純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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この人のせいで段々と俺可笑しくなってる 2

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みんなと一緒に一階に行って各自ご飯をお皿に装って椅子に座る。食べ始めながら、俺は気になっている事を目の前に座っているマコさんに聞く。

「モグモグッ ゴクッ マコさん、何で流太りゅうた君にたんこぶが沢山あんの?」

「盛ってきたからな、五発お見舞いしただけだ」

「されました。我慢出来なくて、!」

「「「「アホかよ、」」」」

俺、玲央れおいと、そしてまー君の4人は笑顔でそう言った流太君にツッコむ。流石、マコさんと付き合ってるだけの人だけだなと、心の中で感心しながら、隣で食べている自分の恋人を見つめる。

「、、、フユさんって意外と大食いだよね」

「そうか?、朔羅さくらが少食なんだろ」

「そうかなぁ、、ぁ、このフレンチトースト美味しくない、?甘さが丁度良い」

「あぁ、美味しいな。此処の料理は美味しいと有名だ。まぁ、朔羅には到底及ばないがな」

「何でそこで俺と引き合いに出すんだよ、フユさん」

何て俺とフユさんが話していると、6つの視線が俺に突き刺さる。俺は少しビクッとしてしまう。特にニヤニヤとした表情をしている玲央と糸にイラッときた。

「何?」

「いやぁ、朝からこんなイチャイチャ見せつけられるとはねぇ、お熱いねぇ」

「!、///////// イチャついてないし、、ね、フユさん」

「俺はイチャついてるつもりだったがな。寧ろ見せ付けているからな」

「そうだった、この男こう言うタイプの男だったわ」

俺は自分が惚れた男のタイプがやっぱり異常なんじゃないかと、思ってしまった。と言うか玲央だって結構イチャついてる姿俺に見せ付けてるっての。すると、俺達のやりとりを見ていたひじりが何かを思いついたかの様に玲央の方を見つめる。

「ねぇ、玲央、俺も公の場でイチャつきたい」

「次その言葉を俺に言ったらはっ倒すぞ、馬鹿聖野郎」

「聖のやつ、恥ずかしげもなくあんな事良く言えるよなぁ」

「僕はまさ君に言って欲しいけどなぁ、、?」

「ぇ、、、、///// 」

真琴まことさん、俺にも言って欲しいですか?!」

「何発欲しい、希望に沿ってやってやるから、そこになおれ」

何故か俺達の会話を皮切りに、イチャつき始めた6人。俺はそれを見ながら、やっぱりお前らも大概だからな、良い加減にしろよ。と、思いながらフユさんが作ったワッフルを一緒に食べる。

「!、フユさん、このソース美味しい」

「後でレシピ聞こうか?シェフに」

「それは、良いっての。金持ちの考える事マジ分かんない」

「そうか?、、、口元にソース付いてるぞ」

「ぇ?、何処?」

「此処だ、、」 ソッ
「ペロッ  うん、、甘いな」

「、、、、ブワッ ポ ポ ポ //////////// 馬鹿フユ」

また、また公衆の面前でイチャついてしまったと同時に、この人やっぱりイケメンだな!好き!大好き!って気持ちが合わさって、心臓がバクバクドキドキして死にそうなってしまう。でも、恥ずかしい!!



























「「「広ッ!!」」」

朝食を食べて、レンタカーでショッピングモールに訪れた俺達。国内でもトップに入るぐらいの広さで俺達高1組は圧巻してしまう。夏休み真っ只中のせいかビーチよりも人の数が多い。

「では、昼まで各自自由行動って事だから、とりあえず、流太、新作の服見に行くぞ」

「はい!真琴さん!何処までも着いて行きます!」

「なら、正君、あそこ行こ、期間限定のショップ」

「そうだな。じゃあ、そう言う事なんで、行ってきます」

「よし、聖ゲーセン行くぞ、お前ぶっ飛ばしてやるから」

「負けないよ、勝ったら何でもして良いでしょ~??」

何て着いてすぐに各々行動し始める馬鹿ップル共。と言うか、流太君に関してはマコさんからの扱いそれで良いのかと思うと同時にそう言えばこの人こう言う扱いされる方が好きって言う変態だったと思い出す。それに、今の6人は完全に男女カップルとしてしか見れないな。
俺は隣に立つフユさんを見て、俺達もそう見られてるのかな、とソワソワしてしまう自分が居る。

