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非モテ童貞不幸自慢の俺が異世界で美男子に生まれ変わって性的に無双します! その6
しおりを挟む冬休みの間中、自室にサビをひっぱりこんで、セックスして過ごした。とは、言ってもサビもそれなりに忙しく、不法侵入者除けに屋敷に結界をはったり、馬が病気になったとなれば獣医の代わりに治療に行き、魔法薬(俺が使っている、セックスの為のものばかりではない。病気の治癒の為のものや、美容のためのものなど)を、精製したり、屋敷内の照明具に陽光を封じ込める魔法を施したり、祖父のキジ=ドウドウに教えを乞うたり。
その合間をぬって、俺とサビは交わった。
それ以外の時間は、読書か、弟の相手をして過ごした。前世で祖母が生きていた時、話してくれたおとぎ話を語ってやると弟は喜んだ。思えば祖母が生きていた頃はまだましな人生だったなと懐古する。
「むかーし、むかし、あるところに~おじいさんとおばあさんが住んでいました~」
「どーして、おじいさんとおばあさんがいたの?」
きゃっきゃっと無邪気に笑いながら弟は言う。そこつっこまれても。
「とにかく、いたの!おばあさんが川に洗濯に行くとー」
「川!?川があったの??」
きちんと話し終えたためしがない。が、楽しかった。
サビには時間が取れたら、部屋に来るように言ってあった。サビは喜んで従った。
サビは僕の部屋に入ると、お互いに手早く衣服を脱ぎ、キスして、ペニスを扱き合って、慌ただしく一つになった。サビは俺とセックスして、どんどん淫らになっていった。
最後の日は、出発ぎりぎりまで交わって、お互いを味わった。
その日は朝からセックスを始めて、二度、三度と達し、少し休憩をはさんで、また開始した。
「ん…♡ううん…♡ああん…♡すごく感じます…!ああん…♡」
サビは四つん這いになり、後ろから突かれながら、自らも積極的に腰を振った。
「あんっ♡すごい…っ♡気持ちいい…です!ああっ♡いくっ!いっちゃう…っ♡」
叫ぶように喘いで、サビは達した。一度、ペニスを抜いて、サビの回復を待つ。
「どうしたい?」
時間的に、これが最後だと思ったので、サビに要望を聞く。サビもわかっている。
「最初にしたみたいに…向き合ってしたい…です…」
と、遠慮がちに言った。
「うん」
仰向けになったサビに重なって、口づけた。
「んん…ん…♡」
ぴったりと肌をくっつけて、ペニスを擦り合わせあう。
「んん…っ♡あ…っ♡いい…っ♡」
サビの足を広げ、腰の下にクッションを挟む。そして、すでにとろとろになって、俺の精液があふれ出しているサビのアナルにペニスを深く挿入した。
「んあっ…♡ああん…♡」
「はあ…っああ…♡」
最後なので、サビの中をじっくりと楽しむ。ペニスを抜き差しして、お互い快感を得る。サビの反応を見ながら、腰を動かす。あるところを突くと、サビが目を見開いて、高い声を上げた。そこを重点的に責め立てる。
「ああ…っ♡あ…っ♡」
「はあ…っ♡ああ…」
「あっ…♡いいっ!いいっ!ジル様…っ!」
ゆっくり楽しみたい。
サビがいきそうになるたびに、挿入の角度を変え、焦らした。
「うっ♡ううん…♡ああん…♡」
ゆっくり、ゆっくり、長く楽しんだ後、射精の予兆が込み上げてきた俺は、激しくサビを突き出した。
「あ…んん…っ♡ああ…っ♡」
「はあっ…♡はあっ…♡」
「いく…っ♡いきます…!あ…♡ああ…っ♡」
サビが身を震わせ、射精した。長く絶頂を感じているサビの中に、俺も射精する。
「あっ…♡出てる…っ♡ジル様…!」
「んう…!ううっ…♡」
快感に集中する。長く、味わいたい。たっぷりとサビの中に出す。サビが受け止めてくれる。
「ああ…っ♡ああん…♡あ…あ…」
「んあっ…♡ああ…ああ…っ♡」
余韻を味わう。名残惜しかった。
最後に、サビがお守りです。と言って、一枚の紙をくれた。不思議な図形や文字のようなものが書かれている。サビが説明してくれた。
「サバシロの樹木で作った紙に書きました。この木は魔力を持っているんです」
「ふうん」
「この紙を使って、僕たちは魔法を操るんです」
「ありがとう、サビ」
さて、学校に戻ろう。馬車での道程を思うと気が重いが。
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