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勇者クラフティ編
第19話「ティラミスの葛藤!生徒会長はクリームパフ」②
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千葉先生による騒動から一夜が明け、サン・ジェルマン学園高等部は昨日の事がウソだったかのような情景だ。生憎の空模様ではあるが、傘を差しながら娘と歩く大勇者ガレットの姿は、勇者というよりは娘と仲が良い父親の雰囲気だ。
「明日で娘と登校するのも「最後」かぁ…」
ガレットは大きなため息をつく。
「まぁ…昨日みたいなことがなけりゃいいんだけどね…もうあんな怖い想いはたくさんよ。」
「でも…あのゴリラは何で俺達追い回すかなぁ!アイツにとって、落ち度があるのはニコラスだけでしょ?何で「マリー」を…」
その言葉に、シュトーレンはある事を思い出した。
「「お父さん」…あのゴリラの娘さんと、「姉さん」…同い年なんだって?それって、つまり…」
娘の言葉に、ガレットは雨空に向かって叫ぶ。
「八つ当たりかよっ!!!やっぱり、あのゴリラとはウマが合わねぇーーーーーーーーっ!!!!!」
一方、中等部の方は臨時の全校集会があり、千葉先生の処分、そして1学期中の体育の授業についての説明が行われた。体育の授業の1週間当たりのコマ数は全学年で1コマずつ削られ、削られた分はクラスごとに別の授業に置き換えられ、一悟達のクラスは木曜日の2限目が体育から英語、あずきと涼也のクラスは火曜日の5限目が体育から理科、玉菜と瑞希のクラスは水曜の3限目が体育から社会にそれぞれ変更となった。
「やだなぁ…どーせ、教えてもらうくらいなら「マリーさん」かみるく…」
「バシッ!!!」
雪斗の愚痴を遮るかのように、下妻先生は雪斗に小テストの答案用紙を顔面に突きつける。そんな先生のメガネが、雪斗には不気味に感じるかようにギラっと光る。
「その割には、今回の小テスト…貴様には身についていないようだな?氷見、44点!!!」
そんな様子に、一悟とみるく、そしてラテとガトーはあきれ果てる。それは、雪斗と意識を共有しているユキも同じだ。先日の中間テストの英語の結果は、普段の雪斗には珍しい88点だったのだが、これはユキが答えた問題が圧倒的に多く、筆跡も名前は達筆である雪斗だったのに、解答欄の大半がいかにも丸みを帯びたような筆跡…これは採点した下妻先生にも大目玉であった。
「氷見、今回はよく頑張ったな。88点だ!…と言いたいところだが、途中で筆跡を変えるのは、おまじないか?採点したのが私だから、今回は大目に見るが、次のテスト以降でやった場合、貴様の今回の行為はカンニングとみなす!!!」
「英語の時だけ、僕と入れ替わるなんて言語道断っ!!!」
このやり取りがあって以降は、弓道部の活動日がない日の放課後、そしてマジパティに変身して戦う時に雪斗の同意関係なく入れ替わるようになった。
『たまには僕にも戦わせ…』
「絶対ダメっ!!!まだ僕の方が強いもーん♪」
雪斗にとっては悔しい以外のなにものでもないが、実際そうなんだから仕方ない。(ガトー調べ)
英語が苦手なのは、雪斗だけではない。それは「鬼の風紀委員長」とも呼ばれる彼女も同じなのだった。苗字が「汀良」だけに、3年C組の英語の授業を受け持つ佐貫先生からからかいの対象となっており、そのからかいが彼女の英語嫌いを加速させているのだった。
「あ…あの…白石さん…」
「どったの?英語の教科書なんか持って…」
「あの…聞きたいことがあるんですけど…「オグル」って、英語で…」
「あぁ…それ、英語じゃなくてフランス語だから!因みに「鬼」って意味ね。」
克服する気のない雪斗とは違い、克服する気がある分、マシな部類には入るだろう。