「フユさん、行きたい所とかある?」

「特にはないが、朔羅は?朔羅の行きたい所に行くから」

「そう言われてもなぁ、、、ぁ、そう言えば、チョーカー新しいの欲しくてさ、今使ってるの古い奴は捨てようと思って」

「そうか、、」

俺の提案を聞きながら案内板を見つめ始めたフユさん。そう、今使っているのは仕事用、学校用、私生活用の3つなんだけど、私生活用のがそろそろ限界を迎えようとしているので、新しいのを欲しいんだよね。今では事務所とかが選んでくれたけど、今回はフユさんが居るし、、、、

「、、チョーカー専門店は2階にある、行くか」

「うん、!ぁ、フユさん選んでよ。センス良いし」

「そうだな、、、、首輪とかあるだろうか」

「首輪選んだら腹パン一直線だからね。マコさん直伝だからね」

俺はそう言いながらエスカレーターに乗る。本当にすぐに平然とこう言ってくるフユさんに慣れてしまっている自分が居ると同時に慣れてはいけないと思う自分が居る。

「此処。結構有名な所で、俺達の県にはないけど、来たかったんだよね」

「そうなのか?」

「うん、サイズが丁度良いとか、デザインが超可愛いとか綺麗だって有名でさ、一度は来たいって思ってた」

「そうか、、、、まぁ、朔羅の方が可愛いがな、」

「!、何でそんな事で張り合う訳!?チョーカーと人間だからね!?馬鹿フユ!」

「お前の方が可愛いんだから、言っているんだが??」

何て俺の言葉にもシレッと何を言っているんだ?みたいな顔をする馬鹿フユ。ダメだコイツ、俺の事が好きとかそう言う次元じゃねー、何で俺付き合ってるんだっけ?俺コイツの事好きだよな?好きなんだよな?!

俺はそう思いながらお店に入る。

お店の雰囲気は静かで可愛らしいって感じで落ち着いた店内になっていて、優しいって言葉が合う。すると、店員さんが近づいて声をかけて来た。

「いらっしゃいませ、お客様、どの様なご用件でいらっしゃいましたか?」

「新しいチョーカーを欲しくて、ぁ、選ぶのこの人なんですけど、」

「分かりました。店内に飾ってあるチョーカーを見比べて、ご要望に沿ったのが有ればお申し付け下さい。オプションで色々付属する事も可能ですので」

「あぁ、分かった」

丁寧な説明をしてくれた店員さんに少しそっけない態度をするフユさん。アンタ、人に興味ってあるのか分かんないわ。
因みに、Ω専用チョーカーにはレザータイプやレースタイプがあり、そしてレースなどのリボンがある。俺は基本レザータイプなんだけど、そろそろレースタイプも欲しいなぁ、と思っている。留め具にも色々種類がある。一応首輪もあるけど、これを選ぶ可能性高いからなぁ、、、、はぁ

と、思いながらチョーカーを見比べて始めたフユさん。その目は真剣そのもので俺の為に真剣に考えてくれるって思うとちょっとだけ、

「キュンッ、、、、イヤイヤイヤイヤ、これだけでキュンッてなるなよ (小声早口)」

キュンッてなってしまった。ヤバい、これだけでキュンッ何て思うとか俺末期だしヤバいんだけど、、、、!!

俺がそう頭を抱えていると、フユさんが声をかけて来た。

「朔羅、どのタイプが良いとかあるか?レザータイプが多めだろ?朔羅は」

「ぁ、ならレースタイプが良いかな、ぁ、別にリボンでも良いし、今日はフユさんが好きなのを選んでよ」

「分かった、お前に合うのを選んでやるから、楽しみにしておけ」 ナデナデ

「はーい」

頭を撫でながらそう言うフユさん。やっぱり、顔面偏差値高いな、としみじみ思いながら返事をする。
それから、暫くして決まったらしく見本品のチョーカーを店員さんに持って行ってオプション付けたりして、完成するまでの時間を他のお店で潰す事にすることになった。

