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三年生編
合宿再び 3
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ソファが高級でふかふかだけに、正直寝心地はあまりよくなかった。俺は硬めのベッドが合っているらしい。今晩は床に布団を敷いて寝よう。
「おはよう、シュウゴくん」
「あっ、おはよう、帆乃花ちゃん」
「夜中にサッチは来なかった?」
「来なかったよ。たぶん」
そう言い俺はあたりを見回す。誰もいないことを確かめ帆乃花ちゃんの手招きし、耳元でささやく。
「本当は帆乃花ちゃんの隣で可愛い寝顔を見ながら寝たかったよ」
実際に帆乃花ちゃんをぎゅーっと抱きしめて眠りたい。裸族の帆乃花ちゃんはきっと合宿でも裸で寝ているだろう。帆乃花ちゃん固有の甘い香りに包まれ、柔らかくすべすべお肌を触りながら寝られるなんて天国だ。
「やだもう。朝から」
照れる帆乃花ちゃん、可愛いな。
2日目の朝は、高原の爽やかな風の中、カフェでモーニングをいただき、一日の良いスタートを切った。
だがその後は午前から午後、夜間と英語漬けでヘトヘトだ。
そして、やっとお待ちかねのお風呂タイムだ。
今日は女子たちが先に入ることになった。
20分後に入ってきていいとあけみっちに言われたため、15分過ぎたところで風呂場に向かった。
服を脱ぐ時間を考慮しないとね。
扉を開けると女子たちはすでに湯船に浸かっていた。
四角い湯船の各辺にそれぞれが座り、車座で女子トークを展開している。
脱衣場を12時方向だとすると、12時のあけみっちから時計回りで帆乃花ちゃん、友巴ちゃん、サッチの順で座っている。
友巴ちゃんや帆乃花ちゃんが出ていってしまう前にさっさと身体を洗って湯船に浸かろう。
洗髪しているとサッチの声が聞こえた。
「ねえ、シュウゴが誰の隣に座るかジャンケンして決めようよ」
「いいね。それならシュウゴくんも迷わず入れるもんね」
友巴ちゃんが賛成し、帆乃花ちゃんとあけみっちが否定しなかったことで、ジャンケンで俺の座る場所が決まることに決まったようだ。
濁り湯だから、中で何をしてもわからないだろう。せっかくの混浴だ。友巴ちゃんか帆乃花ちゃんのすべすべ太ももを触るくらいしたい。
運命の女神様。願わくば、友巴ちゃんか帆乃花ちゃんのとのにしてください。
「はい。じゃあ、私の隣ね」
声をあげたのはサッチであった……。邪な気持ちがあったため運命の女神様に見放されたのか……。
サッチは右側、つまり友巴ちゃん側ではなく左のあけみっち側をあけた。
あけるなら友巴ちゃん側をあけろよと心の中で思いつつ、なるべくサッチから離れて座る。と言っても10センチほど離れているだけだが。
サッチが腰を浮かし俺に寄ってきた。
そして昨日と同じように大きな胸を俺の腕に押し付けてくる。
「こら。合宿強制終了になるぞ」
「ひっつくくらいならいいじゃん」
あけみっちの顔を見ると、そのくらいは仕方ないわねという表情をしている。
まあ良い。なんせ正面は帆乃花ちゃんだ。
ふくよかな胸の谷間がよく見える。水面ギリギリのところで、乳房の先端が隠れている。サッチのことなど気にせず正面に気を集中させよう。
俺の集中力が天に通じたのか、先端がチラッと見えた。
よし! と思い可愛い帆乃花ちゃんの顔を見る。
髪をクルッとアップして大人っぽい帆乃花ちゃん。目が合いニコリと笑ってくれる。
「私、もう限界。のぼせる」
そう言い友巴ちゃんが立ち上がった。
昨日と同じく白色タオルで前を隠し、俺の目の前を横切る。
それはそれで良い眺めだ。
いやー、お湯で濡れたお尻は、最高の目の保養だ。
友巴ちゃんを追って目線が左に移るとあけみっちと目が合い、ちょっと気まずくなった。
あー、早くあけみっちとサッチも出ていかないかな。
とりあえずは友巴ちゃんがいた場所に移ろうと思った時だ。
「私ももう出るわ」
そう言ったのはあけみっちだ。かなり顔が赤い。
正面の帆乃花ちゃんはあけみっち以上に赤いが大丈夫か?
