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勇者クラフティ編
第24話「まころん炎上!?お姉ちゃんは悪くない!」③
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マカロンの媒体…それは、5年前にブラックビターのアジトである廃デパートに捨てられた、生後間もない赤子だった。騒ぐコウモリ達に気づいたティラミスは、すぐさま廃デパートの1階へ向かうと、そこにはピンクのタオルにくるまれた男の赤ちゃん…母親は後ろ姿しか見えなかったが、恐らくは10代後半で望まぬ出産だったのだろう。ティラミスは赤子を抱き上げ、カオスの所へ連れて行った。
カオスはティラミスの前で赤子にカオスの力を与え、両方の性別を持つ人間に身体を変えさせた。身体の大きさの割に、カオスの力を相当量持っていたため、当初はコントロールができず、廃デパートのコウモリ達やティラミスを困らせていた。この5年でコントロールが容易くなったのは、ティラミスやコウモリ達の献身的な教育の賜物と言えよう。
仁賀保先生は、昨日の瑞希からの話を思い出しながら、マカロンの話を真剣に聞く。媒体が生まれて間もない男の赤ちゃんだと聞かれた時は驚きを隠せなかったが、カオスソルベだった頃のユキを献身的に面倒見ていたのは、媒体が受けられなかった愛情を彼女に与えてやりたかったのかもしれない。
「動画の収益は…ユキ以外にしか使ってない…生きるためには…こうするしか…なかったんだ…」
「あなたにとって、ユキは…一体どんな存在なの?」
涙ぐむ幹部の姿に、僧侶はそう問いかける。
5限目になり、シャベッターにいる「ミルフィーユ」の正体に関して動きがあった。その時間は瑞希と玉菜のクラスは英語の授業であり、その授業中に木津先生が1人の女子生徒のスマートフォンを取り上げたのだ。
「川原さん、授業中にスマホを操作するのは関心しませんね?」
クラスメイトである川原佑香のスマートフォンが、木津先生から取り上げられたのである。
「英単語を調べるくらいなら認めますが、授業中のSNS…それも、授業とは関係のない書き込みは以ての外ですよ?」
取り上げられたスマートフォンには、シャベッターの画面…それも、瑞希が昨日の朝に見た画面と同じだ。川原の後ろの席に座る瑞希は、思わずその画面に釘付けとなる。
「私の授業よりも重大な書き込みでしたら、今の書き込みを前に出て英訳していただけますか?」
流浪の講師はそう言いながら黒板を指さすが、川原は黒板の方へ向かおうとしない。
「重大な内容ではないのでしたら、バケツを持ち上げて、廊下に立っていてください!!!」
川原は廊下に立たされた。甘夏は元々動体視力が高いこともあり、瑞希は川原がシャベッターに書き込んだ内容はすぐに判別する事が出来た。
今回の件での最重要参考人と見て、間違いないだろう。
理由はすぐに判った。先月の学園敷地内にある共同図書館の蔵書ラクガキ事件で拡散ツイートされた事に対する逆恨み…その時の共犯だった鈴木金美はあの事件から3日ほど学校には来ていたが、それ以降は学校には登校していない。風の噂では、厳格な両親からの激しい叱責で家出してしまったと囁かれている。蛸島サオリに関しては、あの事件がきっかけで両親が離婚し、島根の市立中学校へ転校してしまった。
5限目の授業が終わると、瑞希は玉菜に川原のシャベッターの画面について耳打ちし、LIGNEで一悟や僧侶達にも密告する。一方、木津先生は下妻先生と3年C組の担任である木更津先生にも川原が授業中にSNSに書き込みをしていたという報告をする。
「木更津先生、川原さんですが先月も問題を起こされたそうで…学校側としても、今回の件を含めまして、厳しめの社会的制裁を下した方がよいと思います。」