玉菜は元々ハイレベルな英語を学んでいるため、英語自体は得意だが、今の英語の受け持つ教師の教え方が気に入らないようで、授業中は殆どノートを取らずに他の授業の予習や、教科書にラクガキばかりをしている。それでも定期テストは英語が常に成績上位なのは、流石と言えよう。
「だから、なぜ私に3年の英語の事を聞くんだ?白石のクラスは…」
「あのタヌキ、教え方が大学で学びなおしが必要なレベルなんだもん!クラスの子達の名前をからかうし、何度も何度も「しろいし」って言ってるのに、「しらいし」って間違うし…その反面、生徒の名前はちゃんと覚える上に、TOEICのスコアが990点満点の下妻先生の方が分かりやすいから、聞くのにはうってつけ♪」
その言葉に、下妻先生は納得するしかなかった。佐貫先生の英語の指導力は、同じ英語教師としてはお世辞にも良いとは言えないレベルで、持っている英語関係の資格も英検準1級のみという、本当に英語教師なのかと疑うほどだ。
「いやぁ~…そこまで褒められるとなぁ…それに、白石も2年生のうちにTOEICのスコアが800点とは、大したものだなぁ…」
因みに、下妻先生はおだてに弱いタイプで、TOEICのスコアや指導力を褒められるとついつい顔が緩んでしまうようだ。
「はぁ…この成績、マカロン様にはお見せできませんね。まぁ…あちらは常にテストに出てくる問題が手に取るように判るから、教えを乞うに値しませんが…」
マカロンが修学旅行で不在だった時に行われた模擬試験の英語の答案用紙を見ながら、瑞希はため息をつく。39点…コレをアジトの連中に見せるなんて、主であるマカロンに恥をかかせてしまう。
「白石さんみたいに、個別でムッシュ・エクレールに中間テストの出題ミスの確認などをすべきか…いや、彼に教えてもらうなど…ブラックビターにいた頃の事をほじくり返すに違いありません!!!」
それなら、高等部の首藤まりあに教えてもらおうかとも思ったが、放課後は食堂職員の父親と帰宅するのがザラなので、どうにも近寄れそうもない。
「それなら、1年生全クラスの英語を受け持つ阿武隈先生に教えてもらいましょう。元帰国子女ですし、風紀委員の1年生たちにも指導力のウケがいいですもの。」
そう思い立った瑞希は、阿武隈先生のいる写真部の部室へと向かうが…
「ガタガタッ…」
写真部の部室へ向かう途中、合唱部の部室から物音が聞こえた。
「ガラッ…」
「何をしているのですか!!!」
現在、合唱部の部員達は発声練習のため、昼頃に雨が上がり、晴天に包まれた中庭にいる。生徒達が不在の部室から物音など不自然極まりない。そんな部室の中には、ひっくり返され、散乱となった玉菜の教科書とノートに、ペンケース、ポーチ、メモ帳の類…元々貴重品は身に着ける玉菜なので、財布とスマートフォンは無事のようだ。そして、彼女のカバンをひっくり返した張本人こそ…
「佐貫先生!合唱部の顧問である館林先生の許可なく合唱部に出入りするなど、何事ですかっ!!!」
彼の手には、紫色のついた銀色のスプーンと、ビスクドールのような姿の少女…もとい、精霊が握りしめられている。瑞希の目からもわかる通り、精霊はどことなく苦しそうな表情をしている。
「気に入らない…貴様のような出来損ないも、勤務歴の浅い下妻も阿武隈も…そして、ここの生徒会長も!!!」
まるで気が狂ったように発狂する英語教師…英語が苦手な瑞希にとっては、正直苛立ちを覚える。そんな彼は突然瑞希を突き飛ばし、精霊とスプーンを握りしめたまま発狂しながら廊下を駆ける。突き飛ばされた瑞希は壁に背中を激しく打ち付け、かけていたメガネを落としてしまう。
「…たたっ…なんてもの凄い負の感情…やはり、自身の指導力にコンプレックスを抱いていたのでしょうね…」
メガネを拾い上げる瑞希は、よろめきながらも立ち上がる。佐貫先生が踏んでしまったのか、右のレンズは割れている…メガネを直すほどの持ち合わせがない瑞希にとっては、かなりの痛手だ。
