激甘革命!マジパティ(分割版)

夜ノ森あかり

文字の大きさ
105 / 248
勇者クラフティ編

第28話「勇者もびっくり!?ダークミルフィーユはロリータがお好き」③

しおりを挟む
「いやぁ~…トモちん、迷い人扱いされちゃってたなんてねぇ~…」

 夕飯を済ませた雪斗達は、友菓と一緒に入浴中である。勿論、雪斗はユキと入れ替わり、今夜一晩は絶対に出てこないようにユキに釘を刺される。

「笑い事じゃない!貴様、当事者なんだぞ!!!」

 あっけらかんとした態度をする友菓に向かって、ネロが叱責する。

「でも、迷い人らしい態度ってなぁに?分かりやすく説明してよ…さもなくば、ユキたんのぱいぱいモミモミするぞ!!!」

「ぴえっ!!!」

 友菓の揚げ足取りに、ネロは思わず言葉を詰まらせてしまう。



「パカンっ!!!(げんこつ)」



「それにしても、どうして大勇者様は僕達に友菓の様子を見るように言ったのかな?もしや…勇者クラフティの…」

「察しがいいねぇ~…トモちん、マジパティなんだ♪しかも、まさかの「知性」を司るとか…意外っしょ?」

 頭にたんこぶを乗せたまま話す友菓の言葉に、ネロとユキは呆然とする。



 そう…氷川台友菓こそ、勇者クラフティの知性を受け継ぐマジパティ・ソルベなのである!!!







 入浴を済ませたユキ達は雪斗の部屋に入り、友菓から事情を聞くことにした。友菓が持っているブレイブスプーンは間違いなく雪斗とネロが持っているブレイブスプーンと同じ水色の宝石が付いており、彼女がソルベである事を決定づける証拠でもあるからだ。

「カオスに取り込まれたあとの事…全っ然覚えてないんだよねー…ところどころ、意識飛んでたし…」

「意識が…飛んでた?」

「うん…最近になって、アイツがトモちんのソルベとしての力使って、他のマジパティ牽制するもんだからさぁ…やんなっちゃうよ!」

 その言葉に、ユキは革新的な事に気づく。



「それって…ダークミルフィーユのこと?昨日、雪斗が見たんだけどさ…ダークミルフィーユの腰に、何故かプディングとソルベのブレイブスプーンが付いていたの。ミルフィーユのブレイブスプーンはつけていなかったのに…」



 ユキの質問に友菓は頷く。

「察しがいいね。ユキたん…そのうちのソルベの方がトモちん。」

「貴様が巻き込まれた「茅ケ崎中高生失踪事件」の失踪者の名前は全て知っている。金城ここながプディングで、藍本有馬がクリームパフ…間違いないな?」

 友菓は黙って頷く。どうやら本当のようだ。

「そして、ミルフィーユ…いや、今の姿の名で呼ぶか。ダークミルフィーユは…」



「あすちゃん…千葉明日香だよ。」



 その時、ユキの中で雪斗は、昨日の一悟の戦いぶりを思い出した。いつもは平然と避けてはカウンターを仕掛ける一悟だが、昨日はギリギリで避けるのがやっとだったし、決め技もココアの力の方が上回っていた…一悟は、内心焦っている…まるで、一悟の役に立ちたいためだけに焦っていたあの時の自分のように…



 友菓の話では、ダークミルフィーユの意識の中では何をする事もできず、ただただダークミルフィーユが見た景色をぼーっと眺めるだけの日々だった。その様子がどうにも耐え切れず、ダークミルフィーユの意識が他の所へ集中したスキをついて、ダークミルフィーユの意識から飛び出してきたとの事だった。

「アイツは…ダークミルフィーユになってから…トモちん達を消そうと…ユキたんを襲ったのがいい例だよ。ふざけんなって…話…だよ…」

 ダークミルフィーユの事を話す友菓の様子は、ユキとネロからは、どことなく悔しそうに見える。



「だから…トモちん…フラれちゃった…クラフティ…は…トモちんの…知らないとこで…あすちゃんと…」



 段々と言葉を詰まらせていく友菓の姿に、ユキは黙って友菓に寄り添う。



「自分がクラフティに相応しいって思いあがった結果が…クラフティの敗北を招いたなんて…バカだよ!!!!トモちん、大バカものだよっ!!!!!」



 大粒の涙を流しながら、自身の失恋と同時に、自分の勇者の敗北を知った少女は、ネロとユキに寄り添われながら声を上げて泣いた。「恋愛経験」はないに等しい2人だが、最適な言葉を捧げられなくとも、友菓の話を聞くことはできる。ユキとネロは、何も言わずに友菓の気の済むまで彼女の話を聞き続ける。