「木津先生の仰る通り、川原が県議会議員の娘であるとはいえ、社会的混乱を起こしたという事実は変えられません。先月の事も踏まえ、川原を1人の人間として裁きましょう。」
川原が鈴木金美と蛸島サオリと比べて、今も平然と学校にいるのは、県議会議員である父親が上手く言いくるめてもみ消したからである。有名人の名を語って、「自分は正しい事をしている」というを免罪符を盾に1人を袋叩きにしようとする行為…それは、ブラックビターですら行った事のない行為である。
「生徒の呼び出しをします。3年C組の川原佑香、大至急校長室まで来なさい!繰り返します。3年C組の川原佑香、大至急校長室まで来るように!親御さんも校長室で待機中です!」
放課後になると、川原は校長室に来るように呼び出されたが、彼女が向かうのは校長室ではなく中庭だった。これまで父親の身分を盾に、鈴木金美、蛸島サオリ共々授業をサボったり、無理矢理部活に勧誘させたり、気に入らない奴らは吊し上げ、圧力をかけて排除してきた。川原佑香はそれがいつまでも続くと信じていた…しかし、先月のラクガキの件でそれができなくなってしまったのだ。
「ちょっとぉ…それ、まころんが借りようとしてる本なんですけどー(ぷん)マヂで許せん!!!本にrkgkするなっ!拡散よろぴこ☆彡」
まころんのこのツイートで、瞬く間に名前、住所、家族の職業、シャベッターのアカウント等が特定され、炎上。その流れで吹奏楽部は退部。他の処分は父親を利用して軽くしてもらった。それを事件から1週間後、鈴木金美に咎められ…
「佑香…もうこんな事やめよう!もう、私…怪物に襲われてまで悪い事したくないっ!!!」
その言葉にカッとなった川原が気が付くと、鈴木金美は動くことも、息をすることもしていなかった。幸いにも、その日は千葉先生の件で生徒達は下校している真っ最中だった。教職員達に見つからないよう、鈴木金美を隠し、何食わぬ顔をして自分も下校する。
その後も何食わぬ顔で今までと同じことを繰り返す日々だったが、それが段々と退屈になり、面白くなくなっていく…そこで不意に思いついたのが、まころんへの報復だった。裏を取る事など、川原佑香にとってはどうでもいい事で、とにかくまころんを叩けばそれでよかったのだ。ミルフィーユを名乗ったのは、たまたままころんの動画で目についただけ。
「悪の組織だろうが、正義の味方だろうが、あたしの気に入らないものは排除するだけ…まぁ、悪の組織なんて潰せば褒められてちやほやされる世の中。あたしは悪い事なんてしていない…」
「ぶっぶー!あなたは排除する者として相応しくない…悪の組織よりも醜い顔で嗤うあなたは、醜く踊って社会的に終わる運命よ!!!私のマリオネットとして…」
狂ったように嗤う中学生…そんな中学生に対し、辛辣な言葉の矢と共に黒い光が放たれ、川原佑香はその姿をスイーツの怪物・カオスイーツとしてその姿を変える…
「ドオオオオオオオオオオオオンッ」
中庭から響き渡る爆発音に、一悟達はハッとする。どうやらカオスイーツが現れたようだ。一悟達は一瞬マカロンを疑ったが、マカロンは朝から僧侶アンニンと一緒だったため、カオスイーツを出すのが困難だと判断する。
「そういや、さっきから放送で川原が呼び出されてるけど…」
一悟の言葉に、みるくは今回カオスイーツにされたのが川原佑香である事に気づく。そして、そのまま一悟、みるく、雪斗の3人で保健室へと向かう。
「ガラッ…」
保健室にはマカロン、僧侶アンニン、キョーコせかんどが既にいる。僧侶アンニンに関しては、何を思ってかスイーツ界の姿になってスタンバイをしている状態だ。
「マカロンの動画配信は、組織のためにやった事ではないという事が判った。今のユキにはつらい事かと思うが、ユキ…お前は、いい奴にお世話されてたんだな。」
僧侶の言葉に、雪斗はユキの心の支えが取れたような感覚を覚え、ブレイブレットでユキの姿に変わる。
