双子?の俺達は恋愛真っ只中

橋本衣兎

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体育祭編

体育祭当日は少し忙しい、、、、!かも?(その3)

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「ぉ、ゆい~、一緒のレースか~」

「ぁ、賢治けんじ、そうみたいだね。負けないよ」

「俺もそのつもりだわ」

俺と賢治が出場する障害物競走。知っていら相手、それも幼馴染と一緒のレースという事もあって俄然やる気がミナギル。

障害物競走、、、、毎年色んな障害物があるから大変だけど、いつも賑わう俺の学校の3大競技の1つでもある。
そして1番注目されているのは、、、、

「ゴール前にやる借り物競走。どんなお題が出てくると思う?」

「ん~、精神に響かなければ良いかな。俺達の学校変にマニアックなお題出てくるし」

「だよな~、、、、去年の先輩方や兄さんのあんな姿見てるから、、俺は変な奴引きたくね~」

賢治が大きなため息を吐きながらそう言う。そういや、去年の賢哉けんや君はとにかく、ヤバかったしね。因みにお題は【大好きな弟】って言うやつでね。唯一の弟の賢治を連れて行ったんだよね~、、、、笑
うん、賢哉君のあんな嫌そうな表情は忘れられないよね~。揶揄いネタにもなるけど、賢治が可哀想だから俺はしないけどね。俺は。
何て、俺が思っていたら、スタート準備が整って、先生の合図で俺達は一斉に走り出す。

「ヨッ ‼︎ よし、!」

跳び箱10段を軽々と飛び越え、

「ゥ、、進みにく~い」

ネット、網と地面の間を頑張って進んで、

「きゅーぅ、!(9) じゅーぅ!(10) よし、次!」

ぐるぐるバットを10回を回って休む間もなく、

「ワッ ワワッ あぶっなっ、、、セーフ 」

ヨロけながらも平均台を渡り、最後の競技へ向かう俺。ジッと、らんからの視線に気付きながらもクルッと体を背ける。だって競技に集中するのは当然なのでね、責めないでね?蘭、

「よし、この箱の中にお題が入ってんだよね」

俺はそう呟きながら、箱に手を突っ込んでゴソゴソッと音を鳴らせながら1枚の紙を掴んで手を箱から出す。俺より少し遅れてから賢治も紙を掴んで手を箱から出した。
俺と賢治は一緒に折り畳めてある紙を広げてお題を確認する。

「「!、、、、」」

お台目お互い目にして一瞬で俺達は歩き出そうとしていた足を止めて少しの沈黙から、お互いに目を合わせる。俺から口を開いた。

「、、賢治何だった?俺、、【優しくて頼りになる先輩(客観視)】だった」

「俺は、、、【学年で1番イケメン、カッコ良くて色黒な先輩(3年生に限る)】何だけど」

「「、、、、」」

お互いのお題を耳にして、俺達は再び黙り込む。圧倒的にどちらも限定的に絞り込んでいるんだけど!?俺はまだ良いとして、賢治の方は絶対に1人じゃん!3年生の色黒のイケメンって俺の片割れじゃん!運営は何考えてんの!!?
俺は心の中でそう叫びながら、お互いに顔を見合わせて深いため息を吐いてから賢治と別れてお題に合った人を探す。


「、、、、優しくて頼りになる先輩、、か。蘭は優しいし頼りになるし、当てはまってるけど、、、、でも最後の(客観視)だ書かれるとな~、、、ぅ~ん」

最後の言葉もあって俺は蘭にする事を躊躇してしまう。蘭は俺に対しては勿論、晴樹はるき達友達や蘭自身の友人などの身内、そう身内に関しては基本優しいんだけど、問題は、、、、


双野そうの君、!あの、えっと、L○NE交換して下さい!』

『ぇ?、ぁー、ごめん。俺あんまりLI○Eとかしないんよ』

とかはまだ優しいのは範囲なんだろうけど、、、、

『双野先輩!付き合ってください!』

『はぁ?嫌なんやけど』

『ぇ!?何でですか!?』

『いや、やって、お前の事名前も知らへんし、、第一こんな手紙めいたもんで呼び出されるんが俺が1番嫌なんやけど、、、、じゃあな 』

イラついてる時は特に対応が冷たいと、校内では有名な話だから、(客観視)って言われるだ、そうじゃないんだよな~。
俺の知り合いで、優しくて頼りになる先輩で3年生、、、、あれ?先輩なら、大学でも、、、、ぁ!

