純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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あっという間の交際期間だったなぁ、、、、ハハッ

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俺と別れて下さい」

俺がそう言った瞬間、俺の両肩に手を置くフユさん。

「痛いっての。馬鹿」

「冗談でもそんな事を俺に言うな、朔羅さくら。一体何でそんな事を考えた」

「ただの別れ話だっての」

「、、、、本当に俺と別れたいのか」

「そうだよ。俺とフユさん何て常識とか価値観全然違うし、疲れるし今回の雑誌の件で、俺に大ダメージ喰らうし、この機会に良いんじゃねーの」

「本心で言ってるのか」

「、、あったら前じゃん。下にもう迎え呼んでるから、、1年以上お世話になりました。それと、これもどうもありがとう」

俺はそう言ってチョーカーをテーブルに置く。スーツケースと段ボールを持って玄関に向かう。

「待て朔羅」

「、、、、さようなら、フユさん。いや、村瀬冬人むらせふゆとさん」


ガチャンッ
















「朔ちゃん、本当に良かったの?」

「はい。もう、良いんです」

「分かった。じゃ、連れて行くね」

「、はい、お願いします」

もう終わり、この恋は終わらせる。あの人の幸せを俺が邪魔しちゃいけない。これは俺がどうにかしないといけないんだ。フユさん、さようなら。

「ポロポロッ ポロポロッ(泣) あれ、何で俺、泣いてんの?、泣きたいのは、フユさんの方だってのに、、、、グスックズッ」

「、、、、」








「ねぇ、ネット見た?ヤバくない、橋本朔羅はしもとさくらと村瀬冬人の熱愛!それに他のイケメン兄弟とも!」

「見た見た!写真さ全部モロに抱き合ってるし、それにキスもしてて、記事の内容本当かな?」

「本当じゃなくても15歳に手を出してるのはヤバいって、、、、!」

「それも相手があのイケメン小説家だからネット凄い事になってるし」











「マコさん、朔と連絡着いた?」

「全然。急に活動休止とかどうなってんだよ。この記事の内容だって、殆ど嘘なのに」

玲央れお、、朔、大丈夫かな」

「さぁな、いと。でも、帰ってくんの待ってるしか出来ねーよ」

「とりあえず、マコ、村瀬さんに突撃する?それとも他兄弟にする?」

「いやりつ、此処は大元である父親村瀬春人むらせはるとにしよう」

「オメーら年長組はもうちょっと大人になれっての!」

「とりあえず、成太せいた君経由で社長達に朔の事聞いてみよ?」

「そうだぜ。あの人らが1番知ってんだし、俺らが騒いだ所で朔に迷惑だろ」

「ほら、末っ子2人が言ってんだ。大人しくなれ」

「マコの鬼。だけど正論、、あお朔早く帰ってくると良いな」

「そうだね。でもそれは朔自身の問題だろうけど」










「朔ちゃん、荷物此処に置いておくけど、他に必要な物ない?」

「はい、何から何までありがとうございます。楓斗ふうとさん」

「良いの、良いの。俺今お仕事休んでるから、、あの雑誌の影響でうちの出版社に大量の電話来てるらしいから」

「なんか、すみません。俺のせいで」

「良いの、良いの。撮って有る事無い事書いた記者が悪いんだから」

「、、、、はい」

「、とりあえず、明日秋人あきと兄さんと、なつ君が来るし、、俺ちょっと買い物行ってくるね」

「はい、行ってらっしゃい」

今、俺は楓斗さんが持っているマンションに居る。週刊文秋が出てから俺はスマホの電源を切って、テレビも見ない生活を始めた。多分SNSだと批判殺到とかされていると思うし、フユさん達に対しての誹謗中傷があるんじゃないかと俺は予測する。

俺のせいで被る被害が多すぎるし、俺は最低だと思う。フユさんから貰った物は全部フユさんの家に置いて行った。

「そう言えば、フユさんのお仕事どうなったんだろ。上手くいってるかな。主演の人は黒田香純くろだかすみ、、美人女優か。フユさんお似合いのα女性じゃん」

俺は自分の言っている言葉に嫌悪感を感じる。自分で捨てておいて、フユさんが誰かとくっ付く妄想をすると嫌でたまらない。あの人には幸せであって欲しいと思うのに、俺以外の人と幸せになって欲しくないと思ってしまう自分が酷く汚い。こんな自分をフユさんに愛して欲しくない。

