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1章 全てはここから始まった? 日常編
フローシアは鈍い?sideミヤナ・ソリュカ・カルナシア
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まったく、フローシアは鈍い!!!
「そもそも私のこと覚えてないと思うし!」
はぃぃ?!
フローシアは気づいてないかもしれない、とは思っていたけれど、ここまで?!
「「「それはない」」」
客観的に見てベタ惚れだ!!
フローシアは王太子殿下、クライヴ様を紳士然とした方だと思っているらしいが、あの方の腹の中は真っ黒!
表面的には紳士だけど、本当にフローシア以外はどうでもいいと思っている節がある。
この間の夜会でも…
「フローシア公爵令嬢は来ていないのかい?」
「「「フローシア様を名前で呼ぶなど、失礼ですわよ?」」」
「本人に嫌がられてないからね、婚約披露パーティーでも当人から許可を得ている」
チッ、手回し済みか…
なんてこともあった!!!
しかしフローシアは分かっていない…
「フローシア、鈍感」
「フローシア、激ニブ」
「フローシア、天然」
まっったく分かっていない!
でも私達としても、親友のフローシアに苦労させたくない。それに…
(あんな腹黒野郎に渡してたまるかあぁぁ!!)
「教えてよぉ!」
「「「フローシアはそのままでいて」」」
どうかまだ、気づかないでください!
「そもそも私のこと覚えてないと思うし!」
はぃぃ?!
フローシアは気づいてないかもしれない、とは思っていたけれど、ここまで?!
「「「それはない」」」
客観的に見てベタ惚れだ!!
フローシアは王太子殿下、クライヴ様を紳士然とした方だと思っているらしいが、あの方の腹の中は真っ黒!
表面的には紳士だけど、本当にフローシア以外はどうでもいいと思っている節がある。
この間の夜会でも…
「フローシア公爵令嬢は来ていないのかい?」
「「「フローシア様を名前で呼ぶなど、失礼ですわよ?」」」
「本人に嫌がられてないからね、婚約披露パーティーでも当人から許可を得ている」
チッ、手回し済みか…
なんてこともあった!!!
しかしフローシアは分かっていない…
「フローシア、鈍感」
「フローシア、激ニブ」
「フローシア、天然」
まっったく分かっていない!
でも私達としても、親友のフローシアに苦労させたくない。それに…
(あんな腹黒野郎に渡してたまるかあぁぁ!!)
「教えてよぉ!」
「「「フローシアはそのままでいて」」」
どうかまだ、気づかないでください!
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