俺は2人の先輩を思い付き、2人が居る場所へと歩き出す。























「で、俺に頼んで来たと?」

少し呆れた表情を浮かべながら俺の顔を見つめてくるのは、大変な幼馴染を持った苦労人こと、

「はい、優しくて頼りになる先輩って言ったら、やっぱとおるさんが思い付きますし」

「そう言ってくれるのは嬉しいけどな。俺、大学生だぞ?」

「俺も最初は高校生の範疇で考えてたんですけど、先輩って言ってて俺考えたんですよね。先輩って言うと、俺達にとって先輩は大学生も同様なんじゃないかって」

俺がそう言うと、キョトン顔をしてから俺に質問をして来た透さん。因みに、周りに大学の先輩方は居ない。透さん曰くみんな校内回っているらしい。

「ん?どー言う事だ?」

「だから、俺達の通うこの高校と大学は言わば、一貫校で同じ学校って訳でしょ?なら、俺達にとって先輩って呼べるのは決して3年生だけじゃなくて、大学生である透さん達にも通用するな~って」

「、、、、ぁ~、そう言われればそうか。分かった、良いよ。でも、受け入れられなかったらどーすんの?」

「大丈夫です。予備にもう1人連れて行くんで、!」

心配そうな表情で俺に聞いて来た透さんに俺はグットサインをして、そう言うと?マークを浮かべながら、俺の後を着いてくる。俺早歩きで歩く。
そして次のターゲット(?)は、























「ぇ、俺予備なの?」

自分の事を指差して俺と透さんの顔を交互に見るこの人は、

「いや~、透さんを予備にしても良いんだけど、ほら、真斗まさと先輩たまに頼りない時あるしー」

「ウグッ そう言われるとそうだけど、、てか、結の事だから、蘭を指名するんだと思ってたけど」

水筒のお茶を飲みながらそう言って来た真斗先輩に俺は真顔で、言う。

「蘭を選んだら、今まで蘭から冷たい態度で接してこられた生徒達からの視線に俺は耐えられないよ」

「「ぁ~、、、、確かに」」

俺の言葉を聞いて冷たい蘭を考えてからの同情的な視線を俺に向けてくる2人。嫌いじゃないよ、そー言うの。

「それに、敵である蘭連れて行ったら、色々疲れるし。疲れるのはマジ無理」

「結って意外とサッパリした性格だよな、こう戦う系の時の状況だと」

「ぁ~、確かにそー言う所は蘭夜らんやに似てるよな結人ゆいとって」

「そう言われると、そうなんだと思うんですけど、、、、あの人の弟なんで」

「「納得すんだ、、、、」」

真斗先輩と透さんの言葉に納得すると、2人は何故か驚いた表情をしている。いや、お2人が言ったんでしょ?って、俺は心の中でそう思っていると、所から鋭い視線が俺に突き刺さる感覚に襲われて寒気がして来た。

「ゾワッ、、?((振り返る))」
「!、、、、ら、蘭」

「「?、、、、ぁ」」

俺は後ろを振り返るとジッと俺達の方に睨みを効かせる蘭が立っていた。真斗先輩も透さんも気付いたのか、気まずそうな表情をして居た。
俺はちょっと、今の状況は面倒くさいの一言しかないから、すぐにゴールまで行こうと今決心をした。

「お2人共行きましょう」

「ぇ、良いの?蘭の奴めっちゃ俺と透さんを睨んでるけど??」

「そうだよ、!後で俺と真斗が何言われるとか、想像してみてよ!」

「大丈夫ですよ、多分蘭はいまそれどころじゃないし、アイツもそれどころじゃないと思うんで」

俺が早歩きをして少し経ってから足を止めて蘭が居た所に視線を向けると2人も向けて蘭と一緒に居る人物に気づいた。

「「!賢治、、、、!」」

蘭にお題を見せてお願いをしている賢治の姿があった。

「そっ、賢治のお題が蘭にピッタリだからね~」

俺はそう言いながら両手で真斗先輩と透さんの腕を掴む。2人はビクッと反応をしてから驚いた表情をして俺の方に顔を向けた。俺はニヤッと笑いながら、一言言う。

「賢治にもだけど蘭にも負けたくないんで俺は、!」

俺はそう言って走り出す。2人は勢いについていけなかったがすぐに、対応して同じ速度で走ってくれた。俺は2位だった。まぁ、1位も同じ赤組だから、よしとしよう。
俺は息を整えながら、係の人間にお題の紙を手渡す。係の人間はマイクを通して、お題を読み上げる。

