28 / 28
「待ってるだけじゃ、救えない命があります」ーーー日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』
しおりを挟む
※ネタバレ注意です
劇場版をネトフリで観た後、ドラマに戻り、感動し、そしたら映画第二弾があるっていうじゃないですか!!!
まじで不覚、観に行くしかない!!
◇あらすじ
東京都知事・赤塚梓の肝いりで誕生した救命救急医療チーム、「TOKYO MER」。
彼らは最新の医療設備を備え、車内で手術も行える、走る緊急救命室・ERカーを駆り事故、災害、事件現場へ急行する。
都知事から託された使命はただ一つ。それは出動した現場で「死者を一人も出さない事」である。
東京MERは、数多く溢れる医療ドラマの中で、間違いなく新しい局地を切り開いた作品だと思う。
1クールに1本、多ければ2-3本ある医療ドラマ、「もういいよ」と食傷気味だった。
医療ドラマに欠かせない御涙頂戴の展開、亡くなる描写、血も怖いし、極悪院長とか院内政治とかーーもう見飽きたよって思っていた。
東京MERの切り口は、「医療と政治」だ。
そしてテーマは、「いのちの選別」。
医師として、極悪人の命を救いますか?
命は平等と言うけれど、綺麗事ではないですか?
あなたの大事な人を殺した人間を、なぜ助けなければいけないのですか?
そんな真摯で重いテーマが描かれている。
でも、暗くなりすぎずに見ていられるのは、そこにリアルと希望が共存しているからだ。
このバランス、ドラマとして見事ーーというほかない。
主人公の喜多見幸太は、めちゃ分かりやすい人間だ。
どんな人間でも救う、それが医者。
この信念を胸に、危険な現場に突っ込んでいく。
そのあまりに無茶なやり方は、どこか破滅願望を感じさせる。
幼いころに銃撃事件で両親を失い、いつ死んでもいい、この世に繋ぎ止める存在理由は医者であることーーだけなのかもしれない。
猛スピードで飛び交う医療用語や、オペの緊迫感は、これまでの医療ドラマとは一線を画している。
実際、現場ではこれぐらいのスピードでやってるんだろうなという説得力がある。
かといって、細かい手術の説明はない。ないのに、めっちゃすごいことをしているとか、危機感とかは伝わってくるのがすごい。
鈴木亮平さん、こんな医師がいたらマジで患者としてはありがたい!一家に一台、いや一人置いてくれ!!(誰w)
MERのメンバーにもそれぞれ過去と理念があり、成長して絆が深まっていくところもいい!
菜々緒さん、中条あやみさんなど、美人揃いなのも目の保養!!
賀来賢人さん演じる音羽尚も最たるもので、官僚と医師の信念の狭間で揺れるところが描かれている。
最初から、いい人やん!だって医師やもん!と思いつつ、安心して見れた。
レスキュー隊(要潤さん!)消防、警察などとの連携も見所だ。
個人的には公安警察の月島しずか、演じるのは稲森いずみさん、が素晴らしい!!格好良い!!!
全員がプロフェッショナルであると同時に、ヒーローではない。
誰かに応援されるためではなく、ただ目の前の命を救う、そのシンプルな理念のために突き進む。
彼らが強いのは、その信念に一点の曇りもないからだ。
人を助ける、命を救うーーそれはどこからどう見ても美しく善たるもので、迷いは生じないーーはずだった。
ところが、それが覆される事件が起こる。
喜多見チーフが命を救ったテロリスト・椿による事件だ。
椿のせいで喜多見チーフはテロリストに加担した罪で逮捕され、その上、たった一人の身内である妹の涼香を失ってしまう。
皮肉なことに、これまで数多くの人の命を絶対に救ってきたのに、どんなに絶望的な状況からも蘇生させていたのに、1番守りたい人を守ることはできなかった。
これは、あまりにも残酷すぎて、声を失うほど絶望的なシーンだった。
もうMERは解体しようーーとなる。
そこには政治的圧力もある。
「政界と医療は繋がっている」ということを描いたドラマは、意外とない気がする。
院内政治や医療や難病の難しさ、医療費、医療ミス、医師としての倫理ーーこれまで医療ドラマは病院の中で繰り広げられてきた。
ところがMERは患者のもとへ駆けつけることで、舞台を大きく広げた。
そして都知事直轄、補助金や税金を使っているということ、国家権力がなければ入れない場所、責任を取るのは都知事であることなどが描かれる。
だからこそ、MERの存続にとって、喜多見幸太の存在こそが希望でもあり、最大のアキレス腱だった。
最終的には、MERのまっすぐな信念が勝利し、周りの良心や善意に働きかける。
だが、失われた命は戻らない。
そして、テロリスト椿への敵討ちは銃弾ではなく、医療行為によって行われた。
このシーンがドラマ最大の見どころだと思う。
「こいつはまた人を殺すかもしれない。こんなことに意味はあるのか」
妹を殺した犯人を治療する喜多見チーフに、音羽は投げかける。
