純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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今回の件に関しましては俺が連れて来たと言いますか、

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「空気美味しい、、、、ね、フユさん」

「確かにな、山に来る事あまりないし、良い機会だな」

澄んだ空気に、綺麗な景色、緑の木々、、、、俺達は今山に来ております。

拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん夫婦、お元気ですか。俺は元気です。風邪も治って、体育祭も無事終わった10月上旬、また新たなイベントが起きていてます。

都内なら少し離れた県の山の真ん中らよりも少し上の事務所の所有する宿の前まで車で来た。車から出てフユさんと辺りの景色を見ていると、、、、

さく~、そろそろスタッフさんが撮影始めるって、」

「分かった、!マコさん、すぐ行くよ!」

「ねぇ、朔服ちゃんとなってる?」

いと、安心してちゃんとなってる、」

同じメンバーであるマコさんと糸の2人も居る。それにスタッフさんも居るのだ。
では何故俺達が此処に居るかと言うと、、、、

「「「「「「【空パレ】【ナイクラ】の1泊2日のキャンプやってみた!」」」」」」

「はい、と言う事で、俺達【空色パレット】と、【Knights of crown】の新アルバムAの特典DVDでございます」

「2つのグループから3人ずつになって2つに別れて、俺達山組ともう1つの海組の映像を楽しんで欲しいですね」

そう、簡単に説明すると11月に販売予定の新アルバムに収録されているアルバムAにキャンプだったりゲームの様子を載せる為の撮影である。2組同時にアルバムを出す事になってから、混ざったユニット曲を作ったり、こう言う撮影があったりするんだよ。
俺は冷たい風が吹く山の中に立つ。

「今回は俺、糸、そしてなぎ君の学業事情もあり、少し遅れた収録になってるんですよね」

「そうなんだよ、朔。海組であるりつあお玲央れおひじり氷織ひおり夢斗ゆめとの6人は既に9月時点で収録が終わってるんだよな」

「俺達の学校イベントの事もあって何か迷惑かけたね、、、、、、まぁ、いつも迷惑かけてる七瀬ななせに比べたら平気か」

「おい、此処で俺低くするとはどーいう了見じゃ。それに俺年上」

「年上としての威厳がないからだろ、見ろよ。糸と朔の落ち着きを」

「僕らの方はほら、年長2人がアレだからね。否応なしにしっかりするっていうか、、、、」

「あの2人のおかげで俺達それなりに人との接し方身に付けたし、、、、アレ、これ良い事なのか?」

幸太こうた君のせいで2人が混乱してる~、マコさんどうします?」

「凪、俺に振るな。まぁ、今からキャンプの醍醐味を味わう為に色々準備してるからそれをやる、前に!ある人物を【Knights of crown】の3人は紹介しないとだろ?」

「ぁ、そうだった!じゃ、俺がせーのって言ったらお前らは名前言うんだぞ、、、、せーの、!」

マコさんがそう言うと、七瀬が思い出したかな様な顔をしてから声を発する。俺の視界に入っている紹介している人が少し緊張してるのが分かって、面白い。

「「「瑞貴みずき~!!」」」

「はーい!、元【Knights of crown】の白色担当、天谷瑞貴あまやみずきです!」

「えぇ、海組には俺達【空色パレット】の元メンバーが駆け付けてくれているので、山組の方では、瑞貴が来てくれました」

「瑞貴、良くこれたね。忙しくなかったか?ドラマとかあるし」

「幸太君、うん。と言うか、これは絶対に参加したいと思ってたし、久しぶりにみんなとこう言う現場したかったし、」

そう笑顔で言う瑞貴。瑞貴は聖達より1つ下でまー君の同い年。芸歴14年で憧れの先輩がマコさんと豪語している。甘いフェイスでマダムから若い男性にも人気を博しているんだよな。辞めた理由は知らないんだけどな。
因みに、俳優業で成功していてる。

