満智子の嗜み

菅野鵜野

文字の大きさ
6 / 23
2.覚醒

3.ドライブ

「嫁としての責任感がなさすぎるわね。こんなに照夫ちゃんが疲れた顔をしているなんて、妻失格よ」

 その辺の安物のフレアスカートに、安物のカットソーを着て、私は義母の前で正座をさせられた。

 子供ができないのも、照夫が疲れているのも、全部私のせい。

「これだから、都会の女子大なんか出て、下手に知恵のついた女はダメなのよ」

 はいはい。もううんざり。



 照夫も流石にマズイと思ったのか、いつもならダラダラいつまでも居続けるのに、今日はお昼も断って実家を後にしてくれた。

「悪かったね。俺が原因で子供ができないことも黙っていてくれて……」

「本当は言いたいわよ。あのババァ、私を人間と思っていないのよね」

「いや、母さんも悪気があるわけじゃ……ちょっと、満智子」

 車の助手席に座る私は、実家を出て最初の国道の信号を通過する頃にはもう、スカートを捲り上げていた。

 イライラする、本当に腹が立つ。

 殊更ダサいパンティの股布をグイッと広げて、私はひとすらクチュクチュとお万様を指で弄った。

「ねぇ、見えるよ、外から」

「構わないわよ」

 四車線の国道では、隣に止まったトラックの運転手が、窓に額を押し付ける勢いで私の痴態を見下ろしてきた。

 私はカットソーの前ボタンを全部外して、苦しげに埋まっていた乳房をポーンと空気に晒してあげた。

「ああもう、本当にムカつくわ……」

 あんのクソババア……田舎の如何にも地味なババア。3つ年上の私の母は、化粧もしてオシャレもして、とっても綺麗。女を捨ててるくせに、妻の心得だなんて、ヘソで、お万で茶を沸かすってのよ。

「ちょ……そんなに足を上げたら、丸見えだから」

「うるさいわねっ」

 ああもう、グチュグチュグチュ……指を三本突っ込んで、私は腰を浮かせながら派手に掻き回した。

 オッパイを片手で窓につけるように揉んでやると、トラックの運ちゃんの左手が動き出した。

 やだ、致しているのかしら。だったら、ほら……とばかりに、

「ああん、あん、ああっ、いいわっ、いいのっ」

 と顔を向けて喘いでやると、運ちゃんは白目を剥いて硬直した。

「お逝きなすったのね。よろしくてよ」

 私たちが止まっているレーンが先に動き出し、呆気なくトラックを置き去りにした。


 途中、国道から一本逸れた県道沿いの、やたら駐車場が広いコンビニに車を停めた。

 雑木林と隣接する敷地の端っこに止めて、私は助手席を降りた。

 トランクを開けて、このいまいましいカットソーとスカートを脱ぎ去り、ニットのタイトなロングワンピースに着替えた。

 ダサいパンティとブラは袋に入れてゴミ箱へ。

 Vネックで前ボタンが下までついているタイプのワンピース。胸の谷間も膨らみも際どいところまで隠しきれずに
はみ出しちゃっている。ボタンは太ももの際どいところまで外して、私はヒールをカツカツ鳴らしてコーヒーを買った。