「とにかく…佐貫先生を追わないと…」
合唱部の部室の近くには、外階段がある。瑞希は外階段のドアを開け、一段一段階段を下りる…さっきの打ち付けた衝撃は、手足にも響いたらしく、階段を伝い歩くのがやっとだ。
「明日で娘と登校するのも「最後」かぁ…」
ガレットは大きなため息をつく。
「まぁ…昨日みたいなことがなけりゃいいんだけどね…もうあんな怖い想いはたくさんよ。」
「でも…あのゴリラは何で俺達追い回すかなぁ!アイツにとって、落ち度があるのはニコラスだけでしょ?何で「マリー」を…」
その言葉に、シュトーレンはある事を思い出した。
「「お父さん」…あのゴリラの娘さんと、「姉さん」…同い年なんだって?それって、つまり…」
娘の言葉に、ガレットは雨空に向かって叫ぶ。
「八つ当たりかよっ!!!やっぱり、あのゴリラとはウマが合わねぇーーーーーーーーっ!!!!!」
一方、中等部の方は臨時の全校集会があり、千葉先生の処分、そして1学期中の体育の授業についての説明が行われた。体育の授業の1週間当たりのコマ数は全学年で1コマずつ削られ、削られた分はクラスごとに別の授業に置き換えられ、一悟達のクラスは木曜日の2限目が体育から英語、あずきと涼也のクラスは火曜日の5限目が体育から理科、玉菜と瑞希のクラスは水曜の3限目が体育から社会にそれぞれ変更となった。
「やだなぁ…どーせ、教えてもらうくらいなら「マリーさん」かみるく…」
「バシッ!!!」
雪斗の愚痴を遮るかのように、下妻先生は雪斗に小テストの答案用紙を顔面に突きつける。そんな先生のメガネが、雪斗には不気味に感じるかようにギラっと光る。
「その割には、今回の小テスト…貴様には身についていないようだな?氷見、44点!!!」
そんな様子に、一悟とみるく、そしてラテとガトーはあきれ果てる。それは、雪斗と意識を共有しているユキも同じだ。先日の中間テストの英語の結果は、普段の雪斗には珍しい88点だったのだが、これはユキが答えた問題が圧倒的に多く、筆跡も名前は達筆である雪斗だったのに、解答欄の大半がいかにも丸みを帯びたような筆跡…これは採点した下妻先生にも大目玉であった。
「氷見、今回はよく頑張ったな。88点だ!…と言いたいところだが、途中で筆跡を変えるのは、おまじないか?採点したのが私だから、今回は大目に見るが、次のテスト以降でやった場合、貴様の今回の行為はカンニングとみなす!!!」
「英語の時だけ、僕と入れ替わるなんて言語道断っ!!!」
このやり取りがあって以降は、弓道部の活動日がない日の放課後、そしてマジパティに変身して戦う時に雪斗の同意関係なく入れ替わるようになった。
『たまには僕にも戦わせ…』
「絶対ダメっ!!!まだ僕の方が強いもーん♪」
雪斗にとっては悔しい以外のなにものでもないが、実際そうなんだから仕方ない。(ガトー調べ)
英語が苦手なのは、雪斗だけではない。それは「鬼の風紀委員長」とも呼ばれる彼女も同じなのだった。苗字が「汀良」だけに、3年C組の英語の授業を受け持つ佐貫先生からからかいの対象となっており、そのからかいが彼女の英語嫌いを加速させているのだった。
「あ…あの…白石さん…」
「どったの?英語の教科書なんか持って…」
「あの…聞きたいことがあるんですけど…「オグル」って、英語で…」
「あぁ…それ、英語じゃなくてフランス語だから!因みに「鬼」って意味ね。」
克服する気のない雪斗とは違い、克服する気がある分、マシな部類には入るだろう。
玉菜は元々ハイレベルな英語を学んでいるため、英語自体は得意だが、今の英語の受け持つ教師の教え方が気に入らないようで、授業中は殆どノートを取らずに他の授業の予習や、教科書にラクガキばかりをしている。それでも定期テストは英語が常に成績上位なのは、流石と言えよう。