「ホノカも出ていいよ。顔が赤いよ」
「そう言うサッチも真っ赤っかだよ」
「私はまだまだ」
「私だってこれからだし」
この二人、変に意地をはってるな。
「ホノカはシュウゴといつも一緒でしょ」
「二人っきりになることなんて滅多にないもん」
「私は話すら普段してないんだから」
その後も二人の応酬合戦は続く。
その原因はきっと俺がここにいるからだ。
「さて、俺も出ようかな」
仕方ない。帆乃花ちゃんと二人っきりは諦めよう。
前をタオルで隠しつつ湯船から出て脱衣場に向かう。
脱衣場まで数歩のところで背後から帆乃花ちゃんの声が聞こえてきた。
「じゃあ私も出……」
「ちょっとホノカ!」
尋常ではないサッチの声に振り向くと、帆乃花ちゃんが湯船のふちで倒れ込んでいる。
俺は素っ裸で帆乃花ちゃんの元に駆け寄り、お姫様抱っこをした。
「 帆乃花ちゃん、大丈夫!?」
脱衣場で帆乃花ちゃんを寝かせ、大声であけみっちを呼んだ。
「おはよう、シュウゴくん」
「あっ、おはよう、帆乃花ちゃん」
「夜中にサッチは来なかった?」
「来なかったよ。たぶん」
そう言い俺はあたりを見回す。誰もいないことを確かめ帆乃花ちゃんの手招きし、耳元でささやく。
「本当は帆乃花ちゃんの隣で可愛い寝顔を見ながら寝たかったよ」
実際に帆乃花ちゃんをぎゅーっと抱きしめて眠りたい。裸族の帆乃花ちゃんはきっと合宿でも裸で寝ているだろう。帆乃花ちゃん固有の甘い香りに包まれ、柔らかくすべすべお肌を触りながら寝られるなんて天国だ。
「やだもう。朝から」
照れる帆乃花ちゃん、可愛いな。
2日目の朝は、高原の爽やかな風の中、カフェでモーニングをいただき、一日の良いスタートを切った。
だがその後は午前から午後、夜間と英語漬けでヘトヘトだ。
そして、やっとお待ちかねのお風呂タイムだ。
今日は女子たちが先に入ることになった。
20分後に入ってきていいとあけみっちに言われたため、15分過ぎたところで風呂場に向かった。
服を脱ぐ時間を考慮しないとね。
扉を開けると女子たちはすでに湯船に浸かっていた。
四角い湯船の各辺にそれぞれが座り、車座で女子トークを展開している。
脱衣場を12時方向だとすると、12時のあけみっちから時計回りで帆乃花ちゃん、友巴ちゃん、サッチの順で座っている。
友巴ちゃんや帆乃花ちゃんが出ていってしまう前にさっさと身体を洗って湯船に浸かろう。
洗髪しているとサッチの声が聞こえた。
「ねえ、シュウゴが誰の隣に座るかジャンケンして決めようよ」
「いいね。それならシュウゴくんも迷わず入れるもんね」
友巴ちゃんが賛成し、帆乃花ちゃんとあけみっちが否定しなかったことで、ジャンケンで俺の座る場所が決まることに決まったようだ。
濁り湯だから、中で何をしてもわからないだろう。せっかくの混浴だ。友巴ちゃんか帆乃花ちゃんのすべすべ太ももを触るくらいしたい。
運命の女神様。願わくば、友巴ちゃんか帆乃花ちゃんのとのにしてください。
「はい。じゃあ、私の隣ね」
声をあげたのはサッチであった……。邪な気持ちがあったため運命の女神様に見放されたのか……。
サッチは右側、つまり友巴ちゃん側ではなく左のあけみっち側をあけた。
あけるなら友巴ちゃん側をあけろよと心の中で思いつつ、なるべくサッチから離れて座る。と言っても10センチほど離れているだけだが。
サッチが腰を浮かし俺に寄ってきた。
そして昨日と同じように大きな胸を俺の腕に押し付けてくる。
「こら。合宿強制終了になるぞ」
「ひっつくくらいならいいじゃん」
あけみっちの顔を見ると、そのくらいは仕方ないわねという表情をしている。
まあ良い。なんせ正面は帆乃花ちゃんだ。
ふくよかな胸の谷間がよく見える。水面ギリギリのところで、乳房の先端が隠れている。サッチのことなど気にせず正面に気を集中させよう。
俺の集中力が天に通じたのか、先端がチラッと見えた。
よし! と思い可愛い帆乃花ちゃんの顔を見る。
髪をクルッとアップして大人っぽい帆乃花ちゃん。目が合いニコリと笑ってくれる。
「私、もう限界。のぼせる」
そう言い友巴ちゃんが立ち上がった。
昨日と同じく白色タオルで前を隠し、俺の目の前を横切る。
それはそれで良い眺めだ。
いやー、お湯で濡れたお尻は、最高の目の保養だ。
友巴ちゃんを追って目線が左に移るとあけみっちと目が合い、ちょっと気まずくなった。
あー、早くあけみっちとサッチも出ていかないかな。
とりあえずは友巴ちゃんがいた場所に移ろうと思った時だ。
「私ももう出るわ」
そう言ったのはあけみっちだ。かなり顔が赤い。
正面の帆乃花ちゃんはあけみっち以上に赤いが大丈夫か?
「ホノカも出ていいよ。顔が赤いよ」
「そう言うサッチも真っ赤っかだよ」
「私はまだまだ」
「私だってこれからだし」
この二人、変に意地をはってるな。
「ホノカはシュウゴといつも一緒でしょ」
「二人っきりになることなんて滅多にないもん」
「私は話すら普段してないんだから」
その後も二人の応酬合戦は続く。
その原因はきっと俺がここにいるからだ。
「さて、俺も出ようかな」
仕方ない。帆乃花ちゃんと二人っきりは諦めよう。
前をタオルで隠しつつ湯船から出て脱衣場に向かう。
脱衣場まで数歩のところで背後から帆乃花ちゃんの声が聞こえてきた。
「じゃあ私も出……」
「ちょっとホノカ!」
尋常ではないサッチの声に振り向くと、帆乃花ちゃんが湯船のふちで倒れ込んでいる。
俺は素っ裸で帆乃花ちゃんの元に駆け寄り、お姫様抱っこをした。
「 帆乃花ちゃん、大丈夫!?」
脱衣場で帆乃花ちゃんを寝かせ、大声であけみっちを呼んだ。
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