「ごめん…なさいっ…先輩…あの時突き飛ばしちゃってごめんなさいっ!!!!!」





 ………





 それから一夜が明けると、友菓はまるで台風一過の海のような表情でユキ達に挨拶をする。昨晩のうちにガレットが友菓の祖父母に連絡を取り、仕事の関係で週末に面会するという約束で友菓は暫く魔界のマジパティ達と一緒に過ごしながらサン・ジェルマン学園中等部に体験編入する事になったのだった。

「氷川台友菓でっす!!!トモちんって呼んでください!」

 玉菜たまなと瑞希のいる3年C組に編入し、元々の性格も相まって友菓は瞬く間に時の人となったのである。



「へぇ~…トモちんって、「前の学校」では水泳部だったんだ…」

「うん、小学校の頃から個人メドレーの選手に選ばれてたんだ。まぁ…ここ、水泳部ないのが残念だけど。」

 放課後に入り、友菓は玉菜と瑞希から学校案内を受けている。みるくの夢の中に金城ここなが現れた事もあり、先代マジパティについての情報も瑞希や玉菜にも知らされている。



 …勿論、一悟には口止めしておくという条件で。



「ところでさぁ…聞こうと思ったんだけど、英語の時間にものすごーく懐かしい空気があって…」



「ドオォォォォオオン!!!!!」



 突然グラウンドに響く轟音と、グラウンドから校舎内に避難する生徒達…

「瑞希、いちごんは?」

「一悟は高等部の空手部が活動日なので、高等部の格技場です。」

「それなら大丈夫ね!トモちんも、いったん保健室についてきて!!!」

 玉菜に言われるがまま、友菓も2人と一緒に保健室へ向かう。



「ガラッ…」



「「失礼します!!!」」

 2人が保健室のドアを開けると、そこには既にみるく、雪斗、あずき、トロールがいる。

涼也りょうやは高等部の剣道部と合同練習中よ。今回はミルフィーユ不在とはなるけど、気を付けて頂戴ね。」

「「「「はいっ!!!」」」」

 僧侶アンニンの言葉に、みるく達はブレイブスプーンを構える。

「それから、氷川台さん…あなたには私から話があるわ。今はここに居て頂戴。」

「はぁーい…」

 友菓はしぶしぶ返事をする。どうやら、こういう重苦しい空気が苦手なようである。



「「「「マジパティ・スイート・トランスフォーム!!!!!」」」」







 一方、一悟は高等部にある格技場で空手部の練習に参加しているはずだったが…

禍々まがまがしい混沌こんとんのスイーツ、勇者の力で木端微塵こっぱみじんにしてやるぜ☆」

 高等部の格技場にベイクとショートケーキの再生カオスイーツが現れ、空手部と剣道部は練習どころではなくなってしまったのである。涼也は一悟をミルフィーユに変身させるために、一悟を更衣室に入れてから他の部員達に紛れつつ避難したのだった。



 最初に戦ったカオスイーツだけに、絶対に勝てる…ミルフィーユはそう確信していた。だが、ダークミルフィーユの奇襲でプディングが負傷して以降、ミルフィーユにはプディングに対する罪の意識が芽生え、前よりも段々と力が衰えゆく感覚を感じる。

「かはっ…」

 カオスイーツに足を掴まされたミルフィーユは天井高くから激しく床に背中を打ち付け、ワンバウンドする。

「ミルフィーユ!!!」

「このカオスイーツ…つえぇ…でも、俺は勝たなきゃ…いけねぇんだ…」

 ミルフィーユはすぐに起き上がるが、普段ならこの程度の攻撃を受けてもすぐに飛び上がるミルフィーユにココアはどことなく不穏な空気を感じ取る。



『一悟の奴…この間、みるくが怪我をした時の事…いいや、それだけじゃねぇ!ダークミルフィーユもどことなく…涼也と…』



 カオスイーツが強くなったのではない…一悟ことミルフィーユが弱体化した…この時、ココアはそう確信した。

「とにかく、単撃ち決戦だ!!!ココア、行くぜ!!!!!」

 ミルフィーユはミルフィーユグレイブを出しながらそう言うが、ココアは…



「悪りぃ…ミルフィーユ…今のお前に、俺の力は負担がデカすぎる…」



 その瞬間、カオスイーツの身体から白いクリーム状の物体が飛び出し、ミルフィーユに直撃する。壁に激しく背中を打ち付けたミルフィーユは、カオスイーツに動きを封じられたまま黒光りする稲妻の攻撃を受けてしまう。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大和型戦艦、異世界に転移する。

焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。 ※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

​『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』

月神世一
SF
​【あらすじ】 ​「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」 ​ 坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。  かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。  背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。 ​ 目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。  鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。 ​ しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。  部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。 ​ (……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?) ​ 現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。  すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。  精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。 ​ これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。

~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる

僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。 スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。 だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。 それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。 色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。 しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。 ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。 一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。 土曜日以外は毎日投稿してます。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜

美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊  ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め… ※カクヨム様にも投稿しています ※イラストはAIイラストを使用しています

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

処理中です...