純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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これが俺なりの気持ちの伝え方

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あの時、いとに言われた言葉、、、、


『だったら、これ、この2つの気持ち、感情になったら、それは恋で本当に好きって事だから』

『それは?』

『1つ、自分の知らない人と楽しげに話しているとイライラしたり自分の知らない顔をされて嫌だって思う、簡単に言えば嫉妬』
『2つ、その人の事を見るとドキドキしたり、その人の物になりたい、って思う事。簡単に言えば恋人になりたいってことかな』


「ぁ、ぁ、/// 違う、違ッ、、違うから!!!!!!」

「ど、どうした?朔羅さくら

心配そうに俺に近づいてこようとしているフユさんを見て全身が熱くなる感覚になる。

「ッ、、/////、、無理!」

俺はそう言って、その場から逃げ出した。後ろからはフユさんの声が聞こえた。俺は何も持たずに撮影現場から出た。

「!、ッ、、朔羅、!」


気付いたら、家の中に居た。

「俺、フユ、さんの事が、好き?/////」

そう頭の中で自覚したら、さっきまで感じていた感情が一気にストンッと纏まった気がする。

「フユさんが俺の知らない人と楽しそうに話してたり知らないフユさんが居ると、なんかイライラするし余裕なくなる」
「フユさんに触られると変な気持ちになるけど、嬉しいし、触られないと怖い」

好きからくる嫉妬、そう理解するのは案外早かった。フユさんも嫉妬してた。俺もまさか、嫉妬する、それもフユさん関連でとは思わなかった。

確かに、フユさんがそばに居ると落ち着く。今更離れるとか、考えられない。でも、まさか恋愛的に、LOVEの方の好きだとは思わなかった。

でもこれをいざ、フユさんに説明するってなったら、多分俺は無理だ。あの人の前だと自分が自分じゃなくなる感覚になる。変に口が悪くなるし、でも素直になりたいけどなれない。

あの人の隣になんて今更俺は居れないよ。



俺は自己嫌悪に陥って気付いたら部屋の隅で体育座りしてしていた。

























パチッ

「?、、、、」

それから少しして、家の中が明るくなった。電気が付けられたのだろう。

「、、、、居た。朔羅、どうしたんだ?急に居なくなって、荷物も置いて帰るなんて」

「ぁ、、、、」

リビングに入って来たフユさんに速攻見つかった。フユさんは俺に近づいて来て俺の頭を触ろうとして来た。俺は咄嗟に縮こまって、小さく言う。

「辞めッ、」

「!」

「ぁ、ち、違うの、フユさん、触られるのが嫌って、訳じゃないの、なんか、今フユさんのそばに居たくないだけ」

俺の反応に目を少し大きくして驚いた表情をするフユさん。俺は急いで弁明をする。アレ、なんで俺焦ってるんだ?さっきまで頭の中で整理出来て言えるはずなのに、、!

「何故」

「分かんないんだよ、此処1ヶ月フユさんの事が頭の中でこべり付いて離れないし、フユさんの事考えちゃうし、フユさんの匂いがないと落ち着かないし」
「フユさんが誰とか楽しそうに話したりしてるとイライラするし、」
「アンタの目が俺以外を見つめてるのが嫌だしイライラする、し、」

「!、それって」

「あぁ、分かんないけど、これって好きって事なんじゃないの!?俺は、アンタの物になりたいって本能が心が言ってて、だけど、アンタの重荷にもなりたくなくて、あぁ、もう分かんない。アンタに触れられると変になr 」

俺が最後まで言おうとした瞬間、フユさんが俺を抱き抱えて、2階のベットまで運んで座らせる。

「な、何すんの!?」

俺は逃げようとするけど、腕を掴まれていて逃げれなくて、

「離せよッ、ングッ 」

俺が言おうとしたら、フユさんがキスをして来た。

「なッ (ヌルッ 」

口を開けたら舌も入れて来た。

「んッ、、、、ぁッ、、、、ァッ」

深くてそれでいて濃厚で、久しぶりのフユさんに触れられて、フユさんの匂いを感じて、頭がぼーっとする感覚になる。抵抗しようにも全身に力が入らない。俺の事を上から見つめているフユさんの姿を見て少し涙が出そうになる。

「ハァ、ハァ、、、、ヤダッ、俺以外の奴が好きに、なった、くせに」

「何、言ってるんだ、俺がお前以外の事を好きになると?」

「だって、野村のむらさんッ、とか、さっき話してた男の人とか、」

俺の言葉に一瞬キョトンとした表情をしたが少しため息をしてから呆れた声で口を開いたフユさん。やっぱり、そうなのかな、、、、

「、、はぁ、野村はただの仕事仲間で、アイツは番持ち、さっきの人は監督で、結婚してる」
「俺が1番大事なのはお前だ。お前の為なら色んな仕事もする。さっきの監督にはお前との仕事をキャスティングをお願いしたんだ」

「、、、、ぇ?俺との?」

「あぁ、俺の小説の1つを映画かドラマかすれば、必然的に仕事で関われる、それに朔羅も好きな演技が出来る」

「俺の為に?」

「そうだ、それに俺は言っただろ、お前以外と今更どうこうなるつもりはない、お前以外を抱くつもりもない」
 
嘘のない、俺の欲しい言葉をこの人は、俺の顔を見て言ってくれる。その度に心が落ち着く。この人のそばに居ると、色んな感情が収まっていく。

「お前がそばに居ないと落ち着かないし、イライラする。余裕がなくなって、自分が自分じゃなくなる。お前が俺から離れるなんて事、考えたくもない」

「(俺と同じ、)」

「俺の事が好きで俺の物になりたい、って俺に言ってくれた、それは嘘じゃないよな?」

俺に向かって言うフユさん。俺はさっきの自分の言動を思い出して、恥ずかしくなって、枕で顔を隠す。嘘じゃないけど、頷いたり肯定とか今更するのは恥ずい!!!