「、、、、こんな気持ち、初めてだ。知りたくなかった(泣)」

フユさんと出会って俺は変わった。変わり過ぎた。それが良い事なのか悪い事なのか分からない。でも、フユさんと出会った事でこんな事になるんだったら出会わなければ良かった。

こんな醜くなった俺を知りたくなかった。









小川こがわ、村瀬先生の様子どう?」

「、、ありゃあ、ちょっとヤバいです」

「やっぱりかぁ。それと小倉こぐら先生と連絡取れた?」

「いえ、突然[俺仕事辞めるかもです!]何てLI○E来て驚愕しましたよ」

「朔君も家を出て、別れたっぽいし、これからどうすれば、、それに何処に行ったのか探せってうるさいし」

「アレ、GPS付きチョーカー渡してませんでしたっけ?」

「置いて行ったらしいのよ。本当に、別れて欲しくなったわ。あんな状態になる、、」


「冬人君、元気無さそうね。大丈夫?」

「、、えぇ、香純さん。元気ですよ、」

「なら良いのだけど、、あの雑誌の記事本当?」

「、どうだと思います?」

「本当だったら詳しく聞きたいわね、笑」

「なら、そうしますか?」

「あら、乗り気?」

「えぇ、」


「ちょっと、!先輩!アレ!アレ、良いんですか!?」

「大丈夫よ。あの2人なら、」

「何で!?」

「あとで説明するから、アンタは小倉先生に連絡!」

「ゎ、分かりました!」



















「ご馳走様でした」

「、、夏人、朔あんまりご飯食べてないみたいだが」

「アレぐらいの量だったら大丈夫。今は多分精神面かな。俺達は俺達の出来る事やるよ、秋人兄様」

「そうだな」

「、、、、、、、、あの、秋人さん、夏人さん。俺のせいで写真撮られて本当にすみませんでした。それに有る事無い事まで書かれて(泣)」

俺は2人に向かって土下座をする。2人は驚いた表情をして俺にすぐに向かってくる。

「土下座も謝罪も要らないって、、、、!撮られたのは朔君のせいじゃないし!」

「でも、何も知らないのにちゃんと調べもせずにあんな記事書かれて、俺と関わったせいで」

「俺達が朔と関わって嫌だと思った事はない。それに盗撮に名誉毀損であっちを十分に訴えられる」

「そうだけど、そうだけど。俺のせいでフユさんやみなさんのお仕事に影響が出るのは当たり前で、みなさんのフユさんの才能を潰しちゃって(泣)」

「朔、大丈夫だから。よしよし」

「グスックズッ ポロポロッ ポロポロッ(泣)」

その後俺は気付いたら眠っていた。疲れていたのか、分からないけど深く眠ってしまった。


「夏人、俺決めた。この状況俺達でどうにかしよう」

「そうだね。朔君の涙見ちゃったらやるしかないよね。兄様」

「そうだな。絶対に、叩き潰してやる」

「それ、俺も乗った~!」

「「楓斗/楓斗兄様」」

「俺の愛しの朔ちゃん泣かせて、冬人兄さん達を陥れた代償はキチッと支払って貰うよ」

「わぁ、楓斗兄様のガチギレ初めて見たかも」

「俺も、、って、電話?、、、!、」

「「?、、、、!」」

















「あれ?今話題の橋本朔羅じゃん。どーしたのさ、」

「、何が目的なんですか」

「何って、何が?」

「こっちの質問に答えろよ」

「、、ぁ、もしかして写真撮られてくれるんっすか?際どい写真から裸の写真まで?ぁ、でもまだ15歳だから危ないかなぁ」

「、良いですよ」

「、、、、ヘェ、何?捨てるもんがないから出来るって?」

「これ以上の追撃を無くすなら、俺は何でもやってやる。あの人達に手出しはさせない」

「ヘェ~、言うね~。良いよ、、撮りたくなったら連絡するね。バイバーイ」

俺はもう無くすものはない。いや、この体はフユさん以外に触られたかもないかな、、、もう触って貰える事もないのに、、、、ハハッ、バッカみてー。


































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