「今回はお前に任せるぞ…ユキ!」
更に雪斗の意識は一瞬にしてユキに入れ替わる。入れ替わったと同時に、3人はガトーの力で既に玉菜がスタンバイしている屋上へと瞬間移動し、玉菜と合流した3人はブレイブスプーンを構える。
「「「「マジパティ・スイート・トランスフォーム!!!!!」」」」
カオスはティラミスの前で赤子にカオスの力を与え、両方の性別を持つ人間に身体を変えさせた。身体の大きさの割に、カオスの力を相当量持っていたため、当初はコントロールができず、廃デパートのコウモリ達やティラミスを困らせていた。この5年でコントロールが容易くなったのは、ティラミスやコウモリ達の献身的な教育の賜物と言えよう。
仁賀保先生は、昨日の瑞希からの話を思い出しながら、マカロンの話を真剣に聞く。媒体が生まれて間もない男の赤ちゃんだと聞かれた時は驚きを隠せなかったが、カオスソルベだった頃のユキを献身的に面倒見ていたのは、媒体が受けられなかった愛情を彼女に与えてやりたかったのかもしれない。
「動画の収益は…ユキ以外にしか使ってない…生きるためには…こうするしか…なかったんだ…」
「あなたにとって、ユキは…一体どんな存在なの?」
涙ぐむ幹部の姿に、僧侶はそう問いかける。
5限目になり、シャベッターにいる「ミルフィーユ」の正体に関して動きがあった。その時間は瑞希と玉菜のクラスは英語の授業であり、その授業中に木津先生が1人の女子生徒のスマートフォンを取り上げたのだ。
「川原さん、授業中にスマホを操作するのは関心しませんね?」
クラスメイトである川原佑香のスマートフォンが、木津先生から取り上げられたのである。
「英単語を調べるくらいなら認めますが、授業中のSNS…それも、授業とは関係のない書き込みは以ての外ですよ?」
取り上げられたスマートフォンには、シャベッターの画面…それも、瑞希が昨日の朝に見た画面と同じだ。川原の後ろの席に座る瑞希は、思わずその画面に釘付けとなる。
「私の授業よりも重大な書き込みでしたら、今の書き込みを前に出て英訳していただけますか?」
流浪の講師はそう言いながら黒板を指さすが、川原は黒板の方へ向かおうとしない。
「重大な内容ではないのでしたら、バケツを持ち上げて、廊下に立っていてください!!!」
川原は廊下に立たされた。甘夏は元々動体視力が高いこともあり、瑞希は川原がシャベッターに書き込んだ内容はすぐに判別する事が出来た。
今回の件での最重要参考人と見て、間違いないだろう。
理由はすぐに判った。先月の学園敷地内にある共同図書館の蔵書ラクガキ事件で拡散ツイートされた事に対する逆恨み…その時の共犯だった鈴木金美はあの事件から3日ほど学校には来ていたが、それ以降は学校には登校していない。風の噂では、厳格な両親からの激しい叱責で家出してしまったと囁かれている。蛸島サオリに関しては、あの事件がきっかけで両親が離婚し、島根の市立中学校へ転校してしまった。
5限目の授業が終わると、瑞希は玉菜に川原のシャベッターの画面について耳打ちし、LIGNEで一悟や僧侶達にも密告する。一方、木津先生は下妻先生と3年C組の担任である木更津先生にも川原が授業中にSNSに書き込みをしていたという報告をする。
「木更津先生、川原さんですが先月も問題を起こされたそうで…学校側としても、今回の件を含めまして、厳しめの社会的制裁を下した方がよいと思います。」
「木津先生の仰る通り、川原が県議会議員の娘であるとはいえ、社会的混乱を起こしたという事実は変えられません。先月の事も踏まえ、川原を1人の人間として裁きましょう。」
川原が鈴木金美と蛸島サオリと比べて、今も平然と学校にいるのは、県議会議員である父親が上手く言いくるめてもみ消したからである。有名人の名を語って、「自分は正しい事をしている」というを免罪符を盾に1人を袋叩きにしようとする行為…それは、ブラックビターですら行った事のない行為である。
