフユさんは両思いではある。そう、そうなのではあるのだが、恥ずかしいのは恥ずかしい。

「んッ、、、ぁッ、、、ぅッ、、、、ふッ 」

「もっと、って言e 」バシィッ

ズボンを下げながら、離している馬鹿フユの後頭部を叩いて、行動が止まった隙に逃げると、扉の所に居たのは、、、、

「み、三村みむらさん!?、それに小川こがわさんも!」

村瀬むらせ先生、朝っぱらから何盛ってんですか、」

「先輩!?なんで頭叩いたんですか!?馬鹿になりますよ!?」

フユさんの担当編集者である三村さんと小川さんが居た。この2人は合鍵を持っているので、、冬さんと連絡が取れない時は勝手に家に入って来ている。

「痛いな、イチャイチャしていたのに」

「はぁ、今から次の小説の構想と、他の仕事の話するって連絡しましたよね?」

「嘘、フユさん忘れてたの、早く朝ご飯食べてよ、準備出来てるから」

「そう言えばそうだったな、分かった。朝ご飯食べながら話そう」

そう言ってフユさんはキッチリと着替えて朝ごはんを食べる。俺も食べながら、話しているのを見る。仕事をしている時の真面目な表情が本当にカッコいい、、、、とは思う。

「あぁ、それで頼む。ぁ、朔羅さくら仕事迎えいるか?」

「今日は良い、ちょっと遅くなるし、フユさんは仕事あるでしょ」

「そう言えば、朔君って、超人気アイドルだったね、僕身近に居過ぎて、忘れてた」

「これでもリリースした曲全曲週間ランキング1位記録持ちなんで、、、、って、食べ終わったなら片付けるよ」

「あぁ、、、、」

少し集中しているフユさんを横目に、食器を集めて洗い、フユさんにコーヒーを淹れて洗濯物を干しながら様子を見る。

「来月までにはこのプロット完成して下さい」

「分かった、、、、期限少し短くないか?」

「社長からの命令みたいなものです、あの人の思いつきなんで」

「そうか、、、、」

「次にこの仕事は、僕が担当なんですが、この日までに完成でお願いします」

三村さんと小川さんと仕事の話をしているフユさんは何処かカッコよくて、仕事の事を本当に大事なんだって肌で感じる。

「、、、、って、!もう仕事行かなきゃ!、じゃ、洗い物は水に付けといて、昼ご飯はレンジでチン出来るのだから、、行って来ます!」

「あぁ、行ってらっしゃい」


俺はそう言って鞄を持って家を出る。家を出たらマネージャーの成太せいた君の車があってすぐに入る。




















「、、、、うーん((机に顔を付けている))」

「、、、、玲央れおアレ何?」

冠番組の撮影が終わり、俺はある1つの悩みを抱えている。

「あぁ、りつさん、なんか、村瀬大先生と付き合ってるのか付き合ってないのかが分からない、って本人が」

「ぇ?何々、両思いではあるんでしょ?ね?、いと

あおさん、、はい、両思いではあるらしいんですけど、付き合ってるのかが分からない、って本人は言ってて」

楽屋で俺以外のメンバーがそんな話をしている。付き合っているって、なっても恋人同士ってもっとイチャイチャしてるし!
恋人同士がする事、と言えば、、、、

「朔~、村瀬大先生とデートとかしてる?」

「、、、、してる (買い物だけど)」

「、、、、、、、、じゃあ、キスは?」

「してる」

「ご飯一緒に食べてる?」

「食べてる」

「一緒に寝てる?」

「寝てる (強制的に元使ってたベット捨てられた)」

「、、、、、、、、エッチしてる?」

「してる、、、、」

「おめでとう、それは恋人同士だ」

何故か、律さんの質問に回答していたらそんな事を言われた。俺は顔を上げて否定する様に大きな声で言う。

「でも!!アレってフユさんが無理矢理とか、強制的だし!!」

ガチャッ

「うるさッ、朔か?何?反抗期?」

俺の叫びと同時に部屋に入って来た人物はと言うと、

「マコさん、俺恋分かんない(泣)」

「はいはい、泣かない、泣かない 」ナデナデ

我らがリーダー、高宮真琴たかみやまこと、通称・マコさん。25歳、俺達【空色パレット】のリーダーで芸歴20年目を突破したベテラン俳優である。

演技のお仕事が忙し過ぎてあまり会える日が少ない。現在もドラマに引っ張りだこで新規ドラマが決まっている。174cmでスラッとした体型で美形で美人で少し童顔で黒髪。性格はツンデレだ。実は隠れΩでメンバー、マネージャー、事務所の人間以外には隠している。

「で、何?村瀬さんの件?」

「マコさん、知ってるの?」

「玲央と糸から少し、あと織斗おりと流太りゅうたから聞いた」

「そっか、、、、ぁ、ねぇ、マコさん。そのパーカー、流太君も着てなかった?」

俺の質問に一瞬キョトンとなったがすぐに顔を赤くするマコさん。マコさんのパーカーは黒に赤の線が入っていて結構オシャレ。だけど少し大きめ?