「、、、フユさん、何のオプション付けたの?」

「それは見てからのお楽しみだ」

「嫌な予感するのは俺だけだろうか、、、、ぁ、ね、このメガネ可愛くない?丸ってしてるし色合いも俺好き」

俺はちょっと嫌な予感を覚えながらも、お店から近くの違うお店に飾ってあるメガネをかけてフユさんの方を見る。

メガネは俺達芸能人にとっては武器であり、ギャップ萌えにもなる物なので、結構所有数は多いのだ。

「あぁ、可愛いな。朔羅は何でも似合う、こっちも良いんじゃないか?」

「良く恥ずかしげも無く言えるね、本当 /////」
「こっちも可愛い。どっちが似合う?、買おうと思うし」

先にかけていたメガネとフユさんに勧められたメガネを両手で持ってフユさんに見せる。こー言うのは言うのは癪だけどフユさんの方がセンス良いんだよね。

「、、、、こっちは朔羅をより可愛く見せてくれる、だけどこっちの方は朔羅の雰囲気を大人っぽく見せてくれるな」

「もぉ、そう言うとどっちが良いか分かんなくなっちゃうじゃん!!」

「なら、こっちは朔羅が、こっちを俺が買えば良いだろ?」
「そうすれば、可愛いくて俺の好きな朔羅がもっと見れるからな」

「なッ ////////////// ほんと、アンタのそう言う所、、、、、、、、俺は好き (ボソッ 」

恥ずかしげなくとか俺の事を完全に愛おしそうに見ながら言うフユさんに全身がブワッと熱くなるし、恥ずかしくもなる。だけど、こう言うところが俺は好きだと思う。本当に着々とこの男のせいで俺は可笑しくなってしまっている。




















「「朔~!」」

「玲央、糸、!」

昼を少し過ぎてから、俺とフユさんは一旦、玲央達と合流する事になった。因みに、完成したチョーカーは受け取っていて、まだ中身を見て居ない。ホテルに帰ったら見る事に2人で決めた。

「昼何食べる?、色々あるし楽しみじゃん?!」

「僕はカレーかなぁ、フードコートで食べるならちょっと良いのを選びたいし」

「そうだな。俺はステーキ、!美味いし、聖は??」

「俺も玲央と同じで良いよ。玲央と同じ感動を味わいたいから」

「なッ ///// そうかよ、」

「「照れてる、照れてる~笑笑」」

聖の言葉に顔を赤くして照れている玲央を揶揄うように笑う俺と糸。付き合ってからちゃんとイチャ付いている姿を見ると安心というかホッとする。それに俺達は仕事の関係上フードコートにあまり来た事がない為意外とワクワクしている。
そう思いながら隣のフユさんはどう言う反応をしているか少し気になり始める。

チラッと隣に立っているフユさんを見ると、、、、

「、、、 ソワソワ」

「!、、、、 (ソワソワしてる!?嘘!意外と同時にやっぱりこう言うのって憧れてるんだ!と思う。そうだよね、お金持ち系の人ってこう言うの憧れるって言うもんな!!)」

意外な反応をしているフユさんに少し驚きとときめきが隠せない俺。どうしよう新たなフユさんを発見しちゃった。

「、、、、和食だな、流太は?」

「俺、アメリカンバーガーっての食べてみたいです!」

「分かった、ポテト俺食べたいから大きめのサイズな」

「はい!」

「俺はうどんかなぁ、夜に備えようかな」

「正君はそう言うタイプだもんね、」

何て各自話しながら、俺達は自分達のご飯を買いに行く。俺は夜の食べ放題ビュッフェの為に、サンドイッチ屋さんにした。ハムサンドとカツサンドと卵サンドにした。
フユさんは、

「パスタにしたんだ、フユさん。何パスタ?」

「海鮮クリームパスタだ。少し気になってな、1口食べるか?」

「良いの?、食べる。フユさんも好きなの1口食べて良いからね」

そんないつも通りの会話をしながら大人数8人での食事を始める。8人って多いなぁ、フユさんにとっては初めましても居るのに、ちょっと段階飛ばし過ぎたかな、と今になって反省してしまう。

少しズーンッとなりながらサンドイッチを食べていると、マコさんが口を開いた。

「ご飯食べ終わったら集団で動くか。後になって集合してごっちゃになったりするのもアレだしな」

「えぇ、俺はもうちょっと真琴さんとのイチャラブを、しt  「鳩尾蹴りが望みか?」 みんな、真琴さんの希望を聞こう、ね?」

「「「「「「はーい /はい /あぁ、」」」」」」

こう言うところでカップル内の立場が分かるの俺良くないと思ってしまうけど、マコさんの場合普段から振り回されてるし、しょうがないと納得せざるおえない様な人になってしまった流太君はヤバいと思ってしまう。








































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