「はい、では、瑞貴を入れた7人でキャンプやゲーム楽しみましょう!」

「「「「「「ぉー!」」」」」」

そう言ってカットが入り、休憩になる。すぐさま、見守っていたフユさんが近づく。まだ夏終盤とは言え少し熱いのは事実だな。

朔羅さくら部屋入るのかもう」

「まぁ、うん」

「、、、、朔羅と同じ部屋か?」

「!、んな訳ないだろうが、!つか、そうはなりません!」

「落ち着けって、朔。そもそも、村瀬むらせ大先生連れて来たの、朔だし」

「ぅ、糸、そうだけどさ、」

何故、この場にフユさんが居るか。それは昨日の事俺は持っていく荷物の準備をしている時のこと、、、、


















『タオル、歯磨き、歯磨き粉、下着、服、パジャマ、チョーカー、充電器、髪ゴム、シャンプー、リンス、ゲーム機などなど、、よし準備完了』

『朔羅、楽しそうだな。準備してるの』

『フユさん、、、まぁね。みんなと色々するの好きだし、何より瑞貴に会えるし』

『そうか、、、、、、、、ソイツは安全か?』

『大丈夫、あの人は俺の事は弟ぐらいにしか見てないから』

何でこの人いちいち俺と会う人に警戒するんだろう。俺が狙われるとか思ってたら面白いけど、絶対にねーっての。

『そうか、それなら良いんだが』

『つうかさ、フユさんは最後にいつ外出たんだよ』

『、、、、3日前か?』

『7日前な?、全然違うからな。、、本当、金持ちだからって下界の空気は吸っといたほうが良いっての』

『何を言う、俺が吸うのはお前の乳首とチン○と腹だけだろうが』

『///////// 俺の言ってる事と全く違うわ!!何言ってんだ!変態馬鹿野郎!!』

俺はそう言いながら田中五郎さんを抱きしめる。その時、俺はある事を思い付いた。フユさんの今の状況も考えてだ。

『!、、フユさん、明日からの撮影に付いて来る気ある?』

『、、、、は?』

『いや、あのさ、フユさんの性格からして、あんまり山に気なれてないと思ってさ、、これで気分転換も良いし、仕事もひと段落ついた事だし!』

『、、、、確かにそうかもしれないな、分かった。良いだろう』

『そうこなくっちゃ!』


まさか良いと言うとは思わなかったな。なんか企んでる?、、、、いや、この場合企んでるの俺の方か??

何て言う事が昨日あったのだ。だからフユさんが居るんだよな。因みに、この現場には、、、、

流太りゅうた絶対に変な事考えるな、見るな、実行するな、分かったな??」

「はい!真琴まことさん!守ります!」

まさ君、、僕色々頑張るから応援お願いね」

「あぁ、糸、頑張れ。糸なら出来るから、」

流太君とまー君の2人も居る。流太君は多分気付いたら居たパターン、まー君は俺と同じで呼んだパターンなんだよな。何だろうやっぱり、俺はフユさんで良かった気がする。

「よし、荷物運びこむの終わり。次は買出し決めゲームをするから、フユさんはとりあえず部屋待機したいならしても良いし撮影見るのも良いからな」

「あぁ、分かったよ、朔羅」

俺はフユさんに背を向けて、部屋を出て1階のリビングルームで撮影を再開し、買い出し決めゲームでババ抜きをする事になった。

現在1回戦を行い中。因みに、3回やって1回戦で負けた人から抜けていって負けた3人での買い出しとなっている。

「、、、、七瀬、今お前がジョーカー持ってるだろ」

「はぁ!?マコさん、俺がいつ持ってるって決まったんだよ!」

「「「「「(持ってんなーアレは。分かりやすい)」」」」」

「お前は分かりやすいんだよ」

「そうだよ、七瀬。昔からこう言うの弱いもん」

「瑞貴だって弱いじゃん!」

「朔、これ絶対七瀬負けるよね?」

「糸、そうだね。あとはババ抜き弱いとなると、、、、糸頑張りなね?」

「何で既に決定事項になってるのさ!」

「じゃあ、幸太君も負けるって事で頑張っ」

「凪~?、どう言う計算式で俺が負けると思ったんだ??」

「、、、、このメンツを見てもまだ言えるの??(グループ1頭は良い。ゲーム強い)」

「俺弱くないと思うんだけどなぁ、、、、絶対に(嘘が下手、グループ1分かりやすい)」

「七瀬、お前は弱いから、何回俺が勝ったと思ってるんだ(グループ1のドS、賭け事強い)」

「そうそう、毎回敗北してる姿俺見てくけど、マコさん本当に強いし(人を騙すの得意、人を良く見る)」

「朔、やっぱり何で僕が負けるんだよ。碧さんには勝った事あるじゃん(ゲームに弱い、騙されやすい)」

「碧さんに勝った事威張れる事じゃないし、アレは手加減してくれたの(ゲーム強い、寧ろこの場最強)」

「、、、、、、、、俺の負けかぁぁ(カードゲームより機械派、圧に弱い)」

幸太君、そこは負けねーって言うところなんだと思うんだけど!?確かに、このメンツを考えたら負ける確率の方が高い。勝つ事より負ける事選択しちゃダメな気がするんだけど!!最後まで諦めない方が良いと思うんだけどな!