「ぇ、えっと何々ー!お題は【優しくて頼りになる先輩(客観視)】と言う事で、お題に沿った方を連れて来たのは2年生、双野結人そうのゆいと君はお2人を連れて来ましたが、1人は3年生の間宮真斗まみやまさと先輩!そしてもう1人はすいません、私は存じ上げないのですが、どちらの方で?」

「ぁ、この人は大学部の2年生の先輩で高原透たかはらとおるさんって言います」

「ほうほう、それでは何故、このお2人を連れて来たのですか?1人でもよろしいと思うのですが?」

「いや~、最初は先輩って言ったら3年生かな、って思ったんですが、俺達にとっては大学生の方々も先輩に当たるんだよなっ、思い出してそれで透さんを連れて来ました」

「確かに、そう言われればそうですね!ですが、もし受け付けて貰えなかったらどうするんですか?」

「その時は予備で連れて来た真斗先輩を使います」

「おい、予備って言うな。あと、使うってもの辞めなさい」

俺が淡々とそう言うと真斗先輩が突っ込んできたが、あまり気にしてない係の人間。少し考えてから口を開いた。

「はい、!確かにお題に沿った肩を連れて来たので、正解とさせていただきます!ただ、!!」

「「「ただ?」」」

「双野君の事だから、お兄さんである蘭夜先輩を連れてくると思ってました」

「、、、、(客観視)って書かれてたから、ほら、蘭は客観視したら、冷たい性格が目立つと言うか、お題に合わないと言うか、」

「「「「「「「「ぁ~」」」」」」」」

マイクで通された俺の声が聞こえたのか、3年生、2年生からの同情と同意の声が聞こえてくる。俺は恥ずかしさで顔を覆いたくなった。すると、背後から蘭の声が聞こえて、俺は肩が跳ね上がった。

「なぁに、結、全生徒にんな事言ってんねん」

「ビクッ、、、、ら、蘭」

「ホンマ、、、、覚えとけよ、ゆ~い」

「ぁ、、ぉ、終わった」

ニコッと微笑みながらそう言った蘭に俺は絶望した。絶対はあれはヤバい事を考えている顔だもん!俺は蘭の後ろで息を整えている賢治を目視してから、急いでその場から離れる為に、また真斗先輩と透さんの腕を掴んで離れる。

「ぁ、!ちょっ、ホンマに~、、、、はぁ~良かった。変な奴やなくて」

「ハァ ハァ ハァ ハァ~ ?蘭君何で安心してんの」

「ぁ?別に、何でもないわ。てか、早く紙渡せば?」

「ぁ、!うん!」

何て言う会話が聞こえたが、俺はそれどころじゃない。


「結人~、あのお題は正解だったけど、蘭夜君どうだった~?」

「あのお題だったから良かったけど違うかったら、真斗先輩達死んでたよ?」

「晴樹、それに菜月なつき、!」

透さんに買って貰ったペットボトルのジュースを飲んでいると、暇な2人が声をかけて来た。2人の言葉に一緒に居た真斗先輩と透さんは、

「ぇ!?結じゃなくて俺らが殺されるの!?」

「蘭夜って、不倫相手を殺すタイプなのかー、って、俺達不倫相手じゃないし!」

「いや、それは重々蘭も分かってますって」

「「いや、あの人、結/結人の為なら、犯罪まがいの事するって」」

晴樹と菜月が一言一句揃えて言う所やっぱり、幼馴染だな~。と、感心してしまうが、それと同時に、みんなの中で蘭はどー言う存在なの!?
と俺は思ってしまう。すると、駆け足で俺達の元に駆け寄ってくる賢治の姿が見えた。

「ぉーい、次、!蘭君と尚也なおや先輩の障害物競走だって!」

「賢治、お疲れ様。蘭君先輩どうだった?」

「蘭君?ぁ~、なんか企んでたけど、」

賢治の言葉で俺はズーンッとなってしまう。絶対どんなお題が来ても俺を連れて行きそうなんだけど!
俺は蘭が何をするかとかを熟知してるから、絶対恥ずかしそうな事されたら俺生きてけない!
俺が心の中でそう叫んでいると、晴樹達が俺に同情するかの様に肩に手を置いていく。そして、蘭と尚也先輩の緊張のレースがスタートした。
































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