「いや、これは、、、、アイツが付き合った記念に1つお揃いにしたい、とか言い出して」
「持ってた服の中で1番小さいの渡して来たんだよ、」

「そういや、マコ、付き合ったんだっけ?結局」

「そうそう、中々触れてこなくて、寂しくなって、襲ってたら気付いたら付き合ってたって、」

「お前ら、何処でその情報ゲットしてんだよ!?怖いわ!!」

律さんと碧さんに向かって、怒っているマコさん。マコさんはツンデレであり、俺達高1組には優しい。すると楽屋の扉がコンコンッとなった。

「はい、なんですか?」

ガチャッ

「真琴さーん!帰りましょう!」

現在話題の水野流太みずのりゅうた22歳。マコさんの恋人。大型犬系イケメンで高身長で結構筋肉が付いている。αらしい。流太君もマコさんの着ていたパーカーを着ていた。完全におそろコーデだ。

「ゲッ 流太、いや、今日は絶対お前の家帰らねーからな!!?」

「ぇー、良いじゃないですかぁ」

「ぁ、ちょ、腰に手添えんな!!」

何て文句を言いながら、マコさんは流太君と帰って行った。嫌がってはいるけど、本当に嫌がってる顔はしてない。寧ろ嬉しいそう?多分今日も、、、、

「抱かれるんだろうね、マコさん」

「糸、言い方。そうなんだけど、マコさん、俺達3人には隠してるから」

「そうだよ、、、、てか、お揃い」

「「「「???」」」」

「付き合ってるんだったら、お揃い、って普通?」

俺が少し不安になりながらも、4人の方に向いて聞く。4人共、俺が悩んでるのを分かってくれているのか、優しい顔で口を開く。

「まぁ、お揃いの1つや2つ持ってるのが恋人同士って感じだけど、」

「確かに、朔は、村瀬先生とのお揃いが欲しいの?」

「ゎ、分かんねーけど、お揃いは欲しい、かも」

「なら、それちゃんと言えば?村瀬大先生に、ね?玲央」

「そうそう、口にしないと伝わらない思いだって、あるんだぞ」

「、、、、分かった」

パーカーとか、服とか小物がお揃い。それだけで、フユさんと付き合ってるって感じる、かもしれない。




























「ただいま~、」

「おかえり、」

「あれ、三村さん達帰った?、、、、て言うか、その本の山達何?」

「あぁ、1時間ほど前な、これは家中にある資料を集めていたらこうなった」

床やソファやテーブルに大量の本達が山の様にあってその間にフユさんが座っている光景。のんびりとコーヒーをゆっくり飲んでいる姿が見える。俺は冷蔵庫に向かった、麦茶の入った入れ物をとる。

「、、、、朔羅、なんか機嫌が良いな」

「ぇ?そうかな、、ぁ、俺のグループのリーダーにやっと恋人が出来てさ、良いなぁって、俺も恋人欲しいなぁ、って思って、」

「、、、、何を言ってるんだ、俺達も付き合っているだろう、」

「ブフッ ゲホゲホッ ケホケホッ はぁ!?俺達付き合ってんの!?」

フユさんの言葉に俺は驚いてしまい飲んでいた麦茶が吹いて、咳き込む。フユさんは何馬鹿な事言ってるんだ、って言う顔をしてる。

「付き合ってるだろう?」

「いや、だって、ちゃんとしたデートとかした事ないし、それに俺、「付き合って下さい!」「はい、お願いします!」みたいな会話してないし!それにそれに、ぉ、お揃いの物、持ってないし、、、、」

「お前のアソコを舐めたり、お前のあんなところに俺のを挿れて、イカせたり、お前のあんなところやこんなところを開発したりしているだろ。これで付き合ってないと言えるのか?」

「アンタとの場合なんか違うし!ちゃんと言葉にして欲しいって言うか!!」

フユさんの突然の下ネタもどきに俺はビックリするし恥ずかしくなりながらツッコむ。この人いきなりぶっ込んでくる。恥ずかしくないのか、、、、

「はぁ、、、、分かった。デートすれば良いんだろ?それで付き合ってるってなるんだったらしよう」

「ぇ、、、、?」

「2日後の土曜日、2時過ぎにテレビ局から迎えに行く、そこからデート開始だ」

「ぇ?ちょッ、」

「さてと、仕事仕事、決まった事だからなー」

何て言いながら、書斎に何冊かの本を持って行って、閉じこもったフユさん。
サラッとこー言うのを決めるところ、本当にフユさんだなって分かってしまうし、この人のこう言うところがカッコいい、と思ってしまう俺は結構毒されているのだろうか。

「つか、デートって何すれば、良いの!?ドラマとかでやってたの参考すれば良いの!?分かんねー、やったことが無い!!」

俺はそう悩みながら、本の山の中に蹲りながら、麦茶をチビチビと飲む。
変な格好とか、しない方が良いかな。なんか、フユさんの場合、キッチリとした格好しないと変かも!!












































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