「だから、なぜ私に3年の英語の事を聞くんだ?白石のクラスは…」
「あのタヌキ、教え方が大学で学びなおしが必要なレベルなんだもん!クラスの子達の名前をからかうし、何度も何度も「しろいし」って言ってるのに、「しらいし」って間違うし…その反面、生徒の名前はちゃんと覚える上に、TOEICのスコアが990点満点の下妻先生の方が分かりやすいから、聞くのにはうってつけ♪」
その言葉に、下妻先生は納得するしかなかった。佐貫先生の英語の指導力は、同じ英語教師としてはお世辞にも良いとは言えないレベルで、持っている英語関係の資格も英検準1級のみという、本当に英語教師なのかと疑うほどだ。
「いやぁ~…そこまで褒められるとなぁ…それに、白石も2年生のうちにTOEICのスコアが800点とは、大したものだなぁ…」
因みに、下妻先生はおだてに弱いタイプで、TOEICのスコアや指導力を褒められるとついつい顔が緩んでしまうようだ。
「はぁ…この成績、マカロン様にはお見せできませんね。まぁ…あちらは常にテストに出てくる問題が手に取るように判るから、教えを乞うに値しませんが…」
マカロンが修学旅行で不在だった時に行われた模擬試験の英語の答案用紙を見ながら、瑞希はため息をつく。39点…コレをアジトの連中に見せるなんて、主であるマカロンに恥をかかせてしまう。
「白石さんみたいに、個別でムッシュ・エクレールに中間テストの出題ミスの確認などをすべきか…いや、彼に教えてもらうなど…ブラックビターにいた頃の事をほじくり返すに違いありません!!!」
それなら、高等部の首藤まりあに教えてもらおうかとも思ったが、放課後は食堂職員の父親と帰宅するのがザラなので、どうにも近寄れそうもない。
「それなら、1年生全クラスの英語を受け持つ阿武隈先生に教えてもらいましょう。元帰国子女ですし、風紀委員の1年生たちにも指導力のウケがいいですもの。」
そう思い立った瑞希は、阿武隈先生のいる写真部の部室へと向かうが…
「ガタガタッ…」
写真部の部室へ向かう途中、合唱部の部室から物音が聞こえた。
「ガラッ…」
「何をしているのですか!!!」
現在、合唱部の部員達は発声練習のため、昼頃に雨が上がり、晴天に包まれた中庭にいる。生徒達が不在の部室から物音など不自然極まりない。そんな部室の中には、ひっくり返され、散乱となった玉菜の教科書とノートに、ペンケース、ポーチ、メモ帳の類…元々貴重品は身に着ける玉菜なので、財布とスマートフォンは無事のようだ。そして、彼女のカバンをひっくり返した張本人こそ…
「佐貫先生!合唱部の顧問である館林先生の許可なく合唱部に出入りするなど、何事ですかっ!!!」
彼の手には、紫色のついた銀色のスプーンと、ビスクドールのような姿の少女…もとい、精霊が握りしめられている。瑞希の目からもわかる通り、精霊はどことなく苦しそうな表情をしている。
「気に入らない…貴様のような出来損ないも、勤務歴の浅い下妻も阿武隈も…そして、ここの生徒会長も!!!」
まるで気が狂ったように発狂する英語教師…英語が苦手な瑞希にとっては、正直苛立ちを覚える。そんな彼は突然瑞希を突き飛ばし、精霊とスプーンを握りしめたまま発狂しながら廊下を駆ける。突き飛ばされた瑞希は壁に背中を激しく打ち付け、かけていたメガネを落としてしまう。
「…たたっ…なんてもの凄い負の感情…やはり、自身の指導力にコンプレックスを抱いていたのでしょうね…」
メガネを拾い上げる瑞希は、よろめきながらも立ち上がる。佐貫先生が踏んでしまったのか、右のレンズは割れている…メガネを直すほどの持ち合わせがない瑞希にとっては、かなりの痛手だ。
「とにかく…佐貫先生を追わないと…」
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