魔導師が騎士と男娼を拾ったら卑猥な三角関係となる(『1』完結+『2』連載中)

如月紫苑

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『1』第一章 プリンス・アルバートの魔導師

※5 男娼に挿れられるの、最高

「いらっしゃいませ。どんな男性をお探しでしょうか?」
「魔導師の相手を出来る奴はいるか?」
「魔導師様! 少々お待ちください!」
 年配の支配人がバタバタと奥へと走って行く。
 頭の後ろで手を組みソファに沈み込んで目を閉じる。暫くすると走って戻って来るのが聞こえて目を開ける。
 先程の支配人の後ろに顔の綺麗な男がいる。
 二十代前半だろうか。浅黒い肌でしっとりとした黒い艶のある髪、長身の綺麗な青年。切れ長の目が俺の動きを追う。落ち着いた少し艶のある声で『ルキ』と名乗る。シンプルなシャツにズボンを履いているだけなのに視線から表情、身のこなしまで、色気に当てられて下半身が反応し始める。
「彼には魔導師の経験があります。彼以外は残念ながら魔導師様のお相手はきついかと――――」
「いや、彼がいい。朝まで頼む」
 この視線。間違いなく魔導師を相手にした事ある目だ。気兼ねなく抱ける事に楽しみで体が疼き出す。
 彼に二階の少し内装がいい部屋へと案内される。大きなベッドが部屋の真ん中にある。
「ルキ、最初に体を流そう」
 すぐに手慣れた感じで用意してくれる。流石に体がだいぶ汚れてしまっているので楽しむ前は綺麗にしたい。
 
――――久し振りにゆっくりとリラックスして出来そうだしな
 
 唇をペロっと舐める。
 服を脱ぎ捨てると彼が俺の陰茎をチラッと見る。一瞬固まるが流石にプロだけあって俺のピアスを見ても顔色を変えない。このピアスをしている男はあまりいないのだろう。少なくとも俺はこの世界の色んな街で遊んできたが未だ出会った事はない。
 体を濡らしてから彼が俺の体を後ろから泡立ててくれる。気持ち良くって目を閉じる。肩から肩甲骨の隙間、背骨沿いに力を入れながらマッサージをしてくれる。特殊なオイル系石鹸らしく滑りがいい。人差し指と中指をゆっくりと背中の下の方へと滑らせていく。腰付近に近付くと手を広げて強弱を付けながら尻の方へと手を滑らせる。
 後頭部を彼の肩に乗せてその気持ち良さに身を任せる。
 ルキはゆっくりと俺の陰茎に指を滑らせると優しく睾丸を持ち上げて摘まむように揉み解していく。片手で亀頭のピアスを弄る度に少し呼吸が乱れる。
「それ、いい……」
「ピアス?」
 耳元で低く囁かれる。軽く耳を甘噛みされる。
「ん。いつ魔導師の相手をした?」
「三年前」
「抱かれた? 抱いた?」
「抱かれました」
「じゃあ今日は先に俺を抱け。好きなようにしていい。その後でルキを抱く」
 背後から睾丸を揉んでいた彼の手がすぐに滑り降りて奥の窄まりに触れる。石鹸の滑りを借りて彼の指が入り込んでくる。長い指が中を弄ってくる。何本も重なるように入ってきては中を広げていく。期待からか、もうすでに彼の剛直が背中に当たる。
 寄り掛かる俺の体を床に横たえると背中を俺に向けて俺の上に跨ぐ。中指を入れて前立腺を擦り上げてくる。亀頭を口に含むと舌先と歯でピアスを甘噛みしたり動かしたりする。それが俺の陰茎の中にまで響いて前立腺の刺激で無意識に腰が動く。
 
ヌチャ ヌチュ ヌチュ グチュ
 
 気持ちが良くって足先が何度も堅い床の上に真っ直ぐ伸びて痙攣する。前立腺を少し強めに押されながらピアスをキツく吸う。
「はっ……あ、ん、ぁあ!」
 下半身から競り上がってくる快感に背中を反らす。瞼の後ろの閃光で頭が真っ白になる。刺激を追いかけて体内がルキの指をギュウッと律動しながら締め上げる。
 痙攣が収まるのを待ってからルキがまた前立腺を指先で叩いてくる。
 
