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女装は必須か、必須じゃないか、、、、
しおりを挟む「おい、馬鹿フユ、良い加減にしろよ」
「ぉ、起きたのか、おはよう、朔羅、どうしたんだ?」
「どーしたもこーしたもねーよ!!腰痛ーよ!終わったよ!」 ((勢い良く枕を投げる))
「もっとと言って来たのは、お前の方だろうが」
拝啓、お元気ですか。天国のママ、パパ、咲夜兄さん、山口の姉さん夫婦、大阪の兄さん夫婦。
俺は元気じゃないです。寧ろ、全身特に腰が痛すぎて、立ち上がれません。
何故こうなったかは、昨日ちょっとした誘拐未遂の末性暴力未遂にあった事で、この目の前に居る同居人兼恋人で馬鹿フユこと村瀬冬人が暴走した事で、こうなったのである。
俺は布団に包まって、馬鹿フユに抗議をするが、全く効いていない。
「言った記憶がございません!!」
「都合の良い頭をしているな。本当にお前は」
「アンタの方が都合の良い頭をしてんだよ!!」
「今日はやけにご機嫌斜めだな、、、、それよりも、今日はあの早めに玲央達3人と会うんだろ?」
「ぁ、そうだった!玲央の部屋に行くんだった!」
俺はフユさんの言葉を聞いて時計で時間を確認してから瞬時に布団から体を出してベットから降りて、キャリーケースからある紙袋を取り出して、カードキーとスマホを手に取って部屋を出る。その前に、、、、
「じゃ、すぐに戻ってくるから、待っててね!、、、、ぁ、あとそのさっきは言いすぎた!
「あぁ、行ってらっしゃい」
俺はフユさんに挨拶をしてから、部屋を出る。一応、一応こうしておかないとあの人拗ねるもん!
俺がしたくてした訳じゃねーからな!って何弁明してんだよ!!俺!
俺は頭の中で全力否定しながら、隣の部屋に居る玲央と聖の部屋の扉をコンコンッと叩く。数十秒後、、、、
ガチャ
「朔、遅い。1番最後だよ、糸もマコさんも既に来てる」
既に可愛らしい格好をして出て来た玲央。
「ごめん、寝坊した。聖は?」
「居るよ、意見要員として残した」
「言い方よ、、、、」
俺は少し引きながらも、部屋の中に入ると、糸もマコさんも着替えていた。
「やっぱり、2人共その服似合う。スタイリストさんがオススメする程」
「結構落ち着いたのだから、嬉しい」
「俺は背が高めでも似合う系だから、良いかも」
「朔もとっとと着替えろ」
「はーい」
俺はそう言って紙袋から女性用服を取り出す。そう、俺達が今日する服装と言うか格好は女装である。
何故なら、今日は此処のホテルから少し車で運転した所にある大型ショッピングモールに行くからだ。夏休みと言うこともあって人も多い事と、変装してもバレると言う事を考慮し俺達4人が女装すると言う事になった。
因みに、男性陣はしなくて良いのかと言うと、、、、
「俺と流太は一般人歴が長いからバレる事は殆どないし、正は一般人、村瀬さんはバレるかバレないかの瀬戸際だけど、」
との事。
「、、、、朔、お前昨日はお盛んだった事で、」
「、、、、、、、、何処に跡があるんだ?それとも噛み跡か?」
「「「察するの早くない??」」
パジャマからガーリーファッションに着替えている際に俺の腰や太ももを見てそう言った玲央に俺はすぐに察した。アイツ、また付けやがったな。後でぶん殴ろう。良かった、ギリギリ見えない服で、、、、
「着替え終わったら、髪の毛やるから、俺のとこ来て、朔」
「分かった、マコさん」
「、、、あのさ、マコさん達に報告しておきたい事があってさ」
着替え終わったらすぐにマコさんの前に座る。すると、玲央と聖が意を決した様な顔をして玲央が俺達に声をかけて来た。俺達はその言葉に少し期待を膨らませる。
「その、俺と、聖、」