「顔、見せて」

「ヤダッ、」

「俺に恋してるんだろ?」

「そう、だけど、ヤダ」

すると、俺の事を抱きしめるフユさん。その力は優しくて、だけど逃さないって気持ちを込めてて、安心する暖かさで、、、、

「やっぱり、可愛い」

枕を取られていた。俺を見逃さないって目で俺を見つめたいて、俺は全身が熱くなる。

「言っただろ、俺はお前以外に目移りなんてしないって、お前以外を抱くなんて出来ないって、、、、」



「んッ、、、、ぁッ、、、、、そこッ、」


この人に触れられると恥ずかしいのに、


「ぁッ、、、、んッ、、、、ぅッ、」


なのに、嬉しくて暖かくて、それでいて、


「ひぅッ、、、、あぁッ、、、、んッ」


痛くしなくて寧ろ気持ち良くて、だけど少し余裕がなくて、


「フユさんッ、、、、ぁッ、、、、ふッ」


俺の事を優しく頭をふわふわにしてくれる所が、


「好き、だょッ、、、、んッ 」




















「そもそも、俺がお前以外に目移りなんてすると思うか?」

「でも、野村さんとか、俺よりフユさんと波長合いそうだし」

「何処がだ、アイツはただの変態で男同士のセッ○スでしか興奮出来ないやつだぞ」

お風呂に入って、俺の髪を拭きながら少し呆れた声で言うフユさん。そう言えば、あの人俺とフユさんとのあれこれ見ても普通に興奮してたしな。フユさんが此処まで言うとか、ある意味凄いのでは?

「それ、フユさんに言われたくないと思うよ、じゃあ、業界関係者、雑誌の編集者とか」

「ないな、そもそも、俺は女性自体が好きって訳でもないし、朔羅が大丈夫だがΩにまだ少しだけ苦手意識がある」
「お前と言う存在を手放すなんて俺がそんな馬鹿な事すると思うか?」

そうだった、と思い出しながら、最後に言った言葉に安心を覚える。この人最近までΩだけだった人だわ。結構忘れてたかも。
でも人の気持ちは変わりやすいって、、、、


嫌この人の場合は例外か、、、、でも、

「するかもしれないじゃん、て言うか俺がするかもじゃん」

「そんな酷い子なのか?朔羅は?」

「俺はもっと良い人が居たらそっちに行くかもねって事、、、!!」

俺がそう言いながら、ソファから立ち上がろうとするけど腕を掴んでフユさんの足と足の間に再び座らされる。絶対に逃さないってのが分かる。それが伝わって少し恥ずかしさと照れさで少し限界だ。

「ちょッ、」

「俺の事好きって言ってくれたのになぁ、もう1回言ってくれるか?」

「はぁ!?言わねーしッ、絶対!大好きとかも絶対言わねーし!」

「、、、、大好きって思ってるのか?」

「思ってねーし!って、何、腹触ってんの!?」

俺の腹を優しくだけどねちっこく触ってくるフユさん。まだ、敏感でくすぐったくて、、

「ちょッ、んッ、、、」

なのに、何故か触るのを辞めた。俺は少し物足りないと感じてしまったが、解放かと思ったら、耳元で一言。

「、、好きって言ったら続きをする」

「/// しなくて結構!って、なんで運ぼうとしてんの!?無理だから!無理!!」



拝啓、天国のママ、パパ、長男の兄さん、山口の姉さん夫婦、大阪の兄さん夫婦。
俺はヤバい人を好きになってしまったかもしれません。この人との関係はこれ以上変わらない事を願っている最中ですが、抱かれているので無理でしょうか。


付き合いたいとか思っている自分と、それ以上は心と体が持たないと思っている自分がいます。とりあえず、逃げる方法を教えて下さい。


「ちょッ、、、、ぁッ 」

























「おめでとう、好きって気づいたんだね、両思いだな」

2日後の撮影時、玲央れおにそう言われた俺。

「て事は、付き合ったって事で、良いのかな?」

と、優しい声で紙コップにジュースを入れながら言ういと

「付き合ってはないと思う」

「「はぁ!!?なんで?!」」

「だって、あの人俺に付き合いたいとは思ってる、て言ったけど、“付き合って下さい“、とは言われてねーもん」

俺の返答を聞いて、何も言わず、口パクで「マジ?」と言う2人。そりゃあ、そうなるか。因みに、この2人は現在進行形で恋関連で悩んでる組なんだよ。だから話しやすい。糸は彼氏持ち、玲央は付き纏いに会っている(同じ事務所の後輩年上)に、、、、

「うわぁ、それは、付き合ってるかは分かんねーよな、糸は?ちゃんと告白はされたんだよな?」

「ぅ、うん。ちゃんとされたよ、、、、、さく、ちょっと良い」

「?何?」

優しい糸から、何故か真っ黒いオーラが、出て来ている様に見える。なんか、怒ってる??

「もし、告白もされず、抱かれるなんて言う不埒な関係に、村瀬むらせ大先生がしようもんなら、僕が去勢するから、いつでも言ってね」

「、、、、は、はい」

「玲央も、付き纏いが本当に嫌だったら、僕に言って、去勢とはいかないけど、色々するから」

「、、、、りょ、了解」

忘れた。糸、俺と玲央に何故か、超が付くほどの過保護だっんだ!!普段はふわふわ優しい糸だが、俺や玲央関係だと何故か行動が速くなったり、どっちかが怪我したら怪我した相手、何故か簡単に突き止めたり、、、、

だから、俺と玲央は心の中でこう呼んでいる。

「「(俺達の最強のセコム)」

と、、、、































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