絶望の中の小さな奇跡

seki

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西暦1517年

西暦1517年

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第1話西暦1517年
ガタゴトガタゴト
キセキ「うっ!」
暗闇で目を覚ましたキセキ
?「目が覚めたか?」
急に声をかけられて驚いたが返答した。
キセキ「ここどこですか?」
?「鷹の積み荷の中だ。」
キセキ「鷹?鷹ってなんですか?」
?「!鷹を知らないのか?鷹というのは人攫いや強奪など様々な犯罪を犯している暴力集団だ。」
キセキ「へー。そんな奴らが。・・・ってそれならなんでこんな積み荷の中にいるんですか!」
?「俺らは2人とも捕まって出られないからだよ。出られてたらとっくに出てるさ。」
キセキ「え!この積み荷から出られないだけ?」
?「ああ、そうだが。」
キセキ「なら、壊して出れば良いのでは?」
?「無理だ。この積み荷は頑丈な木で出来てる。人じゃ壊すなんて・・・!!」
バキッ!!
運び屋「なんだ貴様!!」
ドゴッ!ドゴッ!
運び屋「クソっ!覚えてやがれ。おい!逃げるぞ。」
キセキ「根性なし。逃げるなぁ!大体その台詞古いんだよ。」
運び屋2人は逃げていき、?が積み荷から出てきた。
?「どっどういうことだ。君は一体何者なんだ?」
キセキ「ん?俺はキセキ。お前は?」
?「俺は大史(たいし)だ。キセキっていうのか。」
大史はその時キセキを見て直感的に救世主を見たように感じた。
大史「それより、っ!」
大史はボロボロになっていた今にも倒れそうだった。キセキが肩を支えた。
キセキ「おい、大丈夫か?家はどこにあるの?え!」
その時、キセキは気づいた。いつもの河川敷のようだが周りの景色が全く違うことに。
大史「どうした?」
キセキ「ここどこだよ?よく考えたら、大史の服もおかしいし。」
大史「服がおかしいのキセキの方だ。そんな服は初めて見た。」
キセキ「はっ?この服見たことないって・・・!」
その時キセキは何かを察した。
キセキ「・・・ねん・・・」
大史「なんか言ったか?」
キセキ「今西暦何年だよ!」
大史の肩を揺さぶった。そうすると大史は
大史「せっ・・・1517年だ。」
キセキ「!」
キセキは混乱した。そうキセキは実に500年の時を超えてこの国の七国時代ととよばれる過去の時代に来てしまったのだ。キセキが質問しようとした時
大史「うっ!」
大史が倒れてしまったのだ。
キセキ「大史!!」
キセキは大史をおぶり大史に案内してもらいひとまず大史を家まで運んだ。
幸いにも攫われてすぐ脱出したため15分ほどで到着した。
キセキ「大史着いたぞ。ここか?」
大史「うっ!ありがとう・・あとは・・ま・・ゆ・・・」
キセキ「まゆ?まゆってなんだ?大史!!」
大史「・・・」
キセキがその村の入り口で叫んでいると1人の娘が近寄ってきた。
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