「「正式に付き合う事になりました、!」」
「「「!!、、、マジ!?」」」
「「マジです!」」
「良かった、!ぇ!いつ!?昨日の何処で?」
「夜なのは分かるけど、どう言う経緯で?」
「その前に、玲央が泣いた事は知ってるのか、知らないのかで話が違って来るけどな」
「ちょ、一気に質問攻めしないでよ、」
幸せな嬉しい報告に、俺、糸、マコさんはすぐに嬉しくなった。最後のマコさんの質問だけがガチ感あってちょっとビックリしてしまう。でもちゃんと報告してくれた事に関しては聖、良くやった。と思っている。
「まず、昨日の朔達と別れた後の部屋に戻って、その後に話し合ったって言うか、」
「玲央から、付き合って欲しいって言われて、俺、付き合ってると思ってたんだけど、違って」
「その後に、聖から正式に告白をされて、付き合う事になって、、ぁ、ちゃんと泣いた事も言ったよ。後々バレるのも嫌だし」
「泣いた事聞いた時はマジでちゃんと謝ったし、これから俺のせいで悲しませたりしない様に努力します」
玲央、聖の順でそう説明をして来た。聖は誠心誠意、心を込めた言葉で一応安心。聖だったら、玲央に任されるかな、と思う。と、同時に、、、、
「玲央も彼氏持ちになったかぁ、どうする?次は誰が最初に結婚するか予想になるんだけど」
「僕は、マコさんが早い気がする、流太君、執着心強いから、番ったら秒速だよ」
「辞めろ、あり得そうで怖いんだけど、でも俺は意外と糸と正久の2人だと思う」
「何で、もうそっち予想になるんだよ!なら、俺は朔にする!村瀬大先生は自分の物に早くしたいと思うし!」
「ファンの知らない所で誰が1番に付き合うか予想とかしてるの可愛い、けどちょっと恥ずかしいんだけど」
俺達4人のキャキャウフフな会話に頬をポリポリと掻きながら言う聖。確かに、こんな会話ファンには言えないな、と内心思う俺達であった。
でも、今朝から良いニュース聞けて良かったと今朝から幸せになった、と同時に腰の痛みを思い出して、馬鹿フユを帰ったら殴ろうとまた決心する俺であった。
すると、マコさんが俺の髪を完成させ終わったらしく声をかけて来た。
「よし、朔、髪出来たよ。編み込みにしみた」
「可愛い、流石マコさん!不器用な玲央と糸には任さられないから、マコさん居て助かった」
「「不器用で悪かったな、」」
「糸ってどれだけ不器用なの、玲央は兎も角」
「「「、、、、蝶々結びが出来ないぐらい?」」」
「、、、、理解した」
糸を除いた俺達の言葉を失ってからそう言った聖。糸も恥ずかしそうな顔をしながら俯いていた。糸の不器用さには俺達は関心の域に達してるから気にしなくても良いのに、、、、
「メイクはナチュラルだよな」
「まぁね、濃いのなんて僕達に似合わないし、と言うかマコさんと朔はしなくても良い気がするけど、」
「「何で??」」
「マコさんはザ美人顔って感じで、朔は幼い顔立ちと女顔で素で女子じゃん」
「あぁ、それはめっちゃ分かる。特に朔は髪が長い分女子に見える事結構あるわ、俺」
「「???」」
俺とマコさんは顔を見合わせながらキョトンとした表情をする。確かにマコさんはザ美人顔で女装も良く似合うし、俺は遺伝だからな、両親も兄さん達も姉さんも綺麗で可愛い系統の顔だし。と言うか、玲央も糸も可愛いしカッコいいのになぁ。
と、思いながら淡いピンク色のリップを唇に塗る。慣れている事自体にはツッコまないでくれると嬉しい。
それから続々と女装が完成していきほぼ女性な俺達と完成してから何故か気まずそうな聖の構図がホテルの一室にあった。
「なんか、顔の整ったΩ4人を侍らせてる悪い大人の男って思われそう、側から見たら俺、」
「「「「どう言う思考でそう思ったのさ」」」」
「俺メンバーからガチで、玲央達高1組を侍らせてるって勘違いされてるんだもん」