「分かりません。でも今は、命を救えてよかったと思います」
なんて後味の悪い最後だろう、そこには達成感も満足感も何もない。助けたい、助かりたいなんて、誰も思っていなかった。椿本人さえも。
社会的にも、積極的治療には値しないと思う。
喜多見チーフを動かしたのは、医師としての誇りですらない。
ただ、今まで自分がやってきたことは正しかったんだと、その証明のために、ある意味、自己満足のために治療したように私は思えた。
そうしなければ、自分を保てないからーーと。
喜多見チーフの医師としての仮面に隠された、狂気と業の深さを感じる、鳥肌の立つシーンだ。
政治と医療を描き、医療ドラマを院内から広いフィールドに展開した。
もう一つ新しい点は、「自然な女性リーダーの活躍」だ。
東京MERに出てくる女性は、マジでみんなかっこいいし、自然体だ。
MERのメンバー女性はもちろん、
東京都知事の赤塚さん(石田ゆりこさん)は柔らかな笑顔の裏に強い意志を秘めた政治家で、白金大臣は医系技官出身のクールな策謀家、私のイチオシ月島しずかさんは冷徹で有能で、どんな手段を使っても国家国民を守る警察官、そして劇場版の横浜MERの鴨居チーフ(杏さん!)は渡米して腕を磨いた凄腕の医師。
よく女性リーダー=感情的になるとか、男まさりとか、女性活躍推進のための数合わせとか、テンプレ的な描かれ方をしてきた。
でもMERでは彼女らの活躍が、ごく自然な形で描かれている。
女性だからすごいのでも特別なのでもなく、ただ医師や政治家や警察官として優秀であり、素晴らしい手腕を持っていることが、変なバイアス抜きで描かれている。
男性の補助、みたいな役どころは全くない。
ここが令和の新しいドラマだなと思った。
あとは、「MERのみんながこんな出動して命懸けの思いしないように、そもそも事故とかテロとかなくそうよ!!」と思ってしまったwそれやとドラマにならないんやけどw
でも、どんな災害も未然に防ぐのが一番。ヒーローの出番がないのが一番平和だ。
誰も悲しみ痛い思いをしないことを、切に願う。
MERには希望がある。
それと同時に、危うさも孕んでいる。
どんな命でも救うーー時にその美しい理念は諸刃の刃となって、彼ら医療従事者に突き刺さる。
それでも彼らは、諦めずにできることを一つずつやっていく。
どんなに危険でも、決して患者さんを見捨てない。
ヒーローだからじゃない、それが仕事だから。
誰かに押し付けられた役割でなく、自分の意思でやっているから。
極限状態でその理念を貫き通すときーー彼らの「仕事」は、「使命」に変わる。
劇場版をネトフリで観た後、ドラマに戻り、感動し、そしたら映画第二弾があるっていうじゃないですか!!!
まじで不覚、観に行くしかない!!
◇あらすじ
東京都知事・赤塚梓の肝いりで誕生した救命救急医療チーム、「TOKYO MER」。
彼らは最新の医療設備を備え、車内で手術も行える、走る緊急救命室・ERカーを駆り事故、災害、事件現場へ急行する。
都知事から託された使命はただ一つ。それは出動した現場で「死者を一人も出さない事」である。
東京MERは、数多く溢れる医療ドラマの中で、間違いなく新しい局地を切り開いた作品だと思う。
1クールに1本、多ければ2-3本ある医療ドラマ、「もういいよ」と食傷気味だった。
医療ドラマに欠かせない御涙頂戴の展開、亡くなる描写、血も怖いし、極悪院長とか院内政治とかーーもう見飽きたよって思っていた。
東京MERの切り口は、「医療と政治」だ。
そしてテーマは、「いのちの選別」。
医師として、極悪人の命を救いますか?
命は平等と言うけれど、綺麗事ではないですか?
あなたの大事な人を殺した人間を、なぜ助けなければいけないのですか?
そんな真摯で重いテーマが描かれている。
でも、暗くなりすぎずに見ていられるのは、そこにリアルと希望が共存しているからだ。
このバランス、ドラマとして見事ーーというほかない。
主人公の喜多見幸太は、めちゃ分かりやすい人間だ。
どんな人間でも救う、それが医者。
この信念を胸に、危険な現場に突っ込んでいく。
そのあまりに無茶なやり方は、どこか破滅願望を感じさせる。
幼いころに銃撃事件で両親を失い、いつ死んでもいい、この世に繋ぎ止める存在理由は医者であることーーだけなのかもしれない。
猛スピードで飛び交う医療用語や、オペの緊迫感は、これまでの医療ドラマとは一線を画している。
実際、現場ではこれぐらいのスピードでやってるんだろうなという説得力がある。
かといって、細かい手術の説明はない。ないのに、めっちゃすごいことをしているとか、危機感とかは伝わってくるのがすごい。
鈴木亮平さん、こんな医師がいたらマジで患者としてはありがたい!一家に一台、いや一人置いてくれ!!(誰w)
MERのメンバーにもそれぞれ過去と理念があり、成長して絆が深まっていくところもいい!
菜々緒さん、中条あやみさんなど、美人揃いなのも目の保養!!