――――駄目だ。もう挿れて欲しい
 
「ベッド……行きたい」
 すぐに限界がきてルキの艶めかしい背骨を指先でなぞる。俺の声に彼の指がすぐに抜かれる。軽くお湯で泡を流されてから俺の腕を支える。
「立てますか?」
「手を貸してくれ。腰抜けてる」
 ルキは少し微笑むと屈んで俺を軽々と持ち上げる。
「ぅわ⁉︎ ……意外と力あるんだな」
「一応筋トレはちゃんとしていますよ」
「だからこんなエロい体をしているのか」
「ふっ。ありがとうございます」
 嬉しそうに少し目を細めて微笑む。その色気に我慢出来ず、首に腕を回す。
「キスは許されているのか?」
 どこまでルキに許可されているのか分からずに訊く。別に困らせたい訳じゃないので娼館の規則は守るつもりだ。
 彼は無言で俺を抱いたままベッドにもつれ込む。俺の唇を一度舐めると激しく舌を絡める。もうすでに彼に弄られた体が敏感にその快感に反応する。
 
――――キス、マジで上手い。こいつ、やばい
 
 彼は舌を絡ませながら俺の右足を腕に乗せる。彼の剛直がズブズブと一気に根元まで突っ込まれる。
 激しく抽挿されるとすぐに滑りのある体液が穴から漏れ出てくる。
「んっ! あ! ぃぁあ!」
 グボッグボッと容赦なく突き挿れてくる。腰が打ち付けられる度に彼の陰嚢もぺチンぺチンと半テンポずれて当たる。それが物凄く気持ちいい。
 足から手を離されて奥に擦り付けるように腰を卑猥ひわいに捻り回す。
 
グポン グップ グプ グポ
 
「ぁあ! はっ……ん、あ」
 俺の腰も彼の動きに合わせて動く。擦れてめくれた後孔の縁を彼の陰茎の根元が刺激して痺れるような快感がする。
 柔らかな舌がいやらしく俺の口内を犯し続ける。泡立って濁った体液が後ろから止めどなく漏れる。動く度に反り立った揺れる俺の竿からもボタボタと透明な汁が垂れ流しになる。
 シーツが足先に絡まる。
 
ヌチャ ヌチュ
 
 部屋には濡れた音と肉が絡み合う生々しい音、そして自分の喘ぎ声がする。
 彼の手が俺の亀頭のピアスを引っ掻いて軽く摘みながら少し動かし、奥深くを擦り付けてくる。
 
ゴリッ ゴリ
 
「あ、……ぁあ! ルキ! それ、気持ち……いい!」
 腰を擦り付けながらピアスを引っ張る。後孔がこねられる度に中が腸液でより濡れる。
 彼の舌が俺の口から抜け出すとそれを追いかけて彼の口内に舌を滑り込ませる。舌を絡ませ合いながら肉棒が深い場所で俺をえぐる。内臓が押し上げられる度に体が熱く震える。骨の髄から溶け出したような快楽が神経を駆け抜け、何度目かの中イキで光が目の裏で弾ける。
 ルキは小さく呻くと俺の痙攣する腰をベッドに押し付けて激しく抽挿する。
「どこに――――」
「中! 中ぁ、出して……ぁ、ぁあ!」
 
ビュルルルルル!
 
 熱いのが中で迸るのを感じると自分の透明な体液で濡れた肉棒からも精液が迸る。
 荒れた呼吸を繰り返しながらお互いの不規則に痙攣する体を感じながら目を閉じる。
 少し呼吸が落ち着くとルキは唸りながらゆっくりとまだ滾っている肉杭を引っ張り出す。溢れかえる精液の音がする。
「……ごめんなさい。あまりにも気持良くって……。次の方がもっと長持ちするから」
 彼の困惑したような低い声に俺は笑いながら彼の後頭部を引き寄せ舌を絡ませる。そのままルキの上に跨る。舌の表面で彼の舌を扱き上げるように絡ませる。彼の甘い唾液が口の中に拡がる。膝立ちになって彼を見下ろす。まだ俺の先っぽから濃い精液がゆっくりと糸を引いてポタポタと彼の綺麗に窪んだへそに垂れる。
「謝る理由ねぇよ。普通に長かったしこんなに凄く気持ちよかったのは久し振りだ」
 彼の唇に触れるとルキはすぐに舌を伸ばして指を愛撫してくる。伸びた長い首の下には上下する喉仏、くっきりとした鎖骨、いい筋肉量の胸、小さく尖った乳首、滑らかな腹筋、少し長めの真っ直ぐに伸びた竿に大きめの睾丸。陰毛は綺麗に処理してある。
 顔に視線を戻すと俺の指を舌で犯しながら切れ長の目が少し笑うように細まる。黒く長い睫毛の下から覗く濃い焦茶の目が俺を真っ直ぐ見ている。
 
――――マジでエロい
感想 3

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