132 / 248
レインボーポット編
第34話「想いは一つ!勇者クラフティと明日香の愛の力!!!・後編」⑤
しおりを挟む
「パァァァァァァンッ!!!!!」
海岸に佇む扉が光の粒子となって弾け飛び、そこから一悟、明日香、勇者クラフティの3人の姿が出て来る。
「一悟、おにぃっ!!!」
「いっくん!!!」
「明日香っ!!!」
一悟達の所へ、女勇者と9人のマジパティ達が集結する。
「やっと、心の闇から抜け出せたわね?」
「ありがとう…シンシア…」
そう言いながら、男の勇者は愛する者の救出に協力した幼馴染である賢者に感謝の意を示す。
「なぁ…あれって…」
トロールが扉が弾け飛んだ跡を指さす。そこには、2つの白と金を基調としたティーポットが転がっている。共に同じ形ではあるが、細かい装飾に違いがある。
「懐かしいな…勇者とマジパティ達のさらなる結束の象徴…」
「力…愛…知性…光…そして、勇気…それらが一つになる事で生み出される奇跡…」
魔界のマジパティ達は、2つのポットを拾い上げると、己の勇者のいる海の家へと走り出す。
明日香が黒水晶から解放され、明日香は自分の胸中を告白し、謝罪の言葉を述べる。流石に女勇者からの平手打ちが明日香に炸裂したのは、誰も予想もしていなかったが、明日香も男の勇者も、彼女の怒りは覚悟の上だった。
「でもね…アタシは過酷な運命を背負っても、それが不幸だとは思ってない。どんな運命であっても…アタシは好きな人と再会できたし、一悟達と出会って…親父やアンヌ達と再会できた。だから…アタシは「幸せ」よ。」
そう話しながら、シュトーレンは明日香の心の世界で、一悟が明日香に最後に罵った事を訂正する。履いているミュールのヒールで一悟の足の甲をぐりぐりと踏みつけている時点で、一悟に対して怒ってはいる模様。
「だから、アタシを勇者として目覚めさせた罰よ!!!おにぃ、絶対に明日香の手を離しちゃダメだからね!!!それから、木苺ヶ丘に戻ったらアパートでも借りて2人で暮らしてよねー!!!」
「ハァッ!?」
女勇者の言葉に、彼女の兄貴分である男の勇者は目を丸くする。
「お…オイッ!!!あの家とカフェの名義は「首藤聖一郎」だったはずじゃ…」
「確かに建てた時の名義は「首藤聖一郎」ではあるけど、もうあの家の名義…おにぃが来た時点で「首藤和真」に変わってるし、来月からカフェの経営者は「首藤利雄」になるって保健所には連絡済みよ?」
家の名義が父親、カフェの名義が夫に変わった事をしれっと話す妹分に、クラフティは愕然とする。
「いやぁ…セーラに一杯食わされましたなぁ…近くにいい物件あるけど、紹介状書いとくぅ?」
「頼む…シンシア…」
男の勇者は項垂れながら、賢者にそう告げる。
海岸に佇む扉が光の粒子となって弾け飛び、そこから一悟、明日香、勇者クラフティの3人の姿が出て来る。
「一悟、おにぃっ!!!」
「いっくん!!!」
「明日香っ!!!」
一悟達の所へ、女勇者と9人のマジパティ達が集結する。
「やっと、心の闇から抜け出せたわね?」
「ありがとう…シンシア…」
そう言いながら、男の勇者は愛する者の救出に協力した幼馴染である賢者に感謝の意を示す。
「なぁ…あれって…」
トロールが扉が弾け飛んだ跡を指さす。そこには、2つの白と金を基調としたティーポットが転がっている。共に同じ形ではあるが、細かい装飾に違いがある。
「懐かしいな…勇者とマジパティ達のさらなる結束の象徴…」
「力…愛…知性…光…そして、勇気…それらが一つになる事で生み出される奇跡…」
魔界のマジパティ達は、2つのポットを拾い上げると、己の勇者のいる海の家へと走り出す。
明日香が黒水晶から解放され、明日香は自分の胸中を告白し、謝罪の言葉を述べる。流石に女勇者からの平手打ちが明日香に炸裂したのは、誰も予想もしていなかったが、明日香も男の勇者も、彼女の怒りは覚悟の上だった。
「でもね…アタシは過酷な運命を背負っても、それが不幸だとは思ってない。どんな運命であっても…アタシは好きな人と再会できたし、一悟達と出会って…親父やアンヌ達と再会できた。だから…アタシは「幸せ」よ。」
そう話しながら、シュトーレンは明日香の心の世界で、一悟が明日香に最後に罵った事を訂正する。履いているミュールのヒールで一悟の足の甲をぐりぐりと踏みつけている時点で、一悟に対して怒ってはいる模様。
「だから、アタシを勇者として目覚めさせた罰よ!!!おにぃ、絶対に明日香の手を離しちゃダメだからね!!!それから、木苺ヶ丘に戻ったらアパートでも借りて2人で暮らしてよねー!!!」
「ハァッ!?」
女勇者の言葉に、彼女の兄貴分である男の勇者は目を丸くする。
「お…オイッ!!!あの家とカフェの名義は「首藤聖一郎」だったはずじゃ…」
「確かに建てた時の名義は「首藤聖一郎」ではあるけど、もうあの家の名義…おにぃが来た時点で「首藤和真」に変わってるし、来月からカフェの経営者は「首藤利雄」になるって保健所には連絡済みよ?」
家の名義が父親、カフェの名義が夫に変わった事をしれっと話す妹分に、クラフティは愕然とする。
「いやぁ…セーラに一杯食わされましたなぁ…近くにいい物件あるけど、紹介状書いとくぅ?」
「頼む…シンシア…」
男の勇者は項垂れながら、賢者にそう告げる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』
月神世一
SF
【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる