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第1章 夢への誓い
1.寝起きに弟子志願
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念願の探索者デビューを果たした、赤髪の青年ザイン。
単独でのダンジョン攻略を終えた疲れからか、彼はぐっすりとベッドで熟睡していた。
その翌朝の出来事だった。
ザインが泊まる宿屋の一室。
穏やかな朝を迎えるはずが、彼の眠りは何度も扉を叩かれる音によって妨げられてしまう。
「もう、何だよぉ……。宿屋のご主人が起こしに来たのか……?」
どれだけベッドの上で粘ろうとも、ノックの音は鳴り止まず。
渋々起き上がったザインが扉を開ければ、そこには厳つい宿屋の主人──ではなく、見慣れぬ桃色の髪の少女と、空色の髪の少年が立っていた。
「……ど、どちら様ですか?」
全く面識の無い二人組。
パッと見た印象では、仲の良さそうな姉弟のように感じた。揃いの明るいグリーンの瞳が、ザインにそう思わせたのだ。
すると、身の丈程ある杖を持った少女が口を開く。
「昨日助けて頂いた、新人探索者のエルと申します。この子は弟のフィルです。……ええと、ザインさん……で、間違い無いですよね?」
「……まあ、そうなんですけど」
(エルとフィル……? でも、こんな子達に会った事は無かったはずだけどなぁ)
そもそも、何故面識が無いはずの彼女達が彼の名前を知っているのか。
ザインが頭を悩ませていると、続いて少年が会話に入って来た。
「あのっ! ザインさんがダンジョンに落し物をしていたようなので、お届けに来ました!」
そう言って少年が差し出したのは、確かにザインの持ち物である金属製のネームタグだった。
これは、ダンジョンで回収したアイテムの収納用ポーチに付けていたものだ。しかし、ザイン自身、タグを紛失していた事に気付いていなかった。
わざわざ拾って持って来てくれたのは有難いのだが、それでも落とし主には、彼女達に会った記憶が無い。
(まさかとは思うけど、俺の『スキル』が何か影響してるのか……?)
ザインの知る限り、一度も成功した事の無い所有スキル──『オート周回』。
ダンジョンから帰還する際、子供時代以来となる発動を試みた記憶はある。当時より体力も魔力も上昇したはずなので、今になって使えるようになったのならば……と、推測を立てていた最中。
「ええと……そのっ、ザインさん!」
「は、はい?」
フィルに思考を遮られ、考えを中断せざるを得なくなってしまう。
少年は綺麗なグリーンの瞳をキラキラと輝かせながら、期待に満ちた顔でザインを見上げていた。
彼のそんな様子を目の当たりにして、ザインはまるで昔の自分を見ているような感覚になる。
「も、もし良かったら……ぼく達を、ザインさんの弟子にしてもらえませんか⁉︎」
「…………ええぇっ⁉︎」
(俺も探索者になりたてのド新人なんですけどー⁉︎)
────────────
──時を遡る事、八年前。
ザインは少年に向けて、叫びながら木製の剣を振り下ろす。
しかし、気合いと共に振るわれたザインの剣を、相手は軽々と避けてみせた。
「隙がデカいな、ザイン!」
「まだまだぁ! 次こそはお前に一撃加えてやるよ、ディック!」
赤髪の少年ザインと、茶髪の少年ディック。
二人は毎日のように木剣を振り回し、時間があればいつでも剣の練習に明け暮れていた。
彼らの稽古の舞台となるのは、家の前に広がる切り拓かれた森の中。
その家で暮らすザイン達は、元は孤児だった。それぞれの理由で親を失い、義母であるエルフ族のガラッシアの養子となった少年達である。
中でもザインは最も幼い頃にガラッシアに拾われており、実の両親については何も覚えていなかった。
だからこそ彼は寂しさを感じず、ガラッシアや義理の兄弟であるディックらと共に、日々を楽しく過ごしている。
そんな日常を過ごしていた、ある日の事。
「ザイン! ディック!」
少女が家の窓からひょっこりと顔を覗かせ、剣を交えていた少年達の名を呼んだ。
二人は少女の声に気付きはしたものの、戦いの手を緩める事は無い。それぞれ正面の相手を視界に捉えたまま、ザインは少女との会話に反応する。
「何だよエイル! 今は忙しいんだけど……なぁっ!」
ザインが真上から振り下ろした木剣は、ディックの身体を僅かに掠めた。
対してディックは、すぐにその場から距離を取って剣を構え直す。
彼らのチャンバラを冷めた目で眺め、エイルと呼ばれた少女は言葉を投げた。
「もうすぐ出掛ける時間だって事、覚えてないの⁉︎ お母さんに怒られても知らないわよ!」
「あっ……」
「そういえば……」
ザインとディックの二人は、義母ガラッシアと共に、午後から王都の大神殿へ向かう予定である。
今年で十歳を迎えるザイン達には、大神殿にて自身の持つ『魔力属性』と『スキル』の判定を受ける決まりがあった。
今から三百年程前──魔王を倒すべく異世界から召喚した勇者の出現により、世界の仕組みにある変化がもたらされた。
その変化というのが『スキル』の出現である。
『スキル』とは、様々な能力を発揮する奇跡の力。伝説に語られる勇者にだけは、複数のスキルが備わっていたという。
彼の召喚を切っ掛けに、この世全ての人類に一つずつ、何らかのスキルが発現したのだ。
「母さんと王都に行く約束、すっかり忘れてたな……」
「俺も忘れてた……」
勇者がこの世界に召喚された年齢である十歳に因み、その年齢に達する子供には神殿での魔力属性の判定と共に、スキル判定をする慣わしが定着していった。
その習慣に従い、ガラッシアはザインとディックの二人を王都へと連れていくつもりなのだが、当の本人達の頭からは完全に抜け落ちていたのだった。
「さっさとその汗臭い服を着替えて、出掛ける支度をしなさい! 言っておくけど、きちんと忠告しておいたからね!」
そう言い残して、エイルは背を向けて部屋の中へと戻っていく。
ザインとディックは互いに顔を見合わせ、一つ頷いた。
「……水浴びして、着替えるか」
「……だな。じゃあ俺、先に着替え取って来るよ」
「おう。頼んだぜ、ザイン」
ディックは一足先に近くの川へ向かい、二人分の着替えを持ったザインが後から追い掛けた。
運動で火照った身体は川の水でさっぱりとクールダウンし、汗や土汚れも、全て綺麗に落とす。
そうして水浴びと着替えを済ませたザイン達は、駆け足で森を抜け家まで戻って来た。
既に家の前には、腰まで伸びた銀髪の髪を束ねたエルフの義母と、黒髪の少女が待ち構えている。
「二人共、着替えは済ませてきたようだな」
「母さん、待たせてごめん!」
「またいつもの稽古だったのだろう? 楽しんで剣術を学ぼうとする姿勢は素晴らしいものだが、母との約束を忘れるとはな……」
ガラッシアは呆れながらも、口元には微笑を浮かべている。
しかし、彼女の隣に立つエイルはご立腹らしい。ザインとディックより一つ年上のエイルは、ぷっくりと頬を膨らませていた。
それに気付いたザインは、機転を効かせてエイルにフォローを入れる。
「エイルが俺達に注意してくれなかったら、きっと母さんに怒られるまでディックと稽古を続けていたはずだ。助かったよ、エイル」
「……また今度同じような事があったら、その日のおやつはあたしが全部貰うからね」
「分かったよ。約束する。な、ディック?」
「お、おう! オレも約束する!」
話の流れでディックのおやつの未来まで巻き込んでしまったが、ひとまずエイルの怒りは、ある程度抑える事が出来たらしい。ザインはほっと胸を撫で下ろした。
義母ガラッシアに拾われた養子は、最年長である十一歳のエイル、十歳のザインとディックの三人。
そんなしっかり者の長女エイルの腕には、荷物が詰め込まれた布袋が抱えられていた。
「はい、これ。あんた達の分の飲み水とかが入ってるから、無くさないようにしないよ」
「うん、ありがとう!」
「ありがとよ、エイル!」
ガラッシアもそれより一回り大きな袋を背負い、改めて凛々しい声を発する。
「出立の準備は整ったな。私が留守の間、家の事は任せたぞ」
「任せておいて! あたしがきちんと留守を預かるわ!」
「ああ、頼りにしているよ。……母さんとの約束は、きちんと覚えているな?」
母の問いに、エイルは大きく頷いて答える。
「『子供だけで、川より向こう側には行かない事。森のダンジョンには絶対に近寄らない事』──でしょ? ちゃんと覚えてるわよ」
「そうだ。食料はきちんと家に確保してある。私の結界からは出ないようにするのだぞ」
再び頷くエイル。
「……さて、そろそろ向かうか」
名残惜しそうではあるものの、颯爽と歩き出したガラッシアに続いて、ディックが荷物を背負って後を追う。
ザインは家に残るエイルに手を振って、背を向けたままのディックはヒラリと片手を上げた。
「それじゃあ行って来る!」
「判定なんて、ちゃちゃっと済ませて戻って来るぜ」
「お土産、待ってるからね!」
義理の姉に見送られ、ザイン達は王都を目指す。
ガラッシアが何重にも張り巡らせた、結界の護符。
それが貼られた木々の間を抜けながら、ザインとディックはまだ見ぬ王都に胸を踊らせるのだった。
単独でのダンジョン攻略を終えた疲れからか、彼はぐっすりとベッドで熟睡していた。
その翌朝の出来事だった。
ザインが泊まる宿屋の一室。
穏やかな朝を迎えるはずが、彼の眠りは何度も扉を叩かれる音によって妨げられてしまう。
「もう、何だよぉ……。宿屋のご主人が起こしに来たのか……?」
どれだけベッドの上で粘ろうとも、ノックの音は鳴り止まず。
渋々起き上がったザインが扉を開ければ、そこには厳つい宿屋の主人──ではなく、見慣れぬ桃色の髪の少女と、空色の髪の少年が立っていた。
「……ど、どちら様ですか?」
全く面識の無い二人組。
パッと見た印象では、仲の良さそうな姉弟のように感じた。揃いの明るいグリーンの瞳が、ザインにそう思わせたのだ。
すると、身の丈程ある杖を持った少女が口を開く。
「昨日助けて頂いた、新人探索者のエルと申します。この子は弟のフィルです。……ええと、ザインさん……で、間違い無いですよね?」
「……まあ、そうなんですけど」
(エルとフィル……? でも、こんな子達に会った事は無かったはずだけどなぁ)
そもそも、何故面識が無いはずの彼女達が彼の名前を知っているのか。
ザインが頭を悩ませていると、続いて少年が会話に入って来た。
「あのっ! ザインさんがダンジョンに落し物をしていたようなので、お届けに来ました!」
そう言って少年が差し出したのは、確かにザインの持ち物である金属製のネームタグだった。
これは、ダンジョンで回収したアイテムの収納用ポーチに付けていたものだ。しかし、ザイン自身、タグを紛失していた事に気付いていなかった。
わざわざ拾って持って来てくれたのは有難いのだが、それでも落とし主には、彼女達に会った記憶が無い。
(まさかとは思うけど、俺の『スキル』が何か影響してるのか……?)
ザインの知る限り、一度も成功した事の無い所有スキル──『オート周回』。
ダンジョンから帰還する際、子供時代以来となる発動を試みた記憶はある。当時より体力も魔力も上昇したはずなので、今になって使えるようになったのならば……と、推測を立てていた最中。
「ええと……そのっ、ザインさん!」
「は、はい?」
フィルに思考を遮られ、考えを中断せざるを得なくなってしまう。
少年は綺麗なグリーンの瞳をキラキラと輝かせながら、期待に満ちた顔でザインを見上げていた。
彼のそんな様子を目の当たりにして、ザインはまるで昔の自分を見ているような感覚になる。
「も、もし良かったら……ぼく達を、ザインさんの弟子にしてもらえませんか⁉︎」
「…………ええぇっ⁉︎」
(俺も探索者になりたてのド新人なんですけどー⁉︎)
────────────
──時を遡る事、八年前。
ザインは少年に向けて、叫びながら木製の剣を振り下ろす。
しかし、気合いと共に振るわれたザインの剣を、相手は軽々と避けてみせた。
「隙がデカいな、ザイン!」
「まだまだぁ! 次こそはお前に一撃加えてやるよ、ディック!」
赤髪の少年ザインと、茶髪の少年ディック。
二人は毎日のように木剣を振り回し、時間があればいつでも剣の練習に明け暮れていた。
彼らの稽古の舞台となるのは、家の前に広がる切り拓かれた森の中。
その家で暮らすザイン達は、元は孤児だった。それぞれの理由で親を失い、義母であるエルフ族のガラッシアの養子となった少年達である。
中でもザインは最も幼い頃にガラッシアに拾われており、実の両親については何も覚えていなかった。
だからこそ彼は寂しさを感じず、ガラッシアや義理の兄弟であるディックらと共に、日々を楽しく過ごしている。
そんな日常を過ごしていた、ある日の事。
「ザイン! ディック!」
少女が家の窓からひょっこりと顔を覗かせ、剣を交えていた少年達の名を呼んだ。
二人は少女の声に気付きはしたものの、戦いの手を緩める事は無い。それぞれ正面の相手を視界に捉えたまま、ザインは少女との会話に反応する。
「何だよエイル! 今は忙しいんだけど……なぁっ!」
ザインが真上から振り下ろした木剣は、ディックの身体を僅かに掠めた。
対してディックは、すぐにその場から距離を取って剣を構え直す。
彼らのチャンバラを冷めた目で眺め、エイルと呼ばれた少女は言葉を投げた。
「もうすぐ出掛ける時間だって事、覚えてないの⁉︎ お母さんに怒られても知らないわよ!」
「あっ……」
「そういえば……」
ザインとディックの二人は、義母ガラッシアと共に、午後から王都の大神殿へ向かう予定である。
今年で十歳を迎えるザイン達には、大神殿にて自身の持つ『魔力属性』と『スキル』の判定を受ける決まりがあった。
今から三百年程前──魔王を倒すべく異世界から召喚した勇者の出現により、世界の仕組みにある変化がもたらされた。
その変化というのが『スキル』の出現である。
『スキル』とは、様々な能力を発揮する奇跡の力。伝説に語られる勇者にだけは、複数のスキルが備わっていたという。
彼の召喚を切っ掛けに、この世全ての人類に一つずつ、何らかのスキルが発現したのだ。
「母さんと王都に行く約束、すっかり忘れてたな……」
「俺も忘れてた……」
勇者がこの世界に召喚された年齢である十歳に因み、その年齢に達する子供には神殿での魔力属性の判定と共に、スキル判定をする慣わしが定着していった。
その習慣に従い、ガラッシアはザインとディックの二人を王都へと連れていくつもりなのだが、当の本人達の頭からは完全に抜け落ちていたのだった。
「さっさとその汗臭い服を着替えて、出掛ける支度をしなさい! 言っておくけど、きちんと忠告しておいたからね!」
そう言い残して、エイルは背を向けて部屋の中へと戻っていく。
ザインとディックは互いに顔を見合わせ、一つ頷いた。
「……水浴びして、着替えるか」
「……だな。じゃあ俺、先に着替え取って来るよ」
「おう。頼んだぜ、ザイン」
ディックは一足先に近くの川へ向かい、二人分の着替えを持ったザインが後から追い掛けた。
運動で火照った身体は川の水でさっぱりとクールダウンし、汗や土汚れも、全て綺麗に落とす。
そうして水浴びと着替えを済ませたザイン達は、駆け足で森を抜け家まで戻って来た。
既に家の前には、腰まで伸びた銀髪の髪を束ねたエルフの義母と、黒髪の少女が待ち構えている。
「二人共、着替えは済ませてきたようだな」
「母さん、待たせてごめん!」
「またいつもの稽古だったのだろう? 楽しんで剣術を学ぼうとする姿勢は素晴らしいものだが、母との約束を忘れるとはな……」
ガラッシアは呆れながらも、口元には微笑を浮かべている。
しかし、彼女の隣に立つエイルはご立腹らしい。ザインとディックより一つ年上のエイルは、ぷっくりと頬を膨らませていた。
それに気付いたザインは、機転を効かせてエイルにフォローを入れる。
「エイルが俺達に注意してくれなかったら、きっと母さんに怒られるまでディックと稽古を続けていたはずだ。助かったよ、エイル」
「……また今度同じような事があったら、その日のおやつはあたしが全部貰うからね」
「分かったよ。約束する。な、ディック?」
「お、おう! オレも約束する!」
話の流れでディックのおやつの未来まで巻き込んでしまったが、ひとまずエイルの怒りは、ある程度抑える事が出来たらしい。ザインはほっと胸を撫で下ろした。
義母ガラッシアに拾われた養子は、最年長である十一歳のエイル、十歳のザインとディックの三人。
そんなしっかり者の長女エイルの腕には、荷物が詰め込まれた布袋が抱えられていた。
「はい、これ。あんた達の分の飲み水とかが入ってるから、無くさないようにしないよ」
「うん、ありがとう!」
「ありがとよ、エイル!」
ガラッシアもそれより一回り大きな袋を背負い、改めて凛々しい声を発する。
「出立の準備は整ったな。私が留守の間、家の事は任せたぞ」
「任せておいて! あたしがきちんと留守を預かるわ!」
「ああ、頼りにしているよ。……母さんとの約束は、きちんと覚えているな?」
母の問いに、エイルは大きく頷いて答える。
「『子供だけで、川より向こう側には行かない事。森のダンジョンには絶対に近寄らない事』──でしょ? ちゃんと覚えてるわよ」
「そうだ。食料はきちんと家に確保してある。私の結界からは出ないようにするのだぞ」
再び頷くエイル。
「……さて、そろそろ向かうか」
名残惜しそうではあるものの、颯爽と歩き出したガラッシアに続いて、ディックが荷物を背負って後を追う。
ザインは家に残るエイルに手を振って、背を向けたままのディックはヒラリと片手を上げた。
「それじゃあ行って来る!」
「判定なんて、ちゃちゃっと済ませて戻って来るぜ」
「お土産、待ってるからね!」
義理の姉に見送られ、ザイン達は王都を目指す。
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