「生徒の呼び出しをします。3年C組の川原佑香、大至急校長室まで来なさい!繰り返します。3年C組の川原佑香、大至急校長室まで来るように!親御さんも校長室で待機中です!」
放課後になると、川原は校長室に来るように呼び出されたが、彼女が向かうのは校長室ではなく中庭だった。これまで父親の身分を盾に、鈴木金美、蛸島サオリ共々授業をサボったり、無理矢理部活に勧誘させたり、気に入らない奴らは吊し上げ、圧力をかけて排除してきた。川原佑香はそれがいつまでも続くと信じていた…しかし、先月のラクガキの件でそれができなくなってしまったのだ。
「ちょっとぉ…それ、まころんが借りようとしてる本なんですけどー(ぷん)マヂで許せん!!!本にrkgkするなっ!拡散よろぴこ☆彡」
まころんのこのツイートで、瞬く間に名前、住所、家族の職業、シャベッターのアカウント等が特定され、炎上。その流れで吹奏楽部は退部。他の処分は父親を利用して軽くしてもらった。それを事件から1週間後、鈴木金美に咎められ…
「佑香…もうこんな事やめよう!もう、私…怪物に襲われてまで悪い事したくないっ!!!」
その言葉にカッとなった川原が気が付くと、鈴木金美は動くことも、息をすることもしていなかった。幸いにも、その日は千葉先生の件で生徒達は下校している真っ最中だった。教職員達に見つからないよう、鈴木金美を隠し、何食わぬ顔をして自分も下校する。
その後も何食わぬ顔で今までと同じことを繰り返す日々だったが、それが段々と退屈になり、面白くなくなっていく…そこで不意に思いついたのが、まころんへの報復だった。裏を取る事など、川原佑香にとってはどうでもいい事で、とにかくまころんを叩けばそれでよかったのだ。ミルフィーユを名乗ったのは、たまたままころんの動画で目についただけ。
「悪の組織だろうが、正義の味方だろうが、あたしの気に入らないものは排除するだけ…まぁ、悪の組織なんて潰せば褒められてちやほやされる世の中。あたしは悪い事なんてしていない…」
「ぶっぶー!あなたは排除する者として相応しくない…悪の組織よりも醜い顔で嗤うあなたは、醜く踊って社会的に終わる運命よ!!!私のマリオネットとして…」
狂ったように嗤う中学生…そんな中学生に対し、辛辣な言葉の矢と共に黒い光が放たれ、川原佑香はその姿をスイーツの怪物・カオスイーツとしてその姿を変える…
「ドオオオオオオオオオオオオンッ」
中庭から響き渡る爆発音に、一悟達はハッとする。どうやらカオスイーツが現れたようだ。一悟達は一瞬マカロンを疑ったが、マカロンは朝から僧侶アンニンと一緒だったため、カオスイーツを出すのが困難だと判断する。
「そういや、さっきから放送で川原が呼び出されてるけど…」
一悟の言葉に、みるくは今回カオスイーツにされたのが川原佑香である事に気づく。そして、そのまま一悟、みるく、雪斗の3人で保健室へと向かう。
「ガラッ…」
保健室にはマカロン、僧侶アンニン、キョーコせかんどが既にいる。僧侶アンニンに関しては、何を思ってかスイーツ界の姿になってスタンバイをしている状態だ。
「マカロンの動画配信は、組織のためにやった事ではないという事が判った。今のユキにはつらい事かと思うが、ユキ…お前は、いい奴にお世話されてたんだな。」
僧侶の言葉に、雪斗はユキの心の支えが取れたような感覚を覚え、ブレイブレットでユキの姿に変わる。
「今回はお前に任せるぞ…ユキ!」
更に雪斗の意識は一瞬にしてユキに入れ替わる。入れ替わったと同時に、3人はガトーの力で既に玉菜がスタンバイしている屋上へと瞬間移動し、玉菜と合流した3人はブレイブスプーンを構える。
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