 マシンで二つ分コーヒーを落としている間、休憩に訪れたガテン系のお兄さんが私の後ろに立った。

「やべぇ……お姉さん、エロ」

 舌舐めずりをして誘ってあげると、お兄さんは自分のトラックを指差した。

 トラックは、ウチの車のすぐ近くに停まっていた。

 コーヒーを二つ手にしたまま、私はあからさまに腰を振って歩き、男が付いてくるのを確かめた。

「はい、あなた。少し休んでいたら」

「や、え、何……」

「へぇん、これが旦那なんだ。真面目そうだね」

 そう言いながら、運転席を窓から覗き込む私のお尻を撫で回した。

「お、おい君、妻になんてことを」

「あらいいじゃない」

 ウインドウを下げて文句を言う夫の眼前に、私はボタンを外してはみ出でてきたオッパイを晒した。

 もう、条件反射ね。ピチャピチャ舐め始めたりして。

「レーズン、美味しいでしょ」

 夫は夢中で乳首を口に含んで舌で転がし出した。ああ、美味いわ……。

「んん、いいわぁ……あなたぁ……」

 すると、ニットのワンピースをまくしあげて、さっきから欲しくてもぞもぞしていた丸出しのお尻を撫でるなり、男がいきなりズブリと素敵なものを突っ込んできた。

 とっくに解れているもの。お万様はすんなり男の巨大なお魔羅を飲み込んだ。

「ああ……思った通りね……いいお魔羅よ……おお、おんんん、お兄さん、コーヒーより美味しいわ……」

「とんでもねぇ変態女だなぁ……うへぇ、グッチョグチョじゃん。こんな雌臭させて、旦那は立たねぇのか」

「失礼ね、あ、ああん、勃ってるわよ……照夫さん、ほら」

 私は堪らなくなってきて、男を尻で突き放すと、運転席を開けて夫に襲い掛かった。

 なんて他人事な顔をしてるのよ。あのババアを思い出して腹が立つったら。

 夫のジーンズを脱がす勢いで、パンパンのお魔羅を露出させ、私は座ったままの夫に跨った。

 左足を地面につけたまま、恥骨を押し当てるように腰を使っていると、私の泉から溢れた白い雫を菊花に塗りたくり、男が私の菊花にいきり勃ったままのお魔羅を沈めてきた。

「いゃぁ……まだ、まだ動かないで……ああ……私が動くまで、お待ちなさい、そうよ、そう……ああ、いいっ」

「満智子、おまえ、こんなこと……」

「私はこういうことが好きなの。あなたのお魔羅を待つだけなんて、そんな枯れゆく人生は真っ平よ」

「こんだけエロいかみさんを、あんた、まさか放っておいたのか……や、やべ、もう、動きてぇ」

 私の腰の波打ちに合わせ、男もグラインドを始めた。

 真昼間、コンビニの駐車場の死角で、私はお万様と菊花を両方捧げて、水音たっぷりにお魔羅の味を堪能した。

「いい、いいく、いいわぁ……ち、膣壁で、こ、こ、擦れるのぉ、ぉおんっ、んああっ」

「もう、俺……」

「ま、満智子ぉぉぉ」

「まだよ、もっと致しなさい、荒々しく……いいわ、もっと突いて、かき回してぇぇん、ああん、あん、あん、いいの、いいくっ、いっく……ああもう、お逝きあそばせ、お逝きあそばせぇぇん、あああっ、いっぐのぉぉぉっ」

 オッパイで夫の顔をひっぱたくようにして、私は暴れるように腰を振って気をやってしまった。

「あ、ああん……んん……なんてこと……すごい……」

 菊花もお万様も、溢れんばかりの洪水となり、私は二人から離れて放心したまま、しゃがみこんだ。

 子供が用を足すようにしゃがみ込む私の口に、男が汚れた魔羅を差し込もうとするが、夫が突き飛ばした。

「もう行けよ、満足だろ」
 
 男は息を切らしながら、ニヤリと笑ってトラックに戻っていった。

 私の二つの穴から、たらたらと白濁した雫が滴り落ちた。

 何やってるのかしら……こんな、まるでセックス狂いの痴女みたいなこと……。

「あなた……」

 夫が私を抱きしめた。

「こんな風になる程、僕は君を追い詰めていたんだ……ごめん、本当にすまなかった」

「私……やっぱりあなたのお魔羅がいいの。あなたと繋がっていたいの」

 スリルの後の後悔。嗜みを超えると、慚愧に耐えなくなる。

 夫にそんな私を見せつけたかったのかしら……嗜みだなんて自分に理由をつけて、淫らに汚れていく自分を。

「私のお万様、あなたに埋めて欲しいの……」

 夫は放心したままの私を立たせ、開けたトランクのヘリに手をつかせた。

 そして、心ゆくまで何度も、後ろから突き犯してくれたのだった……。

 
 
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

危険な残業

詩織
恋愛
いつも残業の多い奈津美。そこにある人が現れいつもの残業でなくなる

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

身体の繋がりしかない関係

詩織
恋愛
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。 その後勢いで身体の関係になった。