「「「「何ちゅー勘違いされてんだよ、聖の馬鹿」」」」
突然の聖の言葉に俺達は総ツッコミをしてしまった。揃ったツッコミが出来る俺達も俺達だが馬鹿な事を言って勘違いをされている聖も大概だと思うのは俺だけじゃないはず。
「、、、、なんか、俺フユさんにこの格好見せるの恥ずかしくなってきた」
「「「「何で??」」」」
「だって、俺初めてフユさんに女装姿を生で見せるんだよ?」
「「「「あぁ、、、、」」」」
「そう言えば、俺やマコさんは基本女装する時に何故か居たりするから、自然と見られる事多いし、」
「僕はデートの時とか、仕事の見学の時に見せてるしね、」
「意外と、朔だけはそこは遅れてるって言うかなぁ」
「いや、寧ろ女装姿を彼氏に何回も見られてるのもアレだと思う、俺は」
俺の言葉に同情的な目を向けてから、次々と言い最後には聖がツッコむと言う形になった。因みに、俺は何回も何回もフユさんから「見たい」だの「着てくれ」だの言われたが毎回「そう言う趣味持ってないから」と言ってあしらっている。
今回はしょうがないと思いながら、アイツの事だ。盛る、盛るに決まってる。アイツ、俺であれば何でも欲情する変態だからな。
「では、俺達はそろそろ各々彼氏を呼んで、朝ビュッフェ食べに行って出かけますか」
「「「「はーい」」」」
そうして、俺達(玲央と聖を除く)は各々荷物を持って部屋に戻っていく。因みに、聖からの意見は、、、、
「朔は清楚と甘めが合わさって可愛いし、髪型もあってお嬢様感増した」
「玲央は上はピチッと下はブカッとしててメイクはナチュラルだけどクールめで可愛い」
「糸はワンピースで少しふわっとした感じで肩出しで少しセクシーで綺麗って感じ」
「マコさんは白の長めのスカートに薄めのカーディガンとタンクトップが合わさって大人で綺麗で素敵です」
との事、コイツ意外とこう言うのにはちゃんとした事言うな、、、、うちのフユさんと比べたら、、、、
天と地との差があるな。
ピッ ガチャッ
「ただいま~、」
「おかえr、、、、」
部屋の扉を開け、部屋の中に入ると、既に着替え終わったフユさんが立っていた。俺の姿を見た瞬間、言葉が失ったかの様に俺をじっと見て立ち尽くすフユさん。
「、なんか、言えよ。何、似合ってn 「綺麗だ」、、、、!!?!?は」
「可愛いし綺麗だ、朔羅。流石だな、メイクが控えめなのも似合っている、特に唇に付けているリップの色は朔羅に合っているな。髪型も編み込みの中にリボンか?髪色と合ってて俺は好きだ」
「ちょッ、タンマ!!/////////////// もう十分分かったから、伝わったから、、目を見て言われると普通に照れるっての、!」
「ふッ、、可愛いな」
「その何考えてるのか分かんない目で言うなぁ!!/////////」
まさかの素直に褒められてしまってドキドキしてしまった。コイツ、揶揄って言っている訳じゃないのが余計に腹が立つ。だけど、こー言うところが好きだなって思ってしまう俺は多分コイツに甘い。俺は顔を赤くしながら、荷物を置いてお出かけ用バッグを手に取る。
「だが、この姿を他の男共に晒されるのは、我慢ならないな」
「アンタたまに怖い発言するの辞めてくれない。つか、大丈夫だっての、アンタが、フユさんが側に居てくれるんだろ?」
「!、あぁ、死んでも側に居るから安心しろ」 ナデナデ
「言い方もっと良くしろ」
何て俺達はそんな会話をしながら、俺とフユさんは部屋から出て玲央達と一緒に朝ビュッフェを食べに行く。
腰の痛みとコイツを殴ろうと言う意志を忘れていたので今日中に殴っておこうとまた決心する俺であったのだ。
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