少し離れた所に座る幸太君から見てる暗いオーラを見て俺は少し不安とツッコミが入り混ざる。

結果、、、、

「負けた~!!まさか最初に負けるとは!」

「七瀬、お前は俺に勝とうとしたのが運の尽きだ」

「だから言ったのに、マコさんに勝とうなんて100年早いって」

「朔が言ったから、負けたんだよ。僕、」

「糸、何で俺のせいにすんだよ。言われて結果負けたのは糸の実力不足だって」

「凪、俺のんびりしたいな。29だよ??ね?」

「こっちに残って何が出来るのさ、幸太君には幸太君のやるべき仕事があるからね」

何て各自メンバーを励ましてスタッフさん数名と買い出しに行った負け組のみんな。

どんだけヤダったんだろうな。まぁでもマコさんから負け組なんて言われるのは普通に嫌だしな。いや待てよ、、、、

俺はある事が気になって撮影が再開する前に、流太君に話しかける。

「流太君、あのさ、聞きたい事あるんだけど」

「?、何?朔、何でも言って」

「あのさ、その、マコさんからもし、負け組何て言われたらどう思う?嫌とかある?」

「、、、、、、、、、、、、寧ろご褒美では??」

「おい、馬鹿流太、今何考えた。何考えて言った?」

「ふふ、聞きたいですか?真琴さん」

「聞きたくねーよ!馬鹿か」

「だから、俺あー言うところは尊敬出来ないんだよ、流太のこと」

「まー君、そう言う事か」

マコさん、結構離れた位置だったのに良く分かった。ぇ、ぁ、流太君の言葉には地獄耳ってやつ!?初めて見たかも、、、、

俺は少しフユさんの顔が見たくなって、フユさんの居る部屋に向かう。

「フユさん、入って良い?」

「あぁ、良いぞ」

「、、、、失礼します」

俺は部屋に入ってすぐにフユさんの近くに行く。

つうか、フユさん。色んな本持って来すぎな気がする。まぁ、これが村瀬冬人むらせふゆとだししょうがないか。

「どーした?」

「いや、ちょっとフユさん補給的な」

「何だ、それ、、、、今から何やるんだ?近くの川での釣り、この山事務所所有だし」

橋本はしもと社長、どれぐらい土地持ってるんだ?」

「さぁ?元々家が金持ちとは聞いてるし、お爺ちゃんが持ってたのを生前贈与されたってのは聞いた事あるけど、」

ざっくり、我が家の叔父達の社長、副社長就任秘話!
そう、俺のお爺ちゃんでもある事務所の先代社長は約10年前に死去、その後すぐに大学卒業したての琴世ことせ叔父さんが社長に就任。当時の副社長である人の教育もあって3年でそれなりに出来る様に!
そして良晴よしはる叔父さんは大学に通いながら、事務所のお手伝いをして、卒業後当時の副社長から役職を引き継いだって言う形になる。因みに、お爺ちゃんは事務所の他に3社会社を経営している凄腕でもあった。

これが我が家の叔父達の秘話である。

「釣りが終わったら、買い出しに帰って来た人達と水遊びする。まだ熱いし水着持って来てるし、」

「、、、、、、、、俺も混ざる」

「うわぁぁ、、フユさんのそんな表情初めて見たかも」

俺の言葉に最初は嫌な顔してたけど今は俺の“好きな仕事“でやっていると分かっているからか色んな葛藤をしながら言った一言だと分かる。
俺の上半身裸見ても誰も騒がねーし、ファンのみんなも見慣れてるし、、、、!

と、そうツッコむとまたややこしくなる気配を察知する俺は口を閉じる。

「それに何あったら、滑って流されたりしたら心配だしな」

「おい、俺親がないと思ってるのかな?浅瀬で溺れねーし!馬鹿か?!」

「何かあって、また倒れたりしたら俺の心臓が持たない」

「!、、、、分かってる。それぐらい、つうか倒れそうになったら、アンタが助けてくれるんだろ?」

「当たり前だろ、朔羅」

あぁ、もうこう言う所出されると変に怒らねー!まぁ、本気で心配してるし自分の気持ち伝えるって分かるし、、良いんだけどさ、、、、良いんだけどさ、、、、!!

「フユさん、何で此処にまでエロ漫画置いてんだよ!!誰かに見られたらどーすんだ!」

「エロ漫画じゃない、BL漫画だ。それに見られたら勧めれば良いだけの事だろ??」

「何、真面目な顔で言ってんだよ!見る人が見ればこれが俺とフユさんだってすぐに分かるわ!」

「俺はそれで別に良いんだかな。寧ろ、メンバー達にはバレてるじゃないか」

「スタッフだよ!今回はマネージャーである成太せいた君のおかげで、なんかと怪しまれずに連れて来れたけどね!」

「お前は本当に俺とか関係隠したがるな。メンバーには隠さないが」

「メンバーは絶対に言わないって確信あるし、それに、俺との関係バレてフユさんに何かあったら俺がやなの」

「、、、、分かった。漫画は隠しておく、」 ナデナデ

「うん、お願い。、、、、じゃあ、俺そろそろ撮影再開するから戻るね」

「あぁ、、、、」

最後はフユさんが折れるような形にはなったけど、バレたら絶対に変な目でフユさん見られる事あるし、もしそれで世間にバレたりでもしたらヤだし、、、、!
アレ、、、、これフラグってない?フラグ立ってないよな!!?

俺はそう混乱しながらも1回に降りてマコさん達の所へと向かう。

「マコさん、フラグってどうへし折れば良いと思う?」

「ごめん、朔、何の話だ?」












































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