賀来賢人さん演じる音羽尚も最たるもので、官僚と医師の信念の狭間で揺れるところが描かれている。
最初から、いい人やん!だって医師やもん!と思いつつ、安心して見れた。
レスキュー隊(要潤さん!)消防、警察などとの連携も見所だ。
個人的には公安警察の月島しずか、演じるのは稲森いずみさん、が素晴らしい!!格好良い!!!
全員がプロフェッショナルであると同時に、ヒーローではない。
誰かに応援されるためではなく、ただ目の前の命を救う、そのシンプルな理念のために突き進む。
彼らが強いのは、その信念に一点の曇りもないからだ。
人を助ける、命を救うーーそれはどこからどう見ても美しく善たるもので、迷いは生じないーーはずだった。
ところが、それが覆される事件が起こる。
喜多見チーフが命を救ったテロリスト・椿による事件だ。
椿のせいで喜多見チーフはテロリストに加担した罪で逮捕され、その上、たった一人の身内である妹の涼香を失ってしまう。
皮肉なことに、これまで数多くの人の命を絶対に救ってきたのに、どんなに絶望的な状況からも蘇生させていたのに、1番守りたい人を守ることはできなかった。
これは、あまりにも残酷すぎて、声を失うほど絶望的なシーンだった。
もうMERは解体しようーーとなる。
そこには政治的圧力もある。
「政界と医療は繋がっている」ということを描いたドラマは、意外とない気がする。
院内政治や医療や難病の難しさ、医療費、医療ミス、医師としての倫理ーーこれまで医療ドラマは病院の中で繰り広げられてきた。
ところがMERは患者のもとへ駆けつけることで、舞台を大きく広げた。
そして都知事直轄、補助金や税金を使っているということ、国家権力がなければ入れない場所、責任を取るのは都知事であることなどが描かれる。
だからこそ、MERの存続にとって、喜多見幸太の存在こそが希望でもあり、最大のアキレス腱だった。
最終的には、MERのまっすぐな信念が勝利し、周りの良心や善意に働きかける。
だが、失われた命は戻らない。
そして、テロリスト椿への敵討ちは銃弾ではなく、医療行為によって行われた。
このシーンがドラマ最大の見どころだと思う。
「こいつはまた人を殺すかもしれない。こんなことに意味はあるのか」
妹を殺した犯人を治療する喜多見チーフに、音羽は投げかける。
「分かりません。でも今は、命を救えてよかったと思います」
なんて後味の悪い最後だろう、そこには達成感も満足感も何もない。助けたい、助かりたいなんて、誰も思っていなかった。椿本人さえも。
社会的にも、積極的治療には値しないと思う。
喜多見チーフを動かしたのは、医師としての誇りですらない。
ただ、今まで自分がやってきたことは正しかったんだと、その証明のために、ある意味、自己満足のために治療したように私は思えた。
そうしなければ、自分を保てないからーーと。
喜多見チーフの医師としての仮面に隠された、狂気と業の深さを感じる、鳥肌の立つシーンだ。
政治と医療を描き、医療ドラマを院内から広いフィールドに展開した。
もう一つ新しい点は、「自然な女性リーダーの活躍」だ。
東京MERに出てくる女性は、マジでみんなかっこいいし、自然体だ。
MERのメンバー女性はもちろん、
東京都知事の赤塚さん(石田ゆりこさん)は柔らかな笑顔の裏に強い意志を秘めた政治家で、白金大臣は医系技官出身のクールな策謀家、私のイチオシ月島しずかさんは冷徹で有能で、どんな手段を使っても国家国民を守る警察官、そして劇場版の横浜MERの鴨居チーフ(杏さん!)は渡米して腕を磨いた凄腕の医師。
よく女性リーダー=感情的になるとか、男まさりとか、女性活躍推進のための数合わせとか、テンプレ的な描かれ方をしてきた。
でもMERでは彼女らの活躍が、ごく自然な形で描かれている。
女性だからすごいのでも特別なのでもなく、ただ医師や政治家や警察官として優秀であり、素晴らしい手腕を持っていることが、変なバイアス抜きで描かれている。
男性の補助、みたいな役どころは全くない。
ここが令和の新しいドラマだなと思った。
あとは、「MERのみんながこんな出動して命懸けの思いしないように、そもそも事故とかテロとかなくそうよ!!」と思ってしまったwそれやとドラマにならないんやけどw
でも、どんな災害も未然に防ぐのが一番。ヒーローの出番がないのが一番平和だ。
誰も悲しみ痛い思いをしないことを、切に願う。
MERには希望がある。
それと同時に、危うさも孕んでいる。
どんな命でも救うーー時にその美しい理念は諸刃の刃となって、彼ら医療従事者に突き刺さる。
それでも彼らは、諦めずにできることを一つずつやっていく。
どんなに危険でも、決して患者さんを見捨てない。
ヒーローだからじゃない、それが仕事だから。
誰かに押し付けられた役割でなく、自分の意思でやっているから。
極限状態でその理念を貫き通すときーー彼らの「仕事」は、「使命」に変わる。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる